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2013年6月2日 - 2013年6月8日

ウェールズ第1テスト結果

快晴、気温30度を超える花園ラグビー場は、2万0152人(公式記録)の観衆で埋まった。立見席まで人があふれるスタジアムは久しぶりだった。大学、高校、中学、ラグビースクールなど競技者がたくさん訪れたことにも価値がある(関係者の話では、6,000人以上)。自分達の代表チームのプレーを見て、さまざまなことを感じることに意義がある。そして、熱いラグビーファンの皆さん。きょうの観客の声援はたしかに選手の力になっていた。

「勝てなくて、すごく残念です。チャンスは作れたのに生かせなかった。ウェールズはそれを生かした。テストマッチはチャンスを生かせるかどうかがすべてです。ただ、選手の努力は誇りに思います。日本ラグビーを変えようという気持ちがみなぎっていました。なにより、満員の花園ラグビー場でできたのが素晴らしい。気持ちを切り替え、来週の試合に集中します」(エディー・ジョーンズヘッドコーチ)

「本当に悔しい思いです。たくさん集まってくれた観客の皆さんに勝利をプレゼントしたかったです。満員の花園で戦えたことを誇りに思います。パスとサポートの正確性を高めて、来週は成長した姿を見せたいです」(菊谷崇キャプテン)

午後2時のキックオフから、日本代表は慎重に試合を運んだ。「ウェールズは防御ラインの後ろにスペースがある」(ジョーンズHC)と、SH田中史朗らがキックを織り交ぜ、縦に横にウェールズの防御を揺さぶった。15分、20分とFB五郎丸がPGを決めて、6-0とリード。ウェールズSOビガーに2PGを返されるも、37分、ゴール前のラインアウトからのサインプレーで、FLブロードハーストがトライし、11-6とリードして前半を折り返す。

後半に入ると、ウェールズもFW周辺の縦突進を多用しながら力強く前進を図り、攻撃のテンポを上げていく。日本のタックルもやや後手に回った。2分、11分と訪れたPGチャンスを決められなかったのは痛かったが、大事なところのラインアウトを確保できず、簡単なミス、反則もあった。反省点は多い。ビガーに2PGを決められ、11-12と逆転を許す。

残り20分、本当の勝負の時間帯に入ったが、ここでウェールズは、FBリーアム・ウィリアムズがタックルを受けながらの背面パスを決めて、WTBロビンソンのトライを導く。ここでも、日本は直前のプレーでボールをキープできたはず。もったいない失点だった。これで、11-19と8点差。しかし、日本代表も29分、田村、立川、サウとパスをつないで、WTB藤田が右中間にトライ。五郎丸のゴールも決まって、18-19と再び1点差に迫る。このときの歓声は凄まじかった。

最後は、ウェールズの途中出場パッチェルにPGを決められ、18-22で敗北。歴史的勝利の目撃者になりかけた観客にとっては残念な結末だが、立っているだけで汗ばむ暑さのなかで戦い抜いた両チームに惜しみない拍手が贈られていた。

日本のディフェンスは完全に崩されたのは、トライを獲られた一本だけで安定していた。SH田中史朗の視野の広さ、落ち着いたプレーぶりも目を引いた。スクラムも途中から修正できた。ゲーム運びも改善されていた。それだけに大魚を逃した感がある。逆に言えば、慣れない気候、完全アウェイのなかで、勝負どころを逃がさずスコアしたウェールズは、若手主体とはいえトップのプロ選手から選りすぐられた能力の高さを発揮していた。

勝ったウェールズのマクブライドヘッドコーチは、「この状況下でよくやったが、前半はゲームをコントロールできなかった。ジャパンは思っていた以上に力のあるチームだ」と語った。次戦の6月15日、ウェールズはどんな戦略で日本を倒しにくるのか、日本は再びウェールズを追い込み、歴史的勝利をあげられるのか。秩父宮ラグビー場にも、多くの観客が集うことを期待したい。

■試合結果
日本代表●18-22○ウェールズ代表(前半11-6)

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「心で見る」トーク&サイン会

6月7日は、日本代表、ウェールズ代表のキャプテンズラン取材のあと、京都に戻り、午後6時半から京都駅南の大垣書店で開催された、坂田好弘さんの著書「心で見る」(ベースボール・マガジン社刊)のトーク&サイン会に向かった。

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僕は編集にも関わったのでトークショーの司会もしたのだが、100名以上のお客さんが集う大盛況だった。坂田さんの母校・洛北高校のラグビー部員も参加して、Q&Aコーナーでは率先して質問するなど、場を盛り上げてくれた。トークのほうは、指導者としての哲学などが話されたが、ウェールズとのテストマッチで日本代表のキャプテンを務める菊谷崇選手の大体大時代のエピソードなど、面白い話も。

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選手にやらせたいことをどう指導するか、という質問には、「指導者には年齢に応じた教え方があると思います。体が動くならやってみせてやるのが一番です」と答え、著書の中にも出てくる言葉を紹介した。「言葉だけでは忘れてしまう。見せてもらえば記憶に残る。一緒にやらせてもらうと理解する」。体が動くうちは一緒にやってやるのが一番の指導だということだろう。

坂田さんは、1973年、日本代表が初めてウェールズ代表と対戦したときのWTBである。エディー・ジョーンズヘッドコーチの考え方に、「我々の頃と共通するものを感じる」と共感を示しつつ、「個人の技を高めてほしい」と話した。ウェールズ戦については、大いに期待しているようだった。

「心で見る」は、全国の書店で発売中。ウェールズ戦の花園ラグビー場でも販売される。

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テストマッチ前日

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7日午前中は、日本代表とウェールズ代表がキャプテンズラン(試合前日練習)を行った。会場となる東大阪市の近鉄花園ラグビー場の芝生のコンディションは上々で、強い日差しに光り輝いていた。

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明日は、1万5千人以上の観客が見込まれている。高校以下のラグビー選手たちも5,000人以上来るという。未来を担う彼らにぜひともいい試合を。

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11時からはスタンド前の広場でさまざまなイベントも行われる。こんなポスターも見かけた。スタジアム前の広場はお祭りのようになるみたいだ。噴水広場前のステージでもさまざまなイベントがある。僕も12時20分からのステージで司会をする。大畑大介さん、スリムクラブらと、試合を楽しむためのポイントを話していくことになる。分かりやすいルール解説もあって、初心者大歓迎の企画だ。広場では子供達が楕円球で遊べるアトラクションもある。

さて、前日練習は両チームとも最初の10分だけの公開だった。ウェールズは、元代表CTBで、アシスタントコーチのマーク・ジョーンズ氏がメディアの質問に答えた。「芝生も施設もファンタスティック。私見ですが、日本代表BKのスキルレベルは向上しており、セットピースからの攻撃に重点を置いているように見えます。セットプレーで圧力をかけないと、我々には危険な試合になるでしょう」

日本代表のほうは、エディー・ジョーンズHCと、バイスキャプテンの五郎丸歩選手が質問に答えた。「ランニングゲームにはいい天候です。ウェールズと戦えるのは光栄なこと。選手には最初から自分達のプレーに集中してほしい。すべての瞬間に全力を尽くさなくてはいけません。勝てば日本ラグビーの流れが変わるでしょう」(ジョーンズHC)。

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五郎丸選手はこうコメント。「(トンガ、フィジーの連敗は)選手が自らゲームをコントロールしないといけないのに、エディーさんの声を待っているようなところがあった、積極的に選手同士で声を掛け合おうと、話しています。結果が出ていませんが、自信はあります。この試合で成長とか、そんなことではなく、勝つしかないと思っています」。この春のターゲットだった試合を迎え、どの選手の表情も引き締まっているように見えた。

こちらは、ウェールズ代表がメディア用に配布しているガイドブック。海外のラグビー関係者から見ると、富士山は、キックティーに見えるんだな。

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日本対ウェールズ第1戦メンバー(6月8日)

6日午後、大阪市内のホテルで、日本代表とウェールズ代表のメンバー発表記者会見が行われた。日本代表は、スーパーラグビープレーヤーのSH田中史朗、HO堀江翔太が先発するほか、両WTBは大学2年生コンビ、そしてSOには立川理道が入り、クレイグ・ウィング、マレ・サウがCTBコンビを組む。

「いつも通り、いま一番強いメンバーを選びました。80分間、我々のやるべきことをやり切るのみです。日本の現状が分かる試合になるでしょう」(エディー・ジョーンズHC)

日本代表はパシフィックネーションズカップに入って負傷者が続出し、LO真壁伸弥、FLマイケル・リーチ、SO小野晃征、WTB今村雄太、廣瀬俊朗らを負傷で欠く。大学生2人を先発させたことについて、ジョーンズHCは、「トライをとりたいから、スピードある2人を並べた。小野澤は足の状態が万全ではない。リザーブとして経験を若い選手に伝えてほしい」とコメント。また、「世界一のラインスピードを実現するため」(ジョーンズHC)と、立川、ウィング、サウをフロントスリーに並べた理由を説明した。

日本代表に先立って、ウェールズ代表のメンバー発表会見も別のホテルであったのだが、こちらは初キャップの選手が4名含まれる若いチーム。しかし、将来のウェールズ代表の軸になる選手が揃っており、FWのサイズが平均身長191センチ、体重110キロという大型だ。マクブライドHCは、「このメンバー編成はギャンブルではない。いい選手が揃っている。若い選手には、ただ、ラグビーをプレーしよう。怖れることは何もない、と話した」とコメント。日本戦勝利のポイントは、「ファーストフェーズで圧力をかけること」と話していた。

◎日本代表メンバー
FW=1三上正貴(25歳、178、115、5c)、2堀江翔太(27歳、180、105、19c)、3山下裕史(27歳、183、122、21c)、4大野均(35歳、192、106、69c)、5伊藤鐘史(32歳、191、100、13c)、6ヘンドリック・ツイ(25歳、189、107、10c)、7マイケル・ブロードハースト(26歳、196、111、8c)、8菊谷崇(33歳、187、106、59c)
BK=9田中史朗(28歳、166、71、33c)、10立川理道(23歳、181、94、15c)、11福岡堅樹(20歳、175、83、4c)、12クレイグ・ウィング(33歳、180、90、2c)、13マレ・サウ(25歳、183、97、5c)、14藤田慶和(19歳、184、90、5c)、15五郎丸歩(27歳、185、99、25c)
リザーブ=16木津武士(24歳、183、114、18c)、17長江有祐(27歳、171、108、9c)、18畠山健介(27歳、178、115、42c)、19北川俊澄(32歳、195、112、42c)、20安井龍太(23歳、187、107、1c)、21日和佐篤(26歳、166、72、23c)、22田村優(24歳、181、92、9c)、23小野澤宏時(35歳、180、86、80c)

◎ウェールズ代表メンバー
FW=1ライアン・ベビントン(24歳、183、112、 9c)、2 エミール・フィリップス(26歳、183、102)、3 スコット・アンドリュース(23歳、188、117、6c)、4◎ブラッドリー・デービス(26歳、198、115、38c)、5ロウ・リード(25歳、198、120、3c)、6アンドリュー・クームズ(28歳、193、109、4c)、7ジェームズ・キング(22歳、193、102)、8ロブ・マカスカー(27歳、193、108、5c)
BK=9ロイド・ウィリアムス(23歳、183、89、13c)、10ダン・ビガー(23歳、188、90、16c)、11ダフィッド・ホーウェルズ(18歳、185、96)、12ジョナサン・スプラット(27歳、188、102、2c)、13オーウェン・ウィリアムズ(21歳、190、96)、14ハリー・ロビンソン(20歳、178、82、1c)、15リーアム・ウィリアムズ(22歳、185、86、3c)
リザーブ=16スコット・ボルドウィン(24歳、190、110)、17リス・ギル(26歳、180、109、3c)、18ロドリー・ジョーンズ(21歳、191、116、1c)、19 アンドリース・プレトリアス(27歳、193、110)、20ダン・ベイカー(20歳、188、114)、21 タビス・ノイル(22歳、185、91、9c)、22 リース・パッチェル(20歳、191、92)、23トム・プライディー(21歳、193、92、4c)

6月8日の試合当日イベント◎午前11時より、近鉄花園ラグビー場前の「花園中央公園噴水広場」で東大阪市主催のイベントが開催されます。12:20からは、大畑大介さん、原田隆レフリー、スリムクラブらによる、試合の見所、かんたんルール解説などあります。また、グラウンド上でも、午後1時過ぎからスリムクラブ、シャンプーハットを迎えてのトーク。そして、試合後も、ステージでは、歌やトークライブがあります。

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ウェールズ代表、花園で練習

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4日は東大阪市の近鉄花園ラグビー場で、ウェールズ代表の練習を取材した。ディフェンスコーチのショーン・エドワーズ、ロックとフランカーの両方をこなすジェームズ・キングにもコメントが聞けた。8日のテストマッチをJSPORTSで解説するので、取材したことはそのときにも話したいが、エドワーズコーチにディフェンスシステムについて聞いてみると、「私の仕事は、ジャパンの攻撃を止めること」と詳しい内容は微笑みに包んだ。

BBCウェールズなど、本国からの記者に日本代表のことを質問され、「トンガは強いチームだ。日本はそのトンガとタイトな試合をしていた。いいコーチ(エディー・ジョーンズ)もいる。フィジー戦はコンディションが悪すぎて、あまり参考にならない。日本は個人というより、チームとして優れている」などと答えていた。キング選手は、オスプリーズ・クラブ所属。2009年のU20世界ラグビー選手権(JWC)のU20ウェールズ代表で来日している。「日本代表はフィットネス面で優れている。フィジー戦もあのコンディションの中でよく走っていた。出場できれば初キャップなので、ベストを尽くしたい」

午後3時からは、近鉄ライナーズとの試合形式の合同練習。近鉄ライナーズ応援くらぶの皆さんもやってきて、ライナーズの選手に声援をおくっていた。今回のウェールズ代表は、オーストラリア遠征のライオンズに15名が参加していて、1990年代生まれの選手が半数近くにのぼる若いチーム。それだけにモチベーションが高く、プロ集団らしく規律もしっかりしている。前日も花園ラグビー場でウエートトレーニングのあと、2時間半、みっちり練習したという。

体格は大きく、BKにも190センチ台の選手が多いので、ライナーズの選手達が小さく見えた。正代表のSOダン・ビガーの上手さは一目瞭然。攻守にラインを前に出す能力が高い。なにより驚かされるのは各選手の「速さ」だ。倒れてから起き上がるスピードも半端ではない。パワーというよりも、リアクションスピードで日本代表が圧倒されてしまうのではないかと危機感を抱いた。

この質の高いプレーは、ぜひとも多くの人に見てもらいたい。もちろん、好試合で日本代表が勝ってくれるのが一番なのだが、多くのラグビー関係者、愛好家が北半球王者チームのプロ選手達のプレーがいかなるものか、そして日本代表の現在地を目撃することが大切なのだと思う。生で見て、刺激を受けて、よく考えてほしいと思うのだ。東大阪市、関西ラグビー界あげての努力もあって、すでにチケットは一万枚以上売れているようだ。満員の花園で好試合を期待しよう。

最後の写真は、関西ラグビー協会会長であり、昨年、世界ラグビー殿堂入りを果たした坂田好弘さんに、ウェールズ代表から記念品が手渡されるところ。これを、BBCウェールズが取材をしていた。

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中井太喜選手、追悼ページ

5月12日に亡くなった中井太喜選手の追悼ページが、近鉄ライナーズのホームページに、アップされました。

「ありがとう中井太喜、あなたのことは、忘れない」。
http://www.kintetsu.co.jp/rugby/mourn/01.html

生前の写真やプレー集(動画)など、いい笑顔があって、持ち前の凄いタックルもあり、前田隆介監督の弔辞も紹介されています。中井選手の勇姿を記憶に刻んでください。

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熊谷から石巻(早慶戦)へ

土曜日は、埼玉県熊谷駅近くのラグビーバー「ノーサイド」にて、埼玉県ラグビー協会主催のトークイベント。地元熊谷工業高校出身で、立正大学ラグビー部監督の堀越正己さん(早稲田大学→神戸製鋼)、女子日本代表で立正大学大学院2年の鈴木彩香さんをゲストに迎えて開催。熊谷では初の開催だったのだが、立正大学の女子部員も8名駆けつけてくれて、楽しいトークになった。

ようやく関東大学リーグ戦1部復帰を果たした堀越監督。結果が出た理由を問いかけると、「僕が変わったからでしょう。人の話を聞くようになりました。それまでは押しつけだった」と話し、次は大学選手権出場を目指すと話していた。鈴木彩香さんは、日本代表としてオリンピックで金メダルを目指す。「まだ弱いけれど、目標は金メダル」と潔く、シンプルに厳しい練習に取り組む。堀越監督も「彼女たちは世界を目指している。男子部員にもいい影響がありました」と、女子部員を受け入れた効果を語っていた。

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日曜日は朝から郡山へ。ここで昔からお世話になっている知人と合流して石巻へ。石巻総合運動公園で開催された「石巻フットボール場復旧記念試合」を取材した。このグラウンドは、東日本大震災のとき、救助活動の拠点となった。周囲には今も仮設住宅が並ぶが、そのグラウンドの復旧を記念して関東大学春季大会の早慶戦が行われた。実は、2000年5月、この石巻フットボール場オープン記念大会でも早慶戦が行われ、そのときの慶應のキャプテンが、現在の和田康二監督だった。

この日は、オープニングマッチとして、石巻ライノスジュニアラグビースクールと、松戸少年ラグビースクールが対決。早慶戦は午後1時キックオフで行われた。互いに大きくボールを動かして攻め合ったが、慶應が攻守に前に出て早稲田を圧倒。前半10分、CTB大石がトライをあげると、モールを押し込んでのトライあり、BKラインの一発のサインプレーでのトライありと、計7トライをあげ、早稲田の反撃を1トライに抑えて、43-5で快勝した。

早稲田は、金、布巻、藤田ら主力選手を欠いていたが、接点では慶應が着実に前に出ていた。石橋、落合の両CTBのディフェンスもよく、FBに入ってた児玉も力強いランニングを見せた。SO宮川キャプテンは、「がむしゃらにプレーして、被災地の皆さんに勇気や希望を与えられたらいいと思ってプレーしました」とコメント。和田監督は「宮川を中心にのびのび元気よくやってくれました。反省はいっぱいありますが、チームとしてはまとまってきています」と手ごたえを口にした。明治と接戦、練習試合で東海大に勝つなど、この春の慶應は充実している。「フィジカルで当たり負けしなかったのは収穫です。向こうは飛車角抜きですが、選手に自信になるのは確かです」(和田監督)。

一方、敗れた早稲田の後藤監督は、「(被災地で)もっといい試合を見せたかったのですが、現状での実力が出た試合です。慶應は強くて、いいチームです。フィジカルで当たり負けていましたね」と話し、フィジカル面の強化も含めて、練習計画にも修正を加える必要性を感じているようだった。

◎試合結果
早稲田大学●5-43○慶應義塾大学(前半0-17)

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