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2014年5月25日 - 2014年5月31日

日本代表、サモア代表戦結果

5月30日は、秩父宮ラグビー場で日本代表対サモア代表戦を取材。試合後に、JSPORTSのインタビューを担当した。立ち上がりは、反則、ミスから失点してしまう悪い流れだったが、リーチ マイケルキャプテンが「きょうは、ペナルティがあっても、みんなよく声が出て修正できていた」と話した通り、ピンチを招いても大崩れすることなく、集中力高く戦い続けた。

前半11分、CTB松島幸太朗がタックルを上手いボディーバランスでかわして抜け出すと、FB五郎丸、WTB藤田とボールが渡ってトライ。五郎丸が難しいゴールも決めて、7-7とする。五郎丸がPGを加えたあと、25分には、ラインアウトからのモールを押し込んで、ディフェンス陣を集め、CTB田村のロングパスでディフェンスをずらして、最後は藤田がトライし、17-7と差を広げた。

後半の立ち上がり、ミスタックルもあってサモアにトライを許したが、完全に崩されたのはこのトライだけで以降は粘り強く守り、五郎丸が着実にゴールキックを決め、次第に点差をつけた。後半30分、サモアにターンオーバーを許したが、サモアの選手がこぼしたボールを拾った松島のトライは、卓越した加速力を見せつけたもの。勝負を決めると同時に観客席を大いに沸かせた。

「まあまあの内容でしょう。たくさんのチャンスを作ったのに、それを生かすことができなかった。しかし、セットプレーは継続して良くなっているし、ディフェンスも向上している。松島は、いいプレーをした。今後が楽しみ」。エディー・ジョーンズヘッドコーチは、淡々と振り返った。

リーチキャプテンは、「きょうの試合は人間性のテストだ!」と選手に話したという。「準備とスキル、フィットネスは相手より上回っている。大事なのは気持ちだと思っていました。ただ、規律のところで我慢できず、流れを悪くしてしまった」と語った。

82キャップと、歴代最多キャップ保持者になった大野均選手は、「キャップ数よりサモアに勝てたのが嬉しいです。一瞬一瞬を常に大事にしてきた結果です。この場に居続けられるように頑張っていきたいです」と、静かな口調で話していた。

■試合結果
日本代表○33-14●サモア代表(前半20-7)

お知らせ◎明日(5月31日)早朝、NHK総合で、午前5:40~5:50まで、NHK映像ファイル≪あの人に会いたい「大西鐵之祐(元ラグビー日本代表監督)」≫ が放送されます。ぜひ、ご視聴を!

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中野くん&福知山ラグビー祭告知

6月8日(日)に東京・秩父宮ラグビー場で行われるセブンズ(7人制ラグビー)の日本一を決める「ジャパンセブンズ2014」に、ロック歌手の「サンプラザ中野くん」をスペシャルゲストとして招くことが発表された。サンプラザ中野くんは、11時42分から行われる全出場チーム参加のパレードの際、そのパワフルな歌声を披露する。この大会では、サンプラザ中野くんがボーカルを担当しているバンド「爆風スランプ」のヒット曲「Runner」を入場曲として使用するという。

京都のラグビー場情報をひとつ。ラグビーが盛んな地域の一つとして知られる京都だが、多くのチームは京都市内とその周辺部にある。京都府北部は、これまで盛んではなかった。そこで、地道にラグビー普及を行なってきた京都教育大学出身の外賀(げか)誠さんが中心になり、6月1日の日曜日、第2回福知山ラグビー祭が開催される。京都市内からもラグビースクールの「プログレジュニア」、「京都西」が参加。主催は、京都ラグビー協会。お近くの方、ぜひご観戦を。

◇平成26 年度第2回福知山ラグビー祭
目的=ミニ・タグ、ジュニア(中学生)、高校生、大学・社会人・クラブのカテゴリーに競技者を広げ、当地における認知を向上させてきましたラグビー競技の発表の場として開催します。
開催日=平成25 年6月1日(日)
会場=福知山市三段池公園多目的グラウンド
▽スケジュール
9:00 グラウンド開場
10:00 ミニラグビー・タグラグビー初心者向け練習会
11:20~11:30 開会式
11:40~12:25 中学生交流戦(20分ハーフ)
京都プログレVS京都西、J・福知山(合同)
12:40~13:45
大学、社会人クラブチーム交流戦(30分ハーフ)
京都学園大・びわこ成蹊大・宝塚医療大・大阪芸術大(合同)VS福知山・Σ、播磨自衛隊(合同)

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30日の日本代表メンバー

5月30日(金)に東京・秩父宮ラグビー場で行われる日本代表のリポビタンDチャレンジカップ2014第1戦 対サモア代表の試合登録メンバー23名が決定した。堀江翔太とマレ・サウは、スーパーラグビーのレベルズに一時合流したため、HOは木津武士、CTBは松島幸太朗が先発する。大野均は、出場すれば82キャップとなり、日本代表歴代最多になる。

また、スーパーラグビーのハイランダーズでプレーする田中史朗は、6月の「IRB パシフィック・ネーションズカップ(PNC) 2014」から参戦する予定。スーパーラグビーは、6月のテストマッチシーズンに合わせ、今週末でいったん休止期間に入る。6月下旬に再開される。

◎日本代表 対サモア代表 試合登録メンバー
1三上正貴、2木津武士、3畠山健介、4大野均、5真壁伸弥、 6ヘンドリック・ツイ、7リーチ マイケル◎、8ホラニ龍コリニアシ、9日和佐篤、10立川理道、 11山田章仁、12田村優、13松島幸太朗、14藤田慶和、15五郎丸歩/16平島久照、17湯原祐希、 18山下裕史、19伊藤鐘史、 20トンプソン ルーク、 21ジャスティン・アイブス、 22内田啓介、 23中村亮土
※◎はキャプテン

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男子セブンズ日本代表スコッド発表&東大阪市イベント告知

5月27日午後、日本ラグビー協会で男子セブンズ日本代表のスコッド発表会見があった。代表委員会のセブンズディレクター本城和彦氏と、男子セブンズ日本代表の瀬川智広ヘッドコーチが出席し、今後の強化について語った。

27名のスコッドは、9名のコアスコッドと、18名のトレーニングスコッドに分かれており、コアスコッドは、日本代表の遠征や合宿、アカデミーなどセブンズに関する年間約150日の活動すべてに参加する予定。大会登録メンバーは、原則12名なので、残り3名がトレーニングスコッドからその都度召集されることになる。つまり、コアスコッドは、選手個々、チームとも話し合いの末、セブンズを優先して活動することができる選手。トレーニングスコッドは、15人制にも力を入れたい意向の選手、15人制代表と試合時期が重なる可能性がある選手など、150日すべてには参加できない選手ということになる。

実際に、15人制に専念したいということで、スコッド入りを辞退する選手もいたという。本城氏は、「大半は瀬川ヘッドコーチの思う通りのメンバーになっている。セブンズに対して熱意を持っている選手、ということは大前提」と話した。リーチマイケル、山田章仁、福岡堅樹、藤田慶和の15人制代表選手たちについては、エディー・ジョーンズヘッドコーチとも話し合いはできており、スケジュールの許す範囲での参加になる。瀬川ヘッドコーチは、「軸になるのはコアスコッドで、15人制代表の選手については、ジョーカーとして考えています」と、大事な試合での切り札的にプレーさせる意向を示していた。

瀬川ヘッドコーチは、今後の当面の目標について、「10月に韓国で行われるアジア競技会での金メダル、セブンズワールドシリーズ2014-2015でのトップ10入り、2015年はオリンピックのアジア予選を突破すること」と語った。本城氏によれば、コアスコッドの内、外国籍の3名については、アジア競技会やオリンピック予選にからむ大会に出場できないが、今後、日本国籍を取得する意向で、すでに申請済みの選手もおり、日本のパスポートが取得でき次第、試合に出場できるようになるという。スコッドは、6月1日より始動する。

◎男子セブンズ日本代表2014-2015シーズンスコッド
◇コアスコッド
ロテ・トゥキリ(北海道バーバリアンズ)、橋野皓介(キヤノンイーグルス)、坂井克行(豊田自動織機シャトルズ)、豊島翔平(東芝ブレイブルーパス)、ロマノ・レメキ(ホンダヒート)、小澤 大(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、渡邊昌紀(リコーブラックラムズ)、ジェイミー・ヘンリー(PSI コストカッツ)、羽野一志(NTT コミュニケーションズシャイニングアークス)

◇トレーニングスコッド
ラトゥイラ レプハ(近鉄ライナーズ)、山田章仁(パナソニック ワイルドナイツ)、桑水流裕策(コカ・コーラレッドスパークス)、田中渉太(ヤマハ発動機ジュビロ)、シオネ・テアウパ(豊田自動織機シャトルズ)、細田佳也(NECグリーンロケッツ)、笠木大(NTT ドコモレッドハリケーンズ)、リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス)、長野直樹(サントリーサンゴリアス)、高井迪郎(九州電力キューデンヴォルテクス)、萩澤正太(クボタスピアーズ)、鶴岡怜志(宗像サニックスブルース)、加藤誠央(九州電力キューデンヴォルテクス)、彦坂匡克(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、山下楽平(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)、福岡堅樹(筑波大学3 年)、山本浩輝(筑波大学4 年)、藤田慶和(早稲田大学3 年)

お知らせ◎東大阪市でのラグビーイベントについて、以前にもお知らせしましたが、5月25日の日本vs香港戦パブリックビューイングは、当日の模様が読売新聞大阪版に掲載されるなど、大盛況だったようです。そして、6月1日は、ラグビーレジェンドの皆さんによるトークショーがあります。「クレアホール・ふせ」にて15:00~17:00、入場料500円。申し込み不要。ゲスト=宮地克実、宮本勝文、児玉耕樹、川村幸治、大畑大介、司会/村上晃一。以下、主催者より、割引企画のお知らせです。

※近隣の布施ラインシネマで上映中の「グラス☆ホッパー」との連動企画としてチケット半券による割引をいたします。
1=「グラス☆ホッパー」半券持参で、6月1日の「トークショー」無料入場!
2=「トークショー」入場券持参で、6月2日~6月6日の「グラス☆ホッパー」を500円で観覧!

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日本協会、スーパーラグビー参加意思表明へ

5月26日、日本ラグビー協会の理事会が開催され、スーパーラグビー(南半球スーパークラブ選手権)参加の件が議題になり、正式に参加意思を表明することが決まった。スーパーラグビーは、現在、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカから5チームずつが参加して行われているが、2016年からは18チームに拡大される。内訳は、ニュージーランドとオーストラリアは、現行通りの5チームずつ。南アフリカが1チーム増えて6チームとなり、アルゼンチンから1チームの参加が決定。そして、もう一つ、参加チームを募っていた。

参加希望チームは、スーパーラグビーを運営するSANZARに対して、6月初旬に参加の意思表明をする必要があったため、このタイミングになった。今後、詳細を詰めて、8月15日頃までに正式な申請書を出し、9月には参加チームが決定される。日本が参加する場合は、南アフリカ・カンファレンスに入るので移動などが難しいが、日本協会の矢部達三専務理事は、「日本代表強化が一番の目的なので、選手は日本代表選手が軸になるし、本拠地も日本に置きたい」と話し、現時点では、日本から離れた場所に本拠地を置く考えはないようだ。

日本代表の岩渕健輔GMは、「今以上の強化をしようとすれば、レギュラーの大会に参加するしかない。2015年にワールドカップのベスト8を目指すチームなのだから、スーパーラグビーに入ってもやれるはず」と、代表強化の加速にはスーパーラグビー参戦が必要だという考えを改めて示した。

2月から8月にかけて行われるリーグに参加し、その間にテストマッチもこなすとなると、選手にかかる負担は大きくなるが、それくらいタフにならなければ、2019年のワールドカップで日本のファンを喜ばせるような戦いはできない、ということだろう。

矢部専務理事は、「もし参加が決まれば、日本選手権の形態も変更せざるを得なくなるでしょう」と、国内の試合日程の調整についても語ったが、事業として採算がとれるかどうか、ここが一番の問題になりそうだ。「資金面のことも含めて、検討して無理があると判断したら、あきらめるしかありません」。

課題は多そうだが、世界のラグビー三強国が軸になったプロリーグに参戦が決まれば、日本の選手が世界トップレベルの選手と戦う機会が飛躍的に増えるし、日本でスーパーラグビーが数試合は開催されることになり、強化と普及の両面でメリットは大きい。ぜひ、実現させてもらいたい。

追記◎日本代表のテクニカルアドバイザーだったスコット・ワイズマンテル氏が退任し、日本代表のスコットコーチとしてラインアウトの向上に貢献してきた、スティーブ・ボーズウィック氏が新たにFWコーチに就任することが明らかになった。

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日本代表対香港代表戦結果

201405251

5月25日は、国立競技場にいた。数々の夢をかなえるイベントに胸が熱くなったり、笑ったり。聖火台に火がともされた中での試合は、すっきりした内容を期待したけれど、ハンドリングエラーが多く、課題の多い試合になった。しかし、2015年のラグビーワールドカップ出場は決まった。選手も関係者もファンの皆さんも、安堵したことだろう。

日本代表は、開始2分、五郎丸歩のPGで先制すると、CTB立川のやわらかなロングパスをWTB藤田慶和がトライに結び付けて、8-0とリード。香港代表SOクリス・マッカダムにドロップゴールを決められたが、藤田、立川がトライを加え、30分までに20-3とした。この立川のトライは、WTB山田章仁がトリッキーなステップワークで3人のディフェンダーを引き付けたところでパスを出したもの。観客を沸かせた。

スクラム、ラインアウトの安定感はあったが、ボール争奪戦では圧力を受け、パスを出す選手と走り込む選手の呼吸が合わずにミスが連鎖した。後半も苦しい時間が続いたが、途中出場のLO真壁伸弥、FLヘンドリック・ツイが、アグレッシブに前に出て流れを引き寄せ、最後は突き放した。

「タフな試合でしたが、ワールドカップの切符を手に入れたのはファンタスティック」とエディー・ジョーンズヘッドコーチ。「次の目標は、来年のワールドカップで決勝トーナメントに進出すること。そのために準備を進めます」。ミスが多かったことについては、「日和佐はいま、香港のバスに乗っている」と、ジョークで答え、苦笑していた。

キャプテンのリーチ・マイケルは、ミスの多さについて、「僕が一番ミスしました」と反省モード。「空いているスペースを先に見てしまって落としているのは分かっているので、修正したいです」と話した。また、今後の課題については「試合中の問題解決能力です」とコメント。上手くいかなかったときに、試合中に選手同士でコミュニケーションをとって対応することをレベルアップさせたいということだった。

次は中5日で、サモア戦(5月30日、秩父宮ラグビー場)だ。報道陣から、「これは、ワールドカップのリハーサルになるか」と問われたジョーンズHCは、「ラグビーにリハーサルはありません。テストマッチとして戦う」と一戦一戦に集中して勝利を目指すと力を込めていた。

■試合結果
東京・国立競技場
17時03分キックオフ
日本代表○49-8●香港代表(前半27-3)

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