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2013年1月20日 - 2013年1月26日

ワイルドカード結果

26日の土曜日は東大阪市の近鉄花園ラグビー場だった。日本選手権の出場権をかけてのワイルドカードトーナメントである。きょうの大阪は最高気温でも5度の予報で、かなり冷え込んだ。第1試合は、ヤマハ発動機ジュビロ対近鉄ライナーズ戦。この両チームは昨年のワイルドカードでも対戦して、17-15でヤマハが勝利。今季のレギュラーシーズンでは、1トライ差で近鉄が勝っていた。

僅差勝負が予想されたのだが、意外にも大きく差が開く。ヤマハは、SH池町、SO大田尾のパス捌きで大きくボールを動かし、池町がラックサイドをついてトライ。13分、19分と、サインプレーから、CTBサウ、WTB徐がトライ、次第に点差を広げた。後半の立ち上がり10分は拮抗したが、ヤマハがカウンターラックでボールを奪い、NO8フォラウが右コーナーとトライすると、以降は着々と加点した。サウ、ピウタウの両CTBは攻守によく前に出たし、徐の俊足は観客席を沸かせた。近鉄は度重なるミスで何度もチャンスをつかみ損なっていた。終わってみれば、70-12と大差。近鉄は今季の公式戦を終えることになった。

「自分達の力をこの大事な試合で出せなかった無力感があります。悔しいです」と高忠伸キャプテンは言葉少な。一方、ヤマハの清宮監督は「近鉄はリコーとの1回戦があって、この試合に対する準備が大変だったと思います。コンディションと準備の違いでこんな差になる。ラグビーは怖いと思いました。きょうのヤマハは良かった。近鉄は悪かった。そういう試合でした」と淡々と振り返った。

第2試合のトヨタ自動車ヴェルブリッツとNECグリーンロケッツ戦は、前半から拮抗した。NECがCTB田村のPGで小刻みに点をとれば、トヨタは、インゴールへのキックを追ったCTBイエーツ、キックチャージから交代出場のSOブレットがトライ。前半は、12-9とトヨタがリードする。後半は、トヨタがモールからのトライで先に点をとり、その後はNECも反撃したが、トライは獲りきれず。トヨタは26分、LO谷口のトライで、29-9と突き放し、ほぼ勝負を決めた。

NECの浅野良太キャプテンは「もう、このチームで試合ができないと思うと悲しい」とコメント。トヨタの廣瀬佳司監督は「トヨタにとってはいいゲーム。ディフェンスもよく対応していた。次も、うちのゲームができるようにチャレンジしたい」と日本選手権を見据えた。日本選手権の組み合わせは、明日に発表される予定。

■ワイルドカードトーナメント2回戦結果
ヤマハ発動機ジュビロ○70 - 12●近鉄ライナーズ(前半 32-5)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ○41 - 23●NECグリーンロケッツ(前半 12-9)

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ラグマガ3月号

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25日は、ラグビーマガジン3月号の発売日。帝京大学の4連覇達成の全国大学選手権、常翔学園が5度目の頂点に立った全国高校大会の特集。巻頭のレポートで、帝京大学の泉キャプテンのコメントが相変わらず、いい。「僕には泥水が合っていますから。泥まみれになればいいんだ、と」。キャプテンらしさとは何かと悩んだとき、岩出監督から、「格好つけてないか? お前はプールのようなきれいな水に浸かっている」と言われて気付いたこと。今年のチームが「もっとも努力したチームになろう」とみんなで約束しあったのもいい。

巻頭に高校生のインタビューがあるのも、常翔学園・重一生のインパクトゆえか。全国大会中に成長していく様子が分かる。でもやっぱり、そのときどきの指導者が彼を伸ばしたのだと感じる。誰といつ出会うか、というのも大事なことだ。

女子7人制日本代表のレポートは、「信じる力」だ。大黒田選手の第一声、いいね。みんなの目標は金メダル。もちろん、今の実力のままではその希望はかなわない。かなわないけど、思わなければ、願わなければ、金メダルは獲れない。それを理解して努力を重ねる選手たちを応援したい。

僕は山田章仁選手のインタビューを書かせてもらった。山田選手、大人になった気がする。解体心書は、東芝ブレイブルーパスの浅原拓真選手。「リアル・プロップと呼ばれたい」。大体大の坂田好弘監督の勇退レポートは、田村編集長が書いている。僕の顔も出てくる。知っていたけど、ちょっとびっくりした。心温まるレポートです。

さて、明日は、ワイルドカード2回戦、そして日曜にはトップリーグ・ファイナル。楽しみだ。

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W杯2019インターネット調査開始

ラグビーワールドカップ組織委員会が、RWC2019に向けたラグビーファミリー(関係者+ファン)参加のインターネット調査を開始した。ちょっとのぞいてみると、ラグビーを見る頻度などの質問のあとに、「あなたが思うラグビーという競技・スポーツの魅力は何ですか」という質問も。これ、意外に難しいけど、ありのままに意見を書いて、たくさんの人が、日本でやって良かったと思える大会にしましょう。

下記サイトより、ご参加を。
■JRFUサイト
http://www.rugby-japan.jp/
■RWC2019サイト
http://jp.rugbyworldcup.com/rugbyworldcup2019/news/newsid=2065059.html#rwc2019
【調査期間】1月24日(木)10:00~2月25日(月)24:00

1月27日(日)に行われるトップリーグのプレーオフ・ファイナルの試合前後に「親子ピッチ記念撮影会」が開催される。対象は中学生以下のお子さんと保護者の方で、先着100組。
■申込方法:下記URLのサイトより申込み(定員になり次第募集終了)
http://kokucheese.com/event/index/71000/

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春の日本代表日程

今朝は、KBS京都の情報番組「ぽじポジたまご」に出演。海外挑戦をした田中史朗選手のインタビューあり、44年前にNZに渡った坂田好弘氏の紹介ありで、京都ゆかりの名プレーヤーの話しだった。田中選手が2019年のワールドカップのアピールもしっかりしてくれた。インタビューの中で、田中選手の奥さんもバドミントンでオタゴ州代表になったことも明らかに。これは、夫婦で人気出そうですな。

2月22日に下北沢で愛好日記トークライブを開催します。一人のゲストは山賀敦之選手で決まり。もう一人は調整中。ご興味のある方、時間を空けておいてください。詳細は近日発表します。

さて、日本代表が2013年春シーズンに行う予定の試合スケジュールを下記のとおり発表になった。代表メンバーに関しては、2月27日(水)に発表される予定。

4月20日(土)対フィリピン代表(福岡・レベスタ)
4月27日(土)対香港代表(香港)
5月4日(土・祝)対韓国代表(東京・秩父宮)
5月10日(金)対UAE代表(UAE)
5月25日(土)対トンガ代表(神奈川・ニッパツ三ツ沢)
6月1日(土)対フィジー代表(フィジー)
6月8日(土)対ウェールズ代表(大阪・近鉄花園)
6月15日(土)対ウェールズ代表(東京・秩父宮)
6月19日(水)対カナダ代表(愛知・瑞穂)
6月23日(日)対アメリカ代表(東京・秩父宮)

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新PNC概要

昨夜は大阪の梅田で、花園アフターマッチFANクションの新年会。ラグビーを愛する皆さんと大いに飲んで、食べて、語った。日本一監督も顔を出してくださって、参加の皆さんも大喜びだった。

さて、IRB(国際ラグビーボード)が、2013 年のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)について、概要を発表した。初戦は、5月25日、対トンガ代表。詳細なスケジュールは追って発表。

新方式のパシフィック・ネーションズカップは、ティア2 諸国の強化を加速させることに主眼が置かれている。カナダ、アメリカが加入し、終盤は、2019年のワールドカップを開催する日本で集中開催。ラグビー認知度を上げる。そして、もちろん、ティア2 諸国の競技力向上と試合日程改善の施策のひとつでもある。IRBからの発表コメントは以下の通り。

≪ティア2 諸国の国際舞台での競技力向上に向けた長期的な取り組みの一例として、すっかり定着したこの大会にカナダとアメリカが今年から加入し、フィジー、日本、トンガとともに2013 年の大会を戦う。新方式が導入された大会は5 月25 日から6 月23 日の間に行われ、カナダ、フィジー、日本、アメリカで試合が開催される。フィナーレを飾る最後の2 試合日は、ともにダブルヘッダーで、ラグビーワールドカップ2019 が控える日本で開催される。
前回大会王者のサモアは、今年は一時的にIRB パシフィック・ネーションズカップへの参加を休止し、6 月に南アフリカで開かれる4カ国大会に参加して、南アフリカ、スコットランド、イタリアと対戦する≫

IRB の「Development and Performance」部門の責任者、マーク・イーガン(元神戸製鋼)は次のようにコメントした。
「IRB は我々の戦略計画に則り、世界各国やラグビーワールドカップの競技レベルの向上のため、ティア2 諸国により高いレベルの国代表同士の対戦機会を提供する長期的な取り組みをしています。このため、私たちは年間1000 万ポンド以上を大会の開催や戦略的にターゲットとする協会の強化プログラムに投資しています。新方式のIRB パシフィック・ネーションズカップへのカナダとアメリカの追加は、各協会の強化計画に適した試合日程を実現するための各協会との継続的な協議の成果です。2 年後にイングランドで開かれるラグビーワールドカップ2015 でその成果を測る機会も与えてくれます」

日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏のコメントは以下の通り。
「IRB パシフィック・ネーションズカップは、今後のワールドカップでのパフォーマンスを高めるために日本と全ての参加国がレベルアップする素晴らしい機会です。ウェールズ代表とのテストマッチ2 試合とともに、IRB パシフィック・ネーションズカップは日本に質の高い試合日程を与えてくれます。フィジーやトンガの閃きにカナダやアメリカの強いフィジカルが加わった注目すべき大会に参加できることを、とても喜んでいます」

追記◎1月30日の大阪トークライブ、予約で満席となりました。ありがとうございます。

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女子日本代表愛称募集

女子日本代表の新スポンサーの発表があった。大正製薬株式会社と太陽生命保険株式会社である。15人制、7人制両方の女子日本代表チームのスポンサーとなる。大正製薬は2001年から「日本代表オフィシャルスポンサー」として協賛し、男子の7人制日本代表やU20日本代表も支援している。

太陽生命保険は、昨年9月に行われた「太陽生命カップ全国中学生ラグビーフットボール大会」に冠スポンサーとして協賛。「太陽生命カップ」にはU15女子7人制エキシビションマッチの部もあった。

今年は、6月に7人制のワールドカップがモスクワで開催されるが、15人制も「女子ラグビーワールドカップ2014フランス大会」のアジア地区予選が行われる。女子代表を対象にしたスポンサー契約は初めてのこと。7人制代表は、1月28日からアメリカ遠征に出発する。

また、「女子日本代表愛称募集キャンペーン」が行われることも発表になった。15人制、7人制の両女子日本代表チームの愛称を募集。日本協会からは「強く美しい彼女たちに相応しい愛称を皆様に決めていただきたいと願っています」とのメッセージ。募集期間は、2013 年2 月1 日(金)~2013 年2 月28 日(木) 24:00。応募方法は、日本協会公式ホームページ(http://www.rugby-japan.jp/)のトップページより。

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TLセミファイナル他20日の結果

20日は、秩父宮ラグビー場にいた。JSPORTSで、全国クラブ大会の決勝戦とトップリーグのセミファイナルを解説した。クラブの決勝は意外な大差。立ち上がりに、六甲がボールを大きく動かしたのが奏功した気がする。WTBトケの決定力も凄まじかった。

セミファイナルは、「我慢比べ」のせめぎあいだったが、シンプルに攻守に前進を続けた東芝の勝利。パナソニックは、中島監督が「ペナルティとラインアウトがすべて」とコメントした通り、不用意な反則が多く、ラインアウトからのモールを止めきれずに苦しんだ。東芝のフィジカル勝負は、決勝戦でも変わらないし、サントリーとの攻防も楽しみになってきた。きょうはラグマガに急ぎのマッチレポートを書くため速報のみにて。ワイルドカードの結果を記しておきたい。

■TLプレーオフ・セミファイナル結果(20日)
東芝ブレイブルーパス○20-8●パナソニックワイルドナイツ(前半3-3)

全国クラブ大会・決勝結果
六甲ファイティングブル○49-0●北海道バーバリアンズラグビーフットボールクラブ(前半44-0)
優勝:六甲ファイティングブル(2年連続6度目)

■TLワイルドカードトーナメント1回戦結果
NECグリーンロケッツ○38-14●NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半17-0)
近鉄ライナーズ○43-21●リコーブラックラムズ(前半24-14)

■トップチャレンジ1」第3節(1月20日)結果
クボタスピアーズ○40-17●三菱重工相模原ダイナボアーズ(前半19-7)
コカ・コーラウエストレッドスパークス○73-49●豊田自動織機シャトルズ(前半38-21)

※コカ・コーラウエストとクボタが来季のトップリーグ昇格を決めた。他2チームは入替戦

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