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TL2ndステージ12月1日の結果

日曜日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場だった。JSPORTSでトップリーグのセカンドステージ2試合を解説したのだが、前日同様、僅差の試合となった。

第1試合は、グループB(ファーストステージの下位グループ)の近鉄対NTTドコモの対戦。5位から7位は入れ替え戦、8位は自動降格とあって、各チーム、絶対に負けられない試合が続くのだが、この試合も白熱した。互いにPGを決めて、3-3で迎えた前半12分、ドコモはSO茂木のグラバーキックを、CTBミフィポセチがインゴールで押さえて8-3とリード。しかし、近鉄もすぐにSO重光がトライを返した、10-8と逆転する。24分にもSH金がモールサイドをついてトライを追加し、前半は15-8と、近鉄リードで折り返した。

後半も一進一退の攻防が続き、18-13と近鉄リードで迎えた34分、ドコモは、交代出場の箕内、フィルヨーンらを軸にゲインラインを突破し、最後は、フィルヨーンのキックパスを、茂野がキャッチしてトライ、フィルヨーンのゴールも決まって、20-18と逆転に成功する。このまま逃げ切るかと思われたが、38分、近鉄は、ドコモのラインオフサイドで得たPKからSO重光がPGを決めて再逆転し、接戦を制した。

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第2試合は、グループAのトヨタ自動車と東芝というフィジカルに自信を持つチーム同士の戦いとなった。トヨタは、巨漢LO谷口智昭がふくらはぎの肉離れが癒えて今季初先発。東芝FWとの戦いに身体を張った。東芝は、ルーキーのFLリーチ・マイケル、SH小川高廣、CTB渡邊太生、WTBクーパ・ブーナが今季初先発するなど、ファーストステージに比べて若い選手が躍動した。

先制したのはトヨタ。FL吉田光治郎がラックサイドをすり抜けてトライをあげる。東芝は、前半27分、キックを追ったFB豊島翔平が俊足を生かしてトライして逆転。後半15分には、SH小川がラックサイドを抜け出して、14-5とリードを広げる。トヨタも吉田光治郎がトライを返したが、後半20分、投入された元オールブラックスのCTBリチャード・カフイが試合の流れをいっぺんに変える。トライを奪われた直後のキックオフで、トヨタのWTB彦坂がボールをキャッチした刹那、カフイが猛烈なタックルで彦坂を仰向けにひっくり返す。このタックルでチャンスをつかんだ東芝が、FLリーチがトライをあげて、21-12と突き放した。小川の活躍も見事だったが、カフイの激しいタックル、パワフルな突破は、往年のスコット・マクラウドを彷彿させる活躍だった。

6月の日本代表戦での怪我からの復活となったリーチ主将は、「11月にやってきたことに間違いはなかった」と、フィジカル面の厳しいトレーニングを積んだ成果を語った。

■トップリーグ・セカンドステージ第1節・12月1日の結果
近鉄ライナーズ○21-20●NTTドコモレッドハリケーンズ(前半15-8)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●12-27○東芝ブレイブルーパス(前半5-7)
クボタスピアーズ○30-7●豊田自動織機シャトルズ(前半6-0)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ●23-37○サントリーサンゴリアス(前半6-27)

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    コメント

    キャノンのラグビーはほんとに面白いというかイライラしないで楽しく観れます。
    ラックで2人目が遅れる場面がほぼ無いですね。
    相手ラックの時も積極的です。
    ゴール際でゴロパントで失敗してますが、ダラダラやってもトライ取れないから勝負してるんだと感じました。
    チームの意志統一を観ていて感じる。
    永友監督の手腕ですね。
    NEC戦はレフリングがちぐはぐで、負けたらどうしようかと思いました(笑)


    投稿: けんじ | 2013年12月 2日 19:22

    J・フーリーのタッチライン際の独走を長友が止めたシーンをどう考えるべきか。

    あれがもし日本代表vs南アフリカのテストマッチならトライされていたのではないだろうか。
    ①J・フーリーが全力でプレーしていないから止められた。
    ②トップリーグの(日本人選手の)質が向上した。
    ③日本人選手が日本代表で100%の力を発揮できていない。
    (つまり所属チームでプレーしている時の方が実力を発揮している)

    どれだろうか。

    投稿: サントリーファン | 2013年12月 2日 17:10

    大学は帝京が強すぎ。トップリーグは混戦も、元気なのは関東のチームばかり。関西のラグビーファンは高校生の活躍で溜飲を下げるしかない。

    長らく続くこの構図を作っている責任は、神戸と同志社にあるのは言うまでもない。

    特に神戸。最近は少しはマシになったが、昨日のサントリー戦も、ふがいないの一言。マパカイトロのシンビンが効いたのは言い訳のようで言い訳にならない。FWもBKも見劣ることはないのに、点差だけが開いていく。ここ一番の集中力とか、試合運びに問題がある、絶対。
    また、サントリー、パナソニック、東芝の三強とやるときは、負けても勝ち点が残るように、4トライを目指してほしい。例えば22mラインの中に入ってもらったペナルティーでPGは狙わないとか。

    神戸に限らず、PGを狙う際に、反則のあった地点から後退して狙っているケースがあるが、あれを見ると、もったいないなと思う。

    投稿: テルキー | 2013年12月 2日 11:06

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    11月一杯中断していたトップリーグが昨日再開。 わが近鉄ライナーズはこのセカンドステージは下位リーグで迎えることになりました。応援団長のキックオフ前の言葉ではないですが、「全部勝つ」が絶対です。 まずは緒戦のNTTドコモ戦は軽く撃破・・・・っと思っていたのですが、試合の流れがなんとなくしっくり来ないのです。致命的なミスがあるわけでもなく、セットプレーが不利でもなく、ディフェンス網を破られているわけでもなく、でも点差が広げられない。 と思っていると後半35分になんと逆転を喰らってしまいました。 直後に... [続きを読む]

    受信: 2013年12月 2日 20:44

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