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2014年5月4日 - 2014年5月10日

日本代表、スリランカ戦結果

今夜は名古屋の瑞穂公園ラグビー場で日本代表対スリランカ代表戦が行われたが、僕はほぼ同じ時刻に行われていた、スーパーラグビーの首位攻防戦、ブランビーズ対シャークスの解説をしていた。複雑な気分だったが、日本代表戦は試合後に録画で確認することに。

日本代表が常に複数の選択肢を持ちながら、パスを回すと、スリランカの防御が対応できず、前半10分までに3連続トライで19-0。11分、ドライビングモールでトライを追加し、WTB藤田のトライもあって20分までに33-0となる。組織だって攻めているので、ミスは少なかったが、ときおり起こる日本にハンドリングエラーも、スクラムの圧倒的優位、個々のコンタクトスキルの差があって傷口は広がらなかった。アタックの精度は試合ごとに高まっているようだが、日本代表の春の課題である攻守の切り替えの早さについては、この試合では見る機会が少なかった。

日本代表は次週、アウェイで韓国代表と、25日には国立競技場で香港代表と対戦する。順当にいけば、25日に2015年のワールドカップの出場権を獲得することになる。韓国戦からは、スーパーラグビー組も帰ってくる予定。JSPORTSでスーパーラグビーが放送された金曜日、堀江翔太選手はレベルズで途中出場。試合前日の電話インタビューで、「この試合を終えたら、日本代表に合流します。悩んだのですが、僕がスーパーラグビーに挑戦したのは、自分自身のためもあるけど、日本ラグビーのためでもあるので」と、スーパーラグビーの経験を日本代表に伝えることが自分の挑戦の価値でもあり、戻る決断をしたとのコメントをしていた。

スーパーラグビーの首位攻防戦は、雨のコンディションもあって、キックの応酬が多かった。もう少し、「スーパー」な試合をしてほしかった気がするなぁ。

■アジア五カ国対抗・試合結果
日本代表○132-10●スリランカ代表(前半68-0)

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スリランカ戦日本代表メンバー

5月10日(土)、愛知県の瑞穂運動公園ラグビー場で行われる日本代表のアジア五カ国対抗(A5N)2014(兼ラグビーワールドカップ2015アジア地区最終予選)第2戦、対スリランカ代表の日本代表メンバー23名が発表された。

◎日本代表メンバー
1三上正貴、2木津武士、3畠山健介、4大野均、5真壁伸弥、6ヘンドリック・ツイ、 7リーチ マイケル ◎、8ホラニ龍コリニアシ、 9日和佐篤、10田村優、 11山田章仁、12林泰基、13村田大志、14藤田慶和、 15五郎丸歩/ 16長江有祐、17湯原祐希、18山下裕史、19伊藤鐘史、 20菊谷崇、21堀江恭佑、 22内田啓介、 23松島幸太朗
※◎はキャプテン

エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ
「スリランカ代表戦へ向けてベストの23人を選んだ。フィリピン代表戦と比べて、もう少し経験値があるチームだ。この3年間スターティングメンバーとして出場機会がなかった林は一生懸命努力を重ねてチームに貢献し、成長を見せた。初めてスターティングメンバーとしてプレーすることをとても楽しみにしている。そして今週36歳の誕生日を迎えた大野は、この試合で日本ラグビー史上2位タイのキャップ数(79)という快挙を達成するが、いまだに高いレベルでのプレーを継続している。チームにはフィリピン代表戦に続く快勝を期待している」

リーチ マイケル キャプテン
「フィリピン代表戦では、自分たちが課題としていたシェイプのリンケージを少し修正することができた。そして新しい課題となったモールディフェンスとスクラムの強さを有利に使うことを練習してきた。毎週毎週レベルアップするよう、いい試合を心がけたい。日本ラグビー史上2位タイとなる79キャップとなる(大野)均さんと一緒にプレーできることは非常にうれしい。また、(林)泰基の初スタメンはこの3年間の努力が報われたことなので、スリランカ代表戦を良い試合にしてあげたい」

林泰基
「12番のジャージーを着られることを誇りに思う。プレッシャーを感じるのではなく、しっかり誇りを持ち楽しみたい。スリランカ代表戦では体を張り、チャンスメイクをできるようにがんばりたい」

田村優
「自分の地元の愛知でできる試合なので、とても楽しみ。いいシェイプを作っていいアタックをしたい。ディフェンスでも今週練習してきたことを出せるようにして、フィリピン代表戦より成長したい」

菊谷崇
「途中から入ることになるので、みんなを盛り上げて、最後、ノーサイドになるまで全力でプレーしていきたい。12年間、(前所属のトヨタ自動車の)ホームとしてお世話になった瑞穂ラグビー場に日本代表として戻って来てプレーできることを楽しみにしている」

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グラス☆ホッパー宗像上映会

5月2日~6日まで、宗像市のサニックスグローバルアリーナでユース大会を取材し、夜は博多で食事を堪能し、最終日は宗像ユリックスで、まち映画グラス☆ホッパーの上映会&トークイベントに参加した。充実の5日間だった。グラス☆ホッパーの上映会は、フェイスブックの福岡ラグビーシーンを主宰する川島さんと仲間の方々の協力のもとで実現したのだが、こういうイベントは、個人でやると準備がほんとうに大変だと思うし、ラグビー普及に対する熱意に頭が下がる思いがした。

当日は、宗像サニックスブルースのカーン・へスケス選手らの出迎え、サプライズゲスト、そして、上映前後のトークイベントと、盛りだくさんの内容となった。僕はトーク部分の進行役をしたのだが、上映前には、プロデューサーの宮地克徳さん、脚本、編集も担当した藤橋誠監督、そして、福岡工業大学出身の元日本代表WTB沖土居稔さんも駆けつけ、映画への思いとラグビートーク。

沖土居さんといえば、福岡工業大学時代に明治大学との大学選手権1回戦で自陣10mライン付近からのペナルティーゴールを成功させて名を馳せ、1987年の第1回ワールドカップのオーストラリア代表戦では、45mのドロップゴールを決めて世界を驚かせた。来日したオールブラックスからもトライをあげ、その後はサントリーで活躍したが、僕は大学4年生の時、東西対抗の西軍で一緒にプレーしたこともあって前日は懐かしい話を肴に酒を酌み交わした。会ったのは、27年ぶりだったけど、昨日のことのように話ができた。

その沖土居さんが出場した第1回ワールドカップの日本代表監督は、プロデューサー宮地さんのお父さんである克実さんだった。縁である。藤橋監督も埼玉の高校でラグビー部だったそうで、「背が高いという理由でロックでした」とのこと。スクラムでいつも顔が擦り剝けていて、あまりいい思い出はないみたいだが、この映画では、ラグビーについてノーサイド精神を軸に優しく描いている。藤橋さんは、まち映画を主に監督しており、次は、グラス☆ホッパーのスピンオフ企画で、「サンゴーヨン★サッカー」を監督されるのだとか。グラス☆ホッパーのキャストの子供達もかかわるようで、こちらも楽しみ。

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上映後は、主演の未生役の池戸理沙さん、キャプテン勇人役の田中裕人さん、女子マネージャー亜美役の對比地杏奈さん、いじられキャラの春雄を演じた武田貴雄さん(全員中学生)が来てくれて、アフタートーク。未生ちゃんは、スタイル抜群で身長も高く、とても中学1年生には思えない。映画の中では流暢な英語も披露する。この映画をきっかけに弟がラグビースクールに入ったそうだ。春雄君は映画同様のおとぼけキャラ。滑舌のいいしゃべりで、ちゃっかり映画のサントラ盤を宣伝。勇人くんはパナソニックのグラウンドで練習する東毛ラグビースクールに通っており、全国高校大会出場が目標、そして、2019年のワールドカップ、2020年のオリンピック出場が夢だと語った。亜美ちゃんは、小説家志望で想像力豊か。「読むことで人をいろんな表情にする小説家に憧れる」のだとか。みんなのしっかりした受け答えに、会場のお母さんやお父さんも感心しきりだった。

『グラス☆ホッパー』は、東大阪の布施ラインシネマでも、5月24日~6月6日の2週間、『60万回のトライ』とともに限定上映される。これは、東大阪ラグビー映画祭り一環。上映時間は5月16日(金)以降に劇場HPでご確認を。
http://www.fuselinecinema.com/index.html

サンゴーヨン★サッカーの情報は以下より。
https://www.facebook.com/354soccer

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サニックスワールドユース最終日

5月5日は、サニックスワールドラグビーユース交流大会の最終日。雨の予報は外れて、快晴に。地元・東福岡は、前日とはうって変って、一人一人が前に出ながらボールをつないで、ウルグアイのブリティッシュスクールを翻弄し、36-7で勝った。藤田監督は「ディフェンスで前に出る、セカンドタックルのインパクト、外のスペースを作るためのFWの縦、を意識しました」と、狙い通りの試合運びができたと語った。東福岡は総合5位。「慶應とも初めて試合ができたし、いい大会でした」(藤田監督)。

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3位決定戦に臨んだ大阪の東海大仰星は、フランスのルイドゥファワ高校と互角の好勝負を繰り広げ、FB山口のトライなどでリードしたが、最後は逆転を許し、15-19で敗れ、4位で大会を終えた。

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決勝戦は、ニュージーランド(NZ)のハミルトンボーイズと、南アフリカのパールボーイズの対戦。試合前は両国の国歌斉唱もあり、試合前のハミルトンボーイズのハカに、パールボーイズがじりじりと前に出て、スタジアムは俄然盛り上がった。

試合は、FWに巨漢選手を揃えるパールボーイズがFWの縦突進を軸にパワフルに戦えば、ハミルトンボーイズはスピーディーなBKで勝負する展開に。まずは、ハミルトンボーイズがフィジーからの留学生FBセヴロニ・リースのPGで先制。18分にはリースのトライで、10-0とする。粘り強くディフェンスしていたパールボーイズは、27分、相手陣22mライン付近のスクラムからNO8カラニ・ビーティーがサイドアタックからそのままトライ、10-5とし、前半終了。

後半はさらに白熱した。キックチャージや、ジャッカルでのターンオーバーが交互に続くなど、手に汗握る試合内容だった。パールボーイズはモールを軸に前進し、反則を誘って2本のPGを決めて、後半16分、11-10と逆転に成功。この後も拮抗した展開になったが、終了間際に、ハミルトンボーイズは、FBリースの快走でチャンスをつかみ、最後は、LOヴィリアミ・ツイプロツが逆転のトライを左コーナーに決めて、劇的勝利を収めた。

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ナイジェル・ホザムコーチは、「タフなゲームでしたが、チームを誇りに思います」と、安どの表情。NZの全国高校大会(9月)に優勝すると、翌年のワールドユース大会に出場できるため、いまやNZでは、この大会に出場することは選手達の大きなモチベーションになっているという。選手達は、優勝を喜ぶハカのあとも記念撮影、そして、ロッカールームでの大合唱と、いつまでも勝利の余韻に浸っていた。

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敗れたパールボーイズは、立派に勝者を称えていたが、今回は、U20南アフリカ代表選手3名は来日しておらず、同時期に南アフリカでも大会があるため、ベストメンバーでは来ていない。NZチームに5年連続で優勝されていることもあり、来年はどの高校が出場するにせよ、ベストチームを送ってくるかもしれない。そうなれば、更にレベルアップした大会になりそうで、楽しみだ。

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サニックスワールドユース5月4日&関西でのテレビ放映

5月4日も福岡県宗像市のグローバルアリーナに行っていた。朝は日差しも強く、暑く感じたのだが、午後2時あたりを過ぎてからは曇り空になって、上着が無くては寒いくらいになった。今日も熱戦が繰り広げられたが、東福岡対慶應義塾は印象に残った。

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5~8位決定戦・準決勝の第1試合は東福岡と慶應義塾の対戦。風上に立った慶應は、自陣からは上手くキックを使って相手陣に入り、東福岡のワイド展開に対しても、BKラインが広く立って対応し、東福岡が内側を攻めてくると、FW陣が低いタックルでこれを食い止めた。そして、2分、LO辻が先制トライすると、18分には、ラインアウトからのモールでトライを奪い、なんと、前半30分まで14-0でリードした。

東福岡も前半終了間際に、CTB永冨が独走で一本トライを返し、後半開始早々に14-14とすると、11分にはWTB岩佐のトライで19-14と逆転した。これで流れは東福岡かと思われたが、慶應はNO8山中がラインブレイクしてトライし、ゴールも決まって、21-19ともう一度試合をひっくり返した。個々の堅実なタックルと、コンタクトプレーでもしっかり体を当てる姿勢は堂々たるもの。最終的には東福岡が36-21で突き放したが、昨日の東海大仰星戦に続いて、タイガージャージの健闘が光った。

「SO松尾が前に出られなくてストレスになった」と、パスミスの多発を藤田監督は振り返った。逆に言えば、そのプレッシャー下の経験は、チーム強化にプラスに働くという考えもできるだろう。慶應の稲葉監督も、「まだまだです」と言いながらも手応えをつかんだ様子だった。なかなか見ごたえある試合だった。

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東海大仰星は、1~4位決定戦の準決勝でニュージーランドのハミルトンボーイズに「勝ちに行った」(湯浅監督)が、攻めてはミスを繰り返し、ハミルトンのスピードランナーに次々にトライを奪われた。ハミルトンは何も変わったことはしないのだが、仰星の動きに的確に対応した。「練習が甘かったということです。考えられない判断ミスもありました。これくらいの相手が国内に現れたらもう勝てないくらいの練習だったということですから、落とし込めていなかった僕の責任です」と、厳しい評価だった。

ハミルトンボーイズは、43-0で仰星を破り決勝進出。明日は、南アフリカのパールボーイズと優勝をかけて戦う。仰星は3・4位決定戦で、フランスのリセルイドゥファワと対戦することになった。

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きょうは、JSPORTSのダイジェスト番組の収録もしたのだが、写真は進行役の谷口さんが花壇でコメントしながら歩く撮影シーン。

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お知らせ◎本日(5月4日)深夜1:20~2:20
毎日放送にて「花園伝説 ~花園ラグビー場から世界へ~」が放映されます。(近畿圏のみ)
「第8回関西ラグビーまつり」の模様を中心に、ラグビーの魅力をたっぷりの番組内容なので、視聴可能の方はぜひご覧ください。

番組内容
▼東西大学対抗戦
  同志社大学 vs 早稲田大学
▼花園オールドボーイズ交流試合
  天理高校OB vs 大分舞鶴高校OB
▼花園に導かれし、若きラガーマンたち
  今年の年末、花園で活躍を期待される高校ラガーマンを取材
▼日本ラグビーの現在地
 高校時代、花園3連覇、日本代表の最年少出場記録を持つ、ラグビー界期待 の星・藤田慶和。藤田選手と並ぶ日本代表のエース候補・筑波大学3年福岡堅樹。リオ五輪、W杯日本大会を目指す彼らの現在地を追う。

出演者【番組ナビゲーター】
大畑大介(神戸製鋼コベルコスティーラーズアンバサダー、元日本代表)
山崎紘菜(2013年度第50回全国大学ラグビー選手権イメージモデル)

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