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2014年11月30日 - 2014年12月6日

関西大学A最終戦&TL結果

12月6日の土曜日は、京都の西京極に行っていた。関西大学Aリーグの最終戦、同志社大学対立命館大学の一戦だった。両者は昭和7年から戦っており、伝統ある定期戦も兼ねていた。すでに関西学院大の1位、京都産業大の2位が決まっており、3位決定戦だったのだが、前節から2週間の間隔があったことから、両チームともに十分に準備しての闘いは最後まで白熱した。

試合の細かい内容については、ラグビーマガジンのWEBサイト「ラグビーリパブリック」に書きたいが、スクラムは勝敗を分ける大きなポイントだった。前半は同大ペース、後半は立命大が流れをつかんだが、最後に同大がスクラムで勝負を決めた。SO渡邉も難しいPGを決め、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

これで、関西大学Aリーグの順位が確定。1位=関西学院大、2位=京都産業大、3位=同志社大、4位=天理大、5位=立命館大、6位=摂南大、7位=近畿大、8位=大阪体育大。そして、大学選手権セカンドステージでは、同志社、立命館ともに、D組入り、東海大学、対抗戦2位(早稲田か明治)と戦うことに。4位の天理大は、A組で帝京大、法政大、朝日大と戦う。

■関西大学Aリーグ最終戦結果
京都・西京極
立命館大学●19-27○同志社大学(前半0-20)

6日は、トップリーグ・セカンドステージ第2節の2試合が行われた。結果は以下の通り。

■トップリーグ・セカンドステージ第2節結果
東京・駒沢陸上競技場
キヤノンイーグルス●13-36○ヤマハ発動機ジュビロ(前半13-8)
東芝ブレイブルーパス○33-13●パナソニック ワイルドナイツ(前半13-3)

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清華園第1回トークライブ、細川隆弘さん

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昨夜は、京都の清華園主催の第1回トークライブだった。ゲストは元日本代表の細川隆弘さん。京都の出身で、伏見工業高校でラグビーをはじめ、同志社大学、神戸製鋼でプレーした。神戸製鋼V7の中心選手の一人でもある。いまは自営業でラグビーから離れているが、面白い話をたくさん聞かせてくれた。

冒頭は、神戸製鋼が三連覇を達成した三洋電機との死闘のクライマックスのシーンを細川さんが解説するスタイルで始まった。これがあまりに面白く、あっという間に30分。イアン・ウィリアムズ選手のスパイクが脱げたシーンや、平尾誠二さんのガッツポーズが某選手の顔に当たるところは、ストップモーションで解説が入って爆笑の連続。「僕、平尾さんの従兄弟だということを隠して伏見工業に入ったのですが、バレた瞬間に一軍になりました(笑)」。「従兄弟なのに平尾二世とは言われず、男前の薬師寺が平尾二世と言われて…(笑)」。鉄板ネタも続々。

ウィリアムズ選手のトライで、16-16の同点となり、細川選手のゴールで勝利が決まったわけだが、そのキックについては、高校の頃からのイメージトレーニングがあったからこそ、冷静に決められたとのことだった。高校時代の山口良治監督と2人でプレースキックの練習をしたことがあった。山口監督がぶつぶつ言いながら蹴っていた。よく聞くと、試合の状況をしゃべっている。「それを聞いたとき僕は笑う気になれなくて、イメージして蹴るということだなと思ったんです。それからキックの練習では、大観衆と最後の勝利を決めるところを思い描いていました。そのままの状況が現実になったのが、あの瞬間だったのです」。

細川さんの代表デビューは、1990年のワールドカップアジア予選のトンガ代表戦。1991年ラグビーワールドカップの予選は、アジア・オセアニア地域になっており、サモア、トンガ、韓国、日本のうち、2チームが出場することになっていた。サモアは「ミニ・オールブラックス」と言われるほど強く、日本はトンガと韓国に絶対に勝たなくてはいけなかった。当時のトンガは日本よりも強いと言われていたし、韓国も日本と互角の実力があり、厳しい予選だった。そして、必勝を期した宿沢広朗監督が、プレースキッカーとして抜擢したのが細川選手だったわけだ。なんとこの試合でFB細川隆弘は6PGを決めて、28-16の勝利に貢献している。もし負けていたらワールドカップには出場できなかったし、1995年大会からのアジア単独枠もでなかったかもしれない。そうなれば日本はずっとワールドカップに出られず、代表強化は遅々として進まなかっただろう。改めて、あのトンガ戦勝利の意味をかみしめた。

1時間のトークの後は懇親会。細川さんと僕で各テーブルをまわってラグビー談義に花を咲かせた。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。それにしても、細川さんの胸筋は鍛え過ぎ。思わず、「何を目指してはるんですか?」と突っ込んだ。

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関西学院大学で取材&読書日記

12月3日、冷え込む東京から新大阪へ。いつものことながら、自分がどこに住んでいるか分からなくなるのだが、阪急電車に揺られて、関西学院大学ラグビー部のグラウンドへ向かった。関西リーグで5年ぶり10回目の優勝を飾ったチームの軸である鈴木将大(すずき・まさひろ 4年)キャプテンと、SOの清水晶大(しみず・あきひろ 2年)選手へのインタビューだった。鈴木キャプテンはラグビーマガジン2月号、清水選手は別冊の大学選手権展望号に掲載されるものだ。

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鈴木キャプテンは、兵庫県高砂市出身。小学1年生から高砂ラグビースクール、中学では姫路ラグビースクール、そして関西学院高等部から大学に進学した。高校時代もキャプテンとしてチームを率いて、花園の全国高校大会でベスト4になっている。本人にはその自覚はないのだが、学校の先生からは生徒会長などの打診を受けるタイプだったらしい。171㎝の小さなフランカーだが、大のコンタクト好きで、アンドリュー・マコーミックさんがヘッドコーチになってタックルを教えてもらうと、さらにラグビーが楽しくなったのだとか。強いチームには、いいリーダーがいる。それを再確認するインタビューだった。

清水選手は、ラグビーマガジンのWEBサイト「ラグビーリパブリック」関西版に、つい最近、「キング・カルロス」と呼ばれたオールブラックスSOカルロス・スペンサーにもたとえられたファンタジスタである。もっとも、本人は世代的にスペンサーのプレーは知らず、今回、映像を見て驚いたらしい。「凄すぎて、こんな人にたとえられるなんて。次の試合、緊張しました」。春から鈴木キャプテンに大いに鍛えられたそうで、「練習が嫌になるくらいでしたけど、あの時期があったからシーズンに入って活躍できたので感謝しています」と話していた。大学選手権に向けての抱負など、詳しくは誌面にて。

関西学院大の大学選手権セカンドステージ1戦目は、12月14日、京都の西京極である。

愛好的読書日記◎ライター仲間であり、清水選手をスペンサーにたとえた鎮勝也さんが、「伝説の剛速球投手 君は山口高志を見たか」(講談社)を上梓した。「はい、見ました」と答えたい。我々世代の少年時代はみんな野球で遊んだ。最近、「どこの球団のファンなのですか?」と質問されると、「もう、今は無いんです」と答えるのが常だ。そう、僕は子供の頃、阪急ブレーブスのファンだった。福本、長池、マルカーノ、山田久志、みんな大好きである。山口高志の豪快な投球も記憶に刻まれている。だから、鎮さんがこの本を書くと知った時、嬉しかった。阪急ブレーブスの偉業も蘇るのだから。ぜひ、多くの人に読んでもらいたい。山口さんの剛速球にかける情熱は、幕末に刀を捨てきれなかったサムライのようであり、男の生き様として少しうらやましい気持ちにもなるものだ。丹念な取材による伝説の名選手、関係者の証言が山口高志の存在感を輝かせている。高校時代のマネージャーの日記は泣けた。

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関西大学Aリーグ第7節結果

11月30日は京都の宝が池球技場だった。関西大学Aリーグの2試合をJSPORTSで解説した。快晴で日差しが強く、上着は不要なほどだった。第1試合は、6、7位決定戦となった摂南大学と近畿大学の戦いで僅差勝負が予想されていたのだが、キックオフ後、10分で摂南大学が4トライを畳み掛ける驚きの立ち上がりだった。近畿大学も追い上げたのだが、最終的には、この日のマン・オブ・ザ・マッチを受賞した1年生WTB藤井雄大と逆転トライで、摂南大学競り勝った。

第2試合は、全勝の関西学院大学と、5勝1敗で2位の京都産業大学の戦い。関西大学リーグは、勝敗数で順位を決め、同じ勝敗数で2チームが並んだ場合は、当該対戦の勝者が上位となる。というわけで、京産大も勝てば優勝というまさにファイナルマッチだった。

試合内容は、ラグビーリパブリックに書くのでここでは簡単にしておきたいのだが、前半は僅差勝負に持ち込もうと、エリア重視で戦った京産大ペース。しかし、それでも多彩な攻撃力を持つ関西学大が、12-6とリードで折り返した。終盤は関西学大が何度もラインブレイクして京産大陣に入り、次第に差を広げた。「関西学大、いいチームですよ。スクラムも強かった」(京産大、元木由記雄ヘッドコーチ)。それでも粘って接戦に持ち込むところが今季の京産大の充実も垣間見えた。クリス・ミルステッドコーチの「関西学大の選手はみんなスキルがあるね。うちは、ガスタンクがもう空っぽかと思ったけど、頑張ったよ」という言葉が印象に残った。

関西学院大学は、2009年以来の優勝。大学の125周年に花を添えた。この日の結果、関西大学リーグは、関西学大1位、京産大2位、摂南大6位、近畿大7位、大阪体育大8位が確定。天理大は4勝3敗でリーグを終えたため、12月6日の立命館大対同志社大の最終戦の結果で、この3チームの3位~5位の順位が確定することになった。5位までが全国大学選手権のセカンドステージに出場する。その大学選手権のファーストステージでは、朝日大学が福岡工業大学を下して、セカンドステージ進出を決めている。


■関西大学Aリーグ第7節の結果
摂南大学○43-40●近畿大学(前半38-21)
関西学院大学○33-13●京都産業大学(前半12-6)
天理大学○59-7●大阪体育大学(前半40-0)

■第51回全国大学選手権ファーストステージ最終節結果
福岡・グローバルスタジアム
福岡工業大学●7-31○朝日大学(前半7-12)

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