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TLセカンドステージ第1節の結果

201411291

11月29日は、近鉄花園ラグビー場だった。朝、小雨は降っていたけど、第1グラウンドの芝生は上々のコンディション。第2グラウンドはシートをかぶせて養生中。12月27日から開幕する全国高校大会では、鮮やかな緑を披露してくれるだろう。

花園の第1試合は、近鉄ライナーズ対NECグリーンロケッツ。序盤は近鉄が攻勢に出たが、前半のなかばからはNECペースに。近鉄も粘ってディフェンスしていたが、後半11分、NECはモールからニリ・ラトゥがトライ。5-3と逆転する。その後もスコアの動かない展開が続いたが、最終的には近鉄がSO重光泰昌の逆転PG(9-8)、FBアンドレ・テイラーの50mPGで12-8と競り勝った。

第2試合は、ファーストステージ無敗の神戸製鋼コベルコスティーラーズと、東芝ブレイブルーパスが対戦。注目されたのは、11月の日本代表戦に出場した選手達をほぼすべて先発させた東芝と、控えからのスタートにした神戸製鋼でいかなる違いが出るかだった。東芝の冨岡鉄平ヘッドコーチは言った。「マイケル(リーチ)くらい、出ずっぱりだったら先発させなかったかもしれませんけど、すべて出ていない選手も多かったので」。

勝敗を分けたのは序盤のスクラムだった。東芝は、三上、湯原、浅原のFW第一列を軸にスクラムで圧力をかけた。平島は負傷欠場、日本代表から戻ったばかりのHO木津、PR山下、LO伊藤を控えに回した神戸製鋼はここで苦戦し、前半24分には、スクラムを崩したとしてペナルティートライを奪われる。その後、次々に日本代表選手を投入して、後半25分には、FL前川のトライで20-16と逆転し、流れを引き寄せたかに見えたが、東芝FWの波状攻撃に受け回ってしまう。東芝は29分、SO廣瀬のインゴールへのキックパスをCTB仙波がキャッチしてトライし、34分には自陣から縦に縦にボールをつないで、FLスティーブン・ベイツがトライして突き放した。「後の試合のことは考えず、この試合に勝つために1か月を過ごしてきた。その成果です」(東芝・大島脩平ゲームキャプテン)。

東芝の冨岡HCは、「ジャパンの選手は良くやってくれました。CTBでフランソワ・ステインを起用したのは、神戸製鋼がキックをよく使うので、それに対抗するため」と話し、前半はステインをFBに入れるなどしてキックで地域を進められたと説明。敗れた神戸製鋼のギャリー・ゴールドHCは、「前半は東芝に追い風が吹いていたのに、後半に風が止むなど、すべてがアゲインストの試合だった」と無念の表情。しかし、「きょうは、神戸製鋼より良いチームが勝ったということです」と東芝を称えた。

他会場の試合も含めて、金曜、土曜の結果は以下の通り。しかし、この1試合ではなんとも言えない。ファーストステージの開幕戦では、東芝がパナソニックを破ったが、パナソニックはそこから立て直した。東芝の冨岡HCも、「ファーストステージは開幕戦で勝ったあと勢いに乗れなかったので、そうならないように一戦一戦成長していきたい」と話していた。

■トップリーグ・セカンドステージ第1節・金曜、土曜の結果
11月28日
東京・秩父宮ラグビー場
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス●11-35○キヤノンイーグルス(前半8-16)
11月29日
東京・秩父宮ラグビー場
クボタスピアーズ○18-8●コカ・コーラレッドスパークス(前半0-3)
サントリーサンゴリアス○16-12●ヤマハ発動機ジュビロ(前半13-9)
愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
豊田自動織機シャトルズ●17-38○NTTドコモレッドハリケーンズ(前半3-17)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●10-30○パナソニック ワイルドナイツ(前半3-19)
大阪・近鉄花園ラグビー場
近鉄ライナーズ○12-8● NECグリーンロケッツ(前半3-0)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ●20-30○東芝ブレイブルーパス(前半5-13)

◎30日に追記
11月30日
福岡・グローバルスタジアム
宗像サニックスブルース●16-21○リコーブラックラムズ(前半6-11)

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    コメント

    神戸順当な負けでしたね。
    前回もスクラムでやられたチーム相手に控えの第1列では太刀打ちできないでしょう。
    前半で流れが悪くなって後はそのままでしたね。
    山下君のトライへの嗅覚というのは素晴らしいですね。
    咄嗟の判断ですが、いいプレーでした。

    やはり、マパが抜けたのは大きいですね。
    橋本君が戻ってきて奮闘してましたが、やはり足りない。

    フレーザーはどうして出さないのかな。
    今年はベッカーと同様に好い出来だと思うので。

    しょうがない次のサントリー戦に期待します。
    サントリー対ヤマハは面白いゲームでしたね。

    投稿: ぽんた | 2014年12月 1日 04:55

    スクラムで圧力を掛けてペナルティを獲得しタッチキックからモールという古典的な戦略でジャパンを蹂躙したジョージアの戦略を東芝は参考にしていたようてすが、他のチームはどうだったのでしょうか?
    ワイルドナイツのように引き出しの多いチームはいざ知らず、ジョージアの戦い方は戦力に片寄りのあるチームには大きく参考になったのでは?
    勿論日本のラグビー界にとってゴリゴリ戦略がベストではないけれど、世界のラグビーには色んなスタイルがあるということが良く判ったし、一定の効果があるのは確実だから、展開ラグビーよりセット重視を前面に出すチームが増えて欲しいですね。
    皆同じ様なスタイルでは限界があるということがこの欧州遠征で得た教訓の一つだと思いますよ…

    投稿: バリージョン | 2014年11月30日 19:18

    金曜 秩父宮でコムvsキヤノン観戦。
    相変わらずコムの会社をあげての集客力はすばらしいですね。
    前半終了近くの溝口のイエローには「???」。
    あとでテレビ見てわかりましたが(でも納得はできないなあ~。退場になるほどか??)、TMO後は会場内にも説明が欲しいと感じました(野球とか相撲みたいに)。
    土曜 花園でNEC応援。チャンスをつかむもゴールラインをなかなか割れず。
    近鉄ファンの「頼む!勝ってくれ~」という悲痛?な叫びに負けました。
    東芝は、強い。廣瀬の華麗なキックに感動しました。
    やはり、生観戦はいいですね~。
    あんかけテイラー麺、美味しかったです♪

    投稿: ねこぷ~ | 2014年11月30日 11:11

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