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2014年10月26日 - 2014年11月1日

マオリオールブラックス第1戦結果

11月1日、神戸のノエビアスタジアムで行われた日本代表(JAPAN XV)対マオリ・オールブラックス戦は、21,234人の大観衆を集めた。これは、2004年以降の日本代表戦の最多観客数となった。試合前のハカは、フラッシュの嵐。大いに盛り上がった。僕はJSPORTSで大西将太郎さんと解説させてもらったのだが、試合内容、結果ともに残念なノーサイドになり、2人して顔を見合わせることも多かった。

序盤戦から自陣からボールをキープして攻めた日本代表だが、防御を崩し切る前にミスを犯し、ターンオーバーされて次第に点差を離された。マオリABの攻撃機会を少なくし、自分達のアタックがどこまで通用するかのチャレンジだったのだが、そこで圧力を受けてボールを失う繰り返し。あとは、ニュージーランドが誇るスピードランナーが一気に長い距離を駆け抜けた。

マオリABのコリン・クーパーヘッドコーチは「日本のスクラム、ラインアウトは良かった」とコメント。実際にそれでトライも奪ったのだが、前半、日本ボールのスクラム機会が一度もなかったように、その点でもマオリABに上手く戦われてしまった。

PKから、速攻を仕掛け、スクラム、ラインアウトを選択しなかったことがいくつかあったのだが、それについては、エディー・ジョーンズヘッドコーチが説明。「きょうは選手にチャレンジしてほしかったので、徹底して速攻をしかけるように指示していました」

「マオリABのほうが明らかにいいチームでした。ときには、いいチームに負けることを誇りに思ってもいい。きょうは、多くのことを学ぶことができました。たくさん集まっていただいたお客さんには、いいプレーを見せられなくて申し訳ないと思います。しかし、前向きに考えれば、もう一度チャンスがある。来週はもっとスマートに戦いたいと思います」

■リポビタンDチャレンジカップ2014第1戦結果
日本代表(JAPAN XV)●21-61○マオリ・オールブラックス(前半7-35)

追記◎この試合は、キャップ対象試合ではありません。

追記2◎この試合のボールボーイは、灘高校ラグビー部の選手たちが務めていました。

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JAPAN XV対マオリ・オールブラックス戦記者会見

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30日午後、神戸のノエビアスタジアムで日本代表(JAPAN XV)対マオリ・オールブラックス戦の記者会見が行われた。出席したのは、日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ、リーチ マイケル主将、マオリABのコリン・クーパーヘッドコーチ、チャーリー・ナタイ主将の4名。リーチ選手だけが日本語で話し、通訳者が英語にするというスタイル。リーチ選手は日本語と英語の両方を話せばいいと思ったのだが、「会見は日本語の方がやりやすいです」とのこと。

両チームのメンバーも発表されれているが、マオリABは23名中9名が初のマオリAB試合メンバー入り。先発では5名。クーパーHCは「経験豊富な選手と、若く将来楽しみな選手がいる。いいバランスでチームが動いてくれればと思います」と話し、ナタイ主将は「タフな試合になる。特にセットピースは我々にとって厳しい戦いになる。我々の強みを見極めながら戦いたい」と続けた。

日本代表のジョーンズHCは、「マオリABは、2003年以降、国際試合で負けていないが、その歴史を変えたい」とコメント、リーチ主将も「キャプテンとして見たいのは、選手が最初からファイトすること。来年のワールドカップの初戦で南アフリカと戦うような気持ちで臨みたい」と最初から全力で立ち向かう意気込みを語った。

両HCが勝つためのキーポイントにあげたのは、いかに自分達の攻撃時間を長くするかということで共通していた。メンバーは以下の通りだが、SO田村、インサイドCTBサウ、アウトサイドCTB立川のフロントスリーのユニットは注目。これまでは、インサイドを田村と立川で組み、アウトにサウが入ることが多かった。ジョーンズHCは、「マオリにはもちろん勝ちたいが、いまやっていることは、すべて来年のW杯の準備でもある」と話し、来年の本大会に向けたさまざまな編成を試していると説明した。

◎第1戦
11月1日(土)、 14:10キックオフ

◇日本代表(JAPAN XV)
1 三上正貴、2 木津武士、3 畠山健介、4 トンプソンルーク、5 伊藤鐘史、6 ツイヘンドリック、C7 リーチマイケル、8 ヘイデン・ホップグッド、9 日和佐篤、10 田村優、11 山田章仁、12 マレ・サウ、13 立川理道、14 松島幸太朗、15 五郎丸歩、16 稲垣啓太、17 湯原祐希、18 垣永真之介、19 真壁伸弥、20 アマナキ・レレィマフィ、21 内田啓介、22 小野晃征、23 カーン・ヘスケス

◇マオリ・オールブラックス
1 クリス・イーブス、2 アッシュ・ディクソン、3 マイク・カインガ、4 トム・フランクリン、5 ヘイデン・トリッグス、6 ブレイド・トムソン、7 ショーン・ポルウォート、8 エリオット・ディクソン、9 クリス・スマイリー、10 イハイア・ウェスト、11 ジェイムズ・ロウ、C 12 チャーリー・ナタイ、13 ジェイソン・エメリー、14 マット・プロクター、15 ロビー・ロビンソン、16 コーディー・テイラー、17 ジョー・ロイヤル、18 ニコラス・バレット、19 ニック・クロスウェル、20 ダン・プライヤー、21 ジェイミソン・ギブソンパーク、22 マーティー・マッケンジー、23 ネヘ・ミルナースカッダー

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トヨタスポーツセンターにて

29日は、トヨタスポーツセンターに行っていた。トヨタ自動車ヴェルブリッツの廣瀬佳司監督、北川俊澄選手らを取材した。ワールドカップの思い出を聞くインタビューで、WEBサイトで公開されるものだが、公開時期が未定なので、そのときはまたお知らせしたい。

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北川選手は2011年ラグビーワールドカップ(RWC)に出場した。2005年から代表だったから、なんとなく2007年も出ていたような気がしていたが、その頃はトヨタでもあまり試合に出られない時期だったという。今季のトップリーグでの献身的なタックル、ボール争奪戦での働きを見ていると、ほんとうにいいロックだと思うのだが、そういう選手になったのも、RWCを経験したことが大きいと話していた。

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廣瀬佳司監督が持っているのは、1986年当時、大阪体育大学の選手のサインが入ったボール。茶色の革ボールが時代を感じさせる。当時、大体大は大阪の茨木市にあり、茨木ラグビースクールに通っていた廣瀬さんは、よく自転車でグラウンドに来ていた。練習試合などよく見ていたようだ。当時の大体大の強さなどの話しになって懐かしかった。サインボールの話しになったら、取材後、家までボールを取に帰って見せてくれた。廣瀬監督は、1995年、1999年、2003年のRWCに出場している。2019年のときは、「リエゾンとかやって、海外の選手をいろんな場所に案内したいです。僕もそうしてもらったので」と話していた。

セカンドステージは、なんとか上位グループに滑り込んだわけだが、近鉄との得失点差はわずかに8点。ファーストステージ最終節は、さきにトヨタが試合を終え、近鉄の結果を待っていた。「得失点差1と聞いて、えっ!て(笑)」(北川選手)。最後はコカ・コーラがトライして、8点差になったわけだが、肝を冷やしたようだ。しかし、負傷者続出の中でよく戦ったとい言えるのかもしれない。

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箕内選手、久富選手に会う。

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28日は、大阪南港のNTTドコモレッドハリケーンズのグラウンドに行っていた。抜けるような青空の下、緑の芝生が輝いていた。白を基調にした新しいクラブハウスも清潔感があり、スパイク置き場はまるでスポーツ用品店のよう。ラグビー=泥だらけのイメージは、この場所に関してはまったくなかった。

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きょうは、箕内拓郎選手と久富雄一選手へのインタビューだった。トップリーグ・セカンドステージが始まる前に、レッドハリケーンズのホームページで紹介されるものだ。関東学院大学、NEC、NTTドコモと、同じ道を歩んだ2人にさまざまな話を聞いた。ずっと箕内選手の後を追う久富選手の「箕内愛」をひしひし感じた。本当に信頼し、尊敬しているのがよく分かる。

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2人には過去にも何度かインタビューしているのだが、聞くたびに発見があるし、改めて感心することも多い。久富選手は、佐賀工業高校の練習がほんとうにきつかったみたいで、その話は笑わせてもらった。箕内選手はどんな状況も楽しむ強さがある。世界各国のラグビーを体感したからこそ分かったこともある、詳細は、ぜひホームページで読んでいただければ。

箕内選手は、来日するマオリ・オールブラックスの動向を気にしていた。コーチのカール・ホーフト(元オールブラックスPR)と知り合いみたいだ。世界各国の選手と交流がある箕内選手は、日本ラグビーの大切な「顔」の一人だと実感。マオリ・オールブラックスとジャパン・フィフティーン(日本代表)の第1戦まで、あと4日である。

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日本代表、マオリ代表メンバー変更&京都トークライブ告知

宮崎市で合宿中の日本代表から、有田隆平選手(コカ・コーラレッドスパークス)が負傷により、途中離脱。代わって、合宿参加選手として帯同していた長江有祐選手(豊田自動織機シャトルズ)が、リポビタンD ツアー2014 まで日本代表として参加することになった。

また、マオリ・オールブラックスの来日予定メンバーから、LOジョセフ・ウィーラー  、FL/NO8シェーン・クリスティー、FL/NO8リーアム・スクワイア(いずれもタスマン州代表)が負傷のためメンバーから外れた。タスマンは、10月25日、ニュージーランド国内州代表選手権「ITMカップ」の決勝でタラナキと対戦し、32-36で敗れた。

優勝したタラナキでは、マオリ・オールブラックスのキャプテンであるCTBチャーリー・ナタイが活躍している。

マオリ・オールブラックスの追加招集選手は以下の通り。ホンダでプレー経験のあるLO    ヘイデン・トリッグス(ノースハーバー)他、FL/NO8ニック・クロスウェル(マナワツ)、FL/NO8ミッチェル・クロスウェル(タラナキ)。

お知らせ◎12月4日(木)、京都の清華園でトークライブやります!

【清華園トークライブ第一弾開催】

京都駅にほど近い中華料理店「清華園」の店主・清水さんは、伝説の教師・山口良治さんが伏見工業高校ラグビー部監督に就任した当初のラグビー部員。この夏にはラグビーパブのように店内をリニューアル。貴重なジャージーが展示され、連日、ラグビー関係者、ファンの皆さんが訪れています。9月にオープニングイベントを開催しましたが、トークライブの第一弾の開催が決まりました。

ゲストは細川隆弘さん。伏見工業、同志社大学、神戸製鋼と、関西ラグビー界のエリート街道を突き進み、CTB、FBとして活躍。独特のステップワークでディフェンスを破り、神戸製鋼V3の逆転勝利では決勝ゴールを決めるなど、優れたプレースキッカーとしても名を馳せました。神戸製鋼ではキャプテンも務め、1991年のワールドカップにも出場。いまどうしているの?と気になる元日本代表選手の一人でしょう。今回は細川さんが駆け抜けた1980年代から90年代初期のラグビーを大いに語り合いたいと思います。


日時:12月4日(木)、午後7時開演(6時40分受付開始)
場所:清華園(※京都市下京区川端町11 京阪電車七条駅から徒歩約4分、JR京都駅から徒歩約8分)
ゲスト:細川隆弘(元日本代表FB、伏見工業高校→同志社大学→神戸製鋼)
進行:村上晃一
会費:4,000円(食事付き、ビール・焼酎飲み放題)

▼お申し込みは、メールにて、seikaen351@gmail.comまで。お名前、メールアドレス、電話番号、申込人数をお知らせください。※お申込人数が複数の場合は同伴の方の氏名も全てご記入願います。先着順に受け付けさせて頂き、担当者からメールで連絡させて頂きます。トークライブの定員30名。会費は当日受付でお支払いください。申し込み受付中。

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関西大学Aリーグ第3節、花園の結果

26日の日曜日は、近鉄花園ラグビーに行っていた。関西大学Aリーグ第節の取材のためだ。第1試合は、卓越した攻撃力を発揮して2連勝する関西学院大と、1勝1敗ながら、前節、立命館大学に快勝した天理大という注目カードだった。

前半は関西学大が自陣からも徹底してボールをキープする戦い方で、8割方ボールを支配して攻め続けた。18分、CTB勝川周がトライ。天理もPGを返したが、36分、ゴール前のスクラムからの連続アタックで、SH徳田健太がトライ。前半を14-3のリードで折り返した。

後半の立ち上がりも関西学大が攻勢に出たが、3分、22mライン内でボールを奪い返した天理が攻め、最後はWTB永松哲平が約50mを走りきって14-10とする。その後も連続攻撃を仕掛けた天理だが、勝負どころのラインアウトのミスがあり、逆に11分、関西学大は、安定したラインアウトからの攻撃で、SH徳田がトライし、21-10と突き放した。終盤は天理が猛反撃を見せ、2トライを奪ったが、ゴールが2本とも決まらず、21-20。関西学大が、1点差で逃げ切った。

「選手は最後までよくやってくれました。前半、天理にほとんどボールを持たせなかったのが、ひとつの勝因でしょう」。関西学大の野中孝介監督は、ほっとした表情で語った。関西学大は天理に勝つのは、2009年以来のことだという。「接戦しても勝てないのが若かな」と天理大の小松節を監督。度重なったラインアウトのミス、インゴールノックオンなど、勝てるチャンスが十分にあったけに、残念そうに試合を振り返っていた。

第2試合は、連勝スタートの同志社大と、連敗スタートの近畿大の対戦。同大優位の下馬評の中で、前半20分の時点で12-12の同点と近畿大が健闘し、客席を大いに沸かせた。前半を終えて25-12で同大がリードした時点では、同大ファンにも安心感があったと思うが、後半に入っても近大の攻勢はやまず、きょうは出足の鈍い同大ディフェンスとすれ違うように、タイミングよく背後から選手が走り込んで何度も抜け出した。

後半20分の時点で、スコアは、32-24の8点差。トライは4本ずつである。ここで同大はようやく粘り強い連続攻撃からWTB松井千士が右コーナーにトライ。SO垣内悠輔が難しいゴールも決めて、39-24と突き放した。しかし、近大もあきらめずにボールをテンポよく動かし、WTB山崎圭介が再び10点差に迫るトライをあげ、CTB小林広人がゴールも決めて8点差とする。

インゴールで円陣を組む同大フィフティーン。しかし、流れは変わらず近大の猛攻に花園ラグビー場は沸いた。ようやく、同大が勝利を確信できたのは、後半32分だった。22mライン内に攻め込んだラインアウトからのドライビングモールによるトライである。垣内のゴールも決まって、46-31とし、ほぼ勝敗は決した。しかし、近大は最後まで思いきりのいい攻撃を続けた。正確なパスに対して、次々にランナーが走り込んでくるアタックは魅力があった。39分にも、FB小中将がスピーディーなライン参加から走りきってトライし、再び8点差。観客席がどよめき続ける試合だった。

「きょうは、出来が悪かったですねぇ」と、苦笑いの同大・山神孝志監督。「入りが良すぎて、軽くなったしまった。チームとしてまだ幼いということでしょうね。近大には春に快勝しているし、自分達が強くなっていることへの自信も出てきている。それが悪い方に出た。やはりきょうはメンタルの問題。自分達の問題として向き合ってほしいです。しかし、近大は良いチームですよ、楽には勝たせてくれません」

この結果、関西学院と同志社、そして宝ヶ池で大体大を下した京都産業大が3連勝で優勝戦線に踏みとどまっている。

201410261

きょうの試合については、明日のラグビーリパブリックWESTにも書きたい。

■関西大学Aリーグ第3節
近鉄花園ラグビー場
天理大学●20-21○関西学院大学(前半3-14)
同志社大学○46-38●近畿大学(前半25-12)

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