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トップチャレンジ結果

26日の日曜日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場に行っていた。東花園駅に着くと、すこし雨がパラついていたが、すぐにあがった。ただし、風は強く、試合も影響を受けそうだ。

第1試合は三菱重工相模原対横河武蔵野戦。前半は横河が激しく前に出るディフェンス、攻めてはディフェンスラインに思いきりよく走り込んでのフラットなパスで健闘した。しかし、前半を終えて、22-5と三菱がリード。圧巻だったのは後半開始からの三菱WTBシェーン・ウィリアムズの3連続トライ。巧みなコースチェンジでタックラーを次々にかわし、タックルされても倒れず体をスピンさせながら前に出て、いかにも簡単そうにトライラインを越えていた。スコアもあっという間に、42-5。後半26分、ウィリアムズがこの日5本目のトライをとったのだが、このときのタッチライン際での瞬時の加速は観客席を沸かせた。

最終スコアは、63-10。この結果、トップリーグとの入替戦では、横河がNTTコミュニケーションズと(2月15日、13:00、熊谷ラグビー場)、三菱重工相模原がコカ・コーラウエストと対戦する(2月8日、13:00、博多レベルファイブ)。きょうは出ていなかったが、三菱にはLOアンソニー・ボーリッチ、SOスティーブン・ドナルドと、オールブラックス経験者もおり、興味深い戦いになる。

第2試合はHondaと福岡サニックス。勝った方がトップリーグに昇格する注目カードである。前半は風下のサニックスが自陣から懸命にボールをつないで攻めるも、スコアはSO田代のPGと、HO永下のトライのみ。HondaもPGを返して、前半30分過まで10-3と拮抗した展開に。ここでサニックスのPRメイがブレイクダウンで危険なチャージをしてシンビン(10分間の一時退場)処分となる。34分、サニックスSO田代がPGを決めて、13-3。一進一退の攻防が続いたが、HondaもSO古屋がPGを決めて前半終了。スコアは、13-6。

後半、両チームが選手を入れ替える。Hondaは、FLブラウンに替えてトマシ・ソンゲタを、サニックスはベン・メイを下げてベテランの松薗、そして、CTB名富に替えてカーン・へスケスと、インパクトプレーヤーを投入する。そのヘスケスがいきなり魅せた。開始1分、タックラーを軽く外してラインブレイクすると、左タッチライン際のWTB屋宜にパス。屋宜はそのままインゴールまで駆け抜けて、20-6とリードを広げる。しかし、HondaもPGを返すと、12分には、ゴール前のスクラムを押し込み、WTB生方が密集サイドを持ち出してポスト左にトライ。ゴールも決まって、20-16に迫った。

このあたりは、両チームの関係者にとっては胃の痛くなるような時間だったろう。その後は再び風上のサニックスが相手陣で試合を進める。そして、33分、ラインアウトのモールで前進し、ゴール前のラックから交代出場のLOエリソンがトライ。田代のゴールも決まって、30-16。ほぼ勝敗を決した。後半はスクラムで圧力をかけたHondaだったが、トライをとる決定力ではサニックスが勝っていたように見えた。

「序盤から動きがかたく、もうひとつトライできれば、という時間が続きました。これまでは体が小さくて走る方に特化した強化をしていましたが、この一年はフィジカルもやり込んできました。FWでトライがとれたのは、それが生きたと思います。あと半年、しっかり準備してトップリーグに備えたい」。藤井監督はすでに来季のトップリーグを見据えていた。

試合後の記者会見では、永下キャプテンに報道陣から、勝った直後、思ったほどはしゃがなかったことについて質問があった。「僕らの中ではけっこう喜んでいたんですけど…。みんなあんまりはじけるタイプではないので…」。ちょっと面白いやり取りだった。

敗れたHondaの藤本ヘッドコーチは、「まだ終わったわけではない。3週間、しっかり準備して入替戦に臨みたい」と次戦を見据えた。相手は、NTTドコモレッドハリケーンズだ(2月15日、13:00、近鉄花園ラグビー場)。

◇トップチャレンジ1試合結果(1月26日開催)
三菱重工相模原○63-10●横河武蔵野(前半21-5)
HondaHEAT●16-30○福岡サニックスブルース(前半6-13)

お知らせ◎関西ローカルで放送されたNHKの「花園オールドボーイズ」の再放送(全国放送)が決まりました。2月11日、午後1時5分から1時48分(NHK総合)。

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    コメント

    イングランド・プレミアシップに挑戦中の菊谷崇。
    親善試合とは言え、シャークス戦でサラセンズデビューしたそうです。
    時間も僅か数分も、プレミアに記した第一歩。次は公式戦出場目指して頑張ってほしいですね。

    投稿: ライガー | 2014年1月26日 19:46

    後半からサニックスの3番が代わった後しばらくは、ホンダがスクラムでプレッシャーをかけていましたが、後半の半ばくらいからはサニックスのスクラムが安定し、攻撃の大きな基点になっていました。後半から入ったのサニックスの40歳・松園選手の対応力が素晴らしかったです。終盤のサニックスの追加点は基点となるスクラムの安定があってこそ。個人的にMOMを選ぶなら、松園選手かな、と思いました。

    投稿: 元プロップ選手 | 2014年1月26日 19:30

    おめでと〜サニックス(^o^)/


    さて今日は私の地元で高校ラグビー新人戦の決勝戦がありました。

    試合は大・大・大・大接戦!
    面白かった〜!楽しかった〜!

    両校の選手の皆さん。素晴らしい試合をありがと〜!
    あとはこの両校を追いかける勢力が出てきたら(^-^)b

    日本中に広まれ〜「大接戦」(^o^)/

    投稿: nick | 2014年1月26日 18:53

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