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2014年2月2日 - 2014年2月8日

ワイルドカード2回戦&入替戦結果

土曜日は早朝に品川駅から新大阪駅へ。近鉄花園ラグビー場でのワイルドカードトーナメント2回戦の解説(JSPORTS)だったのだが、前日夜に東京で取材があったため、早朝移動になった。運よく45分くらいの遅れで新大阪着。なんとか間に合った。朝には一面の雪化粧だった花園だが関係者の懸命の雪かきによって第1試合のキックオフ前には緑がほぼ全面に映えるグラウンドになった。

第1試合は、トヨタ自動車対近鉄。立ち上がりから風上に立った近鉄が相手陣で戦いながら何度も連続攻撃を仕掛けたが、トライは取りきれず。逆にトヨタは、前半23分、ゴール目のラインアウトからモールを押し込み、FLホップグッドがトライ。7-0で前半が終了。後半は風上のトヨタが力強い突進を連続させながら攻め込み、32分にホップグッドが2つめのトライをあげ、SO文字がPGを追加して突き放した。

トヨタは、交代出場のHO彦坂がシンビンになり、7人のスクラムでゴールラインを背負う苦しい場面あったが、低い姿勢で耐え近鉄にトライを与えなかった。廣瀬監督は「トヨタらしいゲームができたので満足しています」と、激しいコンタクトプレーで前に出た選手を称えた。シャーベットのような雪に足をとられる場面が多かった試合だが、チャンスでトライを獲りきれない近鉄は、前田監督が「シーズンを通して、詰めの甘さがあった」と認めた通り課題を修正できないままシーズン終了となった。

第2試合は、ヤマハ発動機対NEC。トップリーグの順位はヤマハが上だが、両者一歩も引かない好ゲームになった。前半は、風上のNECがSO田村のドロップゴールで先制し、さらに田村が2PGを追加して、9-0とリード。FLラトゥー、PR金らの力強い突進が印象的な前半だった。後半の序盤もNECが攻め込むことが多かったが、ヤマハのディフェンスも粘り、FB五郎丸のPGで、9-3に詰める。NECも田村がPGを返して12-3。

15分、ヤマハのベンチが動く。SO大田尾に代えて曽我部、そして、NO8トゥイアリイを下げて、CTBピウタウを投入。攻撃的なフロントスリー(SO曽我部、CTBピウタウ、サウ)で局面の打開を図った。狙い通り流れは良くなり、五郎丸がPGを追加して、12-6。30分、連続でNECがオフサイドを犯すが、ヤマハは連続してタッチキックでラインアウトを選択し、NO8堀江がトライをあげる。左隅の難しいゴールを五郎丸が決めて、12-13とついに逆転。その後は、相手陣でうまく時間を使って逃げ切った。

これで、日本選手権1回戦では、トヨタ自動車は帝京と、ヤマハ発動機は早稲田と戦うことになった。

■ワイルドカードトーナメント2回戦結果
トヨタ自動車ヴェルブリッツ○18-3●近鉄ライナーズ(前半7-0)
ヤマハ発動機ジュビロ○13-12●NECグリーンロケッツ(前半0-9)

■トップリーグ入替戦(2月8日)結果
コカ・コーラウエストレッドスパークス○22-17●三菱重工相模原(前半15-12)

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映画「60万回のトライ」

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映画『60万回のトライ』の試写会に行って来た。大阪朝鮮高級学校ラグビー部の3年間に密着取材したドキュメンタリーだ。期待以上で、最初の映像から引き込まれて、ほとんどずっと泣きっぱなしで見た。何が僕をそうさせたのか、今のところ答えはないけれど、ただ淡々と彼らの表情や行動、そしてラグビーが、ソウル出身の女性監督・朴思柔(ぱく さゆ)の目を通して伝えられていく。

この学校ができた歴史、「在日」の人たちの置かれた環境も簡潔に押さえられていて、すべてにおいて説明的すぎず、とても好感を持った。在日朝鮮人3世の朴敦史(ぱく・とんざ)さんが共同監督を務め、音楽は大友良英さん、ナレーションは根岸季衣さんが務める。花園ラグビー場でもプレーもJSPORTSの映像が使われていて、記憶に新しいプレーも次々に出てくる。ラグビー部の呉監督が生徒たちに言う。「スポーツは社会を変える」と…。内容は、細かく説明はしないでおきたい。映像をそのまんま受け止めてほしいから。感じることも人それぞれだろう。とにかく、たくさんの人に見てほしいと思う。

詳細はこちらより。http://www.komapress.net/

3月15日から東京・渋谷のオーディトリウム渋谷で公開(10時30分より1日1回上映)。また、3月下旬以降には、大阪・第七藝術劇場にてロードショーの予定。その後、名古屋・シネマスコーレほか全国順次公開予定。韓国でも今夏、劇場公開予定だという。

3月15日、16日には朴監督が上映後のトークショーに出演予定。当日一般1,500円、学生・専門1,300円、シニア・会員1,200円、高校生800円、ラガーシャツの方、ラグビーボール持参の方1,000円。初日来場者は特典あり。
問い合わせ、購入は info@komapress.net 070-6687-9255まで。

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春の日本代表戦・日程

2月6日午後、日本代表の春シーズンの日程発表会見があった。岩渕健輔GMから説明があったのは以下の通り。アジア五カ国対抗は、2015年のワールドカップのアジア予選を兼ねるため、大事な大会になるのだが、その最終戦が国立競技場ということになった。5月いっぱいで現在の国立は使用されなくなるため、これが最後のスポーツの国際試合ということになる予定。「2015年大会にかける意気込みを示すためにも、ふさわしいスタジアムで戦いたいと思っていました。ファンの皆さんにも選手の熱を感じてもらえればと思います」(岩渕GM)
パシフィックネーションズカップについては、日本、カナダ、アメリカと、サモア、フィジー、トンガが別ブロックで試合し、同じ順位同士が秋にヨーロッパで戦うプランがあり、この春は、カナダとアメリカとの戦いになる。岩渕GMは、「日本代表としては、年間14試合はしたいと思っています」とも話し、この春にもさらに試合が追加される可能性はある。また、「2015年のワールドカップまで、この春、秋、来年の春と3つのブロックしかない。この春はワールドカップで戦えるチームを作るために大切な機会になる」と、夏までの期間の重要性も強調していた。

◎日本代表2014年春シーズン日程

■アジア五カ国対抗2014(A5N)兼2015年ワールドカップ・アジア予選
5月3日=フィリピン代表(フィリピン・マニラ)
5月10日=スリランカ代表(愛知・瑞穂ラグビー場)
5月17日=韓国代表(韓国・未定)
5月25日=香港代表(東京・国立競技場)
■IRBパシフィックネーションズカップ2014(PNC)
6月7日=カナダ代表(カナダ・バーナビー)
6月14日=アメリカ代表(アメリカ・未定)
6月21日=イタリア代表(東京・秩父宮ラグビー場)


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女子7人制チーム「パイレーツ」トライアウト実施

1月30日に発足会見をした女子7人制ラグビーチーム「カ・ラ・ダ ファクトリー A.P.パイレーツ』(KA・RA・DA factory A.P. Pirates)が、選手を募集するためのトライアウトを実施する。同チームの母体となるのは、カラダファクトリーをはじめとする整体サロンを国内外に178店舗展開する株式会社ファクトリージャパングループ(FJG)。トライアウトは、2月23日(日)に開催。トライアウト合格者はファクトリージャパングループの社員として入社して、プレーすることになる。

チームの監督は日本代表のトライゲッターだった吉田義人さん。記者会見では「女子力を引き出してオリンピアンを育てたい。世界に通じる人材育成に取り組む」と語った。チーム名のパイレーツはFJG創業の地、港町・横浜をホームとすることから名付けられたという。

以下は、チームからの募集要項です。

女子7人制ラグビー「セブンズ」
カ・ラ・ダ ファクトリー A.P.パイレーツ
2月23日(日)13時~トライアウト実施

■日時 2014年2月23日(日)13時~16時
■場所 新河岸陸上競技場
東京都板橋区新河岸3丁目1番3号
■アクセス 都営三田線 高島平から徒歩10分
■募集人数 10名
■応募条件 50m走 7秒台
■トライアウト内容 当日公開
■応募方法
fjg7s-a.p.pirates@karada39.com宛に下記記載の上、
メールにてご応募ください。
1、氏名
2、生年月日
3、勤務先、学校名など
4、スポーツ経験・年数
5、連絡先電話番号・メールアドレス
■問い合わせ先 株式会社ファクトリージャパングループ ラグビー部
メール
fjg7s-a.p.pirates@karada39.com
電話番号 03-6272-3916 
■採用までの流れ
合格者は、ファクトリージャパングループの社員としてご入社いただきます。
①トライアウト 2月26日 結果発表(合格者のみにご連絡させていただきます)
②面接 チームGM→ファクトリージャパングループ人事部面接 ※履歴書持参


チームの情報は以下にもあります。
https://www.facebook.com/karadafactory.ap.pirates
http://karadafactory-ap-pirate.com/

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愛好日記トークライブ2014・3月告知

シックスネーションズの開幕節、フランス対イングランド戦のあまりに激しいコンタクト合戦に、思わず「体に悪そう~」とつぶやいた。結末にもしびれたが、今後の各チームの戦いぶりに期待大だ。

さて、今回は、このブログの名を冠したトークライブのお知らせ。2006年からコツコツ続けるライブ、今年第一回目のゲストはキヤノンイーグルスのお三方。で、これはまったく偶然だったのだが、この日は、永友洋司監督の誕生日だった。楽しいトークにしたいと思います。

▽ラグビー愛好日記トークライブ2014弥生
~2019年に向けてわたしたちのできることvol.7~
キヤノンイーグルスの挑戦

今回はトップリーグのキヤノンイーグルスから、永友洋司監督、和田拓キャプテン、そして、トップリーグ100試合出場を果たした山本貢選手を迎えます。トップリーグの頂点を目指して着々と実力をつけるチームの様子など楽しいお話が聞けそうです。リーグの現状、強化の難しさ、面白さ、キヤノンの名物選手などなど、現場の声に耳を傾け、2013年度シーズンを振り返りつつ、これからの日本ラグビーの行方についても語っていければと思います。永友監督は明治、和田選手は慶應義塾、山本選手が関東学院とそれぞれ出身大学も違いますので、懐かしい話も聞けるかもしれませんね。皆さんのご参加をお待ちしております。

日時:2014年3月14日(金)
19:00開演(18:30開場)
会場:Com.Cafe 音倉
http://www.otokura.jp/access/
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-26-23 EL NIU B1F
(NTTdocomoが1Fに入っているビルの地下)
京王線・小田急線 下北沢駅 北口・西口1 より徒歩2分

司会:村上晃一
ゲスト:永友洋司、和田拓、山本貢(キヤノンイーグルス)
参加費:3,000円
※ライブ中ご飲食自由です。音倉の美味しいお料理もおたのしみください。(飲食代別途)
受付開始:2月4日(火曜日)15:00~

■申し込みは以下まで。
文鳥舎 佐藤
bunchou@jcom.home.ne.jp
042-421-0406
※定員70名。定員になり次第締め切ります。

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TLセミファイナル日曜の結果ほか

2月2日は、秩父宮ラグビー場でトップリーグ・プレーオフセミファイナルが行われた。この試合は、昨日同様、アフリカ、中東の約70の地域と国でJSPORTSの映像が生中継された。もちろん、フーリー・デュプレア、ジャック・フーリー、アンドリース・ベッカーの母国・南アフリカ共和国でも放送された。

サントリーと神戸製鋼の戦いは、予想に違わぬ僅差勝負になった。立ち上がりは神戸製鋼が先手をとって仕掛けた。前半7分、連続攻撃からSO正面健司がディフェンスラインを突破して先制トライ。その後もスクラム、ラインアウトから波状攻撃を仕掛ける。しかし、追加点が奪えず、18分、今度はサントリーがWTB塚本健太のカウンターアタックからチャンスをつかんでFLジョージ・スミスがトライして同点となる。サントリーはSO小野晃征がトライを追加し、SHフーリー・デュプレアのキックで地域を進め、優位に試合を進めた。神戸製鋼も少ないチャンスをものにして、前半終了間際にLOアンドリース・ベッカーがトライを返し、14-12で前半が終了。

試合後、神戸製鋼の橋本大輝キャプテンは言った。「勝つチャンスはあったのに、そのチャンスを自分達で手放してしまったのかな、と思います」。その言葉通り、神戸製鋼はハンドリングエラーなどミスも多く、地域を返すキックもあまり伸びなかった。それでも、SO正面のグラバーキックをCTBジャック・フーリーが押さえていったんは19-17と逆転。観客席を大いに沸かせた。しかし、サントリーは直後の25分、NO8小澤直輝が4人、5人とタックルをかわしながらトライをあげ、22-19と逆転。35分、神戸製鋼の反撃のときには、ジョージ・スミスが伝家の宝刀「ジャッカル」で反則を誘い、最後の最後、神戸製鋼のインゴールからの攻めもスミスが堅実なタックルで仕留め最後のトライにつなげた。さすがの活躍である。

サントリーの大久保直弥監督は、試合内容にはやや不満な様子だった。「まさにファイナルという試合でした。なぜ勝ったのかよくわかりません。少し運が良かったのだと思います。(決勝戦は)チャレンジャーとしてパナソニックと戦いたい。最高のパフォーマンスを出し切りたいと思います」。アタッキングラグビーを存分に見せるまでに至らなかったのが、気になったようだった。試合を決めたトライをあげた小澤については、「いまチームの中で一番エナジーのある選手。HOとNO8の両立で一番よく練習した選手です」と称えた。

■トップリーグ・プレーオフセミファイナル結果(2月2日)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ●19-27○サントリーサンゴリアス(前半12-14)

■ワイルドカード1回戦結果(2月2日)
キヤノンイーグルス●25-41○近鉄ライナーズ(前半15-24)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ○32-17●リコーブラックラムズ(前半22-10)

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