« エディー・ジョーンズHC総括会見 | トップページ | よしもとラグビー新喜劇2015開催 »

男子セブンズ日本代表について

男子セブンズ日本代表は、セブンズワールドシリーズ 2014-2015第2戦(ドバイ)、 第3戦(南アフリカ)参加のため遠征中だ。すでに、第2戦の「ドバイセブンズ」は終了し、男子セブンズ日本代表は、ボウルトーナメント準々決勝でアメリカに惜敗し、シールド準決勝でカナダにも敗れて大会を終えた。火曜日、JSPORTSで放送したハイライト番組の解説をしたのだが、参加選手の奮闘とは裏腹に、世界のセブンズの強化スピードに日本がついていけていない状況は明らかだった。

言われ続けてきたことだし、当たり前すぎるのだが、メンバーを固定してシリーズに参加し続けなければ白星をあげることは難しいと改めて痛感した。全大会に参加するはずだった選手の相次ぐ負傷があり(橋野皓介、豊島翔平、小澤大、渡邊昌紀、ロマノ・レメキ)、現状は致し方ない面はあるが、オリンピック予選が行われる予定の来秋まではセブンズ日本代表は15人制ではプレーしない、というスタイルで強化しないかぎり、オリンピック出場すら危ういと感じた。桑水流、坂井のベテランはいいプレーをしていたし、羽野一志の奮闘は目立った。コアメンバーに選ばれている選手に力があるのは確かだ。コアメンバーに関しては、15人制主体の日本ラグビーとはいえ、15人制と行き来することなく、これから1年は7人制に特化したトレーニングをしなければアジア予選突破に間に合わない気がする。そうすべきだ。

ドバイ大会では、南アフリカが優勝したのだが、ニュージーランドが準決勝で南アフリカに完敗し、3位決定戦でもフィジーに敗れた。ゴールドコースト大会は5位、今回は4位と振るわない。若い選手のミスも多く、果たしてどこまで巻き返せるのか心配になる戦いぶりだった。一方で、南アフリカはパワフルな選手とスピードランナーのバランスがよく、ディフェンスも堅実だった。15人制の代表とはまったく違う顔ぶれで、体格も強豪国の中では小さい。南アフリカに学ぶところは多い。来週の南アフリカ大会も楽しみだ。日本戦、各トーナメント決勝、カップトーナメント全試合がJSPORTS(12月16日)で放送される。

■ドバイ大会の日本代表結果
◇12月5日(金)
<プールB>
日本代表●0-36○ニュージーランド
日本代表●12-38○サモア
日本代表●0-47○スコットランド
◇12月6日(土)順位決定トーナメント
<ボウル準々決勝>
日本代表●12-14○アメリカ
<シールド準決勝>
日本代表●14-29○カナダ

■大会登録番号
1.桑水流裕策、2.後藤駿弥、3.副島亀里、4.中野裕太、5.鶴ケ﨑好昭、6.三木亮平、7.坂井克行◎、8.吉田大樹、9.百武優雅、10.羽野一志、11.鈴木貴士、12.首藤甲子郎

|

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • « エディー・ジョーンズHC総括会見 | トップページ | よしもとラグビー新喜劇2015開催 »

    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    協会に本当にセブンスの強化が必要だと思わせるにはどうしたらいいでしょうか。セブンスの面白さとか可能性もそうですが、もっと単刀直入にセブンスの好成績はラグビー全体の人気アップにつながることになることをわかってもらうことが一番いいのではないでしょうか。それにはオリンピックが最大の武器です。アジアがそれほどではないうちに。オリンピック出場をきめ好成績を収めれば2019と2020が盛り上がります。

    投稿: こうすけ | 2014年12月15日 17:38

    北海道バーバリアンズのトゥキリが7人制代表から漏れてる理由はなんでしょうか?

    投稿: わたなべ | 2014年12月14日 02:27

    僕もプロップさんの意見に賛成。
    トップりーグの外国人枠3人+セブンススコッド(専任)供出チームに外人枠付与。
    いまトップリーグには多くのワールドクラスの外国人選手が参戦しているが、2人枠のため細切れの出場機会しか
    与えられておらず、本来の実力を発揮していないように思う(例えばオールブラックスに復帰したジェローム・カイノ)
    ファンにとってももっと長い時間、彼らのプレーを見てみたいと思う。

    投稿: AY | 2014年12月12日 19:22

    プロップさんの提言は村上さんよりも具体的でしたね(すみません笑)
    自分も、セブンズ代表コアメンバー供出に応じて、所属チームのTLルールの縛りを緩くする考えに賛成です。

    投稿: ヤッサン | 2014年12月11日 23:25

    確かに、村上さんのおっしゃっる通りです。
    本当に、sevenを強化するなら今しかないと…
    来年は東京セブンを見る最後、藤田選手、福岡選手の活躍がまたみたいところです。

    投稿: コーチ | 2014年12月11日 18:04

    二兎追うもの一兎をも得ず、といいますが、二兎追いかけたいですよね。でも、1人の選手に、二兎追わせちゃいかん、ということですか。

    選手の招集の悩みは尽きないですが、もう思い切って、トップリーグの全チームから1人ずつ選手出したらどうですか?

    監督全員集まって、ムニャムニャ話し合ったら、答出るのでは?

    同じチームから複数名出せないことになりますが、それでも、今より強いチームを作れる可能性はあるのでは?

    海外の強国はどうやって選手を確保してるんでしょうね?

    投稿: テルキー | 2014年12月11日 17:18

    私も"プロップ"さんの"外国人選手1人の試合出場増枠"案に賛成。

    投稿: 町井バス太郎 | 2014年12月11日 10:55

    プロップさんに賛成

    7人制の旨味がないと誰も乗ってこないと思います

    W杯も大切だけど、オリンピックは普通の人にとっては一番、注目するスポーツイベントです
    ここで惨敗すると…15人制にも影響があると思います

    投稿: ナガサキング | 2014年12月11日 08:36

    7人制の代表選手をいかに来年の秋まで7人制に専念させるかということに
    ついてですが、これは浪花節的思考ではなく、選手を供出する所属チームにもメリットを持たせないといけないと考えます。

    ①まずそれぞれの所属チームが絶対に必要な日本国籍を有する選手23人もしくは25人(すべてのポジションに1人ずつのリザーブという考え方)をプロテクションをかける選手とする。
    ②そのプロテクション対象選手から7人制代表に選手を選考・滞同させる場合、チーム所属の外国人選手出場枠を1人につき1選手増やす。

    東芝でいうなら豊島がコアメンバー入りするならそれで外国人選手は3選手出場可。大会によってリーチを召集する場合ならその期間中のトップリーグ公式戦には4選手出場可とする。そうすれば、ステイン、カフィが並ぶラインを観ることも出来るし、ベイツ、ラティマーというチーフス仕事師が並ぶ3列を観ることもできる。

    こうすれば、トップリーグを観る国内の観客としても嬉しいし、所属チームも7人制代表に選手を供出することによるチーム力の低下を避けられる。

    他チームで言えば、コーラでいえば構成上、フル出場していないカミングスが常時出場可能となる。
    パナだと、百武ではなくてメンバークラスの選手を招集可能となるし(失礼な物言いですみません)、チームもバーンズ、ピーターセン、ホワイトロックの3人がスタメンに並ぶことが出来る。

    これらが実現すれば、スパーラグビーでも観ることができないものがトップリーグで観ることが出来ることになる。そして7人制の代表も安定したメンバー構成で強化に時間を割くことが出来るのでは。

    7人制の代表に選手を供出したチームだけがトップリーグで不利益を受けることになり、観客は同じ入場料でメンバー落ちの試合を観る羽目になる。このような負のスパイラルから選手もチームも観客、ファンをも救いだす一案だと思いますがいかがでしょうか?

    投稿: プロップ | 2014年12月10日 23:11

    ん~厳しい現実ですね…
    スコットランドにも47失点ですか…
    せめてボウル、シールド戦では勝ちを拾ってほしい。1年で降格しないことを願うばかりです。
    全敗が続いても、応援し続けたいと思います。
    この後ゆっくり録画観ます。

    投稿: 亮 | 2014年12月10日 22:49

    例えばですが1チーム25人ぐらいの選手をプロテクション枠とする。
    その枠から7人制代表を1人供出するチームには外国人選手1人の試合出場増枠を認めるなどとしないと、所属チームは7人制に選手を出すことによる戦力減を受け入れられないのでは?
    コーラの桑水流や、東芝の豊島(ケガがなければ)、豊田の坂井などは15人制でも
    中心選手、彼らの給料を払いながら、7人制の代表に出して戦力減でトップリーグを
    戦うことは所属チームとしては受け入れ難いでしょう。

    仮に外国人選手の増枠が認められれば東芝ならステイン、カフィが並ぶラインが常に見られるし(スーパーラグビーでも観ることができない組み合わせだ)、コーラでもカミングスが出場選手枠に関係なく観ることができる。三洋電機だったらピーターセンとバーンズの並ぶラインですよ、トップリーグの興業的にもこちらの方がいいのでは?

    高い給料払って10~20分しか出場できない外国人選手がいっぱいいるのだから
    有効活用した方がよいのでは?

    村上さんはどう思いますか?

    投稿: プロップ | 2014年12月10日 21:26

    コメントを書く



    (ウェブ上には掲載しません)


    コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



    トラックバック

    この記事のトラックバックURL:
    http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86642/60790156

    この記事へのトラックバック一覧です: 男子セブンズ日本代表について:

    « エディー・ジョーンズHC総括会見 | トップページ | よしもとラグビー新喜劇2015開催 »