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2013年11月24日 - 2013年11月30日

関西大学Aリーグ最終戦結果

30日の土曜日は、関西大学Aリーグの天理大学対立命館大学戦を、JSPORTSで解説するため、近鉄花園ラグビー場に行っていた。立命館大学が勝てば12年ぶりの関西リーグ制覇、天理大学は負ければ全国大学選手権出場の道が断たれる。互いにモチベーションは高く、接戦が予想されたが、前半から流れは立命館大学に大きく傾いた。

前半7分、連続的な縦突進でゴールラインに迫ると、SH井之上が密集サイドのディフェスを引き付けて、WTB高木がトライ。15分には、反撃に出た天理が攻め込んだところでパスミスを犯し、前に出る立命館の選手が足でひっかけ、WTB高木が跳ねたボールをキャッチしてトライし、14-0とリードした。

このあたりから流れは一方的になる。激しく前に出るディフェンス、ジャッカルもあり、接点では立命館が優位に。俊足WTB吉原のその能力の高さを存分に発揮して2トライ。後半は天理も途中出場のモセセ・トンガの2トライなどでは反撃したが、終盤は立命館がFW周辺をしつこく攻めてボールをキープし、さらにトライを加えて突き放した。

「一回生のときから、中林監督を胴上げしたいと思ってきたので嬉しいです」と、庭井キャプテン。その言葉通り、表彰式終了後は監督を胴上げしていた。立命館大学は関西1位の大学選手権に出場し、慶應義塾大、東海大、明治大と同じ組で、準決勝進出を目指す。

一方、天理大は関西リーグ6位となり、大学選手権に出られなくなった。「流れが悪かったですね。でも、実力差がありました」と小松節夫監督は完敗を認め、チームの再建を誓った。この結果、関西大学Aリーグの順位が確定(1位=立命館大、2位=同志社大、3位=京都産業大、4位=関西学院大、5位=大阪体育大)。それぞれ関東勢との戦いに挑む。

■関西大学Aリーグ最終戦の結果
天理大学●21-54○立命館大学(前半7-33)

ジャパンラグビー トップリーグ2013-2014のセカンドステージが開幕した。以下、結果のみだが、予想に違わぬ僅差勝負が多くなっている。

■トップリーグ・セカンドステージ 第1節(11月30日開催分)結果
NECグリーンロケッツ●19-22○キヤノンイーグルス(前半10-14)
パナソニック ワイルドナイツ○24-20●ヤマハ発動機ジュビロ(前半7-7)
九州電力キューデンヴォルテクス○38-36●NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半17-17)
コカ・コーラウエストレッドスパークス○32-17●リコーブラックラムズ(前半10-0)

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ノーサイドプロジェクト2013秋in高田馬場

昨夜(11月29日)は、高田馬場ノーサイドクラブで、ノーサイドプロジェクトイベントだった。ゲストは、ラガールセブンから、増保輝則総監督、藤崎朱里キャプテン、山口真理恵選手に来てもらって、女子ラグビーの現状やそれぞれの活動について伺い、ラグビーファンの皆さんと交流を深めた。

ラガール7は、オリンピック種目になった7人制ラグビーの日本代表を育てようと作られたクラブで、複数の企業が選手を支援している。10月下旬にはオーストラリアのセントラルコーストセブンズに出場し、オーストラリア、ニュージーランド、フィジーなどのクラブチームと対戦。16チーム中7位という戦績だったが、「日本では経験できない当たりの強さなどあり、貴重な経験がつめました」と、藤崎キャプテも、海外に出て試合をすることの重要性を話していた。

山口真理恵選手はそのあと、香港ブルードラゴンズというチームに助っ人として呼ばれ、上海で行われた上海タッチラグビー大会に出場。なんと一日で12試合もしたという。直接的なコンタクトのないタッチラグビーとはいえ、一試合は20分、しかも、男子チームに入ることもあったそういだ。「日本代表の厳しい練習をしていたので大丈夫でした」と逞しい。女子のMVPも獲得した。

2人とも、いまは株式会社購買戦略研究所で働きながらプレーしているが、ラグビーを優先できる職場環境で充実した日々を送る。ただ、日本の女子ラグビーは国内リーグもなく、プレー環境が整っておらず、「環境整備を早急にしていかないと、オリンピックに間に合わない」と増保総監督も危機感を持つ。「オリンピックに出られれば、女子は上位に行ける可能性がある」とも話し、チームとしては積極的に海外遠征などして選手を育てる意向を示していた。

トークに懇親会、日本代表やオールブラックスの選手のサイン入りグッズなどのプレゼントコーナー、そして締めくくりは、渡瀬あつ子さんが、ノーサイドと楕円桜を歌ってくれた。楕円桜はみんなで大合唱。歌詞の意味をかみしめながら、女子選手2人も感銘を受けていたようだった。

写真は、左から、進行役を務めた有働文子さん、山口真理恵選手、藤崎朱里選手。

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エディー・ジョーンズHC記者会見

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11月29日、日本ラグビー協会会議室で、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチの記者会見が行われた。脳梗塞で入院してから初めて公の場に姿を見せるということで、多数の報道陣が集まったのだが、現れたジョーンズHCは、杖もつくことなく、スタスタとマイクの前に座り、依然と変わらぬ早口の英語で、オールブラックス戦と欧州遠征を総括し、今後の課題を語った。まずは、同席した岩渕健輔・日本代表GMが、「来季以降も日本代表はエディー・ジョーンズが指揮を執ります」と宣言。

ジョーンズHCは、「皆さんのサポートに感謝します」と話し始め、「2015年のワールドカップまで(ヘッドコーチ就任から)半分が過ぎました。まだまだやるべきことはあり、それに向かってまい進していきます」と力強く語った。

「世界ランキングの下位のチームには勝っていますが、今後は、フィジー、トンガ、イタリアなどに勝つことが必要です。チームは着実に成長していますが、ポゼッション(ボール保持)を重視するチームでありたい。いま、ジョン・プライヤー(S&Cコーチ)が、オランダに行って、スピードトレーニングのエキスパートとミーティングしています。もっとフィットネスも高め、もっと速くならなくてはいけません。ディフェンス、ハイボールへの対処など着手すべきことはたくさんあります。1分1秒も無駄にできません。経験値を伸ばし、アタック、ディフェンスも伸ばしたいと思っています」

入院中、日本代表戦は病院の中でパソコンで見ていたようだ。身体の調子を気遣う質問もいくつか出た。

どの程度の回復具合ですか?
「足の指先が手で触れるようになりました。入院する以前は、体が硬くて触れなかったのに」
手足にしびれなどは、ないのですか?
「しびれるのは、試合を見ているときだけです」
今後のコーチとしてのアプローチで何か変えることはありますか?
「睡眠をもっととろうと思います。そして、ベストのコンディションでコーチをしたい」

というわけで、拍子抜けするほど元気なエディーさんだった。

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女子15人制三地域対抗日程

女子ラグビーは7人制ラグビーの試合機会が増えているが、15人制のプレーを望む選手は多い。トップ選手が集う「女子三地域対抗試合」の組み合わせが決定した。

この「女子三地域対抗試合」は、関東代表、関西代表、九州代表の対抗試合で、地域ごとに選抜されたメンバーが日本一をかけて戦う。女子日本代表クラスのトップ選手を中心に選抜される日本国内では数少ない女子15人制の大会。女子ラグビーの普及・発展、及び国内選手の競技力向上、認知度向上を目的として開催される。

全試合、ジャパンラグビー トップリーグの前座試合として実施されるので、ぜひ、早めに会場入りして観戦していただければと思う。

■女子三地域対抗試合スケジュール
12月15日(日)
茨城県ケーズデンキスタジアム水戸
12:00 【女子三地域対抗試合】関東代表対九州代表
14:00 【トップリーグ】クボタスピアーズ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

12月21日(土)
愛知県名古屋市瑞穂公園ラグビー場
12:00【女子三地域対抗試合】関西代表対関東代表
14:15【トップリーグ】豊田自動織機シャトルズ対九州電力キューデンヴォルテクス

1月19日(日)
福岡件レベルファイブスタジアム
12:00【女子三地域対抗試合】九州代表対関西代表
14:15【トップリーグ】コカ・コーラウエストレッドスパークス対九州電力キューデンヴォルテクス

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近鉄・同志社合同練習、深緑郎トーク&12月マーラーライブ告知

27日は、近鉄花園ラグビー場に行き、近鉄ライナーズと同志社大学の合同練習を見てきた。実のところ、12月7日発売予定の、ラグビーマガジン別冊「第50回全国大学選手権プレビュー」号に掲載する同志社大学ラグビー部のレポートの取材だったのだが、両チームがスクラムを組み、がつがつと当たりの激しいアタック&ディフェンスの練習は、思わず見入ってしまった。

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同志社大学にとっては、当たりの激しいトップリーグのチームとやることは、関東の強豪大学と戦う準備としては意義がある。「これくらいの相手とやらないとね。だんだんビビらなくなってきましたよ」と山神監督。たしかに、最初は受けてしまっていた選手達も体も温まって来るとがつがつ行き始めた。同志社大学は、関西大学Aリーグの1位か2位を確定させているが、11月30日の立命館大学対天理大学の試合で、天理が勝つと、同志社が6年ぶりの優勝となる。在学中の選手達にとっては初の優勝となるわけだ。いかに、ここ数年の同志社が苦しんでいるかが分かる。チームの現状など詳細は誌面をお楽しみに。

その後は、北浜駅に移動。ラグビー普及促進居酒屋「ラグビー部マーラー」のトークイベントに臨んだ。ゲストは、ラグビー博士・小林深緑郎さんである。マーラー初登場。いつもは、1時間のトークのあと、1時間余りの懇親会になるのだが、この日は2時間余り、しゃべりまくりのライブとなった。日本代表がスコットランド代表と戦ったマレーフィールドのことから、カルカッタカップのマニアック情報、深緑郎さんがなぜラグビーが好きかまで、もりだくさんの内容だった。

スリムクラブの内間さん並みの深緑郎さんトークの「間」で、会場は爆笑の連続。
「深緑郎さんが思う、ラグビー史のグレイテスト・プレーヤーは?」(村上)
「………」(深)
「一般的にはガレス・エドワーズと言われていますけど」(村上)
「……う~ん、人格も加味するとね~……」(深)
「すると~」(村上)
「……う~ん……」(深)
「人格加えたの深緑郎さんですよ」(村上)
「……」(深)
会場:爆笑

結局、プロ化時代に限定して、アイルランドのブライアン・オドリスコルという答えだった。ふ~っ、時間かかる~。なんか、面白すぎて内容が頭に入らないほどだった。最後は皆さんから握手攻め。深緑郎さん、人気ありました。

さて、次回のマーラートークライブのゲストは藤島大さんに決定。詳細は以下の通りです。

お知らせ◎ダイ魂、大阪トークライブ決定
【藤島大さんが、マーラーにやって来る】

大阪・北浜のラグビー普及促進居酒屋「ラグビー部マーラー」は、11月27日、ラグビー博士・小林深緑郎さんを迎えてマニアックにトークを繰り広げたばかりですが、次回は、JSPORTSのラグビー解説、ラグビーマガジンのコラム「ダイハート」などでラグビーファンにはおなじみの藤島大を迎えます。独自の視点でラグビーを語る「ダイ魂節」を大阪のラグビー愛好家の皆さんにお届けます。

日時:12月15日(日) 午後7時開演(午後6時30分より開場)。
会費:3,500円(ドリンク、軽食込み)
場所:ラグビー部マーラー(大阪市中央区東高麗橋5-6南野ビルB1)
ホスト:村上晃一
ゲスト:藤島大(スポーツライター)

▼お申し込みは、メールにてアドレスinfo@npo-orn.orgの大阪ラグビーネットワーク、マーラーイベント担当加島まで。
お名前、メールアドレス、電話番号、お申込人数をお知らせください。受付中です。
※お申込人数が複数の場合は同伴の方の氏名も全てご記入願います。先着順に受け付けさせて頂き、担当者からメールで連絡させて頂きます。★満席となりました!

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立命館大学のHB団に会う

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26日は、立命館大学のHB団、SH井之上明選手(写真向かって右)と、SO井本拓也選手(写真左)を取材した。これは、12月7日発売予定の、ラグビーマガジン別冊「第50回全国大学選手権プレビュー」号に掲載されるものだ。

立命館大学と言えば、強力FWと堅いディフェンスが特徴だが、そのチームを操っているのが、井之上選手と井本選手。井本選手は今季膝を痛めて2試合の欠場はあるが、井之上選手は2年生から、井本選手も3年生からレギュラーとして活躍している。

2人とも兵庫県のラグビースクール(井之上選手は尼崎RS、井本選手は三田RS)で過ごしたため、中学時代に選抜チームで一緒になるなど互いを知る関係だった。仲良くなったのは立命館大学に入ってから。互いに進学先が同じことを知って、入学前に大学の練習に参加してみたのだとか。

井之上選手はトップリーグのチーム入りが決まっているが、井本選手は銀行に就職することになっており、最後のシーズンに特別の思いで臨んでいる。ちなみに、井之上選手はトップリーグの合同トライアウトを受けて、ドコモに行くようだ。

詳しい内容は、誌面をお楽しみに。終始、誠実にインタビューに答えてくれた2人だが、互いにどう呼び合っているの?と問いかけたところ、「あーくん」と「いもっちゃん」。可愛いなぁ。ものすごく、場が和んだ瞬間だった。

立命館大学はすでに大学選手権の出場は決めているが、関西大学Aリーグ優勝をかけて、11月30日に天理大学と対戦する(近鉄花園ラグビー場、14:00キックオフ)。

お知らせ◎昨年もこのブログで告知したのですが、12月19日、東京都品川区の小山台で、八大学ラグビーOB会主催の講演会が実施されます。今年度は7人制日本代表ヘッドコーチ瀬川智広氏。7人制日本代表は、11月10日のシンガポールセブンズ優勝により、アジアセブンズシリーズ総合優勝を果たし、来年3月の香港セブンズで行われるセブンワールドシリーズ2014-2015コアチームへの昇格決定戦出場権を獲得しています。一般の方も参加できますので、ご興味のある方はお申し込みください。

日時:平成25年12月19日(木)
   18:00開場/受付開始、19:00開演
会場:小山台会館 品川区小山4-11-12 TEL 03-5721-6171
   東急目黒線 武蔵小山駅西口 徒歩3分
演題:オリンピックに向け日本代表はいかに戦うか(仮題)
講演者:7人制日本代表ヘッドコーチ 瀬川智広氏
会費:3000円
申し込みメール宛先:小林(makokoba@hotmail.com)

※八大学ラグビーOB会とは、北海道大、小樽商科大、帯広畜産大、東北大、東京海洋大、名古屋大、九州大、長崎大で構成される。 

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花園シード校、ラグマガ1月号ほか

2013年度高校日本代表候補メンバー、年末の花園ラグビー場で行われる『U18花園女子セブンズ』出場予定選手などが、次々に発表されている。
http://www.rugby-japan.jp/

第93回を迎える全国高等学校ラグビーフットボール大会の大会出場校も出揃い、シード校も発表された。

西のAシードは、選抜大会優勝の大阪桐蔭、大阪府予選で昨年の王者・常翔学園を破った東海大仰星、そして、東のAリードは、神奈川県の桐蔭学園である。
以下、Bシードは以下の通り。大阪朝鮮、天理、報徳学園、東福岡、長崎南山、秋田工業、茗溪学園、流通経済大柏、目黒学院、日川

※組み合わせ抽選会は、12 月7 日(土)13:00 より実施される。

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25日はラグビーマガジン1月号の発売日。表紙は、日本代表の福岡堅樹。特集は日本代表の秋のテストマッチシリーズだが、オールブラックス三選手(サム・ケイン、ベン・スミス、アーロン・クルーデン)のインタビューもある。みんなポジティブな考え方なのがいい。リッチー・マコウの後継者と言われるサム・ケインは言う。「チーム内競争はチームの成功には重要です。(略)リッチーと僕の関係のように、競争相手がいることで、僕は自分がより良い選手に成長できるチャレンジの機会だととらえています」。アーロン・クルーデンは、ダン・カーターという大きな壁を超えようとしている。「激しい競争は自分にとってプラス。さらに向上しようと考える、良い刺激と考えています」

もう一つの特集は大学ラグビー。解体心書は、ヤマハ発動機ジュビロの徐吉嶺(ソ・キルリョン)。

お知らせ◎11 月30 日(土)、17:15 ~18:30に、熊谷市のRugby Bar No Side(埼玉県熊谷市筑波1-194 No side ビル)にて、トークショーが開催されます。ゲストは、キヤノンイーグルス監督の永友洋司さん、NECコーチの辻高志さんという、明治と早稲田出身のスクラムハーフだ。試合を終えたばかりのキヤノンとNECの指導陣の対談とは、なかなか面白そう。司会は、JSPORTSの実況などでおなじみの住田明さん。

会費:トークショー 1,000円 懇談会(参加希望の方)+2,500円
特典:12月22日開催の全国大学選手権入場引換券1名様分プレゼント
定員:最大30名 予約制、定員になり次第締め切り
申し込み先:TEL:048-524-0005(Rugby Bar No Side)

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関西大学A&大学選手権FS結果

日曜日は神戸の総合運動公園だった。関西大学Aリーグの関西学院大学対近畿大学戦をJSPORTSで解説するためだ。関学は、勝てば大学選手権出場が決まり、負ければ6位で出場できなくなるという戦い。近大のほうは、8位で入替戦行きが決まっていた。この試合は、午後3時のキックオフだったので、試合前に関東大学リーグなどの経過を確認できた。

最近はJSPORTSのオンデマンドをスマホで見ることが多くなった。これ、ものすごく便利である。まずは日大が中央大に逆転勝ち。東海大は前半で流通経済大に差をつけていた。最終節は、モチベーションの違いが結果に反映されることが多いが、きょうもそんな感じだった。

午後3時、キックオフ。立ち上がりは近大が攻勢に出たが、先制したのは関学だった。前半6分、LO古城がラックサイドを突いてトライ。13分には、前に出たラックから左ショートサイドをついてWTB金尚浩がトライと、着々とスコアを重ねた。前節の天理大戦ではボールを横に動かすばかりだったのだが、「我々の強みはフェイズを重ねてトライをすること」(野中監督)と、NO8徳永らがしっかり縦に走り込んでから素早く展開して、次々にディフェンスを破った。

後半は近大もボールを確保してよく攻めたのだが、関学ディフェンスも前に出てこれを止め続けた。終盤は近大のディフェンスの出足が鈍り、関学が勢いよく走り込んでパスをつなぎ、最終的には9トライを奪って快勝した。

「気持ちの締まったいいゲームでした」と野中監督もほっとしが表情。「でも、天理戦の負けがなかったら、これほどいい試合はできませんでした。コンスタントに力を出すことの難しさを痛感したリーグでした」

この結果、関西学院大学は、4位か5位が決まった。残るは、11月30日の最終戦(立命館大対天理大)の結果次第。この試合で、同志社大か立命館大のいずれかの優勝、そして、天理大か大体大の選手権出場か決まる。

■関西大学Aリーグ最終節・24日の結果
関西学院大学○55-7●近畿大学(前半29-0)

■第50回全国大学選手権大会ファーストステージ結果
朝日大学(東海北陸・中国四国代表校)セカンドステージ進出決定

東北学院大学●21-43○朝日大学(前半7-36)

■朝日大学 監督・キャプテンコメント
吉川充監督
「(昨年度に大学選手権が新方式となり)ファーストステージに初めて出場した一回目は、これまでなかった他地区の大学との試合をただ経験するだけで、コントロールができなかった。今年は昨年の負けた経験を基にチーム作りをしてきた。(セカンドステージに初進出ということで)この新方式となったことが間違っていなかったことを証明できて嬉しい。セカンドステージは(相手の)胸を借りてやるしかない。どんな状況であろうと、最後まで戦い抜きたい」

磯谷洸輔キャプテン
「(ファーストステージは)東北、東海、九州地区というイメージが出来つつあると思うが、その中でも東海地区が一番レベルが高い、と思ってもらえるように頑張っていきたい。(セカンドステージは)とにかく1勝でも2勝でもいいので狙っていきたい」

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日本代表、スペイン戦結果

11月23日(日本時間:深夜)、スペインのマドリードで日本代表対スペイン代表のテストマッチが行われた。日本は紺のセカンドジャージで登場。赤いジャージのスペインと相対した。

前半2分、日本代表はFB五郎丸のPGで先制し、23分までに4本をPG決める。互いに反則が多く試合は途切れがち。日本のディフェンスは安定していたのだが、簡単に止められるからかもしれないが、受けに回るところもあり、32分には、LOトンプソンがプロフェッショナルファウル(反則によって相手の攻撃をスローダウンさせる)で、シンビン(10分間の一時退場)となる。やや厳しい笛ではあった。

強い風、強い日差し,軟らかいグラウンドもあって、日本は思うような攻撃ができない。その間に、スペインのスクラムからのサインプレーでトライを奪われる。スコアは、12-7。優位なはずのスクラムでも反則をとられ、何をやっても流れが悪い日本代表は、廣瀬キャプテンが着実にPGを重ねる選択をし、前半は、15-7。5本のPGでリードする展開になった。

後半も、日本代表は我慢の試合になる。4分、PR平島がラインアウト内の反則でシンビン。しかし、ようやく日本代表の連続攻撃が出始め、HO堀江のトライで、20-7とし、SH日和佐を投入して、さらにテンポを上げる。後半に投入されたLO真壁も激しく前に出る突進を見せ、ゴール前のラインアウトからのサインプレーでFLブロードハーストがトライ。28-7とする。23分には、モールからブロードハースト、28分には、スクラムをプッシュし、後ろをケアしていたWTB廣瀬キャプテンがトライして40-7とリードを広げた。結局、このままスコアは動かず試合終了となった。思うに任せない試合を勝ちきるという意味では、いい経験になっただろう。

スペインの執拗な絡みもあって、テンポのいいボール出しができた時間帯は短かったが、セットプレーの安定が引き寄せた勝利だった。今季、重点的に取り組んできたスクラムで明らかな成果が出ているのはポジティブな評価ができるし、ヨーロッパの環境での試合を経験できたのも貴重だ。しかし、世界トップ10に向けては、まだ足りないことが多いと痛感するヨーロッパ遠征だった気がする。

スコット・ワイズマンテル ヘッドコーチ代行
「先発した選手はハードワークをしてくれた。途中から出場した選手たちもテンポを変えてくれた。(試合結果は)選手全員の努力の賜物だ。テストマッチは最初の10分、20分では勝負がつかない。ペナルティーからタップ&ゴーができなかったから、ショット(ペナルティーゴール)を選択した。得点を積み重ねていくのがテストマッチ。選手たちは遠征第3戦のロシア代表戦からそのことを学んだ。今回のヨーロッパ遠征で、選手たちはどうやってゲームをマネジメントしたらよいのかを学ぶことができたと思う」

廣瀬俊朗キャプテン
「みんながこれまで努力をして、気持ちが入っていたから、前半最初はいいスタートを切ることができた。みんなに感謝している。ただ、まだ100点の出来ではない。チームには伸びしろがある。後半はよく修正し、声をかけあってよくやれた」

マイケル・ブロードハースト
「ヨーロッパ遠征の締めくくりとしては良かった。今日のチームのみんなのプレーに感謝している。前半はもう少し良いプレーをすべきだった。後半良くなったのはボールキープとブレイクダウン。フォワードはスクラムとラインアウトも良くなった。とにかくシンプルにいこうと心がけた 」

山田章仁
「テストマッチなので、一つひとつ(の得点機会に)取っていくことが大事だった。遠征中、ずっと一緒に練習できていたので、みんなと同じことをやるだけだった。個人的には試合に出場して、試合中にでうまくコミュニケーションを取れたことが自信にもなった。まだトライを獲っていないので、今後は試合の中で存在感を出せるようにしていきたい」

■ヨーロッパ遠征第4戦結果
日本代表○40-7●スペイン代表(前半15-7)

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