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2013年5月26日 - 2013年6月1日

フィジー戦結果(コメント追記)

6月1日、フィジー・ラウトカで行われたパシフィックネーションズカップ(PNC)の日本代表対フィジー代表戦の最終スコアは、8-22。日本代表が、トンガ戦に続いて敗れた。

キックオフ直後、日本のキックをキャッチしたフィジーがカウンターアタックから先制トライ。その後は、降りしきる雨、水が浮き上がったグラウンドという悪コンディションの中で互いにボールがつながらず、前半は、5-0のまま。

後半に入ると、日本代表がようやく連続攻撃を仕掛けるが、ここで、動きの良かったマイケル・リーチが足を痛めて退場するアクシデント。5分に五郎丸のPGで、3-5と迫るが、8分、マイボールラインアウトを奪われ、蹴り込まれたキックをカウンターアタックしようとしたところでターンオーバーされ、2つ目のトライを奪われた。

このあと、フィジー陣10m付近でPGチャンスを得たが、タッチキックからトライを狙って獲りきれず。ここは狙って、6-10にしておく考えで良かった気がする。後半なかばには、日本が攻め込んだところで、ノックオンのボールがそのままタッチラインの外へ。ここでフィジーは、オプションでクイックスロー。ノックオンだったためか、日本選手の足は止まっていた。ここからトライを奪われ、17-3と突き放される。途中出場のWTB福岡が1トライを返したが、最後は、自陣から攻めたところでパスミスが起き、NECでプレーするネマニ・ナドロにダメ押しのトライを奪われた。

スクラムで圧力を受け、ブレイクダウンでも何度もボールに絡まれ、トンガ戦に続いて課題の多い試合になった。ボールをどの場所に動かすかという判断の精度を高めて、テンポアップした攻撃ができるかどうか。次のテストマッチは、6月8日のウェールズ代表戦になる。

■ エディー・ジョーンズヘッドコーチ
「課題は見ての通りたくさんある。試合の中で勝てたという場面がほとんどなかった。ラインアウト、スクラム、ブレイクダウン。いいところは1つもなかった。ウェールズ代表と来週このような試合をしたら、80点差で負けるだろう。木津と山下を一緒に投入したのは、何かしらを変える必要があったからだ。こういうコンディション(豪雨)でも言い訳はできないのが、テストラグビーだ。選手たちはベストを尽くしている。うまくコーチングできなかった自分の責任だ」

■ 菊谷崇ゲームキャプテン
「自分たちがやろうとしてるラグビーができなかった。JAPAN WAYはテンポをあげるラグビー。後半はそれができず、スローなテンポでやってしまった。ラインアウトでも前半は早くセットすることができていたのに、テンポをあげようという意思を全体に伝えられなかった。ゲームのコントロールを意識していたが、自分たちの強みを出すことができなかった。この敗北を、何か得られるものにするか否かは自分たち次第だ」

■小野澤宏時
「(日本代表歴代最多の80キャップ目ということは)どうでもいいことで、結果がすべて。テンポをあげるべき時に、あげられなかった。自分たちが試合をコントロールしてテンポを速くする、ということができないといけない。自分たちのやるべきことをやらなければいけない」


◎試合結果
日本代表●8-22○フィジー代表(前半0-5)

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ウェールズ来日関連イベント

スーパーラグビーのハイランダーズ田中史朗選手は、6月1日、ブルーズ戦に先発。このところ途中出場でいいプレーをしており、先発出場を勝ち取った。オールブラックスのアーロン・スミスが控えに回る。

6月8日、15日、日本代表との試合があるウェールズ代表がいよいよ来日。これを機にさまざまなイベントが企画されている。

JSPORTSは、明日(6月1日)、12:30より日本代表対フィジー代表を放送するが、その前の10:30~12:30に、歴史的勝利!「2001 ラグビーウェールズ代表来日試合・サントリー対ウェールズXV」を、JSPORTS1で放送する。恥ずかしいけど、12年前の矢野武さん、小林深緑郎さん、僕の解説陣も若いです。

6月1日、京阪電車の「なにわ橋駅」で、日本代表対ウェールズ代表戦に向け、ラグビーの迫力ある映像紹介、各種展示の他、日本代表レジェンドをゲストに迎えトークショーが行われる。

場所:京阪電車 なにわ橋駅 アートエリア B1
日時:6月1日(土) 15:00~17:00
参加費:入場無料/入退場自由
定員:座席60名、立ち見40名
資料展示:15:00~17:00
トークショー:16:00~16:45
ゲスト:斉藤祐也(元日本代表)、中村直人(元日本代表)

6月8日、日本代表対ウェールズ代表戦が行われる東大阪市の近鉄花園ラグビー場では、ノーサイドプロジェクトが、試合と同日に行われる「ラグビーのまち東大阪の夕べ」の会場の一部を借りて、下記のイベントを開催する。

以下、ノーサイドプロジェクトからのお知らせ。

☆「東大阪の夕べ ステージ 日本対ウェールズ戦トーク」(ラグビー場前噴水広場ステージ)
第1部:12:20~12:50 
ゲスト:トップレフリー&大畑大介
第2部:17:15~18:00 
ゲスト:渡瀬あつ子さん(歌手)&豪華ゲスト乱入?

~村上晃一司会によるラグビートークライブ。試合前にはトップレフリーに初心者でもわかる試合の見方を聞いたあと、大畑さんと今のジャパンや、ウェールズの強さなどについてトーク。試合後はゲームの感想や音楽などで楽しんでいるところに、豪華ゲストが登場してくれる予定です~

☆「遊ぼう!ラグビーパーク」(市民美術センター前芝生広場)
第1部:11:00~13:30  
第2部:15:40頃(試合終了後)~17:00
~ちびっこみんなが楽しめる一日限りのラグビープレーパーク。ラグビーボールを使ったいろんなゲームで体を動かそう!自分の記録に挑戦して参加賞もゲットだ~

いずれも参加費無料ですので、試合の前後にぜひ会場の花園中央公園にお立ち寄りください。

追記◎昨夜は、ラグビー愛好日記トークライブを、下北沢のライブハウス音倉で開催。ゲストの藤島大さんと無名のラガーマンと、ラグビーの魅力を語った。無名のラガーマンがゲストなのに会場は大盛況。実は、僕の大学の7年後輩の柾木くんだったのだが、「ライバルは山賀選手」というだけあって、そのキャラクターの面白さに笑顔の絶えないトークになった。柾木くんは、彼曰く「AでもBでもなく、僕はCチーム止まり」、藤島さんも「僕も含めて、こういう選手が大半で主流派なんですよ」と意気投合して、そういう選手が社会に出て活躍することが、ラグビーを支えているのだと、藤島さん流の語りで説明してくれた。いい話が満載だったなぁ。

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フィジー戦日本代表メンバー

6月1日(土)、フィジーで行われるIRBパシフィック・ネーションズカップ2013のフィジー代表戦に出場する日本代表メンバーが発表になった。スーパーラグビーのチーフスに所属するマイケル・リーチが先発。小野澤宏時は、日本ラグビー史上初の日本代表キャップ80を記録することになる。

◎日本代表試合登録メンバー
1三上正貴、2青木佑輔、3畠山健介、4大野均、5マイケル・ブロードハースト、6マイケル・リーチ、7ヘンドリック・ツイ、8菊谷崇◎、9日和佐篤、10田村優、11小野澤宏時、12立川理道、13マレ・サウ、14今村雄太、15五郎丸歩/16木津武士、17浅原拓真、18山下裕史、19北川俊澄、20伊藤鐘史、21内田啓介、22クレイグ・ウィング、23福岡堅樹

■エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ
「現時点の最強のメンバーを選んだ。(5月25日の)トンガ代表戦のメンバーから少し変わっている点では、負傷した真壁の代わりにブロードハーストがロックを務める。腕の骨折からリカバリーして合流したリーチはフランカーに入り、国際試合での復帰を飾ってもらいたい。真壁と同じく負傷の小野の2人は、ウェールズ代表戦には間に合うが、この試合では小野の代わりに田村がスタンドオフを務め、強さと速さを兼ね備えた今村に右ウィングに入ってもらう。真壁が負傷したことにより、今まで代表練習参加選手という立場でとてもよくやってくれていた北川を、ロックの交替要員としてリザーブに入れた」

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U20日本代表結果

IRBジュニアワールドラグビートロフィー(JWRT)2013に参加しているU20 日本代表が、第1戦でU20ウルグアイ代表をくだした(於:チリ、日本時間:29日0時キックオフ)。第2戦は、6月1日、U20カナダ代表との対戦となる。

●試合結果
U20日本代表○40-20●U20ウルグアイ代表(前半 30-8)

FW 1.須藤元樹 2.橋本大吾 3.塚原巧巳 4.寺田大樹 5.姫野和樹 6.木村貴大 7.西内勇人◎ 8.佐藤穣司/BK 9.大越元気 10.山沢拓也 11.石井魁 12.合谷和弘 13.近藤英人 14.荻野岳志 15.松田力也▽リザーブ 16.中村駿太 17.平野翔平 18.東和樹 19.桶谷宗汰 20.徳田健太 21.金田瑛司 22.重一生

入替=後半14分(3.塚原→17.平野、15.松田→22.重) 、19分(5.姫野→18.東)、26分(8.佐藤→19.桶谷、13.近藤→21.金田)、28分(2.橋本→16.中村、9.大越→20.徳田)

◎沢木敬介ヘッドコーチ
「前半の入り、スタートは最高によかった。しかし、後半の 20 分は集中力も走る意識もない高校生のようなラグビーをしてしまった。トランジション(攻守の切り替え)の意識は格段にレベルアップしている。ラインアウト、 スクラム、キックオフレシーブなどセットピースが今後の課題。雨の状況でボールがよく動かすことが出来ていたところもいい点だった」

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6月14日ゲスト決定

ノーサイドプロジェクトより、イベントのゲスト決定のお知らせです。

6月14日に予定していたノーサイドプロジェクト主催の、日本代表対ウェールズ代表戦・勝手に前夜祭のゲストが決まりました。NEC、日本代表として活躍したイケメンLO熊谷皇紀さん、東芝ブレイブルーパスのカリスマキャプテン冨岡鉄平さん(現コーチ)、そして、同じく東芝からSH吉田朋生選手です。すでに多数の申し込みをいただいていますが、まだ空席があります。満員になり次第、締め切らせていただきます。申し込みは、ベースボール・マガジン社のホームページより。
http://www.sportsclick.jp/p/event/rugby/2013preparty/index.html

★ノーサイドプロジェクト2013水無月
日本代表対ウェールズ代表戦・前夜祭

日時=6月14日(金) 19:00キックオフ(受付18:40より。21:00ノーサイド)
場所=HUB外苑前
〒107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1F
地下鉄・外苑前駅から徒歩約2分
会費=3,500円(飲み放題、軽食付き)、小学生以下無料
司会=村上晃一、有働文子
ゲスト=熊谷皇紀(NEC)、冨岡鉄平、吉田朋生(東芝ブレイブルーパス)ほか
内容=ゲスト等によるトーク、ウェールズ戦のみどころ紹介
主催=ノーサイドプロジェクト
後援=ラグビーマガジン

◎申し込み方法
募集人数:80名(*定員となり次第締め切りとさせていただきます)
★ベースボール・マガジン社のHPからお申し込みください。
http://www.sportsclick.jp/p/event/rugby/2013preparty/index.html
必須事項を明記の上、お申し込みください。
*申し込み完了の方には受付メールが返信されます。会費は、当日会場にてお支払いください。

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W杯2019記者会見

27日、都内のホテルで「ラグビーワールドカップ2019(RWC2019)組織委員会大会ビジョン、並びに試合開催会場選定プロセス」の発表記者会見が行われた。公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会の御手洗冨士夫会長、森喜朗副会長、徳増浩司事務局長、IRBラグビーワールドカップ開催国協会担当マネージャーのリンダ・ホーイさんが出席。

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ホーイマネージャーは、「6年後、日本では、最強の20カ国、40万人以上の海外からのサポーター、40億人のテレビ視聴者がいる、日本ラグビー史上最大のイベントが開催されることになります。RWCは、ローコスト、ハイリターンの大会であり、自治体への影響は絶大です」とコメントし、アジア初のRWCに期待を寄せた。ここで分かるのは、アジア初のRWCに、IRB(国際ラグビーボード)は、ニュージーランド大会(2011年)をはるかに上回る海外サポーターを見込んでいるということだ。

この日の会見には全国から13の自治体関係者が出席していたのだが、開催に関心を持つ自治体にはきょうから開催地の条件の概要などを紹介する「インフォメーションキット」が配布される。RWCの経済効果や、地域社会の波及効果についての提言などが、まとめられており、A4で100ページ以上に及ぶ。

大会ビジョンについては、日本協会のホームページをご覧いただくとして、プロセスは、これから希望自治体への資料を配布し、ワークショップなどを開催。10月に、2019年の日本大会に特化したガイドラインを配布し、12月から希望自治体との対話をはじめる。「できるだけ、多くの自治体と対話していきたい」(徳増事務局長)、最終的には、2015年の3月までに開催地を決定する予定。当初の予定より、開催地決定が少し早まったのは、確定した自治体に、2015年のイングランド大会を視察してもらうためだという。

日本開催の集客目標は、160万人。決勝トーナメント(準々決勝以上)は大規模スタジアムを予定しているが、ここでのチケットの半分はIRBが買い上げて海外で販売されるという。

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ラグビー本・三冊発売

ラグビーマガジンを発行するベースボール・マガジン社から、3冊のラグビー書籍が発売になる。日本代表で、史上最多の79キャップを獲得したばかりの小野澤宏時選手、日本代表不動のロック大野均選手、そして、大阪体育大学を3月で退官した坂田好弘さん(現・関西ラグビーフットボール協会会長)の著書である。

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小野澤選手は、「倒れるな」と題し、ラグビーを続けてきた中で、印象に残る15のトライを軸に、人生、ラグビーへの取り組み、体づくり、いかに相手をかわすかなどなど、それぞれのディテールを説明している。小野澤選手らしい語り口で、微笑ましいエピソードも多い。

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大野選手のタイトルは、「ラグビーに生きる」。副題は、「にほんの桜。」だ。その生き様同様、武骨にラグビーを語っている。「痛いところにガツガツ頭から突っ込んで来る選手は、『気持ちがあるヤツ』。男が男の事を慮(おもんぱか)るというか、思いやる気持ちは、年齢に関係なく、身体を張る奴に対して向くんです」

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坂田好弘さんの本は、僕も構成に関わらせてもらった。伝説的な数々のエピソードもあるが、坂田さんが出会った指導者のこと、36年間の監督生活で得た指導哲学を語る。指導者と選手の関係を考える上でも、参考になる話が多い。タイトルは「心で見る」。

三冊とも、1,500円+税。

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ジャパンセブンズ結果

26日は、ウイダージャパンセブンズ2013の行われた秩父宮ラグビー場にいた。大会の模様は、ダイジェストで、6月1日、20:45~22:00、Jsports1で放送される。その解説だった。

出場したのは男子12チーム、女子3チーム。男子は、トーナメント1回戦の勝ち上がりチームがカップトーナメントに進み、負けチームがコンソレーションに進む仕組みで、女子は、3チームの総当たりで順位を決めた。朝9時半、リコーブラックラムズ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦で始まった大会は、トップリーグのスピードスターが個人技を披露しあって、駆けつけた熱心なファンを喜ばせた。

女子の優勝は、日本体育大学ラグビー部女子、MVPは小磯雅子選手(横須賀学院高校)が選ばれた。男子のコンソレーションではNTTコムが優勝。カップトーナメントは、リコーと東芝ブレイブルーパスの決勝となったが、その前の準決勝も熱かった。

NECグリーンロケッツ対東芝は互いにボールに激しく絡み合ったが、最後はブレイクダウンでカウンターラックから東芝がトライする「らしさ」を見せて決勝に進出。もうひとつ、サントリーサンゴリアス対リコーの準決勝では、リコーの横山兄弟が大活躍し、サントリーのディフェンス網を翻弄した。印象的だったのは、NECのPR瀧澤直選手の114キロとは思えない運動量とスピード。ディフェンス、突破、スクラムと奮闘した。7人制日本代表入りに向け、猛アピールといったところだ。

決勝戦はリコーと東芝が死闘を繰り広げた。東芝が伊藤真の独走で先制し、夏井のトライで12-0としたが、リコーも反撃して前半終了間際に横山伸一が逆転トライ。結果的にはこれが大きかった。決勝戦だけは10分ハーフだったので、東芝は無理に攻めず、タッチに出して、12-7とリードしたまま折り返したほうが良かった気がした。結局は、反則を犯して、そのPKから走られた。

後半も東芝が伊藤のトライで先制したのだが、最後も横山伸一が約50メートルを独走してトライし、28-26でリコーが競り勝った。MVPは、その横山伸一。「優勝を見ず、一戦一戦、戦おうと言って臨みました。7人制で何をすべきか、シンプルに突き詰めて勝てたと思います。7人制日本代表復帰も目指したい」と、前向きに語った。

表彰式の最後には松田努選手の引退セレモニー。「最後にチームとして、リコーと真剣勝負ができたことは、いい思い出になりました。負けたのは残念ですが、僕自身は今できる範囲の力を出し切ったので、楽しかったです」。最後は、チームメイトに15回胴上げされて秩父宮ラグビー場の芝を後にした。

写真は、チームを代表して準優勝の副将を受け取る松田。
Matsuda

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