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2013年3月10日 - 2013年3月16日

神戸製鋼に長身ロック

もう、どんな外国人選手が来日しようとも驚かないつもりだったが、ベッカーが来るとなると、ちょっとうなってしまった。巨漢揃いの南アフリカの中でもひときわ大きい208㎝、120㎏の大型ロックである。いま開催中のスーパーラグビーで、今季中に100試合出場を達成する経験豊富な選手でもある。208㎝だが、下のボールにも強く、低いプレーもできる。ラインアウトは当然強い。190センチ台すら少ないトップリーグの中ではひときわ目立つ存在になるだろう。リアル・ロックのプレーが、今から楽しみだ。

神戸製鋼コベルコスティーラーズ【新加入選手】
アンドリース・ベッカー(Andries Bekker)
1983年12月5日生まれの29歳。身長:208cm/体重:120kg
ポジション:LO、 出身地:南アフリカ ケープタウン
代表歴:南アフリカ代表キャップ29、 現所属:ストーマーズ(南アフリカ・スーパー15)

本人コメント
「南アフリカの仲間たちがいるコベルコスティーラーズに加入することに非常に興奮しております。ピーター・グラントやジャック・フーリーからは申し分のない素晴らしいチームと聞いており、また、全く新しい国で新しい文化や人々について学ぶことができるこの機会にも興奮しております。妻と私は日本の文化の中でしっかりと腰を据えて生活していく事が待ちきれません」

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高校日本代表、初戦勝利

イタリア・フランス遠征中の高校日本代表が、遠征第1戦で、U18イタリア代表に初めて勝利した。第2戦は17日(日)に、U18イタリア代表と再戦する。

高校日本代表○27-14●U18イタリア代表(前半10-14)

【▼高校日本代表メンバー】
▽FW1.堀越康介、2.日高将吾、3.具智元、4.牧野内翔馬、5.田中真一、6.末永健雄、7.テビタ・タタフ、8.桶谷宗汰
▽BK9.湯本睦◎、10.浜岸峻輝、11.成田秀平、12.鈴木啓太、13.中西映都、14.松井千士、15.野口竜司
▽リザーブ16.竹井勇二、17.堀切厚輝、18. 桑野詠真、19.宮川智海、20. 小山大輝、21.和田源太、22.森田慎也、
23.鳥原貴智、24.鈴木達哉、25.三笠琳央、26.尾崎晟也、27.渡邉隆之※◎キャプテン

■高校日本代表 イタリア・フランス遠征 第1戦 U18イタリア代表戦 試合後コメント
■横田典之監督(深谷高校)
「初戦はディフェンスをしっかりやろうと話をしていたが、試合では低く前に出るタックルが決まり、ディフェンスからのターンオーバーを多く獲得することができた。そこが今年のチームの強み。また、早いテンポのアタックがトライにつながったと思う。
課題としてはスクラムなどセットプレーの精度を上げる必要がある。アタックではハンドリングのミスなどあったので改善していきたい。
全メンバーが試合に出ることができて※、経験を積むことができた。S&Cを高めるトレーニングは現地に来てもやり続けているのでその成果が出ていて、試合終盤でも選手たちはよく走れている。次の試合は今回の課題を改善し、もう一度勝利を目指したい。」
※両チーム同意の上、遠征メンバー27名が出場。

■湯本睦キャプテン(東海大仰星高校)
「初戦ということでチームは前半、少し緊張していて苦戦してしまった。ただ後半はチームの持ち味である、前に出るディフェンスを中心にいいところを出せた。フォワードもバックスも前に仕掛けるアタックとディフェンスが出来たと思う。特にディフェンスが良かった。前半が終わっても疲れはあまりなく、後半になればなるほど走れている。身体の大きな相手に、日本は小さいながらも、素早く、前に出て相手にやりたいことをやらせない、ということができた。バックスはアタックでラインを下げてしまうことがあったのでミスを減らし、縦に切れこんでトライを取っていきたい。1戦目で見つかった課題を改善して、2戦目以降もいいラグビーをして楽しみたい」

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三遊亭兼好さん&ノーサイドライブのお知らせ

雑誌RUGGERの取材で、落語家の三遊亭兼好さんにお会いした。福島県の会津若松市出身で高校時代はラグビー部に所属されていたということで、ラグビーの思い出や、最近のお仕事のことなど、いろいろ聞かせていただいた。28歳で、笑点でもおなじみの三遊亭好楽に入門。2008年に真打に昇進して、名を「兼好」と改めた。

落語に詳しい方に、自然体の語り口が人気と伺ったのだが、ほんとに話が分かりやすくて面白い。この取材を、ノーサイドクラブでできたのも、楽しかった。兼好さんも、いろんなジャージやらを、楽しそうに眺めていた。詳しくは、3月下旬発売の誌面をお楽しみに。

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さて、以下はトークライブのお知らせです。

トークライブのお知らせ◎恒例のノーサイドライブの次回詳細が決まりました! 今回は、番外編として、タレントの山田雅人さん、日本一のサントリーサンゴリアスPR池谷陽輔選手を迎えます。山田さんは、野球や競馬の伝説の名勝負などを感動的に語って、独自の「かたりの世界」を作り上げていますが、最近は、ラグビー青春物語と題する演目もあり、今回は、初めてノーサイドライブに登場いただきます。一緒にラグビーを語ってくれる池谷選手も、プロ野球選手を父に持ち、山田さんとはそんな話でも盛り上がるかも。ラグビーの魅力を、新たな視点で語るトークライブに、ぜひご参加ください。

★ノーサイドライブ 番外編@RUGBY Dinner No Side Club
日時:2013年4月14日(日) 18:00~20:00(17:30~受付)
場所:ノーサイドクラブ(東京都豊島区高田3-10-22 キャッスル安斎ビル2F)
MC:村上晃一(ラグビージャーナリスト)
ゲスト:山田雅人(タレント)、池谷陽輔(サントリーサンゴリアス)
会費:¥4,000-(1Drink+軽食付き)
定員:40名
申し込み方法:
お名前と人数を明記の上、お店のメールアドレス
「libyus@taupe.plala.or.jp」 までご連絡下さい。
受付完了後、その旨ご返信させて頂きます。満員となった時点で受付終了とさせて頂く場合もございます。またキャンセルの際は事前に必ずご連絡頂けたらと思いますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。
※ゲスト選手につきまして怪我などで変更の可能性もありますので予めご了承下さい。

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ジュニア・ジャパン初戦結果

今季より新設されたIRBパシフィックラグビーカップ2013(PRC)に参加しているジュニア・ジャパンは、初戦で、オーストラリアのブリスベンアカデミーに敗れた。

ジュニア・ジャパン●26-76○ブリスベンアカデミー(前半12-45)

■村田毅 キャプテン
「自分たちのミスで失点することが多かった。ディフェンスで自分たちの形にできず、失点を重ねてしまった。合宿を通してアタックをやってきたが、今日の試合でもいい場面がいくつかあった。そこはポジティブに捉えている。自分たちの形ができていればうまく展開できた。やってきたことをそのまま出せば、ゲインをしてトライすることができた。やるべきことをしっかりやれば勝てる相手。今後はプレッシャーの中での精度を高めなければならない。キャプテンとして前に出るところを出られず、ミスも多く流れを持ってくることができなかった。しかし落ち込んでいてもしょうがないので、切り替えて上を向き、また明日からチームを引っ張っていきたい。このまま負け続けるわけにはいかない」

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ジュニア・ジャパン&小林訓也

11日は、2年前のことを思いだし、いまこうして生きていられる幸せをかみしめた。ラグビー界では、未来を担う選手達、高校日本代表(13日、対U18イタリア代表)、ジュニア・ジャパン(12日、対ブリスベン・アカデミー)が試合を行う。ジュニア・ジャパンの先発メンバーには、まだ高校生のSO山沢拓也が先発し、WTB藤田慶和(早大1年)も先発。サントリーの佐々木隆道ら経験豊富な選手達と貴重な経験を積んでほしい。

◎ジュニア・ジャパンの対ブリスベンアカデミー戦出場予定メンバー
1北川賢吾(同志社大学2 年)、2太田春樹(近鉄ライナーズ)、3柴田和宏(リコーブラックラムズ)、4三上匠(東海大学4 年)、5北川勇次(パナソニック ワイルドナイツ)、6村田毅◎(NECグリーンロケッツ)、7堀江恭佑(明治大学4 年)、8佐々木隆道(サントリーサンゴリアス)、9小川高廣(日本大学4 年)、10山沢拓也(深谷高校3 年)、11藤田慶和(早稲田大学1 年)、12林泰基(パナソニック ワイルドナイツ)、13村田大志(サントリーサンゴリアス)、14中靍隆彰(早稲田大学4 年)、15笹倉康誉(パナソニック ワイルドナイツ)、16坂手淳史(帝京大学1 年)、17平野翔平(東海大学1 年)、18山本幸輝(近畿大学4 年)、19宇佐美和彦(立命館大学3 年)、20徳永祥尭(関西学院大学2 年)、21重一生(常翔学園高校3 年)、22森田洋介(NECグリーンロケッツ)、23竹中祥(筑波大学2 年)

11日の夜、NTTコミュニケーションズのFL小林訓也選手に会った。トップリーグのジャッカルランキング1位のボールハンターだ。「ラグビーで一番偉い選手」をあえてあげるとするなら、僕は「相手のボールを奪ってくる人」と答える。ボールを奪わなければ攻撃できないラグビーでは、ターンオーバーを連発する選手は高い評価を受ける。

小林選手のボール奪取力は日本屈指。この能力の高い人のことを、海外の記事などでは、「フェッチャー」と呼んでいる。そのまま、ボールを獲ってくる人だ。小林選手は、スーパーラグビーもよく見るようだが、「ブレイクダウンばかり見ています」とのこと。海外のトップ選手がどんな身のこなしでボールを奪っているかばかりが気になるようだ。ちなみに、スクラムを押すときは、「お尻の大きなプロップがいい」と、プロップの好みも教えてくれた。小林選手は、2012年度シーズンのトップリーグの全試合に出場。出血交代の2分だけグラウンドを離れただけだという。タフな男のジャッカルに、来季も注目である。

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仙台ラグビーシンポジウム

土曜日は、仙台駅近くの会場で行われたラグビーシンポジウムのコーディネーターをしてきた。このシンポジウムは、日本ラグビー協会のラグビーファミリー支援会と宮城県ラグビー協会が主催したもの。

イベントの趣旨は、次のようなものだった。「震災の影響もあり、宮城や東北の子どもたちの運動不足が報道されている中で、子どもの心身の成長にスポーツがいかに重要かという視点から、タグラグビーというスポーツの特殊性が子どもたちをどのように育むかを中心としたパネルデスカッション」。また、参加費用は一人一口1,000円以上とし、ラグビーファミリー支援会に寄付されるなど、チャリティーイベントでもあり、参加した小学校にはタグセットが贈呈された。

基調講演は、『子どもたちへの期待…日本協会の取り組み』と題して、日本代表GMの岩渕健輔さんが、ご自身の体験も交えて、英国生まれの習慣法や、教育的側面、ラグビーという競技の面白さを語った。

シンポジウムは、『子どもの成長とスポーツ -タグラグビーが果たす役割-―』と題し、パネリストに、守屋守武さん(宮城県スポーツ少年団指導者協議会理事)、鈴木雅夫さん (NPO法人横濱ラグビーアカデミー理事)、鈴木彩香さん、鈴木陽子さん(女子7人制日本代表)を迎え、僕がコーディネーターを務めた。それぞれに現場で子供たちと接する実感、彩香さんと陽子さんは、子供の頃、タグラグビーに出会った頃の楽しさや、大人のチームや男の子と勝負できるタグの面白さについて語ってくれた。

鈴木雅夫さんは陽子さんの父親でもある。消防の仕事の非番を利用して、横浜市教育委員会の依頼を受けて横浜市内の小学校で「タグラグビー出前出張授業」を行っている。この10年間で、182校、10万人以上の子供たちにタグを教えた。つまり、10万人以上の子供たちが楕円球を持って走ったということだ。現在横浜市では、352の小学校の中で、280校が体育の授業にタグラグビーを採り入れている。「2019年W杯のとき、横浜で試合が行われたら、満員になると思いますよ」。

鈴木さんの話は説得力があった。ご自身の子供が通った汐入小学校でタグラグビーを教え始めたとき、どうやって子供たちのモチベーションを高めたか。いくつかあるのだが、「マイ・タグ制度」が絶大なる効果を発揮した。「300トライ」すると名前入りをタグベルトがもらえるのだ。これは鈴木さんの奥さんの手作りなのだが、子供たちはマイ・タグがほしいから、寸暇を惜しんでタグラグビーをした。1カ月ほどで獲得する子もいれば、3年かかる子もいたという。小学校6年生になってなんとか獲得した子供の喜びようは大変なものだ。アシストは、同じチームの全員に記録される。これは、ラグビーらしい、とてもいいシステム。もう一つ、マイ・タグをもらう条件がある。レフリーとコーチもできなければいけないということだ。子供たち同士でレフリーをし、コーチもする。これもいい。

出張出前授業では、さまざまな子供たちに出会う。車いすの子供も安全に配慮しながら一緒にやってトライをしたり、足の不自由な子、話せない子が、どうやってみんなとタグをしたか、それぞれのエピソードは感動的だった。ルールはそのときどきの状況に合わせて変える。すぐパスしてしまう子が多いと、それを反則にして必ずみんなが前に走ることにする。必ず全員がボールを持つように導いていく。そんな臨機応変さもラグビー精神の一つだ。

そして、鈴木さんは言った。「タグは簡単なんです。だって、ボールを持って前に走るだけですから。ルールは4つだけ。1=ボールを前にパスしちゃいけない、2=ボールを落としてはいけない、3=オフサイド、4=コンタクト禁止。オフサイドも何も難しいことはない。パスの間に入って邪魔をしたらオフサイドだよ、それだけで子供たちは分かります」

3名の鈴木さんは、このイベント後、「仙台でも出前授業やらなきゃね」と話し合ったそうだ。すごくいいと思うのは、この3人はタグラグビーを教えているのではなく、一緒に楽しんでいるということだ。だから、初めて楕円球を持つ子供たちも楽しいのだと思う。

写真は、シンポジウム直前、緊張感高めるパネリストたち。左から岩渕さん、鈴木陽子さん、鈴木彩香さん、鈴木雅夫さん。

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