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2014年11月

関西大学Aリーグ第7節結果

11月30日は京都の宝が池球技場だった。関西大学Aリーグの2試合をJSPORTSで解説した。快晴で日差しが強く、上着は不要なほどだった。第1試合は、6、7位決定戦となった摂南大学と近畿大学の戦いで僅差勝負が予想されていたのだが、キックオフ後、10分で摂南大学が4トライを畳み掛ける驚きの立ち上がりだった。近畿大学も追い上げたのだが、最終的には、この日のマン・オブ・ザ・マッチを受賞した1年生WTB藤井雄大と逆転トライで、摂南大学競り勝った。

第2試合は、全勝の関西学院大学と、5勝1敗で2位の京都産業大学の戦い。関西大学リーグは、勝敗数で順位を決め、同じ勝敗数で2チームが並んだ場合は、当該対戦の勝者が上位となる。というわけで、京産大も勝てば優勝というまさにファイナルマッチだった。

試合内容は、ラグビーリパブリックに書くのでここでは簡単にしておきたいのだが、前半は僅差勝負に持ち込もうと、エリア重視で戦った京産大ペース。しかし、それでも多彩な攻撃力を持つ関西学大が、12-6とリードで折り返した。終盤は関西学大が何度もラインブレイクして京産大陣に入り、次第に差を広げた。「関西学大、いいチームですよ。スクラムも強かった」(京産大、元木由記雄ヘッドコーチ)。それでも粘って接戦に持ち込むところが今季の京産大の充実も垣間見えた。クリス・ミルステッドコーチの「関西学大の選手はみんなスキルがあるね。うちは、ガスタンクがもう空っぽかと思ったけど、頑張ったよ」という言葉が印象に残った。

関西学院大学は、2009年以来の優勝。大学の125周年に花を添えた。この日の結果、関西大学リーグは、関西学大1位、京産大2位、摂南大6位、近畿大7位、大阪体育大8位が確定。天理大は4勝3敗でリーグを終えたため、12月6日の立命館大対同志社大の最終戦の結果で、この3チームの3位~5位の順位が確定することになった。5位までが全国大学選手権のセカンドステージに出場する。その大学選手権のファーストステージでは、朝日大学が福岡工業大学を下して、セカンドステージ進出を決めている。


■関西大学Aリーグ第7節の結果
摂南大学○43-40●近畿大学(前半38-21)
関西学院大学○33-13●京都産業大学(前半12-6)
天理大学○59-7●大阪体育大学(前半40-0)

■第51回全国大学選手権ファーストステージ最終節結果
福岡・グローバルスタジアム
福岡工業大学●7-31○朝日大学(前半7-12)

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TLセカンドステージ第1節の結果

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11月29日は、近鉄花園ラグビー場だった。朝、小雨は降っていたけど、第1グラウンドの芝生は上々のコンディション。第2グラウンドはシートをかぶせて養生中。12月27日から開幕する全国高校大会では、鮮やかな緑を披露してくれるだろう。

花園の第1試合は、近鉄ライナーズ対NECグリーンロケッツ。序盤は近鉄が攻勢に出たが、前半のなかばからはNECペースに。近鉄も粘ってディフェンスしていたが、後半11分、NECはモールからニリ・ラトゥがトライ。5-3と逆転する。その後もスコアの動かない展開が続いたが、最終的には近鉄がSO重光泰昌の逆転PG(9-8)、FBアンドレ・テイラーの50mPGで12-8と競り勝った。

第2試合は、ファーストステージ無敗の神戸製鋼コベルコスティーラーズと、東芝ブレイブルーパスが対戦。注目されたのは、11月の日本代表戦に出場した選手達をほぼすべて先発させた東芝と、控えからのスタートにした神戸製鋼でいかなる違いが出るかだった。東芝の冨岡鉄平ヘッドコーチは言った。「マイケル(リーチ)くらい、出ずっぱりだったら先発させなかったかもしれませんけど、すべて出ていない選手も多かったので」。

勝敗を分けたのは序盤のスクラムだった。東芝は、三上、湯原、浅原のFW第一列を軸にスクラムで圧力をかけた。平島は負傷欠場、日本代表から戻ったばかりのHO木津、PR山下、LO伊藤を控えに回した神戸製鋼はここで苦戦し、前半24分には、スクラムを崩したとしてペナルティートライを奪われる。その後、次々に日本代表選手を投入して、後半25分には、FL前川のトライで20-16と逆転し、流れを引き寄せたかに見えたが、東芝FWの波状攻撃に受け回ってしまう。東芝は29分、SO廣瀬のインゴールへのキックパスをCTB仙波がキャッチしてトライし、34分には自陣から縦に縦にボールをつないで、FLスティーブン・ベイツがトライして突き放した。「後の試合のことは考えず、この試合に勝つために1か月を過ごしてきた。その成果です」(東芝・大島脩平ゲームキャプテン)。

東芝の冨岡HCは、「ジャパンの選手は良くやってくれました。CTBでフランソワ・ステインを起用したのは、神戸製鋼がキックをよく使うので、それに対抗するため」と話し、前半はステインをFBに入れるなどしてキックで地域を進められたと説明。敗れた神戸製鋼のギャリー・ゴールドHCは、「前半は東芝に追い風が吹いていたのに、後半に風が止むなど、すべてがアゲインストの試合だった」と無念の表情。しかし、「きょうは、神戸製鋼より良いチームが勝ったということです」と東芝を称えた。

他会場の試合も含めて、金曜、土曜の結果は以下の通り。しかし、この1試合ではなんとも言えない。ファーストステージの開幕戦では、東芝がパナソニックを破ったが、パナソニックはそこから立て直した。東芝の冨岡HCも、「ファーストステージは開幕戦で勝ったあと勢いに乗れなかったので、そうならないように一戦一戦成長していきたい」と話していた。

■トップリーグ・セカンドステージ第1節・金曜、土曜の結果
11月28日
東京・秩父宮ラグビー場
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス●11-35○キヤノンイーグルス(前半8-16)
11月29日
東京・秩父宮ラグビー場
クボタスピアーズ○18-8●コカ・コーラレッドスパークス(前半0-3)
サントリーサンゴリアス○16-12●ヤマハ発動機ジュビロ(前半13-9)
愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
豊田自動織機シャトルズ●17-38○NTTドコモレッドハリケーンズ(前半3-17)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●10-30○パナソニック ワイルドナイツ(前半3-19)
大阪・近鉄花園ラグビー場
近鉄ライナーズ○12-8● NECグリーンロケッツ(前半3-0)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ●20-30○東芝ブレイブルーパス(前半5-13)

◎30日に追記
11月30日
福岡・グローバルスタジアム
宗像サニックスブルース●16-21○リコーブラックラムズ(前半6-11)

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紅葉狩り&サイト記事

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京都の紅葉ももうすぐ終わり。

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有名なお寺などには行く時間がなく、歩いて行ける範囲のところで写真を撮ったので、少しだけですが、皆さんも楽しんでもらえれば。

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さて、本日11月28日より、トップリーグのセカンドステージが開幕する。各試合のメンバーが発表になっているが、東芝の大野均らFW陣、ヤマハ発動機のマレ・サウ、五郎丸歩、サントリーの畠山健介、日和佐篤など11月もフル稼働だった選手達が先発している。疲れなどちょっと心配だが、タフな選手達だ。一気の7週連続の戦いで、勝ち残るのは果たしてどこだろう。

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セカンドステージを前に、チケットぴあWEBに展望記事を書かせてもらいました。

そのほか、キヤノンイーグルスのホームページにこのチームへの期待を書き、NTTドコモのホームページには、僕が進行させてもらった箕内拓郎選手と久富雄一選手のロングインタビューがアップされているので、ぜひご一読ください。


チケットぴあWEB
http://t2.pia.jp/feature/sports/japanrugby/

キヤノンイーグルス・マンスリーコラム
http://www.canon-eagles.jp/column/2014/20141127.html

NTTドコモレッドハリケーンズHP特集記事
http://docomo-rugby.jp/special/2014/1120_01.html

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ラグマガ1月号&近鉄花園、新商品発売!

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25日は、ラグビーマガジン1月号の発売日だった。表紙は、マオリ・オールブラックス戦で活躍した日本代表の小野晃征選手。日本代表戦は、ルーマニア戦までが締め切りに間に合っている。稲垣、垣永、ヘスケスらの紹介もあり。

各リーグが終盤の大学ラグビー、高校の各地の予選レポート、トップリーグの注目選手など盛りだくさん。解体心書は、大東文化大の長谷川竣太選手だ。英国バーバリアンズクラブの招待された田中史朗選手のインタビューも。読み進むと、年末年始のラグビー三昧の日々が楽しみになる。あるいは、試合が多すぎて怖くなる人もいるかな。

お知らせ◎近鉄花園ラグビー場にて、「あんかけテイラー麺」、11月29日(土)新発売!
近鉄花園ラグビー場内にてレストラン、スナックコーナーを運営している株式会社近鉄リテールサービスが、セカンドステージの開幕戦で新商品を発売する。今季より加入のアンドレ・テイラー選手にちなんだ「あんかけテイラー麺」だ。とろみのついた餡に玉子をといた「かきたまスープ」ラーメン。スープは醤油ベースで隠し味にホワイトペッパーを効かせている。トッピングは牛肉の旨煮にネギ、そしてブラックペッパーが一面にふりかけられている。身体、温まりそう!

【商品名】 「あんかけテイラー麺」
【販売価格】 750円(税込)
【販売時間】 11:00から15:00まで(開場時間から販売)
【販売場所】 近鉄花園ラグビー場 メインスタンド2階レストラン
アンドレ・テイラー選手のコメント
「ブラックペッパーの香りが何とも食欲をそそられ、気付いたらスープまで全部飲み干していたよ!本当にオススメできるラーメンだから、ぜひ食べてみて欲しいね」
トップリーグ参加チーム情報
その他、近鉄ライナーズ選手とのコラボメニューは以下のものがある。

「花園ドッグ」
【モ デ ル】トンプソン ルーク
【販売価格】350円(税込)
【販売場所】メインスタンド2階スナックコーナー、バックスタンドスナックコーナー

「フランカーポテト」
【モ デ ル】タウファ統悦、佐藤幹夫、天満太進、大隈隆明、北川克幸
【販売価格】300円(税込)
【販売場所】メインスタンド2階スナックコーナー、バックスタンドスナックコーナー

「キムチョルウォンのキムチうどん」
【モ デ ル】金哲元
【販売価格】650円(税込)
【販売場所】バックスタンド麺類コーナー

「李陽バーガー」
【モ デ ル】李陽
【販売価格】300円(税込)
【販売場所】メインスタンド2階スナックコーナー、バックスタンドスナックコーナー_

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全国高校大会シード校&お知らせ

12月27日(土)に大阪・近鉄花園ラグビー場で開幕する「平成26年度全国高等学校総合体育大会 第94回全国高等学校ラグビーフットボール大会」のシード13校が発表された。春の選抜大会の優勝校である東福岡、ベスト4の東海大仰星、国学院栃木がAシード。ベスト4の一角だった國學院栃木、ベスト8の大阪朝高、春日丘、國學院久我山、神奈川県予選で選抜大会準優勝の桐蔭学園を破った慶應義塾らがBシードとなっている。

東西のシード校は以下の通り。組み合わせ抽選会は、12月6日(土)13:00より、毎日新聞社「オーバルホール」で実施される。

<東>
A國學院栃木
B茗溪学園
B流通経済大柏
B國學院久我山
B慶應義塾
B春日丘

<西>
A東海大仰星
A東福岡
B京都成章
B大阪朝高
B大阪桐蔭
B御所実業
B尾道

お知らせ◎以前にもご紹介したことのある「八大学ラグビー部OB会」(北大、小樽商大、帯広畜産大、東北大、東京海洋大、名古屋大、九州大、長崎大)が、12月に講演会を開催する。ゲストは、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチである。一般のファンの皆さんも、席に余裕があれば参加できるとのことで、ご紹介しておきたい。参加希望のメールを送ると、折り返し担当者から返信にて案内が届く。

日時:平成26年12月11日(木)
18:00開場/受付開始、19:00開演 〜21:00まで
会場:小山台会館 品川区小山4-11-12 TEL 03-5721-6171
東急目黒線 武蔵小山駅西口 徒歩3分
演題:ワールドカップを日本代表はいかに戦うか
講演者:日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズ氏
会費:3000円(懇親会費を含む)
申し込みメール宛先:小林(makokoba@hotmail.com)

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日本代表、グルジア戦結果

2年前の対戦では小野晃征の勝ち越しドロップゴールで勝利したグルジア代表に、日本代表は、24-35で敗れた。テストマッチの連勝記録は11で止まった。グルジアがFW戦で優位に立ち反則を誘って攻め込んでくるのは2年前と同じだったが、日本代表は予想以上にスクラムで圧力を受け、攻めてはミスを連発した。

ルーマニアやグルジアのようなセットプレー中心のチームに勝つためには、自分達がコントロールしている攻撃中のミス、自陣での反則は禁物である。相手ボールのセットプレーが増えてしまうからだ。前半10分、最初のトライを奪われたのも、スクラムでの反則、モールのディフェンスでの反則が続いて、ゴール前のラインアウトを確保されてモールを押し込まれたもの。20分には、スクラムを押し込まれてのペナルティートライを与えてしまった。28分、日本代表はセンタースクラムからの素早いボール出しでNO8レレィマフィが抜けだし、サポートしたWTBへスケスがトライして、12-10に迫る。LOルーク・トンプソンがシンビンになり、ヘスケスがFLの位置に入っていたことが吉と出たトライだった。

その後も日本代表はスクラムで圧力を受け続けた。何度もスクラムが崩れた原因になったことで「コラプシング」の反則をとられ、連続攻撃を仕掛けながらミスを切り返されて失点するパターンが続いた。後半27分、ようやくミスのない連続攻撃でWTBへスケスがトライし、25-17として勝利に望みをつないだが、PGとトライを追加されて突き放された。最後のトライも自陣からの攻撃中にパスカットされたものだった。

世界の強豪国とワールドカップ本番で戦えば、ボールを確保する時間を長くしないと勝つことはできない。それが分かっているから、エディー・ジョーンズヘッドコーチは、ボールを保持して攻撃を継続できるアタッキング・スタイルを標榜している。この11月は、いろんなタイプのチームと戦うことで、来年のワールドカップへの課題を見つけるマッチメークがなされた。自ら苦しい状況に身を置いたわけだ。本番を見据えれば得難い経験を積めたというところだろう。強豪国のフィジカル面の進歩も著しいということも体感できたはず。先週、日本代表に惜敗したルーマニア代表は、今週、カナダ代表を18-9で下した。ヨーロッパの二番手グループも、ワールドカップに向けてチーム力を上げてきている。

日本代表がワールドカップで同プールとなるチームには、ルーマニア、グルジアほどスクラムに全力を傾けるチームはないが、セットプレーの強化は引き続き日本代表の課題である。スクラムで苦しめられそうなのは、南アフリカ、スコットランドだが、圧倒されないところまでは持っていきたい。ワールドカップで勝つことの難しさを痛感する11月の日本代表シリーズだった。

■エディー・ジョーンズヘッドコーチ
「テストマッチではセットピースを獲得できないとゲームプラン通りに進めるのは難しい。このような経験をグルジア戦で得て、そこから学ぶことがあったので良かった。明らかにフィジカルを強くしていかなければならない。スクラムはいくらテクニックがあっても、グルジアのようにテクニックもあり大きな相手には勝てない。スクラムは強化されているが、まださらに強化していく必要がある。アタックに関しては今シーズン通して個人のミス以外のところは良かった。グルジアには負けたが、シーズンを通してテストマッチ10試合で9勝1敗というのは喜んで良い成績だ」

■畠山健介ゲームキャプテン
「試合に負けたのは残念だった。FWはセットピースをもっとレベルアップできる。スクラムは試合を通してずっと劣勢だった。スクラムはいきなり強くなったりするものではないので、フィジカルの強化と8人で戦うというマインドをしっかり確立していく必要がある。2年前の試合もスクラムでプレッシャーを受けているが、メンバーもルールも変わっている。ただ、この試合はスクラムが決め手だったということに尽きる。セットピースが安定したらもっといいチームになることができるし、ワールドカップでも勝てる。これでチームは一度解散になるが、自分のチームに戻ってもインターナショナルレベルということを意識してプレーしていきたい」

■五郎丸歩バイスキャプテン
「勝ち続けるということがいかに難しいかわかった。ただの敗戦にするのではなく、ここから学んでレベルアップして、ワールドカップで自分たちが目指しているところにいけるようにしたい。個々の能力をもう少しプラスしていかないとワールドカップ初戦であたる南アフリカとの戦いは厳しくなる。11連勝できたし、ワールドカップまであと10ヶ月ある。所属チームに戻るがもう一度見直して、学んだことを忘れずに来年の春、また集合したい」

■リポビタンDツアー2014
日本代表第2戦 対グルジア代表結果
11月23日(日)17:00キックオフ
(日本時間:11月23日(土)22:00キックオフ)
日本代表●24-35○グルジア代表(前半10-17)

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関西大学A、23日の結果

23日は京都市の宝が池球技場に行っていた。関西大学Aリーグの優勝争いの2試合で、第1試合をJSPORTSで解説した。試合内容は、ラグビーリパブリックに書いたので、省きたいが、関西学院大の攻撃力が同志社大の前に出るディフェンスに優っていた。野中孝介監督も「同志社前に出て来るので、こちらから仕掛けて行かないと下げられてしまう」と話し、フラットなパスでの縦攻撃を多用した理由を説明していた。実際にこれが良く抜けた。関西学大は全勝を守り、同大は2敗となって優勝争いから脱落した。

第2試合は、全勝の京都産業大学が前年覇者の立命館大学と戦ったが、この日の京産大は簡単なミスを連発しチャンスをつぶした。逆に立命大は、接点で激しく前に出て意地を見せた。京産大は先週、同大に勝ったチームとは別人のようだった。優勝を意識してか、個人が頑張りすぎてのミスもあり、難しいパスをつなごうとして、つながらないシーンも多かった。「受けに回れば、これくらいの力しかないということ」と元木由記雄ヘッドコーチは、サバサバした表情だった。

優勝争いは、全勝の関西学大と1敗の京産大に絞られた。11月30日には、この両チームが直接対決する。関西大学リーグは勝敗が同じ場合は、当該対戦の勝者が上位となるため、勝ったチームが優勝決定となる。

大学選手権ファーストステージ第2節と、早慶戦の結果も記しておきたい。

◎関西大学Aリーグ第6節結果
11月23日、宝が池球技場
同志社大学●14-26○関西学院大学(前半0-14)
立命館大学○28-15●京都産業大学(前半7-15)

◎全国大学選手権大会ファーストステージ結果
愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
13:00キックオフ
朝日大学○89-5●東北学院大学(前半49-0)

◎関東大学対抗戦A結果
東京・秩父宮ラグビー場
14:00キックオフ
早稲田大学△25-25△慶應義塾大学(前半15-13)

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東海大対大東大戦結果

11月22日は、秩父宮ラグビー場で行われた関東大学リーグ戦「東海大学対大東文化大学」戦を観戦した。好天に恵まれ、互いにアグレッシブに攻撃を仕掛けたが、最後に競り勝ったのは東海大だった。

前半の立ち上がりは東海大が連続攻撃を仕掛けたが、これを大東大が粘り強く止め、6分、WTBホセア・サウマキがタックルを弾きながらオフロードパスし、最後はWTB戸室が右コーナーに力強く飛び込んで先制。9分に東海大がPGを返したが、13分、WTB戸室が再びトライ。直後のキックオフで東海大がノット10mの反則を犯すと、大東大はハーフウェイライン中央のスクラムからNO8テビタ・ツポウがサイドアタックで前に出て、最後はWTBサウマキがトライして、17-3とする。東海大も、モールからトライを返し、SO野口大輔がPGを加えて、17-11。

後半も大東大がサウマキのトライで先にスコアしたが、東海大もようやく横の攻めだけでなく縦を入れてボールを動かし始め、13分、CTB井波健太郎がトライし、24-18に迫る。ここからは拮抗した展開になったが、31-16と大東大が5点リードで迎えた35分、東海大が大東ゴールまで10mほどの地点でスクラムを得て、組み直しから二度のフリーキック、ペナルティなどあってゴールに近づき、最後はスクラムトライを奪い、ゴールも決まって33-31と逆転した。

勝った東海大のCTB林大成キャプテンは、「大東大の強いランナーを組織的なディフェンスで止める準備をしてきました。しかし、前半はディフェンスのディシプリンが上手くいきませんでした。後半は、レシーバー(ボールを受ける選手)にプレッシャーをかけるようにして、良くなりました」と、試合中に修正できたことが勝利につながったとコメントした。

敗れた大東文化大のFL篠原祥太キャプテンは、「いらないペナルティが多かった」と反省したものの、「自分達には力があると思えた」と大学選手権に向けて手ごたえをつかめたとも話していた。

この結果、東海大は6勝1敗で勝ち点25となり、11月30日の流通経済大対中央大の結果で、1位か2位が決まることになる。

■関東大学リーグ戦結果
11月22日、秩父宮ラグビー場
東海大学○33-31●大東文化大学(前半11-17)

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グルジア戦日本代表メンバー

11月23日(日)、グルジア・トビリシで行われる日本代表の対グルジア代表戦の試合登録メンバー23名が発表になった。日本代表は、テストマッチ12連勝を狙うが、グルジアはルーマニアよりも強いと見ていい。苦しい試合になりそうだが、今回は、勝つということに集中してもらいたい。

■エディー・ジョーンズヘッドコーチ
「先週のルーマニア代表戦からの変更となるのは負傷しているキャプテンのリーチ。これがラグビーワールドカップの試合であればプレーしてもらうが、この試合は休ませる。トンプソンは先週休んだので今週のグルジア代表戦へ向けて良いパフォーマンスを期待している。またルーマニア代表戦で素晴らしいプレーをしていた小野だが、田村の調子が万全なので田村を入れ、立川もパフォーマンスが以前のように戻って来たので12番に入れた。今年最後の試合となるのでフィジカルが強い献身的なプレーをするグルジア代表に対して、良いラグビーを見せたい」

■畠山健介ゲームキャプテン
「遠征最後の試合をいい形で終わるために、いい準備ができている。このグルジア代表戦はゲームキャプテンを務めるが、チームのキャプテンは変わらずリーチのままで、リーチ本人が一番出たいと思っているはず。そのためにも、自分を含めて23人が激しいプレーをしてそれぞれの役割と仕事を果たして、勝ちたい。個人的には2年前の試合には勝ったが、スクラムは劣勢だった。日本代表の成長したセットピースを見せられるように、フォワードはセットピースで戦ってバックスに良いボールを供給して勝ちたい」

◎グルジア代表戦、日本代表メンバー
1 三上正貴、2 木津武士、3 畠山健介、4 トンプソン ルーク、 5 伊藤鐘史、 6 ツイ ヘンドリック、7 ヘイデン・ホップグッド、8 アマナキ・レレイ・マフィ、 9 日和佐篤、10 田村優、11 カーン・ヘスケス、 12 立川理道、13 マレ・サウ、 14 松島幸太朗、15 五郎丸歩/16 稲垣啓太、 17湯原祐希、 18 垣永真之介、19 大野均、20 真壁伸弥、 21 矢富勇毅、22 小野晃征、23 廣瀬俊朗

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前田隆介監督トークライブ

木曜日の夜は、大阪・北浜のラグビー部マーラーで恒例のトークライブだった。ゲストは近鉄ライナーズの前田隆介監督である。トークの前には、過去の記事などを調べて準備するのだが、前田監督のことを調べようとしたら、「ラグビー愛好日記」がヒットした。不覚にも、前田さんについて書いたことを忘れていた。

2005年、前田さんは現役を引退するのだが、そのとき、ラグビーマガジンに藤島大さんが記事を書いた。それに僕はものすごく感動した。トップリーグから下部リーグへ落ちるかもしれない大事な試合に、近鉄の大黒柱だった前田選手は自ら出ないことを決めた。2年ほど両膝の怪我に悩まされ、練習のたびに腫れた膝から水を抜き、だましだまし続けたプレーヤー生活だった。「命を賭けた戦いに、だましだまし出るわけにはいかない」。その言葉にラグビーへの真摯な姿勢がにじみ出ていた。

あれから9年、母校の早稲田大学ラグビー部のコーチを3年務め、その後、近鉄ライナーズでピーター・スローンヘッドコーチの下で学び、監督に。トークライブのお客さんは近鉄ファンの方々が多かったけど、その壮絶なラグビー人生に改めて感動していたようだった。大阪市西区出身の前田さんは、花園を駆け回る純白のジャージーに憧れて天理高校に進学し、堀越正己さんに憧れて早稲田大学に進んだ。高校日本代表、U23日本代表などに選ばれながら、日本代表キャップは獲得できなかった。そのことに、忸怩たる思いはある。「でもそれは、僕に力がなかたっということですから」

現役時代は160㎝としていた身長の真実をうかがうと、「156.8㎝です」とのこと。その小さな体で、巨漢選手を一発のタックルで倒し、ラックで相手FWとファイトしてボールをもぎ取ったりしていたのだから、その肉体と気持ちの強さは半端ではない。そのプレーが好きで「前田隆介ファン」だったことを思い出した夜だった。

トークライブは途中からお客さんもしゃべり始めて爆笑座談会に。花園ラグビー場で売る新しい商品の企画会議のようでもあり、かなり面白いアイディアが出ていた。ちなみに、セカンドステージから、アンドレ・テイラー選手にちなんだ新商品が出るようだ。前田監督によると、テイラー選手はめちゃくちゃ明るくて、ずっとしゃべっているらしい。さて、どんな商品か、お楽しみに。

近鉄ライナーズは、11月29日、セカンドステージ初戦でNECグリーンロケッツと戦う。お互いに、上位進出を目指して負けられない一戦。近鉄花園ラグビー場、熱く燃え上がりそうだ。

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日本チーム、スーパーラグビー参戦決定

2016年より「スーパーラグビー」は現行の「15」から「18チーム」に拡大されるが、11月20日、日本ラグビーフットボール協会は「スーパーラグビー」を主催するSANZAR (South African, New Zealand and Australian Rugby)と、2016年シーズン以降のスーパーラグビーへの日本チームの参加について最終的に合意した。

これにより、2016年から2020年のシーズンに日本チームが正式に参戦することになる。南アフリカの新チームに加え、アルゼンチンのチームも新規参戦。スーパーラグビー(SUPER RUGBY)は、世界最高峰のプロリーグで、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカのラグビー協会が地域ごとに編成するプロクラブ15チームによる国際リーグ戦。現行では3カンファレンスに分かれ、レギュラーシーズンは各チーム16試合行い、その上位6チームによるトーナメントでシーズンチャンピオンを決定している。

日本チームの詳細は明らかではないか、スーパーラグビー参戦の目的が日本代表強化にあり、代表資格のある選手を軸にした編成になる見込み。日程は現行の日本のシーズンに重なるところも出てくるので国内スケジュールの見直しも必要になる。

■日本代表 エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ コメント
「スーパーラグビーへの新規参加について、SANZARから日本ラグビーへの厚い信任を得た証だと実感すると同時に、サポートしてくれたオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの各協会に感謝します。日本ラグビーにとっては、スーパーラグビーへの参戦は夢の実現です。小さい子供たちにとって、日本にいながら常に世界最高峰のラグビーリーグに憧れを抱けるようになるのです。日本代表の強化においては、世界最高の選手たちを相手に常に高いレベルでの試合を行うことができます。我々日本代表はこれからも努力し続けて行きます」

■スーパーラグビー 2016年シーズン 大会方式
18チームが2グループ・4カンファレンスに分かれてのレギュラーシーズン、および、レギュラーシーズン上位8チームによるファイナルシリーズが行われる。

▽南アフリカグループ
アフリカ・カンファレンス1 (4チーム)
【南アフリカチーム3、アルゼンチンチーム1】
アフリカ・カンファレンス2 (4チーム)
【南アフリカチーム3、日本チーム1】

▽オーストラレーシアングループ
オーストラリア・カンファレンス(5チーム)
ニュージーランド・カンファレンス(5チーム)

レギュラーシーズン=各チーム、同一カンファレンスのチームと6試合行い、カンファレンスの異なる南アフリカグループのチームと4試合、オーストラレーシアングループのチームと5試合、計15試合を行う。(ホーム8試合、アウェイ7試合。もしくは、ホーム7試合、アウェイ8試合)。※日本チームは東京・秩父宮ラグビー場を主な拠点とし、その他にホームとして行う3試合をシンガポールの「シンガポール・スポーツ・ハブ」で行う。

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今週末のこと&お知らせなど

JSPORTSのWEBに今週末の注目カードを書いた。当然、日本代表対グルジア代表なのだが、日本代表戦がなければ困っていた。オールブラックス対ウェールズ、大学選手権ファーストステージの朝日大対東北学院大、伝統の早慶戦、東海大対大東大、関西大学Aリーグの優勝争い(同志社大対関西学院大、京都産業大対立命館大)、JSPORTSで放送がする試合だけでも、どれも注目すべきカードである。とりあえず、現場取材と録画で全部見るしかない。

16日の明治大対帝京大の録画を見た。帝京大はミスもあったが、基本的なプレーを骨惜しみやっているのがいい。関西リーグで快進撃を続ける京産大も派手なプレーはないが、自分達にできる攻撃を精一杯やり、リアクションのいいディフェンスで失点を最小限にとどめている。両チームに同じようなことを感じた。帝京大の場合は、この世代でトップレベルの才能集団がそれをしているのだから強いわけだ。

以下、お知らせです。

お知らせ1◎以前もお伝えした京都の「清華園トークライブ」第一弾。12月4日(木曜)、元日本代表FB細川隆弘さんを招いて、伏見工業、同志社大学、神戸製鋼、日本代表と、1980年代から90年代初期のラグビーを大いに語り合おうというライブだが、まだ若干席がありますので、ご興味のある方、ぜひご来場を。美味しい中華を食べながらラグビー談義と行きましょう。

日時:12月4日(木)、19:00開演(18:40受付開始)
場所:清華園(※京都市下京区川端町11 京阪電車七条駅から徒歩約4分、JR京都駅から徒歩約8分)
ゲスト:細川隆弘(元日本代表FB、伏見工業高校→同志社大学→神戸製鋼)
進行:村上晃一
会費:4,000円(食事付き、ビール・焼酎飲み放題)
▼お申し込みは、メールにて、seikaen351@gmail.comまで。お名前、メールアドレス、電話番号、申込人数をお知らせください。※お申込人数が複数の場合は同伴の方の氏名も全てご記入願います。先着順に受け付けさせて頂き、担当者からメールで連絡させて頂きます。

お知らせ2◎「フットボール・コーチングセミナー23」開催
NPO法人SCIXが開催している、サッカー・ラグビー・アメリカンフットボールの3つのゴール型球技が協力してスポーツの発展とコーチングの研究をめざす「フットボール・コーチングセミナー」。第23回目が、11月30日に開催されます。

日時:11月30日(日)13:00~17:00
場所:ノエビアスタジアム神戸研修室、御崎公園芝生広場
内容:指導者向け研修会
第1部:「小学高学年向け3種フットボールクリニック」13:00~15:15
   対象 小学校4・5・6年生の男女でスポーツ経験の有無は問わず(定員90名)
第2部:トップコーチスポーツフォーラム「2020へのコーチング」15:30~17:00(定員90名)
主催:神戸ウイングスタジアム株式会社、主管:スポーツNPO SCIX
後援:神戸市教育委員会、神戸市スポーツ教育協会、兵庫県サッカー協会、兵庫県ラグビーフットボール協会、関西学生アメリカンフットボール連盟
■ 連絡先 
特定非営利活動法人スポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構(略称:スポーツNPO SCIX) 事務局 武藤規夫
FAX 078−261−4074
E-mail muto.norio@kobelco.com
URL http://www.scix.org/

20141119

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大学女子7人制交流大会

11月15日、16日に大阪の追手門大学で「大学女子7人制ラグビーフットボール交流大会-WOMEN’S COLLEGE SEVENS-」が開催された。以前、アルカスクイーン熊谷の取材で立正大学に行ったり、追手門大学女子ラグビー部を取材していたので、これ、行きたかったのだが、体は一つしかなく、断念。試合結果はコチラより。追手門の取材のとき怪我からまだ復帰できていなかった大島選手、ベスト7、おめでとう。

参加チーム:追手門学院大学、関西選抜、九州選抜、立正大学・東京学芸大学合同チーム

優勝=立正大学・東京学芸大学合同チーム
大会MVP=谷口令子(立正大学・東京学芸大学合同チーム)
大会ベスト7=桑井亜乃(立正大学・東京学芸大学合同チーム)、齋藤聖奈(関西選抜)、山中美緒(立正大学・東京学芸大学合同チーム)、加藤あかり(九州選抜)、小出深冬(立正大学・東京学芸大学合同チーム)、大島千佳(追手門学院大学女子ラグビー部)、谷口令子(立正大学・東京学芸大学合同チーム)

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大学選手権セカンドステージ組み合わせ

すでに開幕している全国大学選手権のセカンドステージのプール及び対戦組み合わせが、発表になった。セカンドステージは、出場16チームが4チームずつの4プールに分かれて総当たり戦を実施。各1位がファイナルステージ準決勝に進出する。しかし、どのリーグも順位争いは混とんとしており、予想は難しい。でも、残り試合を見る楽しみにはなりそう。

セカンドステージの大会日程は、第1戦=12月14日(日)、 第2戦=21日(日)、第3戦=27日(土)。 プール分けは以下の通り。

☆プールA=関東大学対抗戦A1位、関東大学リーグ戦1部 3位、関西大学Aリーグ 4位、ファーストステージ1位

☆プールB=関東大学リーグ戦1部1位、関西大学Aリーグ 2位、関東大学対抗戦A 4位、関東大学リーグ戦1部5位

☆プールC=関西大学Aリーグ1位、関東大学対抗戦A 3位、関東大学リーグ戦1部 4位、関東大学対抗戦A 5位

☆プールD=関東大学対抗戦A 2位、関東大学リーグ戦1部 2位、関西大学Aリーグ 3位、関西大学Aリーグ 5位

※詳細はコチラより。
http://www.rugby-japan.jp/national/college/2014/id28851.html

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日曜日のいろいろ

20141117

日曜には、仙台で行われた大学選手権ファーストステージに行っていた。JSPORTSで本日(月曜)放送予定。会場は宮城県サッカー場。僕は初めて行ったのだが、サッカー場とはいえ立派な球技場で、タッチラインの外側、インゴールも十分な広さがあった。二面横並びであるのも面白い。隣のBグラウンドは少年サッカーをやっていた。

福岡工業大のSH河嶋凜太郎選手はスピードがある。将来はトップリーグでもプレーしたいという希望があるようだ。東北学院のWTB布施孝洋選手も身体は小さいが良いランニング、タックルを見せてくれた。放送は、18:00より。

土曜日の昼間から関西大学Aリーグ、日本代表戦、オールブラックス戦、大学選手権とたくさんの試合を見ていたので、まだ、帝京と明治の録画は見ていない。各地の全国高校大会予選からも興味深い結果が次々に入る。

大阪では、大阪桐蔭が常翔学園を破り、東海大仰星、大阪朝高とともに大阪の代表になった。奈良の決勝では御所実業が17-12で天理大を下し、京都は京都成章が12-5で同志社を破り、3年ぶり7度目の優勝。神奈川県は慶応高校が桐蔭学園を29-11で破って4年ぶりの花園行きを決めた。春のサニックスワールドユースで見たとき、いいチームだと思っていたので順調に成長したということなのだろう。

シーズンも深まり、楽しみな試合が目白押しである。

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ルーマニア代表戦結果

ヨーロッパ遠征中の日本代表は、11月15日、日本時間の23:00からルーマニア代表と戦い、五郎丸歩の6PGで競り勝ち、テストマッチの連勝記録を「11」とした。

JSPORTSでご覧になった方も多いと思うが、なんとも苦しい試合だった。マオリ・オールブラックスのスピーディーなプレーとは、まったく違うゆっくりした試合運び。個々の圧倒的なパワーの前に、日本代表もテンポの出ない攻撃に終始した。スクラムも圧力を受けた。それでも粘り強く戦ったことは評価できるが、来週のグルジア代表はさらに強力なはず。試練のテストマッチとなる。

■エディー・ジョーンズヘッドコーチ
「ベストな試合ではなかったし、シャープなプレーでもなかった。ルーマニアはディフェンスも良かったが、今日は選手たちが非常にファイトしてくれた。とても良いテストマッチのパフォーマンスだった。2年前はこのような試合は勝てなかった。テストマッチ11連勝には満足していない。来週のグルジア戦も勝って今年すべてのテストマッチを勝利で終えたい。多くの怪我人もいるので、どの選手を来週出すかはわからない。ただ、どの15人が出ても桜のジャージーで素晴らしいパフォーマンスをしてくれるはず。今年ベストの試合ではなかったが、一番嬉しい勝利だ」

■五郎丸歩バイスキャプテン
「今日は勝ったことが全て。FWの頑張りが全てだったと思う。アタックは修正することがたくさんあるが、ディフェンスのバランスは良かった。初キャップの選手が何人かいたので、勝利で祝うことができたのは良かった。2年前のスクラムは走られていたが、今回は止めてくれていたし、スクラムでペナルティーをもらうこともできた。成長したという実感がある。グルジア戦は今年最後のテストマッチなので応援してくれたファンの皆さんへの感謝を込めて、勝利で終わりたい」

■畠山健介選手
「勝てたことは良かったが、内容には満足していない。それはチーム、スタッフの総意でもあると思う。あと1試合、グルジア戦に向けて、課題もいいところもあったので、良い準備をしたい。スクラムではペナルティートライも取られたが、2年前より良くなった部分もあったし、ペナルティーをとることもできた。ただ、ルーマニアは強くてうまかった。もう一度反省し、おそらくグルジアもセットピースでリズムを狂わせようとしてくるので良い準備をしたい」

■11月15日(土) 
日本代表○18-13●ルーマニア代表(前半9-10)

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関西大学Aリーグ11月15日の結果

201411151

15日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場だった。快晴、緑鮮やかな芝生の上で熱戦が繰り広げられた。

第1試合は、4戦全勝同士の対決になったが、京都産業大学の集中力が高く、立ち上がりこそ同志社大学に2トライを奪われたものの、次第に対応。SH梁のハイパント、FWの小刻みな前進などで主導権を握り、終盤、同大の猛反撃を受けつつ粘り切った。「入替戦を覚悟したチームが、一つひとつトーナメントのように戦っているうちに力を蓄えられました。春からFWはスクラムで押され、BKはディフェンスもズタズタ。夏までそんな調子だったのですが、地道な努力を続けてきたことが出てきましたね」。大西健監督は、コーチ陣、選手達の頑張りに目を細めた。この試合はラグビーマガジンにマッチレポートを書くので、試合の詳細と感じたことはそちらにて。

第2試合は、昨年の覇者・立命館大学と4戦全勝の関西学院大学の対戦。前半14分に立命大がPGで先制したが、直後に関西学大がFWの波状攻撃でゴールラインに迫り、最後は、  がトライ。逆転すると、左右に分かれた攻撃陣にSH徳田、SO清水がパスを振り分け、突破力ある選手達が思いきりよく走り込んで防御を崩した。後半20分のトライで33-3とし、ほぼ勝敗は決した。関西学大の野中監督は、けっして満足そうではなかった。「試合の入りも良くなかったですし、トライを獲れそうなところで獲りきれていない。毎試合が決勝戦のつもりでやっています」と5連勝にも気を引き締めていた。


■関西大学Aリーグ第5節(11月15日)結果
京都産業大学○29-27●同志社大学(前半15-13)
関西学院大学○33-10●立命館大学(前半21-3)

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関西大学Aリーグ全勝対決&最後の近鉄花園

土曜日の関西大学Aリーグは、全勝の3校(同志社、関西学院、京都産業の各大学)が近鉄花園ラグビー場に集結。

近鉄花園ラグビー場は、2015年春をめどに近畿日本鉄道から東大阪市に譲渡されることが決定しており、

”近鉄”の名前を冠したグラウンドで行われる最後のリーグ戦となる。

そのプロモーションビデオがある。皆さん、ぜひ花園へ。

http://youtu.be/aft2cxWl6sU


関西学院大学 vs 立命館大学は、ABC朝日放送にてTV放映。
11/15(土) 深夜 2:19~3:39
解説:坂田好弘(関西ラグビー協会長)
実況:清水次郎(ABCアナウンサー)

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ルーマニア戦日本代表メンバー

11月15日に行われる日本代表対ルーマニア代表の試合登録メンバーの発表があった。

■エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ
「フィジカルとセットピースが重要な試合になるルーマニア代表との試合へ向け、ベストメンバーを選んだ。稲垣は前回のマオリ・オールブラックス第2 戦で良いプレーをしたが、コンディションが戻った三上を入れた。トンプソンは来週のグルジア戦に向けて休ませ、田村はまだ100%ではないので小野が引き続き10 番を務める。その他のバックスについては、マオリ・オールブラックス戦で良く戦っていたので、そのままにしている。強いセットピースで早いテンポのラグビーが展開できることを楽しみにしている」

■リーチ マイケル キャプテン
「2 年前ルーマニア代表と試合をして、セットピースのところでかなり支配された。その後ダルマゾスクラムコーチとボーズウィックFW コーチがセットピースの強化をしてくれた。2 年でどうチームが成長したかを証明できる試合になる。マオリ・オールブラックスとの初戦と2 戦目で戦術を変えて点差がかなり縮まったが、戦術を柔軟に変えられるのが今の日本代表の強みになっている。マオリ・オールブラックス第2 戦に続けていい試合をしたい」

■アマナキ・レレイ・マフィ選手
「日本代表のキャップを得られることが嬉しい。相手がルーマニア代表だとか気にせずに、自分の持ち味であるフィジカル、ラインブレークや強度高くプレーをすることを心がけたい。そして精神的にも強く、周りとのコミュニケーションをしっかりとりたい。大事な初キャップなので、勝ちに行きたい」

◎日本代表メンバー
1 三上 正貴、2 木津 武士、3 畠山 健介、4 伊藤 鐘史、5 真壁 伸弥、6 ツイ ヘンドリック、7 リーチ マイケル◎、8 アマナキ・レレイ・マフィ、9 日和佐 篤、10 小野 晃征、11 山田 章仁、12 マレ・サウ、13 松島 幸太朗、14 カーン・ヘスケス、15 五郎丸 歩/16 稲垣 啓太、17 湯原 祐希、18 山下 裕史、19 大野 均、20 ヘイデン・ホップグッド、21 矢富 勇毅、22 立川 理道、23 廣瀬 俊朗

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ワイルドナイツのクラブハウスにて

201411131

13日は、群馬県は太田のパナソニックワイルドナイツのクラブハウスに行っていた。写真の通り、今季より監督に就任したロビー・ディーンズさんと、加入2年目のベーリック・バーンズ選手に話を聞いた。これは、11月下旬発行予定のJRFUメンバーズクラブ会報誌に掲載されるもの。

トップリーグでの戦いぶりのこと、日本の生活などについて聞いた。2人ともフレンドリーで楽しいインタビューだった。パナソニックは、開幕戦の東芝ブレイブルーパスには敗れたものの、その後は得点力の高さを見せつけ、得点、トライ数、PG数ともに16チーム中1位の数字を出している。ディーンズ監督は「大きく変えたことは何もありません。少しずつの積み重ねです」と話し、バーンズ選手は「2年目で日本のラグビーに慣れたというのは確かです。チームメイトの動きも分かって、よりコミュニケーションがよくなったこともあります」など、プレーメイカーとして、周囲の動きを理解しているのが大きいという話をしていた。

バーンズ選手は今季、PGを一本も外していない。ハーフウェーライン付近のものもあるので、けっして簡単な位置ばかりではない。それについては、「三輪や大澤らもよく決めている。彼らとよく練習している成果だと思う」と謙虚に語った。詳細は誌面にて。

こちらは、英国バーバリアンズクラブに招待され、レスタータイガース戦に出場した田中史朗選手。会報誌の読者プレゼント用に帽子にサインをしてくれた。いつもの笑顔で。

201411132


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日本、世界9位に!&滋賀学園

11月10日に発表されたIRB(国際ラグビーボード)の世界ランキングで、日本が史上最高の9位となった。アルゼンチンがスコットランドに、サモアがイタリアに、それぞれ敗れたため、マオリ・オールブラックスとの試合だけでテストマッチ(国代表同士の試合)のなかった日本が浮上することに。しかし、一桁のランキングは悪い気はしない。その順位に見合う実力をつけなければ。きっと、エディー・ジョーンズヘッドコーチは、「嬉しくない」と言うだろうと書こうとしたら、以下のコメントが出た。

「非常に素晴らしいこと。選手やチームの努力の賜物だと思う。しかし、ラグビーワールドカップ2015の準々決勝に進出するために、これからも努力を惜しまず進化し続けることが必要だ。残りのルーマニア代表、グルジア代表戦でさらに良いパフォーマンスをして、今年はテストマッチ無敗でシーズンを終えたい」

IRB World Rankings(11月10日付)
1ニュージーランド、2南アフリカ、3オーストラリア、4イングランド、5アイルランド、6フランス、7ウェールズ、8スコットランド、9日本、10アルゼンチン、11サモア、12フィジー、13トンガ、14イタリア、15グルジア、16アメリカ、17カナダ、18ルーマニア

10日の午後は、滋賀県東近江市にある滋賀学園高校のラグビー部を取材した。チームのGMは、元日本代表CTB、同志社、ワールド、NECなどで活躍した向山昌利さん、監督は、早稲田大学ラグビー部OBの堺裕介さん。山下昂大キャプテンの時に主務を務めた人だ。昨年春より、滋賀学園の教員となり、監督として立ち上げられたばかりのチームを指導している。創部2年目とあって3年生はおらず、2年生、1年生が合同チームで県大会に参加している。詳しいことは、今週木曜日にアップされる予定のラグビーリパブリック関西版に書きたい。東近江市には中学のラグビー部が一つもない。その中でのラグビー活動は難しい面もあるようだが、堺監督は新しいチームを作り上げることに「やりがいを感じます」と話していた。写真は選手に指示を出す堺監督。

201411101

高校の練習後は、向山さんが指導員となって文科省の委託事業である「放課後ラグビー教室」が開かれ、地元の中学生、小学生が楽しげに楕円球と戯れていた。詳細は、以下のホームページよりご確認を。お近くの皆さん、ぜひラグビーを体験してみてください。
http://www.houkagorugby.info

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花園オールドボーイ上映会

2019年のラグビーワールドカップに向けて、さまざまなラグビー普及イベントを開催する「大阪ラグビーファミリー」が、【ラグビーワールドカップ2019 東大阪市 開催都市立候補記念『花園オールドボーイ』劇場上映会】を開催することになった。

今年1月、NHK大阪放送局で関西地区のみで放送され、その後、全国ネットでも放送された『花園オールドボーイ』を、布施ラインシネマで一週間にわたり上映する。地元の皆さんにW杯開催地立候補のことを周知し盛り上げてもらうこと、全国の人たちにラグビーのまち東大阪を知らしめること、そして今回立候補した他の地域にもいろいろな機会を模索してもらうきっかけとし、日本全国でW杯に向けた機運を高めていくことを目的にしている。

初日の15日は、一回目上映後(12:45)には、番組に出演した妹尾和夫さんはじめサプライズゲストの舞台挨拶も予定されている。

開催日時:平成26 年11 月15日(土)~11月21日(金)
上映時間 連日 11時55分/13時20分/19時30分(本編上映時間43分)
会場:布施ラインシネマ(東大阪市足代新町7-4)
料金:500円

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盛況でした。マオリAB戦前後のイベント

マオリ・オールブラックス第2戦の前後は、個人的に企画したもの含めてイベントが続いた。まず、ラグビー仲間とコツコツ続けている「ノーサイドプロジェクト・イベント」で、11月7日、夜、外苑前のHUBで前夜祭。100名の参加者のみなさんと、ラグビー談義し、渡瀬あつ子さんの楕円桜をみんなで歌うなど、大いに楽しんだ。

ゲストは、キヤノンイーグルスのカラム・ブルース選手と、カール・ロウ選手。2人とも元マオリ・オールブラックスだ。マオリとしての誇りや、ニュージーランドラグビーの事、トップリーグの印象など誠実に語ってくれた。カラム・ブルース選手のマオリのヒーローは、シド・ゴーイング(元オールブラックスSH)カール・ロウ選手はジョージ・ネイピア(元オールブラックスFB、マオリ最高の選手と言われる)。

その後は、小林深緑郎さんのマオリ基礎知識もあって勉強になった。マオリを単一民族の代表としてだけ見てはいけない。彼ら自身が文化をつないでいく文化遺産のような存在なのだと話していた。元日本代表WTB東田哲也さんのトークも関西ノリで面白い。東芝ブレイブルーパスの仙波智裕選手も飛び入りで参加してくれて大いに盛り上げてくれた。仙波選手が、「東芝とサントリーが試合したとき、松島選手がうちのリチャード・カフイを抜き去った。カフイを抜いた松島なら、マオリ・オールブラックスの選手も抜けるはず」と言っていたのだが、翌日、その言葉は現実になった。

8日の昼は、ノーサイドプロジェクトのランチイベントとして、麻布十番の「ワカヌイ・ラム・キュイジーヌ・ジューバン」でニュージーランド料理を楽しんだ。僕は試合の解説があって、すぐに抜けたために食べられなかったのだけど、ラムチョップとか、ラム肩肉の煮込みとは、かなり美味しかったみたいだ。今度、食べに行こ。

試合後は、六本木のバー・ギャラリー「OP」(オプ)で、「ラグビー愛好日記トークライブ」。ゲストは、サントリーサンゴリアスの小澤直輝選手、中靏隆彰選手。2人とも、ファーストステージでは全試合に出場し、中靏選手は6トライと、トライランキングで3位につけている。ラグビーを始めた頃の話しから、大学時代のこと、仕事のことなどいろいろ聞いた。中靏選手は志願してサントリーのセレクションを受け、約40名ほど集まった中でたった一人合格したそうだ。尊敬する先輩として、宮本啓希選手の名前をあげていた。仕事のラグビーも手本になる先輩のようだ。

小澤選手は中学からラグビーだが、最初はSOだったのに、「パスもキックも下手で」次第にFWに落ち着いたとか。漠然と慶應ボーイにあこがれたが、「入ったらモテるのかと思ったら、現実は違いました(笑)」。しかし、小澤選手の鍛え上げた肉体は参加者の魅了していた気がする。まあ、僕が横で一番喜んでいたかもしれない。背中の筋肉の盛り上がりには、ちょっと驚いた。これでもトップリーグのHOでは小さいほうなのだから、トップリーガーのフィジカル面の著しいレベルアップを改めて実感した。

セカンドステージは、11月28日から開幕。サントリーは、11月29日、秩父宮ラグビー場でヤマハ発動機ジュビロと対戦する。

20141109

追記◎すべてのイベントが終わって食事し、オールブラックス対イングランドの放送を見ていたら、後半、眠ってしまいました。でも、それがとても心地よかった。なんとも幸せな2日間でした。

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対マオリ・オールブラックス第2戦結果

11月8日、秩父宮ラグビー場の埋めた2万人の観衆は、マオリ・オールブラックスのハカ「ティマタンガ」、そして、日本代表の健闘、マオリABの卓越したスキルを存分に楽しんだ。そんな気がした。

「私たちはラグビーを愛しているけど、ときには試合が愛してくれないことがある。きょうは、そういう日です。日本代表のパフォーマンスは素晴らしかった。アタックのシェイプもよく機能し、ブレイクダウンも良かった。ディフェンスも改善されていました。ワールドカップに向けてこの試合で得た自信は大きい。マオリABには、心からおめでとうと言いたい。きょうはテストマッチのような試合でした。戦った選手を誇りに思います」。エディー・ジョーンズヘッドコーチは選手の奮闘を称えた。

午後2時のキックオフ。日本代表は自陣からいきなり仕掛け、CTB松島幸太朗が抜け出して相手陣に入る。その後もNO8アマナキ・レレィマフィを筆頭に接点でしっかり前に出て、連続攻撃を優位に進めた。最初のトライチャンスはオブストラクションの反則で逃し、その後2トライを奪われたが、前半終了間際に、SO小野晃征の好判断のパスから、FB五郎丸歩、WTB山田章仁とボールが渡り、山田が左コーナーに飛び込んで、15-5の10点差で折り返した。

後半、日本代表はボールをよく支配し、スクラムを押し込んでペナルティートライを奪うなど、常に主導権を握ってプレーした。FB五郎丸歩の2PGで、18-15とリードしたが、残り3分のところで、マオリABに自陣から繋がれてしまう。山田がよくカバーしてディフェンスしたのだが、ラインアウトからのクイックスローで大きく展開され、最後はFLダン・プライヤーに飛び込まれてしまった。最後のパスを出したCTBチャーリー・ナタイ主将は、「僅かな時間で逆転しなければいけない状況で、いかに冷静にプレーできるかが鍵だった」と話し、我慢強くチャンスを待ったと明かした。

「日本代表は、確実にいい方向に向かっている。一試合目はマオリABの前でいろいろ試したかった。負けたのは残念だが、それをしたおかげで何を修正すればいいかが分かった。しかし、大敗が続けば自信を失う。きょうはいい試合をしなければいけなかった」(エディー・ジョーンズヘッドコーチ)。来年のワールドカップに向けて、勝利を狙いながら、さまざまなことを試すという複雑な状況を説明した。

■日本代表(JAPAN XV)対マオリ・オールブラックス(マオリ代表)第2戦
◇東京・秩父宮ラグビー場
日本代表(JAPAN XV)●18-20○マオリ・オールブラックス(前半5-15)

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日本代表対マオリABメンバー発表

11月8日に行われるリポビタンDチャレンジカップ2014 第2戦「日本代表(JAPAN XV) 対マオリ・オールブラックス」のメンバー発表記者会見が、6日午後に行われた。

エディー・ジョーンズヘッドコーチは、冒頭次のようにコメントした。「今年、日本で行われる最後の日本代表戦になります。たくさんのお客さんが来てくださるようなので、今年、応援していただいたファンの方々への恩返しになるような試合にしたいですね」。

先週の試合でPR三上、SO田村が負傷し、今回は欠場するが、ヨーロッパ遠征のルーマニア戦には出場する見込みだという。また、LO伊藤鐘史は先週のパフォーマンスも良かったのだが、消耗も激しく、今回はルーマニア戦に向けて体を休める。代わってフィジカルの強い真壁が先発することに。大野も後半投入されるようだ。

リーチマイケル主将は、「神戸のファンの皆さんにいい試合を見せられなかったことは、選手も残念に思っています。第2戦は、もっと頭を使った試合を見せたい」と、徹底してボールキープをした先週よりも、バランスのいい戦い方をすると話した。

スクラムの優位性を生かした戦い方はするのか?という報道陣の質問に対して、ジョーンズヘッドコーチは次のように話した。「第1戦で初めてスクラムがあったのは、前半31分です。また、オールブラックスとアメリカの試合では、前半37分までスクラムがありませんでした。彼らはハンドリングエラーをしないのです。我々は、一つのエリアにフォーカスする戦い方はしません。すべては、来年のW杯への準備です。W杯に向けてフレキシブルに戦います。もちろん、ジャパンの戦い方のベースは変えませんが、マオリを不利な状況に追い込むように戦いたい」

◎日本代表(JAPAN XV)
1 稲垣啓太、2 木津武士、3 畠山健介、4 トンプソンルーク、5 真壁伸弥、6ツイヘンドリック、7 リーチマイケル、8 アマナキ・レレィマフィ、9 日和佐篤、10 小野晃征、11 山田章仁、12 マレ・サウ、13 松島幸太朗、14 カーン・ヘスケス、15 五郎丸歩/16 長江有祐、17 湯原祐希、18 垣永真之介、19 大野均、20 ヘイデン・ホップグッド、21 内田啓介、22 立川理道、23 山中亮平

◎マオリ・オールブラックス
1 クリス・イーブス、2 コーディー・テイラー、3 マイク・カインガ、4 トム・フランクリン、5 ブレイド・トムソン、6 ダン・プライヤー、7 ショーン・ポルウォート、8 エリオット・ディクソン、9 クリス・スマイリー、10 イハイア・ウェスト、11 ジェイムズ・ロウ、12 チャーリー・ナタイ、13 マット・プロクター、14 カート・ベイカー、15 ネヘ・ミルナースカッダー/16 ジョー・ロイヤル、17 ブレンドン・エドモンズ、18 ニコラス・バレット、19 ヘイデン・トリッグス、20 ミッチェル・クロスウェル、21 ジェイミソン・ギブソンパーク、22 マーティー・マッケンジー、23 ジョー・ウエバー


追記◎この記者会見の前に、NECグリーンロケッツの取材をした。写真は、キャプテンの瀧澤直選手と、バイスキャプテンの村田毅選手。きょうは、土井貴弘選手、廣澤拓選手、そして、釜池真道選手、後藤輝也選手と3組のインタビューをしたのだが、これは、NECスポーツのファンクラブ「ロケッツクラブ」の会員限定動画として紹介されるもの。ファーストステージでは4位以内に入れず、グループBでのセカンドステージになるが、みんな前向きに語っていた。釜池選手、僕はダウンタウンのハマちゃんにちょっと似ていると思うんだけどなぁ。

20141106

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田中史朗、英バーバリアンズ先発ほか

きょうは、いくつかトピックスを。

英国バーバリアンズクラブの先発メンバーとして、11月4日、田中史朗(パナソニックワイルドナイツ)が、対レスタータイガース(英プレミアシップの名門)との試合に出場。NZ代表LOドミニク・バード、日本のNTTドコモに所属する南アフリカ代表FLハインリッヒ・ブルソーらとプレーした。結果は、59-26。9トライをあげたバーバリアンズが勝利した。バーバリアンズクラブは、ホームグラウンドを持たず、その都度、世界中の一流選手を集めて戦う招待クラブ。日本人では、林敏之さん、元木由記雄さんが過去に招待されてプレーしている。

11月8日に行われる「日本代表(JAPAN XV)対マオリ・オールブラックス戦」に、日本代表選手たちが実施している社会貢献活動「SAKURA基金」の寄付金から、福島県の小中高生約100名を観戦招待するとの発表があった。ラグビーファミリーからの寄付に、選手自身の寄付を合わせての招待。

SAKURA基金リーダーの内田啓介選手は次のようにのコメント。「まず初めに、ファンの方々やご支援くださる皆様のおかげで、2012年シーズンから始まり3年目となるSAKURA基金の活動が、毎年実現出来ていることを感謝申し上げます。2011年に発生した東日本大震災の被災地の方々へラグビーを通して何か出来ないかと考えました。体の小さい日本代表が、体の大きい他国の選手に対して勇気を持ってプレーしている姿を目の前で見てもらうことで、少しでも勇気や感動、またこれからの人生に何らかの影響を与えることができれば大変嬉しく思います。それと同時に少しでも多くの子供たちにラグビーというスポーツを知ってもらえたら本当に幸せな事だと思います。今は小さな光かもしれないですが、小さな光でもまとまれば大きな光になるように、微力かもしれませんが私たちの活動が力になればと思います」

トップリーグのセカンドステージの日程はすでに発表されているが、11月8日からチケットが発売になる。そのトップリーグのチームからいくつかお知らせがあった。

キヤノンイーグルスからは、ファーストステージまでFWコーチだったクリストファー・ヒッキー(元ワラタスヘッドコーチ)がヘッドコーチに昇格するという発表。

NTTドコモレッドハリケーンズからは「第5回ドコモカップ」のお知らせ。11月16日(日)および12月21日(日)に、大阪府の小学6年生を対象としたミニラグビー大会「第5回ドコモカップ」をドコモ大阪南港グラウンド(大阪市住之江区南港北1丁目9-9)にて開催。

■日時
予選:2014年11月16日(日)9時20分開始
決勝:2014年12月21日(日)10時30分開始
■参加チーム(21スクール50音順)
阿倍野ラグビースクール、茨木ラグビースクール、大阪ラグビースクール、大阪工業大学ラグビースクール、大阪中央ラグビースクール、OTJラグビースクール、交野ラグビースクール、堺ラグビースクール、吹田ラグビースクール、大東中央ラグビースクール、高槻ラグビースクール、富田林ラグビースクール、寝屋川ラグビースクール、東大阪ラグビースクール、東淀川ラグビースクール、枚方ラグビースクール、岬ラグビースポーツ少年団、みなとラグビークラブ、南大阪ラグビースクール、箕面ラグビースクール、八尾ラグビースクール

神戸製鋼コベルコスティーラーズからは、東日本復興支援活動の報告。10月31日(金)、11月1日(土)の2日間にわたり、宮城県亘理郡亘理町を訪問し、宮城県柴田郡柴田町ラグビースクール事務局主催の「タグラグビー交流会」に佐藤貴志、濱島悠輔、田邊秀樹の3選手が参加した。31日は、亘理小学校で3年生児童約120名、2日目の1日は地元亘理町、仙台市内そして山形県内から参加の計10チーム約150名の小学生と、タグラグビーで交流した。

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11月、12月のトークライブ告知

11月~12月のトークライブ再告知です。日本代表(JAPAN XV)対マオリ・オールブラックスの第2戦のプレイベントである7日、8日のノーサイドプロジェクトイベントは満席で申し込みを締め切ったのですが、他にも、さまざまなイベントを企画していますので、ラグビー観戦初心者の皆さんも大歓迎ということで、ぜひ、ご参加ください。

◎ラグビー愛好日記トークライブ2014霜月
サントリーサンゴリアスの若武者登場

2014年11月8日(土)
18:30開演(18:00開場)
会場:OPP(オプ)
〒106-0032 東京都港区六本木5-18-1  PURE六本木8F
アクセス:東京メトロ南北線六本木一丁目駅2番口 徒歩5分
日比谷線、大江戸線六本木駅より、徒歩10分
司会:村上晃一
ゲスト:小澤直輝、中靏隆彰(サントリーサンゴリアス)
参加費:3,000円(1DRINK:500円、食事はありません)
▼お申し込みは以下まで。
文鳥舎 佐藤
bunchou@jcom.home.ne.jp

◎ラグビー部マーラー・トークライブ2014霜月
ラグビー指導者シリーズ、第五弾!(※満席間近)

2014年11月20日(木曜日)=午後7時開演(午後6時30分より開場)
会費:3,500円(ドリンク、軽食込み)
場所:ラグビー部マーラー(大阪市中央区東高麗橋5-6南野ビルB1)
進行:村上晃一
ゲスト:前田隆介(近鉄ライナーズ監督)
▼お申し込みは、メールにてアドレスkashima@oksystem.co.jpのラグビー部マーラー、イベント受付担当加島まで。お名前、メールアドレス、電話番号、お申込人数をお知らせください。※お申込人数が複数の場合は同伴の方の氏名も全てご記入願います。先着順に受け付けさせて頂き、担当者からメールで連絡させて頂きます。


◎京都の「清華園トークライブ」第一弾開催

ゲストは細川隆弘さん。伏見工業、同志社大学、神戸製鋼と、関西ラグビー界のエリート街道を突き進み、CTB、FBとして活躍。独特のステップワークでディフェンスを破り、神戸製鋼V3の逆転勝利では決勝ゴールを決めるなど、優れたプレースキッカーとしても名を馳せました。神戸製鋼ではキャプテンも務め、1991年のワールドカップにも出場。いまどうしているの?と気になる元日本代表選手の一人でしょう。今回は細川さんが駆け抜けた1980年代から90年代初期のラグビーを大いに語り合いたいと思います。

日時:12月4日(木)、午後7時開演(6時40分受付開始)
場所:清華園(※京都市下京区川端町11 京阪電車七条駅から徒歩約4分、JR京都駅から徒歩約8分)
ゲスト:細川隆弘(元日本代表FB、伏見工業高校→同志社大学→神戸製鋼)
進行:村上晃一
会費:4,000円(食事付き、ビール・焼酎飲み放題)
▼お申し込みは、メールにて、seikaen351@gmail.comまで。お名前、メールアドレス、電話番号、申込人数をお知らせください。
※お申込人数が複数の場合は同伴の方の氏名も全てご記入願います。先着順に受け付けさせて頂き、担当者からメールで連絡させて頂きます。トークライブの定員30名。会費は当日受付でお支払いください。

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全国高校京都予選、関西大学リーグ情報など

11月2日は、全校高校大会の京都府予選・準々決勝の注目ゲーム「伏見工業対同志社」を観戦。伏見工業が先制したのだが、その後は、同志社の攻撃力が優り、見事なトライをあげた。拮抗した試合ではあったが、同志社のボールの動かし方は洗練されており、何度も綺麗なラインブレイクがあった。ベスト4は、京都成章、洛北、桂、同志社ということになった。準決勝も面白くなりそうだ。

関西大学Aリーグは、1日に京都産業大が天理大を破り、近畿大が立命館大と引き分けるなど混戦状態になっている。全勝は、同志社大、京都産業大、関西学院大。前年覇者の立命館大は、2勝1敗1分け。夏合宿までの戦績から優勝候補の有力候補だった天理大は、上位陣との対決で3敗し、優勝争いからは後退した。11月15日には、近鉄花園ラグビー場で、京産大対同大、関西学院大対立命館大の注目対決がある。

関東大学対抗戦、関東大学リーグ戦1部など各リーグで熱戦が続いているが、「第51回全国大学選手権ファーストステージ」が、11月16日より開幕する。参加する3チームのうち、東北・北海道代表=東北学院大学、九州代表=福岡工業大学の2校が決まった。両者は、16日、午後1時より、宮城県サッカー場で対戦する。もう1枠は東海北陸・中国四国代表になるが、朝日大と環太平洋大の勝者が出場権をつかむ。

3日は、京都の島津製作所グラウンドで開催された、「第2回U13バーバリアンズトロフィー」に行って来た。この大会は、京都バーバリアンズが主催し、小学6先生と中学1年生が出場するもの。チームでは公式戦の出場機会の少ない中学1年生達に試合をする機会を与え、小学生と中学生の垣根をとっぱらう大会。そのほか、トロフィーリーグとシールドリーグに分けて勝ち点制で順位を争い、キックコンペをして、さらに勝ち点を積み上げるようにするなど、画期的な試みが行われていた。詳細は、ラグビーリパブリックWESTに書きたい。

201411032

写真は、トロフィーリーグで優勝した藤森中学。そして、顔にジャパンの応援のペイントが残った福本君(京都西ラグビースクール)。神戸で応援した後、きょうのために残しておいてくれたみたいだ。去年は、日本代表とオールブラックス戦のペイントだった。ありがとう。ちなみに、日本代表では、立川理道選手のファンだとのこと。

201411031

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マオリオールブラックス第1戦結果

11月1日、神戸のノエビアスタジアムで行われた日本代表(JAPAN XV)対マオリ・オールブラックス戦は、21,234人の大観衆を集めた。これは、2004年以降の日本代表戦の最多観客数となった。試合前のハカは、フラッシュの嵐。大いに盛り上がった。僕はJSPORTSで大西将太郎さんと解説させてもらったのだが、試合内容、結果ともに残念なノーサイドになり、2人して顔を見合わせることも多かった。

序盤戦から自陣からボールをキープして攻めた日本代表だが、防御を崩し切る前にミスを犯し、ターンオーバーされて次第に点差を離された。マオリABの攻撃機会を少なくし、自分達のアタックがどこまで通用するかのチャレンジだったのだが、そこで圧力を受けてボールを失う繰り返し。あとは、ニュージーランドが誇るスピードランナーが一気に長い距離を駆け抜けた。

マオリABのコリン・クーパーヘッドコーチは「日本のスクラム、ラインアウトは良かった」とコメント。実際にそれでトライも奪ったのだが、前半、日本ボールのスクラム機会が一度もなかったように、その点でもマオリABに上手く戦われてしまった。

PKから、速攻を仕掛け、スクラム、ラインアウトを選択しなかったことがいくつかあったのだが、それについては、エディー・ジョーンズヘッドコーチが説明。「きょうは選手にチャレンジしてほしかったので、徹底して速攻をしかけるように指示していました」

「マオリABのほうが明らかにいいチームでした。ときには、いいチームに負けることを誇りに思ってもいい。きょうは、多くのことを学ぶことができました。たくさん集まっていただいたお客さんには、いいプレーを見せられなくて申し訳ないと思います。しかし、前向きに考えれば、もう一度チャンスがある。来週はもっとスマートに戦いたいと思います」

■リポビタンDチャレンジカップ2014第1戦結果
日本代表(JAPAN XV)●21-61○マオリ・オールブラックス(前半7-35)

追記◎この試合は、キャップ対象試合ではありません。

追記2◎この試合のボールボーイは、灘高校ラグビー部の選手たちが務めていました。

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