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2013年11月17日 - 2013年11月23日

関西大学Aリーグ23日の結果

土曜日の早朝、東京から京都へ。紅葉シーズンとあって京都駅の人の多さに驚きながら西京極へ。ちなみに、京都の紅葉の一番の見ごろは来週末あたりまで。

きょうは、関西大学Aリーグの京都産業大学対関西大学戦をJSPORTSで解説した。3位を確定させている京産大と、入替戦に行くことが決まっている関大と、ともに次の目標に向かっての試合という感じになったが、立ち上がりから関大がボールをワイドに展開して好スタートを切る。しかし、ここでスコアできなかったことが後に響いた。

京産大は、前半9分にFB山下のPGで先制すると粘る関大ディフェンスに苦しみながら、前半終了間際にNO8李がトライして、8-0で前半を終了。後半は一転して関大がボールを素早く動かしてフラットパスを連続し、CTB畑中、WTB増田のトライで逆転。拮抗した展開になる。しかし、京産大が縦に強く走り込むプレーを連続させながら流れを作り、再逆転から徐々に突き放し、5勝2敗とした。

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第2試合は、最後までもつれる展開になった。序盤は大阪体育大学が攻勢に出て、前半12分、まずはCTB奥のトライで、5-0とリード。17分、同志社大学もSO渡邉が2本のPGを返して、6-5と逆転。次第に同大ペースとなり、34分、HO秋山がトライして、13-5。後半9分には、WTB松井のカウンターアタックから、再び秋山がトライして18-5と突き放す。しかし、後半20分を過ぎてからは大体大が勢いを取り戻し、21-5で迎えた20分、ラインアウトからFL竹内がトライして12-21とし、直後には、ラインアウトからモールを組み、同大がモールに入らない判断をした瞬間にLO秋山がど真ん中を駆け抜けて、19-21と2点差に迫った。

俄然会場が盛り上がる中で、同大はWTB宮島のトライで、26-19と再び引き離す。しかし、大体大は直後のキックオフの同大のキャッチミスを逃さず、HO長崎が大きくゲインし、捕まったところのブレイクダウンに、竹内が真っすぐに走り込んでトライ。WTB沢良木が難しいコンバージョンを決めて、26-26と同点に。その後、互いに一回ずつのPGチャンスが巡ったが、両者ともに失敗。そのまま引き分けた。

追いつかれた同大の山神監督は「(流れが変わったところまでは)最高の動きだったんですけどね。ディフェンスも悪くなかった。あの瞬間だけエアポケットに入ってしまって、体大の強さを引き出してしまった。まるで、昔の同志社・大体大の試合を見ているようでしたね」と、自身が現役選手だった当時にしのぎを削った試合を思い出していた。

■関西大学Aリーグ最終節、23日の結果
京都産業大学○37-12●関西大学(前半8-0)
同志社大学△26-26△大阪体育大学(前半13-5)

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神谷考柄さんトークライブ

22日の夜は、下北沢でラグビー愛好日記トークライブだった。ゲストは奇跡のラガーマン神谷考柄さん。東大阪市立日新高校出身、筑波技術大学で鍼灸師になるために勉強中である。右目は光を感じる程度で、左目は0,04の視力があるが視野狭窄があり、目の前に人がいても、その輪郭くらいしか確認できない。それでも彼は、一人暮らしの部屋から自転車でつくば駅に出てきて、東京にやってきた。自転車で? 毎度驚かされる。5歳のとき、お父さんに、いきなり補助輪なしの自転車を漕がされ、一度も転ばなかったという抜群の運動神経の持ち主なのだ。夜道では、人の足と地面の擦れる音で距離感を測って、ぶつからないように通り過ぎることができる。

下北沢のライブ会場では、最初にそこにいる人数を言い当てて驚かされた。空気が遮断される感じで、人の動きや場所が分かるという。目が見えない分、他の感覚が研ぎ澄まされている。そんな神谷さんだからなのかもしれないけれど、中学でラグビーをはじめ、高校では左プロップとして大阪府の全国大会予選準決勝で大阪桐蔭に敗れるまで全公式戦に出場した。彼が弱視であることは、学校とチーム関係者以外は誰も知らなかった。

詳しいことは彼が執筆した「夢見るちから」(新評論)、僕が2011年に書いた「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)にあるので、ぜひそちらを読んでいただきたいのだが、目の前30センチくらいに来ないとボールが見えないのに、どうやってラグビーをしていたのかという話は興味深いものだ。「僕にはボールが見えないので、みんなが走っていく方向にボールがあるんだろうと思って走るんです」。練習でランパスをするときは、声の出たところにパスし、自分がパスを受けるときは「胸をめがけて投げてもらって、胸に当たったボールを捕ります」という。顔にボールが当たったことはないの? 「子供の頃、いろんなものにぶつかって痛い思いをしてきたので、顔の近くに物がくるとかわせるようになりました」。

神谷さんは脳の髄液が体に吸収できない病気で、視神経もそれで圧迫された。今も体の中には髄液を体に流すチューブが入っている。チューブが詰まれば命にかかわるため、中学のラグビー部へ入部は許されたが試合に出ないというのが条件だった。「でも、チームの中で誰にも負けていないと思えるようになると、どうしても試合に出たくなって、先生にお願いしました。そして、一緒に父親を説得しました。一回だけやらせてほしい。自分がどれだけできるか試したい。死んでもいいから」。お父さんはしぶしぶOKしたが、お母さんの一言がすごい。「やったらええやん。あんたアホやから、死にきられへんわ」。でも、後で聞くと、お母さんは、この子にはできると思っていたのだそうだ。

その後は大活躍。中学時代はパワーも走力も際立っており、相手を弾き飛ばし、独走トライをすることも多かった。「ゴールラインは見えないけど、H型のゴールポストはぼんやり分かる。まあ、とりあえずまっすぐ走ればいいかなって。で、ゴールラインを越えると、みんなが、『神谷、ライン越えたぞ』って言ってくれる。最初のトライは、もう、めちゃくちゃ嬉しかったです」。

目標を定めそれを一つずつクリアしていく彼の生き方だけでも勇気をもらえる。そして、その考え方、物事のとらえ方にも感心させられる。彼が20歳のとき、体の中のチューブにトラブルがあって、生死の境をさまよったことがある。2か月間寝たきり。動くと髄液が漏れてしまうから体を起こすこともできなかった。その間全身麻酔の手術を7回。つらい時間だった。最後の手術の時、医師は家族に告げる。「助からないかもしれません。生きていても耳が聞こえなくなるなどの障害は残るでしょう」。厳しい現実だった。病室では明るくふるまう家族に、神谷さんは礼を言ったそうだ。「自分の身体のことは自分で分かります。もう、僕は死ぬのだと思いました。だから、オカンや弟に、迷惑かけたな、ありがとうって言いました。僕はみんなに助けられて生きてきたし、その恩返しがしたかったのに、それをする時間がない。それだけが悔しかったです」

しかし、彼は生還した。なんの障害も残らなかった。医師は「奇跡」と言った。だから彼はいま恩返しのために生きる。ぼぼ見えなかった目にわずかな光を与えてくれた鍼灸師の岩崎先生(故人)の後を継いで、たくさんの人を助けたいのだ。すっかり元気になった体で彼は日本一のブラインドサッカーチーム「アヴァンツァーレ」のキャプテンを務めている。2020年には、東京で開催されるパラリンピックで神谷さんの姿が見られるかもしれない。神谷さんの話に涙していた会場に希望の光がさしこんだ気がした。

最後の質問コーナーで、「困難にぶつかったとき、あきらめ、くじけてしまう人がほとんどだと思いますが、神谷さんはけっしてあきらめない。どんな気持ちでいるのですか」という趣旨の問いかけがあった。神谷さんは答えた。「自分にできないことはないと思っているんです。他の人ができているのだから、僕にもできる。できなければ、できるようになればいい」。ライブ終了後に聞いたのだが、実は答え方に困ったらしい。「だって僕、普通のことをしているだけなんです」。

終演後、出口で見送る神谷さんに、ほとんどのお客さんが声をかけ、握手をかわしていた。しばらく話し込む人が多かった。みんなの心に何かが刺さったということだと思う。つくばまで帰る神谷さんを秋葉原まで送った。神谷くん、高校の時より、やせたね。今夜は、ありがとう。

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日本代表、スペイン戦メンバー

11月23日(土)、スペインのマドリード行われる対スペイン代表戦の日本代表メンバーが発表になっている。山田章仁選手が初先発となる。スペインの世界ランキングは20位。日本は現在14位。欧州遠征はこれが最終戦。いい内容で締めくくってほしい。

◎日本代表試合登録メンバー
1平島久照、2堀江翔太、3山下裕史、4大野均、5トンプソン ルーク、 6ヘンドリック・ツイ、7マイケル・ブロードハースト、8菊谷崇、9田中史朗、10小野晃征、 11山田章仁、 12田村優、13マレ・サウ、 14廣瀬俊朗、 15五郎丸歩/16湯原祐希、17三上正貴、18畠山健介、19真壁伸弥、 20ジャスティン・アイブス、21日和佐篤、22霜村誠一、23今村雄太

◎スコット・ワイズマンテル ヘッドコーチ代行
「ロシア代表戦と今まで良くやっていたプロップの平島と山下に報い、先発していた三上と畠山は途中からのインパクトを出してもらいたい。スクラムは進化しているので非常に競争が激しくなってきている。初めての先発となる山田にはいい機会になる。今回残念ながら出場する機会がない選手たちは残りの日々でいい練習をして、来年のHSBCアジア五カ国対抗へ向けてのアピールの場としてほしい」

◎廣瀬俊朗キャプテン
「今年最後の試合なので、この1年間やってきたことを証明できるような試合にしたい。Japan Wayを貫いて、80分間プレッシャーをかけ続け、ゲームをコントロールしていきたい」

◎山田章仁
「遠征の集大成として、最後の試合であるスペイン代表戦に出場できることは光栄。ロシア代表戦での勢いをそのままに、それに加えてこれまで学んできたことをすべて出し切れるようにがんばりたい」

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11月23日は、女子交流大会

今週末は、各大学リーグが大詰めで大学選手権セカンドステージの出場権を巡って激しい戦いが行われる。11月23日といえば、早慶戦だが、同日は、東京都・江戸川区陸上競技場にて「第26回女子ラグビー交流大会」も開催される。この大会は、1988年に、全国の女子チームや女子ラグビー選手、女子ラグビー関係者間の親睦を深め、さらに女子ラグビーの健全な発展と底辺の拡大を図るために創設された。

僕はラグビーマガジンの編集部に入って間もない頃だったが、当時はまだ女子ラグビーに対する周囲の理解がなくて、女子連盟の皆さんが大変苦労されていたのを思い出す。当時から、ずっと11月23日に行われている。僕も編集部の頃は、午前中は交流大会を取材して、早慶戦に行く、なんてこともあった。

今年の大会は、例年開催されている「一般の部」、「エンジョイメントの部」に加えて、高校生でも参加できるよう単独の「高校生の部(15人制)」を新設。全国9ブロックから集められた高校生女子ラグビー選手が一堂に会した交流試合を実施することにより、女子選手の発掘・育成や競技力向上を目指す。昨年の大会から始まった関東、関西の最強単独クラブチーム同士によるクラブチームナンバー1決定戦「日本ラグビーフットボール協会会長杯」も実施される。

朝10時から、世田谷レディース対RKUラグビー龍ヶ崎GRACE、PHOENIX、寝屋川ウィメンズ(合同)で開幕し、会長杯は、10:50から、日本体育大学ラグビー部女子と、名古屋レディースの対戦で争われる。試合は、15人制で行われる。女子ラグビーは、7人制がオリンピック種目になったことで、7人制の強化が加速しているが、多くの選手が15人制も存分にプレーしたいと思っている。この交流大会はそんな貴重な機会なのだ。17:15から閉会式の予定。

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京都ラグビートークライブ告知

12月6日、午後7時より、京都御所の西側にある美味しいイタリアンのお店で、小さなトークライブを開催します。このお店の店主・田中さんは三重県の強豪・木本高校ラグビー部OB。おしゃれな店内に、その高校のジャージも飾られています。

先日、このお店で食事した時にトークライブの話が持ち上がって開催することに。ゲストは京都ゆかりのラガーマンで、すでに決まっていますがシークレットです。本人に過剰なプレッシャーをかけないよう、あまり期待せずご来場ください(笑)。

日本代表のシーズンも終わり、トップリーグのセカンドステージも開幕。旬なラグビーネタと美味しいイタリアンで、京都近辺のラグビーファミリー(初心者の方も歓迎です)のみなさんと交流できればと思っています。

第1回「京都イルコン ラグビー部トークライブ」
午後7時開演(開場6時30分)~午後9時まで
約1時間のトークのあと、懇親会に移ります。
参加費:3,500円(ワンドリンク、軽食付き)
ホスト:村上晃一
ゲスト:シークレット

会場:t.e.b.il Contadino42
住所:京都府京都市上京区出水通室町西入ル西出水町110
交通手段:地下鉄烏丸線「丸太町駅」2番出口から徒歩7分
http://www.ilcontadino42.com/index.html

お申し込みは、お店に電話にてお願いします。
電話:075-366-8848
11月20日、午前10時より受付開始。
定員25名。満席になりしだい締め切ります。

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山口良治さん、IRBラグビースピリット賞を受賞

元日本代表フランカーで、京都市立伏見工業高校ラグビー部総監督の山口良治さんが、国際ラグビーボード(IRB)の「IRBラグビースピリット賞」(IRB Spirit of Rugby Award)を受賞した。表彰式は11月18日夜(日本時間11月19日未明)、アイルランド・ダブリンのアビバスタジアムで行われた。闘病中の山口さんの代理として出席した憲子(のりこ)夫人にIRBのオレガン・ホスキンス副会長から銀製のトロフィーが贈られ、次女の東亜子(とあこ)さんが英語で感謝の言葉を述べた。

Yamaguchi

「IRBラグビースピリット賞」は、ラグビーというスポーツを通じて、他の人々を助け、励まし、勇気づけた人物に贈られ、自己の利益を求めない行動により、他の人々の人生に影響を与え、社会に著しい貢献をし、世界のすべての分野においてスポーツがどれだけ素晴らしい力となり得るかを示した人物を顕彰するもの。

山口氏の受賞理由について、IRBは「山口氏は伏見工業高校の監督、教師、そして、人生の師として多くの生徒の人生をより良いものへと変えた。1970年代前半に赴任した当初、弱小チームだった同校は荒廃していたが、山口氏はラグビー精神を変革への推進力として問題に正面から立ち向かい、数年のうちに同校を全国高校大会優勝に導くとともに、その後の20年間を通じて国内トップレベルを維持した」(IRBメディアリリースより)

山口 良治(やまぐち・よしはる)
生年月日:1943年2月15日
主な競技歴:若狭農林高校(福井県)→日本体育大学→京都市役所
現職:伏見工業高校ラグビー部総監督、京都アクアリーナ館長
日本代表歴:13キャップ

日本代表時代は、故大西鐵之祐監督が率いた当時の代表チームの中心選手の一人として活躍した。フォワード(フランカー)ながらトーキックによるゴールキックの名手としても知られ、日本代表がイングランド代表に3-6と迫った1971年のテストマッチ(東京・秩父宮ラグビー場)ではPGによる日本の唯一の得点を挙げている。現役引退後は指導者の道に進み、1975年に伏見工業高校の監督に就任。同校を全国制覇4度(総監督時代を含む)の強豪に育て上げた。赴任から5年目に同校を高校日本一に導いた過程は作家馬場信浩氏のノンフィクション「落ちこぼれ軍団の奇跡」で取り上げられ、後に「スクール☆ウォーズ ~泣き虫先生の7年戦争~」としてテレビドラマ化された。

表彰式を終えたご家族を通じて寄せられた山口氏のコメントは以下の通り。「この度は、このような素晴らしい賞をいただき、この上ない光栄と喜びでいっぱいです。早く元気になって、また一人でも多くの人々にラグビーの素晴らしさを伝えていきたいと思います。ありがとうございました」

IRBが定める「ラグビー殿堂」(IRB Hall of Fame)には、昨年、元日本代表選手で現関西ラグビーフットボール協会会長の坂田好弘氏が日本人で初めて選ばれている。

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11月、12月初旬のイベント告知です。

これから2週間のイベントのお知らせを。あと、12月6日も京都で小さなラグビートークライブ計画中。近日お知らせします! 

11月21日(木)=高田馬場ノーサイドクラブ「ラガールデー」。会費は不要。この日、女性はドリンクが20%オフ。素朴なラグビーの疑問に僕がホスト役で答えます。男性も参加OK。ただし、お話しするのは女性優先です!午後7時くらいからお店に行きます。ラグビー初心者の方、おすすめです。
http://www.nosideclub.jp/info/2013/2013_1105_1121_ragirlday.html

11月22日(金)=下北沢トークライブ。ゲストは奇跡のラガーマン神谷考柄さん。午後7時より。勇気をもらえます。
http://koichi-murakami.cocolog-nifty.com/loverugby/2013/10/2013-1c32.html

11月27日(水)=大阪・北浜ラグビー部マーラー、トークライブ。ラグビー博士・小林深緑郎さん、マーラー初登場! 午後7時より。博士の知識に圧倒されてください。★満席。空席待ちとなります。
http://koichi-murakami.cocolog-nifty.com/loverugby/2013/10/post-4b04.html

11月29日(金)=ノーサイドプロジェクト・イベント(高田馬場ノーサイドクラブ)。午後7時より。ゲスト、増保輝則さん、藤崎朱里さん、山口真理恵さん。渡瀬あつ子さんが楕円桜を歌ってくれます。詳細、申し込みは以下より。
http://www.sportsclick.jp/p/seminar/rugby_2013autumn/index.html


12月4日(水)=「みなとスポーツフォーラム」第38回。ラグビーワールドカップ2019組織委員会 暫定COO マット・ キャロル氏がゲスト。ワールドカップについて、いろいろ聞いてみましょう。
http://www.rugby-japan.jp/news/2013/id22273.html

※12月6日の夜に、京都で小さなラグビートークライブも計画中。近日中にお知らせします。

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高校の京都代表は、府立桂!

20131117

11月16日、17日は、各地で全国高校大会の地区予選決勝が行われたのだが、僕は地元・京都の宝ヶ池球技場に行っていた。ラグビーマガジンにレポートを書くためだったのだが、決勝に進出してきた桂高校がどんなラグビーをするのかにも興味があった。

結論として、裏切られない試合を見せてもらった。マイボールのキックオフからのトライも見事だったし、インターセプトも準備していた通りらしく、モールからの一気のトライは京都成章のお株を奪うものだった。1、2年生がメンバーの半分以上を占める京都成章は、焦りもあってミスを繰り返した。それらも、すべて桂高校の想定通りだったようだ。「選手がプラン通り動いてくれました。試合中は選手に任せていたので、僕は特等席で試合を見させてもらいました。学校の先生をしていた良かったです」

桂高校の杉本修尋監督は、京都教育大学卒の50歳。数学の先生ということもあって、ラグビー的ではない発想と、理詰めのチーム作りで定評がある。杉本監督が指導したチームは京都のベスト4には行く。桂高校も10年前は合同チームでしか試合に出られなかった。この日も、ワンポイントで選手起用を考えるなど、興味深いチーム作りの話しを聞かせてもらえた。京産大など地元の大学にも出げいこに行き、体づくりも徹底して、ようやく全国レベルの平均体重90キロのFWを作ってきた。「とにかく食べさせて、90キロになったのは、1週間前です(笑)」。

桂高校は現3年生が中学の頃から注目されていた選手が多く、監督の次男である杉本頼亮選手がSOを務めて試合を組み立てている。今年のチームは昨年から、「今年は桂かも」と言われ続け、その期待に応えた形だ。京都成章、伏見工業以外の高校が京都の代表になるのは、実に19年ぶり。府立高校では、なんと、昭和39年の鴨沂(我が母校!)以来だ。ほんと、凄いことをやってのけましたね、杉本先生。花園も楽しみにしております。

大阪では、東海大仰星、大阪桐蔭、大阪朝鮮、奈良では、6年ぶりに天理が御所実業を破って出場を決めている。

■京都府予選決勝
京都府立桂高校○26-5●京都成章(前半12-0)

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