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日本代表強化試合結果

4月26日、近鉄花園ラグビー場では、日本代表(ジャパン・フィフティーン)とアジア・パシフィックドラゴンズ(APD)の強化試合が行われ、ジャパン・フィフティーンは、29-35で敗れた。前半こそ、スクラムで優位に立ち、何度もラインブレイクして攻め込んだが、トライチャンスを確実にものにできず、前半は、22-14と、わずか8点差のリード。29分、APDのトゥシ・ピシのトライは、アクロバティックなパスが次々に決まり、観客を沸かせた。

後半に入ると、APDが攻勢に出る。6分、ラディキ・サモが左コーナーに迫ったが、ここは日本代表の村田大志がタッチに押し出す。村田は、25分にも、俊足WTBソキベタの独走をタッチライン際で止めるなど、しぶといプレーで気を吐いた。「オールブラックスのコンラッド・スミスを目指す」と言っていた通りの動きだった気がする。

後半の日本は攻めてはミスを繰り返し、APDにボールを渡してしまい、逆に大きく攻め返される。19分には、交代出場のフィジー代表ラムワイに独走トライを許し、22-24とスコアをひっくり返された。このあとは、APDのピシにドロップゴール、FB高忠伸にPGを決められ、22-30と引き離される。日本も自陣からボールをつなぎ、最後は村田からFB藤田慶和にパスがわたって、29-30に迫るトライをあげたが、最後は届かなかった。

勝ったタナ・ウマンガヘッドコーチは、「ベリー・ハッピー。日本代表も今後の試合に向けて激しい試合を求めていたはず。それができて良かった」と笑顔で語った。キャプテンのニリ・ラトゥ主将は、次のようにコメント。「強い気持ち、強いパフォーマンスをしようと、プレーした。タナ(ヘッドコーチ)からシンプルなシステムを与えられていたが、フィジカル面で圧倒しようとしてミスを犯し、前半は日本代表にトライを与えてしまった。ハーフタイムで、ビッグプレーをする必要なないので、システムに戻ろう、と話して良くなったと思う」

敗れたエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチは、「ちょっと、がっかり」と話し始めたが、「でも、いい練習試合ができました。フィジカルなFW、速いBKと戦いたいと思っていたので、そういう意味では、完璧な練習試合でした。ディフェンスのセットは良かったが、プレッシャーをかけられず、トゥシ・ピシにやりたい放題、やられてしまった。アタックも9番からのオプションを使えませんでした。しかし、多くの若い選手が出てきてこうした試合の経験を積んだのは、日本ラグビーにとって明るいことだと思います」

報道陣から、「最初の25分は勢いがあったが」との質問に対しては、「本来ならあそこで30点取っておくべきだったでしょう」と答えた。また、「主力選手の多くが不在の中で、よくステップアップしていると感じました。2年前なら40点取られる相手です」とも語った。

アジア五カ国対抗の初戦となるフィリピン戦については、怪我を抱えていた五郎丸歩、田村優らがプレー可能になり、五郎丸は試合に出るという見方を示した。

■日本代表強化試合結果
日本代表●29-35○アジア・パシフィックドラゴンズ(前半22-14)

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    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    ようやくじっくりゲーム観ました。

    ボールポロポロ頂けませんね。。若手では村田くんのアシストパスが良かった。

    黒星スタートもいい薬になったと思い、今一度気を引き締めてフィリピン戦を迎えてほしいものです!

    あっ!エディさんの通訳替わられたんですね。どこの美人さんかと思ったら、サクラフィフティーンのメンバーだったとは!

    投稿: 亮 | 2014年5月 2日 00:29

    >フジピーさん

    私の個人的見解を言わせてもらいますね。
    私も、日本代表を応援し続けています。

    で、奇想天外の話ですが、
    JAPANが奇想天外の戦略に頼るとどうなるか、私なりにシミュレートしてみます。
    1. DFを完全にズラせることもあるが、手さえかかれば、ゲインできずに止められてしまう。そのまま孤立して囲まれる。又はパワーと懐の差でボールを奪い取られる。
    2.奇想天外に今から頼ると、接点で恐ろしく弱いチームになる。
    3.DFも弱いチームになる。
    (2.3.は組織力強化に費やす時間が減るためです)
    4.相手に対応力がつく(特に前へ出ずに待ってDFされれば、奇想天外は通用しにくい。)
    5.W杯までに、奇想天外のアイデアに限界が来る。

    以上からすると、W杯を本番と据えるなら、
    W杯での奇想天外を効果的に用いるために、今は組織力やベーシック部分を鍛えることが不可欠なんだろうと。

    K1ヘビー級の日本最強選手・武蔵選手の闘い方が参考になると思います。ビッグ・パンチは能力的に不可能ではないかと。我慢に我慢を続けた闘い方しか、JAPANにはないと思います。
    その意味では、ファンにも我慢がいりますよね^^; 


    今回は、国際経験の少ない若手と、レベルの低いリーグで試合している学生主体のBKで、組織力、特にDFはザルなのは、初めから分かってたことでした。本来なら、彼らにはJAPANの実力はないと思います。
    でも、彼らの意識を高め、彼らのレベルを上げないと、日本ラグビーの未来はないわけですよね。
    いやあ、我慢の段階が長すぎますね。これじゃあ、ラグビーの人気が出るわけないかもです><;

    投稿: かもめのJONA | 2014年5月 1日 23:07

    APDにはHO泉やFB高など帝京大学のOBが4人おり帝京出身のラグビ-レベルの高さが示された感じがしました。
    この試合は箕内が出てきた時点で勝負ありでした。
    3年連続でトップリ-グの入れ替え戦にドコモが勝ちましたが、毎年入れ替え戦を見に行って思うのは箕内の存在感です。
    ここぞと言う時のピンチには必ず箕内がビッグタックルをきめるんです!
    サッカ-の岡崎やないけど箕内にはボ-ルに対する天性の嗅覚があり今のJAPANでは稲垣がそれに近いのではないかなあ。
    つぎのJAPANの試合が楽しみです!

    投稿: ぼちぼちでんな | 2014年4月28日 10:09

    ちょっと辛口ですが。

    フィジカルで劣っているから組織プレーで。
    戦術的になんていう考えはいつもこの試合のような結果に粉砕されてきた。
    急造だけど個々の能力が高いチームに勝てない。
    やっぱりなあという諦念をこの半世紀くりかえしてきた日本ラグビー。

    生粋のジャパン好きなのに、後半からは相手チームの自由奔放なプレーに
    拍手を送っていた。
    奇想天外っていう戦術。ジャパンは取れないのかね。

    「どんな合宿やってんの?」というぼやきも出ちまったぜ。

    投稿: フジピー | 2014年4月27日 12:07

    現地で観戦しました。お互いにミスが多くて大味な印象の試合でしたが、時期的なことや両チームのメンバー構成などを考えると仕方のない面もあったかもしれません。ジャパンの強化に向けていい経験が積めたというエディさんの前向きな捉え方には救われる思いがします。

    APDとしてスーパーラグビーへの参入を目指す構想もあるそうですが、常設のチームになって組織的なプレーがもっと機能するようになれば、SRの中でも面白い存在になるでしょうね。日本人選手が海外で活躍して力を付けるチャンスも広がることになるでしょうし、参入実現に期待します!

    髙選手、成選手、統悦選手、サモ選手など、この時期に近鉄関係の選手たちの元気な姿を見られたのは個人的にうれしかったです。

    投稿: 奈良の近鉄ファン | 2014年4月27日 00:35

    いい試合でした。
    トゥシピシ健在。ソキベタのスピードはなかなかお目にかかれないレベルでしたね。

    日本代表も、相手のミスにつけ込むトライで何とかくらいついてましたが、最後力つきましたね。
    でも、強い相手によく頑張りました!若いBK陣も頑張ってましたね。五カ国対抗も大丈夫でしょう。その先も希望が持てますね。

    まじめな話をすると、村上さんのインタビューは新鮮でした。


    投稿: テルキー | 2014年4月26日 22:52

    帰ってきて録画をチェック。

    う〜んsweat02やっぱりミスすると勝てないな。

    真壁選手。点差を考えて、我慢する時間帯でしょ。シンビンもらってど〜するの。戻ってこれないじゃんsweat02

    結果は残念だけど、今後に向けていい薬になったでしょ。っていうか薬にしなきゃいけない。


    私的には山田選手のファーストジャージ見れたし、トライも見れた。ただトライを取りきれなかったり、裏取られたり、反省するところも。

    それでも私は山田選手に期待してます(^-^)/


    頑張れ〜「エディ-JAPAN & AKI」(^o^)/

    投稿: nick | 2014年4月26日 20:30

    JAPANは、外で取れない、外に行けないと思ったら継続を考えなければいけないのにそれが出来ない、取ったトライも構成を考えて取れたものではない。かなりがっかりだね。APDの高選手はさすが。なぜ彼がJAPANに縁が無いのか?FBとしてTOTALで考えたら藤田より上。藤田は高校時代からDF出来ないと思っていたけど、今日はそれを露呈。

    投稿: mk | 2014年4月26日 17:35

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    » 日本代表のファーストジャージが、泣いている!! [IXY-nob]
    26日は花園ラグビー場で、日本XV対アジアパシフィックドラゴンズ戦。選手入場、見ると日本チームは真っ赤な代表ファーストジャージ。「これは本気だ。決して練習試合じゃない。」と期待したのですが、本気度が上だったのは、APDの選手の方でした。前半の最初こそ、チーム招集後2日しか一緒に練習していないので、ディフェンスでのコミュニケーションミスやスクラムワークがあっていませんでしたが、試合が進むほどにそれが修正され、チームとして機能しはじめ、持ち前のパワーとスキルが炸裂。これに対し、ジャパンは先に楽に得点出来... [続きを読む]

    受信: 2014年4月28日 21:26

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