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2014年12月

30日の花園

30日も近鉄花園ラグビー場に行っていた。全国高校大会2回戦は、シード校も登場するとあってたくさんのラグビーファン、学校関係者で賑わっていた。途中、風の強くなる時間帯もあったが、例年の30日よりは暖かかった気がする。

朝一番、東のAシード國學院栃木が敗れる波乱の幕開け。大分舞鶴の小気味のいい攻守が光った。シード校の初戦というのは難しいと言われるが、その通り、国学院栃木は力を出しきれなかった。Bシードの大阪桐蔭は実力者・深谷(埼玉)と戦ったが、綾部監督が「30日の難しさはよく分かっています」と話していた通り、前半は陣地を獲得しながら丁寧に試合を運び、風下の後半は、持ち前の攻撃力を発揮する試合運びで快勝した。

感銘を受けたのは、Aシードの東海大仰星に対する東京高校のチャレンジである。勢いよく前に出る「シャローディフェンス」が東京の武器。仰星もそれは分かっていたはずだが、やはり圧力を受けてミスを犯す場面が続出。僅差勝負となり、後半19分には、東京がモールを押し込んでトライをあげ、19-12と一時、1トライ1ゴールの7点差にまで迫った。

しかし、仰星は慌てなかった。前に出てくるディフェンスラインに対して、力強く突進し、出足を止めて、スペースにパスを動かし、FB山口のトライで突き放した。最後のパスをしたWTB小原の動きは、まるでトップリーグのベテラン選手のよう。突進力のある小原にディフェンダーが引き付けられたところで、ふわりと柔らかいパスを放った。

東京の森秀胤(もり・ひでつぐ)監督は「個人で来てくれたら止められたのですけど、パスをつながれたのが誤算でした」と話した。前に出るディフェンスに対して個人技で勝負してくれれば、東京ペースになったはずだが、仰星は硬軟織り交ぜてパスをつないだ。また、勝負所でのラインアウトのミスも響いた。しかし、立派な戦いだった。ノーサイド後、キャプテンとしてチームを引っ張ったSH森大地を森監督が迎えた。師弟としてともに花園での飛躍を期した親子の抱擁には胸を打たれるものがあった。「奥歯をかみました」(森監督)。胸に飛び込んできた息子を抱きかかえ、涙をこらえる父の姿が印象に残った。

2015年1月1日は、3回戦(ベスト16)の8試合が行われる。

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花園2日目&デフラグビーお知らせ

28日は、花園の全国高校ラグビー大会2日目で1回戦の残り11試合が行われた。1日目より寒くなり、第4試合には雨も落ちてきて、冷え込みはさらに厳しくなった。

試合のほうは、いつもながら高校生の熱い戦いに感動させられた。初出場同士の戦いは、近大和歌山の後半の追い上げをかわして、高岡第一が2回戦に進出した。その他、長崎北陽台、大分舞鶴、佐賀工業など花園での経験豊富なチームが勝ち進んだ。

僕はJSPORTSで2試合解説させてもらったのだが、秋田中央に対する若狭東の健闘に心打たれた。中学のラグビー経験者は一人もいない中で、スペースに次々に走り込んでくるプレーも感心したが、それより、トライをした選手がとびきりの笑顔を見せてくれたからだ。トライをした選手が「楽しい!」と叫んでいるシーンもあった。そうでなくちゃ。

30日の2回戦はシード校が登場する。どんなチャレンジが見られるのか楽しみだ。

写真は、第1グラウンド、第2グラウンドの裏側。この通路は30日、もっとも混雑しそう。来場する方は、気を付けてください。

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以下お知らせです。

お知らせ◎帝京大学の大塚選手の活躍で注目が集まる「デフ・ラグビー」(聴覚障がい者ラグビー)。2015年秋に、ニュージーランドから「デフ・ブラックス」が来日予定だという。日本のデフラグビーチーム「クワイエット・タイフーン」が迎え撃つ。

現在、日本聴覚障がい者ラグビー連盟では、聴覚に障害を持つ選手を募集中。
参加資格:両耳平均25デシベル以上 身体障害者手帳は所持していなくても、軽度難聴および片耳失聴の方でも参加できる。
問い合わせなど連絡先=allquiettyphoon@freeml.com
公式Hp=http://www.deafrugbyjapan.com/

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全国高校大会開幕&大学準決勝カード決定

27日の早朝、京都から東花園駅へ。第94回全国高校ラグビー大会の開幕である。JSPORTSは、この土曜、日曜で高校、大学、トップリーグ合わせて35試合を放送する。おそらく、過去最多である。

快晴の花園ラグビー場にやってくると、英田南自治連合会がトン汁を無料でふるまっていた。近鉄ライナーズ応援くらぶの武広さんに呼び止められてご馳走になる。一日限定1000食。27日、28日のみ行われるという。ラグビー場南側の東大阪市民美術センターでは、恒例の写真パネル展「青春スクラム・トライ 栄光のノーサイド」が行われている。入場無料(10:00~16:30)。

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開会式は、10時30分から行われた。バックスタンドでは、「ようこそ」「東大阪市へ」「花園から」「世界へ」の人文字が。選手宣誓は、北海道の中標津高校の竹崎僚太キャプテンが務めた。締めくくりは、「最後まで、あきらめず、走り続けることを誓います」。よどみなく、自分の言葉で最後まで。立派だった。

きょうは、1回戦8試合が行われ、東京、明和県央、高鍋、深谷、日本航空石川、鹿児島実業などが2回戦に勝ち進んだ。光泉(滋賀)対関商工(岐阜)、中標津(北北海道)対津山工業(岡山)は接戦になったが、光泉がモールからのトライでリードを奪い、中標津も終盤突き放して2回戦に進んだ。僕は日本航空石川の試合を解説したのだが、CTB満夏月(みつる・かつき)の正確なプレースキックと、その綺麗な名が印象に残った。

明日28日は2回戦の残り11試合が行われる。

大学選手権は、セカンドステージの最終節を終え、ベスト4が出そろった。勝ち点による順位は、1位帝京大学、2位東海大学、3位筑波大学、4位慶應義塾大学となり、準決勝の組み合わせは次の通りとなった。

◎準決勝(1月2日、秩父宮ラグビー場)
12:15
東海大学 対 筑波大学
14:00
帝京大学 対 慶應義塾大学

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視野を広くもて。エディーさんの伝言

きょうは、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチにインタビューした。来年の1月下旬に発行されるJRFUメンバーズクラブ会報誌に掲載されるものだ。

詳しくはそちらに書きたいが、エディーさんの熱いトークの中で特に印象に残ったのは、「視野もスキルです。訓練できるのです」というものだ。試合中にグラウンドを広く見渡し、情報を集めるスキルのことである。日本選手は視野が狭い選手が多い、そこで、視野を広くするために子供の時にどんなことが必要かとうかがったとき、エディーさんが、こんなエピソードを話し始めた。

「妻の群馬の家に行ったとき、8歳くらいの親戚の男の子が3人来ていました。外は良く晴れた日だったのに、子供達はずっと手もとのゲームをしていました。オーストラリアなら外で遊びます。これは日本の交通事情など環境もあると思いますが、道行く人もスマホをしながら歩いている。目の前のものしか見ていなければ、視野は狭くなります」

エディーさんは、試合では「体をゴールライン方向に真っすぐ向け、左右両方が見渡せる姿勢でいなくてはいけない」と言った。そして、普段の生活での訓練としては、道を歩くときは、「顔を上げ、視野を広く保ち、たくさんの情報を集めること」だと話していた。将来、より良いラグビー選手になりたければ、顔を上げて歩こう。いろんな情報を集めよう。そうすれば、きっと、グラウンドを広く見渡して、たくさんの選択肢を持てる選手になれるから。

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トヨタで豊山コーチ、遠藤選手に会う

22日の朝は、京都駅から名古屋駅へ。トヨタ自動車ヴェルブリッツのクラブハウスで、豊山昌彦コーチと、遠藤幸佑選手にインタビューしてきた。これは、ワールドカップの思い出を聞くもので、WEBで公開されるものだが、詳細は公開が決まってから改めてお知らせしたい。

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豊山選手と言えば、2003年ラグビーワールドカップ(RWC)に出場したプロップである。同世代の選手はよく言っていた。「豊山選手は身体が強い」と。本人も日本代表に参加するまでは、「ヒットで勝てばいいのだと思っていました」という。日本代表で長谷川慎さんや坂田正彰さんと組むうちスクラムワークを勉強していったそうだ。2003年大会は、スコットランド戦、フィジー戦、アメリカ戦に先発したが、スクラムについては、相手を強いとは思わず、問題なく組めていた。ただし、2000年にフランスに遠征したときの相手プロップには、とてつもない強さを感じたという。いま、日本代表がキメ細やかなスクラムのコーチを受けているのが、羨ましいとも話していた。豊山選手と言えば、実家は鶴橋の有名な焼肉屋さんである。お母さんもお元気で店を切り盛りされているとのこと。

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2007年、2011年RWCに出場した遠藤幸佑選手にも話を聞いた。昨季の神戸製鋼戦で右ひざに大けがを負ってリハビリ中である。怪我の詳しい内容はこれまで聞いていなかったのだが、「内側靭帯と血管だけが繋がっている状態でした。もし血管も切れていたら切断だったそうです」と、スポーツ選手にしては稀な重傷だったそうだ。運よく血管がつながっていたので、さまざまな手術をしたのち、現在はウォーターボーイを務めるまでに回復。しかし、神経も切れていたため、膝から下は感覚がない。足首の自由もきかないという。そんな状態でも遠藤選手は「今シーズン中の復帰を目指しています。選手である以上、2015年のRWCもあきらめていません」と前向きだ。たぶん、苦しい思いもたくさんしているはずだし、ラグビー選手がラグビーできないというのは、とても辛いことだと思う。その気持ちの強さに感銘を受けた。スタッフの方の話しでは、リハビリのリーダーとして、負傷者を激励しながらともにトレーニングに励んでいるという。一日も早い復帰を祈りたい。

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TLセカンドステージ第4節結果

12月21日は、ノエビアスタジアム神戸に行っていた。JSPORTSで神戸製鋼コベルコスティーラーズ対ヤマハ発動機ジュビロの解説をするためだった。この日は、ウルトラファミリーとのコラボで、ウルトラマン、怪獣ゴモラらもやってきた。選手紹介も科学特捜隊の写真の顔だけ選手に差し替えるもので、「隊長・キヨミヤカツユキ」は、あまりにハマっていて笑った。実況の大前さんが、やたらとウルトラマンに詳しかったのも可笑しかった。僕は「地球防衛軍」と思っていたのに、「いや、ウルトラマンは科学特捜隊なんです。ゴモラは万博公園で誰かが目覚めさせてしまった。番組にも2回にわたって登場する、なかなか強い怪獣です」などなど、感心させられた。

さて、試合の方は、そんなほのぼのした雰囲気と違って緊張感あるものになった。互いに意識するスクラムは、駆け引きで何度も組み直しになっていたが、それは勝敗を決定づけるようなものではなかった気がする。内容的には終始、神戸製鋼のディフェンスが素早く前に出てプレッシャーをかけ、エリアマネージメントでも常に相手陣で戦うことに成功していた。

ヤマハ発動機は常に圧力を受けながらの攻撃になって、持ち味のラインブレイク能力を生かせず、相手陣のいい位置でのラインアウトも獲得できなかった。前半は18-3で神戸製鋼リード。後半開始早々には、SO山中亮平がラックのこぼれ球を素早く拾って約70mを独走して23-3と突き放した。この加点は試合の流れの中で大きかった気がする。神戸製鋼はインサイドCTBに山本大介が入り、FB正面健司も含めてSO経験者が入れ替わりながらファーストレシーバーになり、山中が突破役になることも多かった。ボールの保持時間、エリアともに圧倒する快勝だった。

記者会見では、ヤマハ発動機の清宮監督が「久しぶりに、スッキリ負けました」と話し始めた。「一週間前の神戸とはまったく違うチーム。神戸が素晴らしすぎました。これほど、ディフェンスでゲインをとられたのは初めてです。ヤマハは力を出しきれなかったのですが、神戸が一週間で変われるのだから、ヤマハも変われると選手に話しました」

ディフェンスのゲインとは、神戸製鋼のディフェンスラインの上りが素早く、ヤマハは押し込まれた接点になっていたということだ。しかも、それを神戸製鋼は80分間続けた。「先週の悔しさがその要因」と神戸製鋼の橋本キャプテンは言っていたが、練習で地道にハードワークしてきたからこそのパフォーマンスだろう。ギャリー・ゴールドヘッドコーチは「強いヤマハに勝てたことは嬉しい。きょうはフィジカル面でチャレンジしなければいけなかった。ヤマハの強さを出させないインテリジェンスある勝利です」と試合を評価していた。

他会場の結果は以下の通り。来週からも、トップリーグは何が起こるか分からない。

■TLセカンドステージ第4節結果
◎12月20日
東京・秩父宮ラグビー場
リコーブラックラムズ●26-27○NTTドコモレッドハリケーンズ(前半14-10)
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス●14-45○パナソニック ワイルドナイツ(前半7-28)
◎12月21日
愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
豊田自動織機シャトルズ○46-14●宗像サニックスブルース(前半24-0)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●29-44○東芝ブレイブルーパス(前半19-13)
宮崎・KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場
コカ・コーラレッドスパークス○31-24●近鉄ライナーズ(前半31-0)
山梨・山梨中銀スタジアム(旧:小瀬スポーツ公園陸上競技場)
サントリーサンゴリアス○47-28●キヤノンイーグルス(前半19-7)
千葉・フクダ電子アリーナ
クボタスピアーズ●20-22○NECグリーンロケッツ(前半8-10)
兵庫・ノエビアスタジアム神戸
神戸製鋼コベルコスティーラーズ○40-10●ヤマハ発動機ジュビロ(前半18-3)

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垣永選手に会う

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19日は、サントリーサンゴリアスのクラブハウスに行っていた。日本代表のPR垣永真之介選手のインタビューのためだ。最初にプロフィールを確認しながら、気づかなかったのだが、垣永選手、きょうが誕生日だった。23歳。1991年、第2回ラグビーワールドカップの開催年である。あの大会で、日本代表はジンバブエから勝利をあげ、それがW杯唯一の白星になった。垣永選手には、ぜひとも来年のW杯に出場し、歴史的勝利をあげてほしい。

垣永選手は小学校に入る前に鎌倉ラグビースクールでラグビーを始めている。太り過ぎていたので、幼稚園の先生にスポーツを薦められ、それがラグビーだったという。たまたまその先生がラグビー好きだったのだろうけど、それが人生を決定づけたのだから面白い。

小学校からはお父さんの転勤で生まれ故郷の福岡に戻り、名門の草ヶ江ヤングラガーズに中学3年生まで所属した。でも、途中でソフトボールも始め、それがけっこうイケていたらしい。「野球部に入っていたら、今頃、巨人にいたかもしれませんよ」。ただし、周囲は誰も野球への転向を許してくれなかったそうだ。

ところで、ソフトバンクのファンだったのでは? 「巨人も好きだったんです。でも、ソフトバンクの試合は週に2回くらい見に行っていて大好きでした。城島選手に憧れていました」

ラグビーの話ももちろんしたのだが、今はスクラム強化に夢中のようだ。グルジア戦が衝撃的だったらしい。「こんなに強い人がいるんだと思いましたね。トラックに押されているみたいでした。筋肉の盛り上がりがすごくて、隙間がないくらいで」。この刺激を今受けたことが貴重なのだろう。PRは息の長いポジションである。まだまだ筋肉もつくし、技術的なことも進歩できる。垣永選手の将来が楽しみになるインタビューだった。

その他、詳細は誌面にて(※このインタビューは、1月下旬発行のJRFUメンバーズクラブ会報誌に掲載されるもの)。


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山田章仁スーパーラグビーへ&京都コトチカイベント

パナソニック ワイルドナイツから、山田章仁選手が、スーパーラグビー 2015 シーズンのウェスタン・フォース(オーストラリアカンファレンス)入りすることが決まったという発表があった。これで、パナソニックでは田中史朗、堀江翔太に続いて、3人目の日本人スーパーラグビー選手が誕生したことになる。

【ロビー・ディーンズ監督コメント】
「アキ(山田)にとって、今回の決定は本当に喜ばしいニュースだと思います。そして、スーパーラグビーという、高いレベルでプレーできる舞台に、また1 人選手を送り出すことができることは、パナソニックにとっても非常に嬉しいことです。私たちは、これが選手にとっても、チームにとっても素晴らしい機会になると信じています。アキは、より優れた選手になって戻ってきてくれるでしょう」

【山田 章仁 コメント】
「この度は、ウェスタン・フォースの一員として、スーパーラグビーに挑戦できることを非常に嬉しく思っています。パナソニックを始めとして、今までサポートしてくださった方々のためにも、自分の良さを出し、素晴らしいシーズンにできるよう頑張りたいと思います。応援をよろしくお願いします」

また、山田選手は個人のブログで、次のようにつづった。『19歳でオーストラリアに留学し、その頃からずっと抱いていた「海外でプレーをしたい」という想い。その想いはプロになっても変わることなく、強くなる一方で、あれから10年、ようやくチャンスが巡ってきました。(中略)ウェスタン・フォースの一員としてスーパーラグビーに挑戦できることの幸せをかみしめ、みなさんに一つでも多くの夢と感動を与えられるよう、これからも精一杯がんばっていきたいと思います。そしてそのスーパーラグビーでの経験を糧に日本代表で更にレベルアップをはかり、そのあとに備えるラグビーW杯に向けてがんばっていきたいと思います』(抜粋)
http://ameblo.jp/yamadakihito/

先日、横浜市・神奈川県がラグビーワールドカップの開催地として追加で立候補し、これで、立候補自治体は「15」になった。今度も選定プロセスに間に合う時期であれば追加の立候補を受け付けるという。

さて、京都市も開催地に立候補しているが、12月23日、京都市交通局主催の「Kotochika(コトチカ)」クリスマスイベントと連携して、日本人ラグビー史上初となる「国際ラグビー殿堂」入りを果たした坂田好弘さんと僕で、2019年のラグビーワールドカップ開催を多くの人に知らせ、ラグビーの魅力を語る対談をさせてもらうことになった。

日時:12月23日(火曜日・祝) 午後3時30分~午後4時
場所:地下鉄京都駅(コトチカひろば)
※ 京都市交通局が開催する「Kotochika(コトチカ)」クリスマスイベントの中で実施。

本イベントは,坂田氏が昨年度に「京都スポーツの殿堂」入りしていることから、京都スポーツの殿堂「伝道事業」にも位置付けられている。
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000176018.html

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トップリーグ選手カレンダーほか

JSPORTSと日本ラグビー協会が協力し、「トップリーグプレーヤーズカレンダー2015」が発売になる。ラグビーという激しいスポーツならではの選手の肉体美を表現し、多くのスポーツファンや女性に興味を持ってもらおうという内容。12月19日(金)からの、数量限定販売。

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J SPORTSオンラインショップにて、すでに予約受付中だ。
http://store.jsports.co.jp/
http://store.jsports.co.jp/item/0061541211001.html

【各月の掲載選手】
1月=NECグリーンロケッツ 村田毅選手、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 小野寛智選手/2月=NTTドコモレッドハリケーンズ 辻埜拓也選手/3月=キヤノンイーグルス 菊谷 崇選手/4月=近鉄ライナーズ 大隈隆明選手、クボタスピアーズ 立川理道選手/5月=神戸製鋼コベルコスティーラーズ 伊藤鐘史選手/6月=コカ・コーラレッドスパークス 桑水流裕策選手/7月=サントリーサンゴリアス 小澤直輝選手、東芝ブレイブルーパス 山本紘史選手、豊島翔平選手/8月=宗像サニックスブルース 屋宜ベンジャミンレイ選手/9月=豊田自動織機シャトルズ 豊前貴士選手/10月=トヨタ自動車ヴェルブリッツ 城戸雄生選手、リコーブラックラムズ 生沼知裕選手/11月=パナソニック ワイルドナイツ 鶴ヶ﨑好昭選手/12月=ヤマハ発動機ジュビロ 堀江恭佑選手

続いて、NTTドコモレッドハリケーンズからのお知らせ。レッドハリケーンズの選手候補生であるキャラクターのレッドハリー「レッドハリー熱すぎデコメ」が、「ドコモメールストア」で、12月16日(火)10時より、無料で提供されている。

「ドコモメールストア」とはドコモメールアプリのTOP画面とメール作成画面に、新たに設けたバッグ型のストアアイコンからアクセスし、デコメや、ドコモメールアプリの背景・ボタン・アイコン等を着せ替えできる「きせかえテーマ」をパッケージで購入できるサービス。レッドハリケーンズのジャージーを着用し、スパイクをはいているレッドハリー。僕もダウンロード。ラグビーボール持っていてほしかったなぁ。

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セブンズシリーズ・南アフリカ大会

16日は、JSPORTSでセブンズワールドシリーズの南アフリカ・ポートエリザベス大会の解説だった。セブンズ日本代表の試合はすべて放送されたのだが、コア15チームに昇格して3大会目でようやくサモアから初勝利。その他、先週のドバイ大会に比べて着実な進歩が見てとれた。羽野一志は地力をつけている気がする。しかし、結局はプールマッチ3、4位トーナメントでは勝てずに大会を終了。ケニア、ポルトガルあたりに勝てないと、シリーズのポイントを稼ぐのは難しい。

次のNZウェリントン大会では、南アフリカ、アメリカ、フランスと同じプールになる。今回のニュージーランド、イングランド、サモアに比べれば、勝利のチャンスがありそうなのだが、アメリカは今大会のプレート決勝でフィジーを破った。100m10秒13の記録を持つカーリン・アイルズのスピードは、フィジー選手を楽に振り切っていた。アメリカには、フィジーの選手をスピードで振り切る選手が複数いる。

決勝戦は、ドバイ大会で優勝している南アフリカとニュージーランドだったのだが、南アの選手がディフェンダーを置き去りにしてトライを奪うなど充実の内容で2大会連続優勝を飾った。南アフリカの、クワッガ・スミス、ワーナー・コクの激しいプレー、セアベロ・シナトラのスピードは魅力的だった。この3選手ともに21歳である。世界のセブンズは若く優秀なアスリート揃い。この選手達がセブンズの経験を積みかさねていくのだから、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックのレベルは恐るべきものになるだろう。

視聴可能の方は、決勝戦、必見です。

■試合結果 
□12月13日
プールD
日本代表0-45 イングランド(前半0-26,後半0-19)
日本代表0-29 ニュージーランド(前半0-12,後半0-17)
日本代表17-14 サモア(前半0-14,後半17-0)

□12月14日
ボウル準々決勝
日本代表12-26 ケニア (前半12-14,後半0-12)
シールド準決勝
日本代表15-24 ポルトガル (前半5-19,後半10-5)

■瀬川 智広 男子セブンズ日本代表ヘッドコーチ 
「全5試合ともに非常に厳しい試合であった。世界最高峰のHSBCセブンズワールドシリーズで勝利を収めることは簡単ではない。その中で、第1戦のゴールドコースト大会、第2戦のドバイ大会で大差で敗れているサモア代表から勝利することができ、チームは確実に成長している。ただ、2日目の順位決定戦ではランキング的にもライバル国となるケニア代表、ポルトガル代表に敗れ、今大会もポイントを獲得することができなかった。これから国内リーグが佳境を迎える中で、セブンズの強化に集中することは容易ではないが、各チームの理解を得て、悔しい思いをした選手たちと共に、次のニュージーランド大会(2015年2月)では必ず勝利を重ねなければいけない」

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大学選手権セカンドステージ14日の結果

14日の日曜日は、京都の西京極に行っていた。JSPORTSで全国大学選手権セカンドステージの2試合を解説した。内容はラグビーマガジンにも書くので、簡単に触れたい。

第1試合は、関東大学リーグ戦2位の東海大が、強力なスクラムで関西大学リーグ3位の同志社大に圧力をかけた。同大もSH大越元気、SO渡邉夏燦をj軸にボールを動かしたのだが、横には行くが前に出られなかった。東海大は、後半6分、LOダラス・タタナがドライビングモールからトライ、15分は、モール背後から走り込んだWTB石井魁がトライするなど、FW戦で優位に立ち、快勝スタート。

第2試合は、関西王者の関西学大がSO清水晶大を軸に何度もラインブレイクして、関東大学対抗戦2位の明治大を攻め立てた。しかし、一線防御が抜かれても、明大は粘り強く守り、拮抗した展開に。勝敗を分けたのはラインアウトの精度だった。再三、ゴール前のラインアウトでトライチャンスを得た関西学大は、これをことごとくミスしてしまう。14-3の明大リードで迎えた後半39分、関西学大はようやくPR井之上亮がトライし、14-10の4点差に迫ると、自陣から最後の攻撃をしかけた。しかし、22mライン内でパスがつながらす、そのこぼれ球をインゴールで押さえられ、逆に突き放されてノーサイドとなった。

2試合を通して、セットプレーで関東勢が上回った内容だった。

■大学選手権セカンドステージ、12月14日の結果
東京・秩父宮ラグビー場
筑波大学○44-22●大東文化大学(前半17-10)
慶応義塾大学○34-14●中央大学(前半14-14)
大阪・ 近鉄花園ラグビー場
早稲田大学○39-15●立命館大学(前半15-9)
流通経済大学○55-7●京都産業大学(前半17-0)
京都・西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
東海大学○40-3●同志社大学(前半7-3)
関西学院大学●10-21○明治大学(前半3-7)
福岡・レベルファイブスタジアム
法政大学○54-19●朝日大学(前半12-19)
帝京大学○43-3●天理大学(前半17-3)

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TLセカンドステージ第3節土曜の結果

12月13日(土曜)は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場だった。鶴橋駅から東花園駅に向かおうとして、何も考えずに快速急行に乗る大失態。折り返す生駒駅のホームは寒かった。ちょっとへこみつつ、会場入り。

試合の様子はラグビーマガジンにも書くので、簡単に触れたいが、第1試合ではクボタがCTBアイザイア・トエアバのスピードあるランニング、立川理道の得意のフラットパスなどで宗像サニックスの防御を崩して快勝した。サニックスはロビンスの怪我など負傷者が多く苦しい状況だ。クボタは3連勝で勢いに乗るか。

第2試合は、連勝スタートのNTTドコモが試合を支配しているかに見えたが、近鉄は後半に怒涛の反撃を開始。高忠伸、金哲元、ラディケ・サモといった経験豊富な選手を次々に投入して流れを変え、14点差をひっくり返す劇的勝利をあげた。マン・オブ・ザ・マッチは、後半16分に投入され、目覚ましい活躍を見せた高忠伸が受賞した。

この日は、トンプソン・ルークのトップリーグ100試合出場達成のメモリアルマッチ。前日のミーティングで、「記念する試合に勝ちたい」と話したトンプソンの気持ちに一丸となって応えた勝利だった。

他会場の結果は以下の通り。伊藤鐘史(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)も、リーグ戦100試合出場を達成している。

■トップリーグ・セカンドステージ第3節・土曜の結果
東京・秩父宮ラグビー場
サントリーサンゴリアス○32-16●東芝ブレイブルーパス(前半12-9)
パナソニック ワイルドナイツ○29-27●神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半3-27)
大阪・近鉄花園ラグビー場
クボタスピアーズ○36-11●宗像サニックスブルース(前半10-11)
近鉄ライナーズ○30-27●NTTドコモレッドハリケーンズ(前半8-14)
静岡・ヤマハスタジアム(磐田)
ヤマハ発動機ジュビロ○26-9●NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半13-6)
神奈川・相模原ギオンスタジアム
NECグリーンロケッツ○32-28●コカ・コーラレッドスパークス(前半15-7)

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よしもとラグビー新喜劇2015開催

2014年も残すところあと20日ほど。来年はいよいよラグビーワールドカップイヤー。そして、恒例になった「よしもとラグビー新喜劇」が、2015年1月5日に開催されることになった。よしもとのラグビー好き芸人と、トップリーガーがお笑いのスクラムを組む、というこの企画。1月5日といえば、全国高校大会の準決勝が行われる日だが、月曜日に設定されたのは、トップリーガーが参加しやすいという理由のようだ。僕もまた出演させていただくことに。皆さん、ぜひラグビー初心者の方々を誘って初笑いに来てください!

ゲスト参加が決まっているのは、パナソニックから堀江翔太、田中史朗、三宅敬、田邉淳、NTTドコモから箕内拓郎、秦一平、泉敬の各選手。まだもう少し選手が増えそうだ。芸人さんは、以下の人たち。「クールポコ。」の小野まじめさんは、目黒高校ラグビー部OB。キム兄もラグビー経験者。ぼんちきよしさんは啓光学園ラグビー部出身だ。

◎出演者
川畑泰史、烏川耕一、シャンプーハットこいで、すっちー、松浦真也、吉田裕、ぼんちきよし、タックルながい。ほか
≪ゲスト≫木村祐一、クールポコ。(ワタナベエンターテインメント)

◎ラグビー新喜劇=チケット情報
□日時
2015年1月5日(月)
18:40開場 19:00開演 (21:00終演予定)
□場所
なんばグランド花月(大阪市中央区)
□ 料金
前売 大人 2,500円 高校生以下 1,500円
当日 大人 2,800円 高校生以下 1,800円(全席指定)
※高校生以下のチケットを購入の方は学生証または年齢の分かるものを当日ご提示いただきます。
□お知らせ:身長が110cm以上、または5歳以上のお子様はお席が必要となります。

◆チケットよしもと
・チケットよしもと予約問合せダイヤル0570-550-100 (Yコード999-010)
・オペレーター対応予約専用ダイヤル0570-041-356〈10:00~18:00〉
・インターネット→http://ticket.yoshimoto.co.jp
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男子セブンズ日本代表について

男子セブンズ日本代表は、セブンズワールドシリーズ 2014-2015第2戦(ドバイ)、 第3戦(南アフリカ)参加のため遠征中だ。すでに、第2戦の「ドバイセブンズ」は終了し、男子セブンズ日本代表は、ボウルトーナメント準々決勝でアメリカに惜敗し、シールド準決勝でカナダにも敗れて大会を終えた。火曜日、JSPORTSで放送したハイライト番組の解説をしたのだが、参加選手の奮闘とは裏腹に、世界のセブンズの強化スピードに日本がついていけていない状況は明らかだった。

言われ続けてきたことだし、当たり前すぎるのだが、メンバーを固定してシリーズに参加し続けなければ白星をあげることは難しいと改めて痛感した。全大会に参加するはずだった選手の相次ぐ負傷があり(橋野皓介、豊島翔平、小澤大、渡邊昌紀、ロマノ・レメキ)、現状は致し方ない面はあるが、オリンピック予選が行われる予定の来秋まではセブンズ日本代表は15人制ではプレーしない、というスタイルで強化しないかぎり、オリンピック出場すら危ういと感じた。桑水流、坂井のベテランはいいプレーをしていたし、羽野一志の奮闘は目立った。コアメンバーに選ばれている選手に力があるのは確かだ。コアメンバーに関しては、15人制主体の日本ラグビーとはいえ、15人制と行き来することなく、これから1年は7人制に特化したトレーニングをしなければアジア予選突破に間に合わない気がする。そうすべきだ。

ドバイ大会では、南アフリカが優勝したのだが、ニュージーランドが準決勝で南アフリカに完敗し、3位決定戦でもフィジーに敗れた。ゴールドコースト大会は5位、今回は4位と振るわない。若い選手のミスも多く、果たしてどこまで巻き返せるのか心配になる戦いぶりだった。一方で、南アフリカはパワフルな選手とスピードランナーのバランスがよく、ディフェンスも堅実だった。15人制の代表とはまったく違う顔ぶれで、体格も強豪国の中では小さい。南アフリカに学ぶところは多い。来週の南アフリカ大会も楽しみだ。日本戦、各トーナメント決勝、カップトーナメント全試合がJSPORTS(12月16日)で放送される。

■ドバイ大会の日本代表結果
◇12月5日(金)
<プールB>
日本代表●0-36○ニュージーランド
日本代表●12-38○サモア
日本代表●0-47○スコットランド
◇12月6日(土)順位決定トーナメント
<ボウル準々決勝>
日本代表●12-14○アメリカ
<シールド準決勝>
日本代表●14-29○カナダ

■大会登録番号
1.桑水流裕策、2.後藤駿弥、3.副島亀里、4.中野裕太、5.鶴ケ﨑好昭、6.三木亮平、7.坂井克行◎、8.吉田大樹、9.百武優雅、10.羽野一志、11.鈴木貴士、12.首藤甲子郎

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エディー・ジョーンズHC総括会見

12月8日、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチが、2014年シーズンを振り返る総括会見を行った。

冒頭には、次のよう概要のコメントがあった。

「2014年は日本ラグビーにとって、良い年でした。テストマッチは10試合して9勝1敗です。最後にグルジアに敗れましたが、学ぶことはたくさんありました。タイトファイブ(FW前5人)の強さがまだまだ足りません。この部分は大きな進歩が必要です。今いる選手がさらに強くなるということです。マオリ・オールブラックス戦では、もっとスピードを上げなければいけないと感じました。戦術の柔軟性を持つことも必要です。フィールド上ではさまざまな局面にしっかりリアクションしていくこと、これは攻守にわたってのことです。戦術的に我々はもっと賢くならなくてはいけないのです」

ジョーンズHCは、グルジア戦のあと、他国のテストマッチなどを視察し、ドイツのサッカーチーム「バイエルン・ミュンヘン」を訪問したという。そして、「タクティカル・ピリオダイゼーション」という言葉を使った。

「あらゆる練習の要素を戦術的に特化する。ストレングス、スピードの話をしましたが、それも一部です。すべての練習を考えていくときに、もっと戦術に重点を置いてプランニングするのです。幸運にもバイエルン・ミュンヘンの練習を見学することができました。ヘッドコーチとも長時間お話しすることができました。我々の練習もさらに改善が図れるのではないかと考えています。我々の目標である、ワールドカップでベスト8になること、決勝トーナメントに進出を成し遂げたい。そのためには、選手の多大なコミットメントが必要だし、コーチ陣ももっと賢くならなくてはいけない。それができれば目標に必ず到達できると信じています」

来年の強化スケジュールについては、大まかに次のような説明があった。

「日本選手権のあと、4週間は選手を休ませます。それで十分でしょう。ちょっと優しすぎるかもしれません。4月、5月は個人スキルのトレーニング(※この間にアジアの試合がある)。6月がプレシーズン、7月にパシフィックネーションズカップ、8月にRWCに向けてのウォームアップ試合。段階的にいい準備ができると思っています。また、代表期間中にスーパーラグビーに複数の選手が行くのも日本ラグビーにとっては素晴らしいことです。参加する選手が、フィジカル面、戦術面で向上し、メンタルも強くなって帰ってきてくれることを望みます」

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早明戦結果&TLセカンドステージ結果ほか

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12月7日は、1972年以来の早明戦開催となった秩父宮ラグビー場にいた。写真の通り、キックオフの1時間ほど前から、正面入り口は人の波ができていた。観衆は、満員札止めの、21,602人。昨年まで国立競技場で開催されていたのだから、当然の前売り券完売だった。

試合はキックオフ直後は早稲田にミスが目立って明治が攻勢に出る。SO田村煕のPGで先制すると、5分、1年生CTB梶村祐介がハンドオフで2人のタックラーを弾き飛ばして抜けだし、自らインゴールに蹴ったパントを押さえてトライ。10-0とする。しかし、前半のなかばからは早稲田のリアクションが良くなり、CTB小倉順平のPG、トライで逆転し、38分には、小倉の突破からWTB荻野岳志がトライして、18-10と逆転した。早稲田はSO横山陽介、FB藤田慶和が入ったことで攻撃オプションが増え、藤田のカウンターアタックからのトライなど多彩な攻撃を披露した。

しかし、勝因はやはりスクラムだろう。後半は明治が相手陣に入って攻め続ける場面があったのだが、23-17と明治が6点差に迫り、ゴール前のPKでスクラムを選択した後半25分、そのスクラムを押し返してピンチを脱した。終盤は明治の運動量が落ち、早稲田に突き放された。

「明治は今季、一番ダメな試合でした。マインドも含めてそうなってしまったのは私の責任です」と丹羽政彦監督。勝木来幸キャプテンは「ファンの皆さんに申し訳ない。絶対勝とうと臨んだのですが、相手のやりたいラグビーをさせてしまいました」と肩を落とした。

勝った早稲田の後藤禎和監督は、次のようにコメント。「スクラムで押し負けないこと、明治のキーマンを走らせないことを念頭に戦いましたが、最初は梶村選手に走られてしまいました。前半のなかばからは、いい流れになったと思います」。選手権に向けては、「もっと、賢さを持ってプレーしてほしい」と、自ら苦しいシーンを作った場面を振り返って課題も口にしていた。

この日行われた対抗戦3試合の結果は以下の通り。この結果、大学選手権のプール分けが確定した。

■関東大学対抗戦A最終節結果
明治大学●24-37○早稲田大学(前半10-18)
筑波大学○55-0青山学院大学(前半22-0)
明治学院大学●24-27○立教大学(前半7-13)

■大学選手権セカンドステージ・プール分け
プールA=帝京大学、法政大学、天理大学、朝日大学
プールB=流通経済大学、京都産業大学、慶應義塾大学、中央大学
プールC=関西学院大学、大東文化大学、明治大学、筑波大学
プールD=早稲田大学、東海大学、同志社大学、立命館大学

■トップリーグ・セカンドステージ第2節、日曜の結果
長野・長野運動公園総合運動場陸上競技場
NECグリーンロケッツ○34-17●サニックスブルース(前半13-10)
滋賀・皇子山総合運動公園陸上競技場
NTTドコモレッドハリケーンズ○41-5●コカ・コーラレッドスパークス(前半27-5)
愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
クボタスピアーズ○17-6●豊田自動織機シャトルズ(前半7-6)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ○37-15●NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半20-7)
大阪・近鉄花園ラグビー場
近鉄ライナーズ●8-34○リコーブラックラムズ(前半3-20)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ○20-10●サントリーサンゴリアス(前半6-3)

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関西大学A最終戦&TL結果

12月6日の土曜日は、京都の西京極に行っていた。関西大学Aリーグの最終戦、同志社大学対立命館大学の一戦だった。両者は昭和7年から戦っており、伝統ある定期戦も兼ねていた。すでに関西学院大の1位、京都産業大の2位が決まっており、3位決定戦だったのだが、前節から2週間の間隔があったことから、両チームともに十分に準備しての闘いは最後まで白熱した。

試合の細かい内容については、ラグビーマガジンのWEBサイト「ラグビーリパブリック」に書きたいが、スクラムは勝敗を分ける大きなポイントだった。前半は同大ペース、後半は立命大が流れをつかんだが、最後に同大がスクラムで勝負を決めた。SO渡邉も難しいPGを決め、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

これで、関西大学Aリーグの順位が確定。1位=関西学院大、2位=京都産業大、3位=同志社大、4位=天理大、5位=立命館大、6位=摂南大、7位=近畿大、8位=大阪体育大。そして、大学選手権セカンドステージでは、同志社、立命館ともに、D組入り、東海大学、対抗戦2位(早稲田か明治)と戦うことに。4位の天理大は、A組で帝京大、法政大、朝日大と戦う。

■関西大学Aリーグ最終戦結果
京都・西京極
立命館大学●19-27○同志社大学(前半0-20)

6日は、トップリーグ・セカンドステージ第2節の2試合が行われた。結果は以下の通り。

■トップリーグ・セカンドステージ第2節結果
東京・駒沢陸上競技場
キヤノンイーグルス●13-36○ヤマハ発動機ジュビロ(前半13-8)
東芝ブレイブルーパス○33-13●パナソニック ワイルドナイツ(前半13-3)

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清華園第1回トークライブ、細川隆弘さん

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昨夜は、京都の清華園主催の第1回トークライブだった。ゲストは元日本代表の細川隆弘さん。京都の出身で、伏見工業高校でラグビーをはじめ、同志社大学、神戸製鋼でプレーした。神戸製鋼V7の中心選手の一人でもある。いまは自営業でラグビーから離れているが、面白い話をたくさん聞かせてくれた。

冒頭は、神戸製鋼が三連覇を達成した三洋電機との死闘のクライマックスのシーンを細川さんが解説するスタイルで始まった。これがあまりに面白く、あっという間に30分。イアン・ウィリアムズ選手のスパイクが脱げたシーンや、平尾誠二さんのガッツポーズが某選手の顔に当たるところは、ストップモーションで解説が入って爆笑の連続。「僕、平尾さんの従兄弟だということを隠して伏見工業に入ったのですが、バレた瞬間に一軍になりました(笑)」。「従兄弟なのに平尾二世とは言われず、男前の薬師寺が平尾二世と言われて…(笑)」。鉄板ネタも続々。

ウィリアムズ選手のトライで、16-16の同点となり、細川選手のゴールで勝利が決まったわけだが、そのキックについては、高校の頃からのイメージトレーニングがあったからこそ、冷静に決められたとのことだった。高校時代の山口良治監督と2人でプレースキックの練習をしたことがあった。山口監督がぶつぶつ言いながら蹴っていた。よく聞くと、試合の状況をしゃべっている。「それを聞いたとき僕は笑う気になれなくて、イメージして蹴るということだなと思ったんです。それからキックの練習では、大観衆と最後の勝利を決めるところを思い描いていました。そのままの状況が現実になったのが、あの瞬間だったのです」。

細川さんの代表デビューは、1990年のワールドカップアジア予選のトンガ代表戦。1991年ラグビーワールドカップの予選は、アジア・オセアニア地域になっており、サモア、トンガ、韓国、日本のうち、2チームが出場することになっていた。サモアは「ミニ・オールブラックス」と言われるほど強く、日本はトンガと韓国に絶対に勝たなくてはいけなかった。当時のトンガは日本よりも強いと言われていたし、韓国も日本と互角の実力があり、厳しい予選だった。そして、必勝を期した宿沢広朗監督が、プレースキッカーとして抜擢したのが細川選手だったわけだ。なんとこの試合でFB細川隆弘は6PGを決めて、28-16の勝利に貢献している。もし負けていたらワールドカップには出場できなかったし、1995年大会からのアジア単独枠もでなかったかもしれない。そうなれば日本はずっとワールドカップに出られず、代表強化は遅々として進まなかっただろう。改めて、あのトンガ戦勝利の意味をかみしめた。

1時間のトークの後は懇親会。細川さんと僕で各テーブルをまわってラグビー談義に花を咲かせた。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。それにしても、細川さんの胸筋は鍛え過ぎ。思わず、「何を目指してはるんですか?」と突っ込んだ。

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関西学院大学で取材&読書日記

12月3日、冷え込む東京から新大阪へ。いつものことながら、自分がどこに住んでいるか分からなくなるのだが、阪急電車に揺られて、関西学院大学ラグビー部のグラウンドへ向かった。関西リーグで5年ぶり10回目の優勝を飾ったチームの軸である鈴木将大(すずき・まさひろ 4年)キャプテンと、SOの清水晶大(しみず・あきひろ 2年)選手へのインタビューだった。鈴木キャプテンはラグビーマガジン2月号、清水選手は別冊の大学選手権展望号に掲載されるものだ。

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鈴木キャプテンは、兵庫県高砂市出身。小学1年生から高砂ラグビースクール、中学では姫路ラグビースクール、そして関西学院高等部から大学に進学した。高校時代もキャプテンとしてチームを率いて、花園の全国高校大会でベスト4になっている。本人にはその自覚はないのだが、学校の先生からは生徒会長などの打診を受けるタイプだったらしい。171㎝の小さなフランカーだが、大のコンタクト好きで、アンドリュー・マコーミックさんがヘッドコーチになってタックルを教えてもらうと、さらにラグビーが楽しくなったのだとか。強いチームには、いいリーダーがいる。それを再確認するインタビューだった。

清水選手は、ラグビーマガジンのWEBサイト「ラグビーリパブリック」関西版に、つい最近、「キング・カルロス」と呼ばれたオールブラックスSOカルロス・スペンサーにもたとえられたファンタジスタである。もっとも、本人は世代的にスペンサーのプレーは知らず、今回、映像を見て驚いたらしい。「凄すぎて、こんな人にたとえられるなんて。次の試合、緊張しました」。春から鈴木キャプテンに大いに鍛えられたそうで、「練習が嫌になるくらいでしたけど、あの時期があったからシーズンに入って活躍できたので感謝しています」と話していた。大学選手権に向けての抱負など、詳しくは誌面にて。

関西学院大の大学選手権セカンドステージ1戦目は、12月14日、京都の西京極である。

愛好的読書日記◎ライター仲間であり、清水選手をスペンサーにたとえた鎮勝也さんが、「伝説の剛速球投手 君は山口高志を見たか」(講談社)を上梓した。「はい、見ました」と答えたい。我々世代の少年時代はみんな野球で遊んだ。最近、「どこの球団のファンなのですか?」と質問されると、「もう、今は無いんです」と答えるのが常だ。そう、僕は子供の頃、阪急ブレーブスのファンだった。福本、長池、マルカーノ、山田久志、みんな大好きである。山口高志の豪快な投球も記憶に刻まれている。だから、鎮さんがこの本を書くと知った時、嬉しかった。阪急ブレーブスの偉業も蘇るのだから。ぜひ、多くの人に読んでもらいたい。山口さんの剛速球にかける情熱は、幕末に刀を捨てきれなかったサムライのようであり、男の生き様として少しうらやましい気持ちにもなるものだ。丹念な取材による伝説の名選手、関係者の証言が山口高志の存在感を輝かせている。高校時代のマネージャーの日記は泣けた。

201412032

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