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2015年1月

ワイルドカード2回戦結果

1月31日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場だった。

きょうは日本選手権出場権をかけたワイルドカードトーナメント2回戦の2試合が行われた。第1試合は、NECグリーンロケッツとNTTドコモレッドハリケーンズが対戦。NECがFLニリ・ラトゥーを筆頭にFWで圧力をかけ、試合を優位に進めた。前半を21-3とリードしたNECは、後半は風下でドコモの攻勢に苦しんだが、28分、SO田村がディフェンスラインを突破して追加点。NTTドコモの反撃をFL川田の1トライに抑え、終了間際にさらに1トライを追加して逃げ切った。

第2試合は、サントリーサンゴリアスとリコーブラックラムズの対戦。セカンドステージのグループB・1位の勢いが、サントリーにどこまで通じるのか注目されたが、逆にサントリーが「今シーズン一番というくらい、サントリーらしいプレーができた」と、大久保直弥監督がいうほどのパフォーマンスで立ち上がりから攻勢に出た。

特にSHフーリー・デュプレア、SOトゥシ・ピシの動きは出色。デュプレアは前半の風上を利用して巧みなキックで陣地を稼いだほか、ディフェンスの薄いスペースに判断良くボールを動かし、ピシも高いランニングスキルで何度もディフェンスを突破するなど、この日、3トライをあげて勝利の立役者となった。真壁キャプテンは「FWがフーリーの動きに合わせるのではなく、FWの動きにフーリーが合わしてくれるので、僕らはシェイプに集中できました」と語り、FWの動きの良さの一因であったと説明した。

この日でシーズンを終えることになったリコーの神鳥監督は、「サントリーに勝てるようなチームを作って帰ってきたい」と捲土重来を誓った。

この日の結果、NECは日本選手権1回戦(2月8日)で帝京大学と、サントリーは筑波大学とそれぞれ対戦することになった。

■ワールドカード2回戦結果
NTTドコモレッドハリケーンズ●10-33○NECグリーンロケッツ(前半3-21)
サントリーサンゴリアス○41-14●リコーブラックラムズ(前半28-0)

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U20キャンプ、高校日本代表セレクション合宿

2015年のU20カテゴリー世代(19-20歳)の有望な人材を発掘・育成するプロジェクト「TIDシニアキャンプ」の第2回合宿の参加予定メンバー、そして、2月3日(火)より実施する2014年度高校日本代表のセレクション合宿スケジュールならびに参加メンバー、スタッフなどが発表になっている。

これらの活動は、ラグビーワールドカップ2019に出場する可能性の高い世代を対象に、国際舞台で戦える選手を送り出すことを目的としたプログラムの一環だが、RWC2019は4年後だ。RWC2019日本代表戦略室室長の薫田さんも話していたが、その先、2023年、2027年と続く未来のRWCに向けての取り組みにしていかなくてはいけない。

今年の高校日本代表は、今回のセレクションでメンバーを決定し、2月17日(火)より強化合宿、3月8日(日)から直前合宿。3月12日(木)よりスコットランド・フランス遠征に出発し、U19スコットランド代表(3月15、18日)、U19フランス代表(3月22、25日)と対戦する予定。

TIDシニアキャンプ第2回合宿には、大学シーンで1年生から活躍する早稲田大のFL加藤広人、東海大FB野口竜司、帝京大WTB尾崎晟也、明治大CTB梶村祐介らのほか、大器と期待される鹿児島実業高校WTB桑山聖生らが入っている。御所実業の竹山晃暉は大腿部の肉離れのため参加していない。

▼2014年度高校日本代表セレクション合宿スケジュール、参加メンバー
http://sakura.rugby-japan.jp/youth/2015/id30533.html

▼U20「TIDシニアキャンプ」第2回合宿 メンバー
http://sakura.rugby-japan.jp/youth/2015/id30531.html

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ジュニア・ジャパン、フィジーへ

日本ラグビー協会が2012年度より実施している若手選手育成プログラム「ジュニア・ジャパン」が、フィジーで3月に開催される「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2015」に出場することが決定した。「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2015」は、3月10日から23日までフィジーのスバで行われ、これまでの「IRBパシフィックラグビーカップ」が大会名を変更したもの。参加するのは、フィジーA、トンガA、カナダA、アルゼンティーナパンパスXV、サモアA、ジュニア・ジャパン。

昨年はこの大会にU20日本代表の選手達を軸に参戦し、大敗はしたが、その後のジュニア・ワールド・ラグビートロフィーで優勝。World Rugby Under 20 Championship 2015(U20世界ラグビー選手権)への昇格につなげた。参加するジュニア・ジャパンのメンバーは明らかではないが、この強化の場は貴重なので将来につなげる戦いにしてもらいたい。

◎ジュニア・ジャパンの日程
3月10日=対カナダA
3月14日=対フィジーA
3月18日=対トンガA
3月23日=最終戦

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25日のワイルドカード結果ほか

1月25日は、近鉄花園ラグビー場にいた。JSPORTSでワイルドカードトーナメントの第2試合の解説だった。日本選手権出場枠を巡る同トーナメントは、2009年度シーズンから行われている。今年はトップリーグのトップ4の常連であるサントリーが入ったことで注目度も高まった。1回戦は、セカンドステージのグループA下位とグループB上位ということで、B上位で勢いのあるチームが、A下位を苦しめる試合が続いた。

昨日はサントリー(A5位)とリコー(B1位)が勝利。そして、花園の第1試合も白熱した。A7位のキヤノンに対し、B2位のNECが気迫あふれるプレーで襲い掛かった。キヤノンのSOカラム・ブルースの突進を、NECのCTB田村優が力強いタックルで弾き返したシーンがあったのだが、そのプレーに象徴されるようにNECは接点の激しさで圧力をかけた。終盤はキヤノンも攻勢に出たのだが、ハンドリングエラーが多く、逆転のトライを獲りきれなかった。NECがHO臼井のトライと、田村の3PGで競り勝った。

第2試合は、序盤からNTTドコモのワイド攻撃が効果的に決まって、トヨタの防御網を揺さぶる展開に。CTBパエアの先制トライでリードしたNTTドコモは、7分、トヨタに大きく攻め込まれそうになるところで、WTB茂野が値千金のインターセプトでトライを追加し、14-0とリードを広げる。振り返ると、このトライが大きかった。トヨタもFL安藤のトライで14-10まで迫ったのだが、スクラム、ラインアウトの安定を軸に、ミスなく攻めるドコモが次第に点差を広げた。

終わって見れば、36-27の快勝。初のワイルドカードトーナメント出場での勝利に、下沖監督は「しっかり相手陣に入り、攻める意識を持つことを重視しました。次もいい準備をして勝ちたい」と語り、ここ数日、非常にいい練習ができたと説明していた。選手たちの溌剌とした動きは印象に残った。

一方、これでシーズンを終えることになったトヨタ自動車の廣瀬佳司監督は、「ドコモは勢いのあるチームであり、危機感を持って臨んだが、前半の失点が大きすぎました。来季、立て直したい」と再起を誓った。トヨタはこの日も、SO文字隆也を怪我で欠いていたほか試合中も負傷者が出て、グループAの闘いで疲れもあったのか、動きも悪かった。

この結果、1月31日(近鉄花園ラグビー場)、日本選手権出場枠「2」をかけた2回戦は、「NECグリーンロケッツ 対 NTTドコモレッドハリケーンズ」、「サントリーサンゴリアス 対 リコーブラックラムズ」というカードになった。

■ワイルドカードトーナメント1回戦結果(25日)
大阪・近鉄花園ラグビー場
キヤノンイーグルス●10-14○NECグリーンロケッツ(前半0-11)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●27-36○NTTドコモレッドハリケーンズ(前半10-26)

◎トップリーグのプレーオフトーナメント・セミファイナルは、パナソニックが立ち上がりから判断良くボールを動かし、ブレイクダウンでも激しくファイトとして快勝した。これで、2月1日の決勝戦(秩父宮ラグビー場)は、パナソニックとヤマハ発動機の対戦となった。

■プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015 セミファイナル結果(25日)
東京・秩父宮ラグビー場
東芝ブレイブルーパス●15-50○パナソニック ワイルドナイツ(前半3-37)

◎25日に行われたトップチャレンジリーグの結果、Honda HEATの自動昇格が決まり、2月14日の入替戦は、以下の組み合わせとなった。

■トップリーグ入替戦
◇対戦カード&試合会場
2月14日(土)13:00
クボタスピアーズ 対 釜石シーウェイブスRFC 熊谷
コカ・コーラレッドスパークス 対 九州電力キューデンヴォルテクス レベスタ
豊田自動織機シャトルズ 対 三菱重工相模原ダイナボアーズ 瑞穂

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トップリーグ、24日の結果

24日は東大阪市の近鉄花園ラグビー場に行っていた。JSPORTSでプレーオフトーナメント・セミファイナルの解説をした。セカンドステージを1位で通過した神戸製鋼と、4位のヤマハ発動機の対戦は大方の予想を覆し、ヤマハ発動機が神戸製鋼から6トライを奪う快勝でファイナルに駒を進めた。

昨年12月の対戦時は40-10で神戸製鋼が勝利。ディフェンスの素早い出足でヤマハ発動機の攻撃を封じた。この日も、マイボールのキックオフを素早いチェイスで追いかけ、序盤から圧力をかけようとしたが、ヤマハ発動機も負けずにアグレッシブに前に出て攻撃を仕掛けた。その後もヤマハ発動機はボールを後ろに下げることなく、早めにディフェンスラインのコンタクトし、素早いボールリサイクルで右に左にボールを展開し、タッチライン際に待ち受けるLOクリシュナンへのキックパスを織り交ぜるなど、縦横に神戸製鋼のディフェンスラインを揺さぶった。

スクラムでも優位に立ったヤマハ発動機は、神戸製鋼の反則を誘っては、FB五郎丸歩のロングキックで陣地を稼ぐなど常に相手陣でプレー。前半12分、神戸製鋼のラインアウトの乱れをついて、SH矢富が先制トライすると、19分には左右にボールを動かしてWTB中園がトライ。難しいコンバージョンも五郎丸が決めて、序盤戦で主導権を握った。

後半の立ち上がりにも、ラインアウトからのサインプレーでトライをあげたヤマハ発動機は、SOの背後からWTBが攻撃参加するサインプレーで何度も防御を破るなど、準備したプレーが次々に決まって点差を広げた。神戸製鋼が攻勢に出たのは、後半10分過ぎからの数分間。CTB山本大介が、SO山中の防御背後へのショートパントをキャッチしてトライし、22-12と10点差に迫ったが、この時間帯以外は相手陣の好位置でのセットプレーを獲得できず、自陣に押し込まれた。

試合後、先に記者会見に現れた神戸製鋼のギャリー・ゴールドHCは、「一番大事なところで、一番悪いパフォーマンスが出てしまって残念です。フィジカルで試合を支配され、やりたいことができませんでした。しかし、ヤマハが素晴らしいプレーをしていたのは事実です。数週間前の負けから立て直したということは、ヤマハの選手、スタッフが立派だったという事です」と潔く語った。

勝った清宮克幸監督は淡々と話し始めた。要約するとこうなる。「こういう結果になることもあるという思いもよぎってはいました。神戸製鋼の強みであるSH佐藤、CTBフーリーが欠場していたからです。しかし、まさかこれほど(準備したことが)ハマるとは思っていませんでした。佐藤とフーリーがいるからこそ、強いFWが生きるのだということが証明されたような試合だったと思います。ラグビーはバランスが大事です。ヤマハは、7連戦と同じメンバーで戦えました。ベストメンバーです。この時期にきて、ベストを揃えられることはありません。メディカル、トレーナーらスタッフの努力のたまものです。ただし、いまは決勝の切符を得ただけ。決勝戦に向けて、万全の準備をしたいと思います」

■プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015 セミファイナル結果(24日)
大阪・近鉄花園ラグビー場
神戸製鋼コベルコスティーラーズ●12-41○ヤマハ発動機ジュビロ(前半5-17)

同日行われたワイルドカードの結果は以下の通り。

■ワイルドカードトーナメント1回戦結果(24日)
東京・秩父宮ラグビー場
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス●12-16○リコーブラックラムズ(前半9-10)
サントリーサンゴリアス○24-16●近鉄ライナーズ(前半8-13)

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テレビ情報です。

今夜から、いろいろな番組でラグビーが紹介されます。


【テレビ】 BS朝日
1月23日(金) 23:30~23:54
「ラグビーウィークリー」
ワイルドな奴、東福岡高校 古川聖人 主将
「春の全国選抜大会」「夏の全国7人制大会」「全国高校ラグビー大会(花園)」
制覇の
3冠を成し遂げた東福岡高校。チームの主将 古川選手に密着し、その強さの秘
密を探る!
番組ホームページ http://www.bs-asahi.co.jp/rugby/

【テレビ】 NHK BS1
1月23日(金) 深夜 24:00~24:44
「アスリートの魂」
”走り続けるために ラグビー 小野澤宏時”
うなぎステップで数々の栄冠をつかんだ小野澤宏時選手。年齢やケガの試練を乗
り越え、
チームを勝利に導くため不屈の闘いを挑む姿を追った!
番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/tamashii/file/123.html

【テレビ】 NHK総合
1月26日(月) 22:00~22:48
プロフェッショナル 仕事の流儀
ラグビー日本代表ヘッド・コーチ「エディー・ジョーンズ」
日本は、日本の道を行け。世界的名将の手腕の秘密に迫る!
番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.html#20150126

【テレビ】 NHK総合
1月27日(火) 22:55~23:20
関ジャニ∞「応援ドキュメント 明日はどっちだ」
夢のワントライを目指すも無念の敗退に終わった島根・出雲高校ラグビー部の「そ
の後」とは?
番組ホームページ http://www4.nhk.or.jp/ashitahadocchida/x/2015-01-27/21/23508/

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東京セブンズは、4月4日、5日

セブンズ(7人制ラグビー)の国際サーキットシリーズ「HSBCセブンズワールドシリーズ 東京セブンズ2015」が、2015年4月4日、5日、秩父宮ラグビー場で開催されるが、そのチケットがまもなく販売になる。

「セブンズワールドシリーズ」は、世界各地を転戦して行われ、2014-2015年シーズンは世界5大陸の9カ国・地域で全9大会が開催され、各大会の成績に応じて与えられるシリーズポイントの総計により、シリーズチャンピオンが決定される。

今季は、シリーズポイント総計の上位4チームが2016年のリオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得することになっており、その争いも熾烈だ。男子セブンズ日本代表も、今季よりコアチームとして参加しているが、3大会を終えたポイント総計は15位で苦しい戦いが続いている。

3大会を終えたところの、6位までの順位は以下の通り。このあたりが、最後まで4位以内を争いそうだ。東京大会は第7戦で、そろそろベスト4の行方が見えてくる頃かもしれない。

1位 南アフリカ(59)
2位 フィジー(51)
3位 ニュージーランド(47)
4位 オーストラリア(46)
5位 アルゼンチン(40)
6位 イングランド(37)

「東京セブンズ2015」参加チーム=アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、イングランド、フィジー、フランス、香港、ケニア、ニュージーランド、ポルトガル、サモア、スコットランド、南アフリカ、アメリカ、ウェールズ、日本

■前売りチケット発売日
【JRFU メンバーズクラブ先着先行販売】1 月24 日(土) 18:00~1 月30(金)23:59
【一般発売】1 月31(土)10:00~

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リーチ マイケル、今季もチーフスへ

日本代表キャプテンのリーチ マイケル選手(26歳)が、昨年に続いて、スーパーラグビーのチーフスへの期限付き移籍をすることは正式に発表になった。すでに、チーフスの公式ホームページには、2015年のスコッドとして名前が入っているが、写真など詳細なプロフィールはまだ入っていない。昨年は負傷で短期間の合流になってしまったので、今季は公式戦での活躍を期待したい。以前、話を聞いたときは、スーパーラグビーで優勝経験があえるチーフスの「ウィニングカルチャーを学びたい」とも話していた。ぜひ、それを日本ラグビーに伝えてもらいたい。

移籍期限:2015年3月~8月(予定)
◎チームコメント
リーチ選手がスーパーラグビーに挑戦することについて、非常に嬉しく思います。彼が持っている力を発揮できれば、スーパーラグビーでも大いに活躍してくれると信じています。またスーパーラグビーで得た経験を、チームのために、そして日本のラグビーのために還元してほしいと思います。

◎本人コメント
再びスーパーラグビーにチャレンジできることを嬉しく思います。またこの挑戦をサポートしてくれた、会社やチームのみんなに感謝しています。日本で学んだことをスーパーラグビーの舞台で、思う存分発揮したいと思います。今よりも更に強くなって、日本に帰ってきたいです。

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TLオールスター戦アンバサダーに薫田さん

今週末は、トップリーグの優勝を決めるプレーオフトーナメントが始まるのだが、並行して、日本選手権の出場権を争うワイルドカード・トーナメントもある。1月24日、近鉄花園ラグビー場でリーグ1位神戸製鋼とリーグ4位のヤマハ発動機が戦う同時刻に、秩父宮ラグビー場では、サントリーが近鉄と対戦している。

プレーオフの常連のサントリーがワイルドカードというのは不思議な気もするが、もし、パナソニックが1位通過だったら、24日が秩父宮ラグビー場でパナソニック対ヤマハ発動機になっていて、25日が近鉄花園ラグビー場での神戸製鋼対東芝になっていただろう。そうなると、サントリーはもしかして花園だったのか、などと考えていると、勝負の綾というのは面白い。25日は、全国クラブ大会 2回戦も、瑞穂ラグビー場はじめ各地で行われる。

3月8日(日)、岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜県岐阜市)にて「トップリーグオールスター『FOR ALL チャリティーマッチ2015』」が開催されるのだが、そのPRアンバサダーに、岐阜県各務原市出身で岐阜工業高校OBの薫田真広ラグビーワールドカップ2019日本代表戦略室長が就任した。このチャリティーマッチは、2009年3月にキャプテン会議の発案で始まったのだが、昨年は日程の都合などで開催されず、2年ぶり6回目の開催となる。

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関西協会・ラグビースクール指導者セミナー開催

平成26年度 ラグビースクール指導者セミナーのお知らせ

 2019年、日本で開催されるラグビーワールドカップに向け、関西ラグビー協会がラグビースクールの指導者セミナーを開催する。2019年大会も成功のためには、小学生の競技者増と関係者の協力が欠かせない。今回は、現場の指導者を対象に指導の取り組みについて、意識共有を図り、ラグビースクールの更なる活性化を目指す事を目的とする。参加希望の方は参加申込書に必要事項をご記入の上、Eメールにてお申し込みを。

【主 催】 関西ラグビーフットボール協会
【主 管】 関西ラグビーフットボール協会 普及育成委員会、奈良県ラグビーフットボール協会
【後 援】 和光ハウジング株式会社 ガーデンピア21
【日 時】 平成27年2月7日(土)13時 ~ 2月8日(日)15時 ※1泊2日
【会 場】 (講義) 天理教第38母屋 (実技) 天理親里ラグビー場
【参加対象】 関西ラグビーフットボール協会管下所属 ラグビースクールの指導者
【定 員】 申込先着100名
【申込締切】 平成27年1月29日(木)
【参 加 費】 7,000円(宿泊、3食費、資料代含む)
【申込方法】 参加申込書に必要事項をご記入のうえ、Eメールにてお申し込み下さい。
(定員に到達次第、終了させていただきます。)
送付先 minirugby@rugby-kansai.or.jp
【講 師】 山道信之氏(日本体育協会スポーツ指導者連絡会幹事)/長野崇氏(神戸大学非常勤講師、ひょうごジュニアスポーツアカデミー身体能力開発プログラムコーチ)/金 信男氏(大阪福島朝鮮初級学校校長、前大阪朝鮮高級学校ラグビー部監督)

申し込みフォームなど詳細はコチラ
http://rugby-kansai.or.jp/?p=8284

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大阪トークライブ告知

【ラグビー部マーラー・トークライブ2015如月】

元プロラグビー選手、金栄釱(キム・ヨンデ)さん登場!

恒例のマーラー・トークライブ、今回のゲストは元プロラグビー選手で、現在、大阪の京橋で、人気のステーキ食堂BECOをオーナー、キム・ヨンデさんです。大阪出身で、近鉄、ホンダ、リコー、NTTドコモを渡り歩き、激しいタックルで活躍したヨンデさんは、2014年3月にプロラグビー選手としてのキャリアを終え、8月に『ステーキ食堂BECO』をオープンしました。「人を喜ばせるのが大好き」というヨンデさんの前向きな人生、プロ選手のセカンドキャリアなどについてもお話が聞ければと思います。


日時▼
2月12日(木曜日)=午後7時開演(午後6時30分より開場)
会費:3,500円(ドリンク、軽食込み)
場所:ラグビー部マーラー(大阪市中央区東高麗橋5-6南野ビルB1)
進行:村上晃一
ゲスト:金栄釱(キム・ヨンデ)

▼お申し込みは、メールにてアドレスkashima@oksystem.co.jpのラグビー部マーラー、イベント受付担当加島まで。お名前、メールアドレス、電話番号、お申込人数をお知らせください。※お申込人数が複数の場合は同伴の方の氏名も全てご記入願います。先着順に受け付けさせて頂き、担当者からメールで連絡させて頂きます。受付中。

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山中亮平選手に会う

Yamanaka

きょうは、神戸製鋼コベルコスティーラーズのクラブハウスで、山中亮平選手の取材だった。東海大仰星高校時代も花園で取材していたし、早稲田大学のころもインタビューしたことがあるのだが、大人になったなぁと、父親のような気持ちになった。

ラグビーマガジンに掲載されるものなのだが、発売日は1月24日。プレーオフのセミファイナルの日(対ヤマハ発動機ジュビロ戦)である。というわけで、プレーオフ、日本選手権のキーマンとして、お話を聞いた。詳しくは誌面でご覧いただきたいのだが、取材後、「きょうはなんか、上手く話せなくて、すみません!」と山中選手。そんなこと、ないっすよ。言い残したことある? 「いや、それは大丈夫です」というようなやりとりが。

1月5日に発表されたラグビーワールドカップ2015日本代表第一次候補からは漏れてしまった山中選手。その感想を聞いたら、「ツイッターで発表を見ていて、あれ?って思いました(笑)」。つまり、ズッコケたそうだ。本人も入るだろうと思っていたらしい。エディー・ジョーンズヘッドコーチから理由の説明があったという。「安定性がまだ足りないということ、タックルのスキルもインターナショナルレベルになってほしいということでした。まだまだコンタクトも強くならなくてはいけません」と、理由の一端を明かしてくれた。

いまの体重が93㎏ということなので、これ以上大きくなると、100㎏級のスタンドオフということになるのだが、いまさらながら、このサイズで高いスキルを持ち合わせている山中選手のポテンシャルの高さを思った。「でも、チャンスがなくなったわけではないので、頑張ります」と代表入りに向けても前向きだった。もちろん、今の目標は、トップリーグ制覇である。

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TIDシニアキャンプ&お母さんのためのラグビー講座

1月15日~18日、千葉県の日本メディカルトレーニングセンターで、U20カテゴリー世代(19~20歳)の有望な人材を発掘・育成するプロジェクト「TIDシニアキャンプ」が開催される。これは、日本ラグビー協会が、日本で開催される「ラグビーワールドカップ2019」(RWC2019)に出場する可能性の高い16~18歳の選手を対象に、各カテゴリーの代表に国際舞台で戦える選手を送り出すことを目的としたプログラム「タレントIDキャンプ」の一環。「TIDシニアキャンプ」の参加選手は、U20世界選手権(World Rugby Under 20 Championship 2015)に参加するU20日本代表の選考対象となる。

大学1年生世代が軸で、すでに各大学で活躍しているWTB尾崎晟也(帝京大)、CTB梶村祐介(明治大)、FB野口竜司(東海大)、FL加藤広人(早稲田大)など計43名。つい先日、終わったばかりの全国高校大会で話題となった慶應義塾のLO辻雄康、御所実業のWTB竹山晃暉、鹿児島実業のWTB桑山聖生ら高校3年生も含まれており、将来楽しみな選手達だ。

メンバーリストは、コチラ。
http://sakura.rugby-japan.jp/youth/2015/id30303.html

お知らせ◎1月18日、徳島県ラグビーフットボール協会が主催し、「ラグビートップコーチがお母さんに伝えたい! 社会で活躍できる大人の育成法」講座が開催される。講師は二ノ丸友幸さん(日本ラグビー協会リソースコーチ、株式会社クボタ)。啓光学園、同志社大学からクボタスピアーズに進んだSHで、御所実業や徳島科学技術高校などに、アドバイザーコーチとして関わっている。「ラグビーをすれば得する情報満載」とのこと。

対象は、タグラグビーやラグビー選手のお母さん。吉野川市鴨島公民館視聴覚室。14:00より受付開始。講演は14:15~15:30。当日参加も可。

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TLプレーオフ前記者会見

20150113

1月13日、午後2時より、都内でトップリーグ・プレーオフトーナメントの記者会見が行われた。勝ち残ったトップ4の監督(ヘッドコーチ)、キャプテンが勢ぞろい。今季より冠スポンサーとなった、LIXILのカップもお披露目された。高さ55㎝、重さ15㎏の青磁で作られており、製作者は陶芸家の吉川正道氏。ラグビーの力強さ、清廉性が勝利のVをモチーフに表現されている。

プレーオフは、10分ハーフの延長戦が導入される。準決勝で延長戦でも決着がつかなければ、リーグの上位が決勝に進出。決勝戦の延長戦でも同点の場合は、両者優勝となる。

最初に各監督、ヘッドコーチから抱負が述べられたのだが、ヤマハ発動機の清宮克幸監督が、「セカンドステージで神戸製鋼に負けた時は、記者会見で、気持ちよく負けたと話したのですが、2度目はそうはいかない。ギャリーさんは南アフリカに帰られるようですね。日本では素晴らしい思い出をたくさん作られたと思いますが、最後は苦い思い出を持って帰ってもらいたい」と言えば、ギャリー・ゴールドヘッドコーチが、「日本の人々は優しくしてくれました。最後までそうであると願っています」と返し、笑いをさそう場面も。

東芝の冨岡鉄平ヘッドコーチは、「初戦でパナソニックと当たれることは光栄です。3人の中で私が一番年下。それぞれ尊敬するコーチの皆さんにチャレンジできることを、嬉しく思います」とコメント。パナソニックのロビー・ディーンズ監督は、まずは冨岡ヘッドコーチのコメントに謝意を述べ、「我々と東芝の対戦には、長い歴史があります。必ずや、なんらかのドラマがあるでしょう。それを楽しみにしております」と語った。

◎LIXIL CUP
1月24日(土)近鉄花園ラグビー場 14:00
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 対 ヤマハ発動機ジュビロ
1月25日(日)秩父宮ラグビー場 14:00
東芝ブレイブルーパス 対 パナソニックワイルドナイツ

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京都イルコン・トークライブ告知

第4回「京都イルコン ラグビー部トークライブ」のお知らせ。

全国高校ラグビー大会では、高校生たちの熱い戦いに心を温めてもらいましたが、その余韻がさめぬうち、当事者にお話を聞いておこうと思います。

京都御所の西側にあるイタリア料理店「イル・コンタディーノ」で、第4回目となるラグビートークライブ。2015年第1回目のゲストは、全国高校大会でベスト4に進出した京都成章高校の湯浅泰正監督です。強豪校、伝統校がひしめく京都の中で、地道な努力で全国屈指の強豪チームを作り上げた指導方法、生徒たちとのふれあいなどなど、高校ラグビーの面白さ、難しさを、たっぷり語っていただきます。約1時間のトークのあとは懇親会。ラグビー談義と美味しいイタリアンで楽しい時間を過ごしましょう。京都近辺のラグビーファミリー(初心者の方、大歓迎です)のみなさんと交流できればと思っています。

第4回「京都イルコン ラグビー部トークライブ」
2015年2月5日(木曜)
午後7時開演(開場6時30分)~午後9時まで。
約1時間のトークのあと懇親会に移ります。
参加費:3,500円(ワンドリンク、軽食付き)
進行:村上晃一
ゲスト:湯浅泰正(京都成章高校ラグビー部監督)

会場:t.e.b.il Contadino42
住所:京都府京都市上京区出水通室町西入ル西出水町110
交通手段:地下鉄烏丸線「丸太町駅」2番出口から徒歩7分
http://www.ilcontadino42.com/index.html

お申し込みは、お店に電話にてお願いします。
電話:075-366-8848
2015年1月13日(火曜日)、午前10時30分より受付開始。
定員25名。満席になりしだい締め切ります。

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トップリーグ最終節結果&プレーオフ組み合わせ

1月11日(日)は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場だった。第1試合はグループBの近鉄ライナーズとクボタスピアーズの対戦。近鉄はボーナス点「1」を獲得すれば、ワールドカードトーナメント(WCT)進出。クボタは近鉄を勝ち点「0」に抑え、4トライ以上のボーナス点を獲って勝つのが自力でのWCT進出条件だった。しかし、クボタはNO8キーガン・ダニエル、CTB立川理道、アイザイア・トエアバらを軸に攻勢に出ながら、後半10分にLO鈴木康太があげた3トライ目以降は攻めあぐみ、19-10で勝ったものの勝ち点4にとどまり、WCTには届かなかった。近鉄は勝ち点こそ奪えなかったが、クボタを3トライに抑えたことで、グループB4位が決まり、WCTへ。

第2試合はグループA1位のパナソニックワイルドナイツと、4位のヤマハ発動機ジュビロ。自力でのプレーオフ進出には、4トライ以上の勝利しかないヤマハ発動機は、相手陣で得たPGも狙わずタッチキック。迷いなくトライを目指した。ディフェンス面でもパナソニックの攻撃陣に次々にプレッシャーかける。パナソニックのSOベリック・バーンズに2本のロングPGを決められたが、前半を終えて、14-6とリード。後半6分にNO8堀江恭佑の今季11本目のトライで突き放すと、19分、WTB伊東力がパナソニックSH田中史朗のパスをハーフウェイライン付近でインターセプトして独走。値千金の4トライ目をあげた。パナソニックもWTB北川智規のトライで意地を見せたが、終始、ヤマハが主導権を握る勝利だった。

この結果、ヤマハはグループAの4位となり、清宮克幸監督体制になってからは初、チームとしては8シーズンぶりのトップ4に食い込んだ。いったんは本格強化を停止したチームを蘇らせた清宮監督は、「選手達を頼もしく見ていました。4トライ以上で3連勝しないと自力でトップ4に残れないとなったところから、チームが変わりましたね」と話し、「時間はかかりましたけど」と4年目の指揮で成果を出し、笑顔を見せた。

サントリーサンゴリスも勝ったのが、勝ち点差で5位となり、プレーオフの組み合わせは次のようになった。

■プレーオフトーナメント組み合わせ
1月24日(土)14:00 花園
神戸製鋼 対 ヤマハ発動機 
1月25日(日)14:00 秩父宮
パナソニク 対 東芝 

その他の結果は以下の通り。宗像サニックスブルースと豊田自動織機シャトルズは、最終的に勝ち点「8」で並んだが、得失点差でサニックスが自動降格となった。

■トップリーグ・セカンドステージ最終節結果
東京・秩父宮ラグビー場
東芝ブレイブルーパス○31-14●NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(前半19-0)
キヤノンイーグルス●8-47○神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半3-23)
愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
豊田自動織機シャトルズ●7-9○NECグリーンロケッツ(前半7-3)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●19-40○サントリーサンゴリアス(前半19-19)
大阪・近鉄花園ラグビー場
近鉄ライナーズ●10-19○クボタスピアーズ(前半10-5)
ヤマハ発動機ジュビロ○26-18●パナソニック ワイルドナイツ(前半14-6)
福岡・レベルファイブスタジアム
宗像サニックスブルース●33-46○NTTドコモレッドハリケーンズ(前半5-26)
コカ・コーラレッドスパークス●22-38○リコーブラックラムズ(前半17-19)

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帝京大学、六連覇

1月10日、東京都調布市の味の素スタジアムで行われた「第51回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」ファイナルステージ 決勝は、帝京大学が決勝戦史上最多得点となる50-7で筑波大学を下し、前人未到の6連覇を達成した。

大学選手権の決勝戦は、秩父宮ラグビー場の改修工事により、第10回大会の1974年1月6日から国立競技場で行われていたのだが、それ以来の別会場開催となった。決勝戦を見ながら、いつもと違う感覚をおぼえたのだが、それは場所が違うという理由ではなかった。最終スコアだけを見ると圧勝だが、そのプレーぶりが5連覇までの憎らしいほどの強さではなかったからだろう。スクラムで圧倒するわけでもなく、モールをゴリ押しするでもなく、相手のミス、PK、ターンオーバーを起点に素早くボールを動かしてのスマートな勝利。WTB磯田の3つを含め、計7トライはすべてBKが決めたものだった。

午後2時半のキックオフ。序盤は筑波も「接点」の強さで一歩も引かずに渡り合う。しかし、前半7分、帝京は筑波陣深くの相手ボールのスクラムをワンプッシュ。こぼれたボールをSH流キャプテンが拾って先制する。「FWの顔を見たら、押すことを確信したので、反応しました。FWのトライです」。21分には、FW陣が密集サイドを波状攻撃してゴールラインに迫り、ここに固執することなくBKに展開すると、FB森谷がボールをキャッチする前に外側に開いてタックルをかわしながらボールを受け、右中間にトライ。25分には、ターンオーバーからボールを展開し、NO8河口がループプレーでボールをつなぎ、HO坂手、WTB磯田とパスが渡ってトライ。21-0とした。

河口へのパスのとき、その内側にはFB森谷も走り込んでおり、このプレーを岩出監督は「オプションのひとつ。FWもそういうプレーができるようになったんですよ」と振り返る。この日、帝京は、16回ものハンドリングエラー(JSPORTSのカウント)を犯したのだが、そのほとんどがディフェンスの穴を見つけた時のパスミスや、タイミングの合わないキャッチミスだった。いくつかのオプションを持ちながら臨機応変にボールを動かしていたからこそのミスとも言える。そのミスも、ブレイクダウンのターンオーバーでほぼボールを取り戻していた。

後半7分、筑波WTB福岡堅樹がトライを返し、21-7となったが、拮抗したのはこの時間帯だけ。14分には、SH流がPKから速攻を仕掛け、1年生WTB尾崎が福岡をカットインでかわすと、右に左にステップを踏みながら右中間にトライ。「あれで大勢が決まりましたね」(岩出監督)という値千金の得点だった。

選手権史上初の6連覇。V1からV3はディフェンシブな試合で「つまらない」という批判も多かったが、V4、V5は鉄壁のディフェンスを維持しながら、よくボールが動くようになり、V6は、ハンドリングエラーを連発しながら、ボールを動かすスピードで圧倒しての大勝。この流れで行けば、来季はさらにプレーの精度と判断力が高まることになる。V7への意識について、報道陣に問われた岩出監督は「3年生以下の選手は、次は自分達がと思っているでしょう。高いモチベーションで練習してくれると思います」と話した。着実な歩みは止まらない。

6連覇は偉業である。不断の努力に敬意を表したい。7連覇の可能性も大いにある。もっと言えば、10連覇も狙える組織と戦力である。誰でも分かることだが、このチームに勝つには即席の強化では無理だ。もちろん、帝京が足元をすくわれる可能性はいつだってあるのだが、地力で互角に戦うには、長期的視野に立って強化の設計図を書き、時間をかけて実績を積み上げるしかない。確かな目標があるというのは良いことだ。それぞれのチームが独自性を持って追いかけてほしいと思う。

■試合結果
東京・味の素スタジアム
帝京大学○50-7●筑波大学(前半21-0)

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高校大会決勝結果

東大阪市の近鉄花園ラグビー場で、昨年12月27日から開催されていた全国高校大会は、1月7日、決勝戦が行われ、東福岡高校(福岡県)が御所実業(奈良県)を破り、3年ぶり5度目の頂点に立った。

その戦いぶりは「強い」の一言につきた。準決勝では尾道(広島県)の前に出るディフェンスに苦しんだが、後半は修正して40得点。決勝の御所実業を相手には、最大の強みである「コンタクト」で立ち上がりから御所実業を圧倒し、SH古賀駿汰、SO松尾将太郎が自在にパスを振り分け、CTB萩原蓮の先制トライを手始めに、前半だけで6トライを畳み掛けた。

御所実業もディフェンスで前に出るプランだったのだが、序盤にコンタクトで劣勢になったことで前に出られなくなり、ボールキャリアへのプレッシャーが中途半端になった。こうなると、身体能力もランニングスキルも高い東福岡を止めるのは難しい。モールから吉川浩貴キャプテンが1トライを返すにとどまった。「ディフェンスからボールを奪い、モールで攻める。いつも通りのラグビーをしようとしましたが、御所のラグビーができませんでした」(吉川キャプテン)。5試合を戦い抜き、準優勝の賞状を受け取る際には涙があふれ出た。

決勝戦の57-5は、大会最多得点、大会最多得点差を更新するものだった。東福岡は、春の選抜大会決勝でも62-10という圧勝で、夏の7人制大会と合わせ、圧倒的な強さで高校の全国タイトル三冠に輝いた。「選手達には、この場所に連れて来てもらって、ありがとうございます、と言いたい」と藤田雄一郎監督。「得点は彼らが60分間走り続けた結果。よくやってくれたと思います」。名将・谷崎重幸監督の後継者としてチームを率いて3回目の挑戦で頂点に立ち、感慨深げだった。古川聖人キャプテンはバックスタンドのサポーターに「このチームのキャプテンで幸せでした」と感謝を述べ、懸命に涙をこらえた。報道陣から最多得点について問われ、「能力の高い選手達が、地道に努力を重ねた結果です」と、各選手が日本一になるために努力を怠らなかったことを強調した。

日本一という高い志を共有する選手達が努力してたどり着いた頂点。表彰式後も、まずは御所実業の選手達と握手し、竹田監督への挨拶の後、バックスタンドで声援を送った仲間の前で喜びを爆発させたのも立派だった。最後は笑顔で御所実業の選手達と記念写真に収まっていた。

■全国高校大会決勝戦結果
東福岡○57-5●御所実業(前半40-0)

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高校決勝PV&記念品プレゼントのお知らせ

7日は、全国高校ラグビー大会決勝戦。春の選抜大会、夏の7人制大会、そして冬の花園と全国三冠を狙う東福岡と、悲願の初優勝をめざす御所実業の対戦。互いに高校レベルでは卓越したスキルと判断力を持つ。面白い試合になることは間違いないだろう。10日は大学選手権決勝戦、11日はトップリーグ・セカンドステージ最終節と、見逃せない試合が続く。

さて、1月7日(水)に行われる全国高校大会決勝戦では、バックスタンドで観戦する高校生以下の生徒・子供たちを対象に抽選で記念品がプレゼントされる。抽選券(整理券)は当日、バックスタンド入口で配布、当選番号の発表は決勝戦ハーフタイム時に行われる予定。

【記念品】
1:大会使用ラグビーボール
2:トップリーグ各チームのオリジナルグッズ
3:スズキ、セプター、ミズノ、アシックス、シルバーファーン
各社提供の大会記念グッズ など

そして、関西協会が高校決勝戦のPVを作成。ぜひ、ご覧ください。
▼1月7日 決勝 PV
https://www.youtube.com/watch?v=fx51D7tENlE

▼決勝戦の記念品をプレゼントの詳細はこちら!
http://rugby-kansai.or.jp/?p=7929

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全国高校大会・準決勝結果

1月5日は全国高校大会の準決勝が行われた。東大阪市の花園ラグビー場は晴天に恵まれ、無風状態で好コンディションに恵まれた。

第1試合は、御所実業(奈良)と京都成章の対戦。これまで花園では3度戦って、1勝1敗1分けというまったく五分の星。試合のない時期は週に一度くらいの頻度で合同練習をしているという間柄の対戦だった。僅差勝負が予想されたのだが、御所実業はSH吉川浩貴を軸に判断よく、ボールを動かし、機を見てモールを押し込むなど、臨機応変なプレーで防御を崩し、前半を14-0とリード。京都成章もよく前に出るディフェンスで健闘したが、後半も御所実業が着々と加点して、40-14で勝利した。成章にとっては、キャプテンのNO8呉季依典(ご・きえのり)が開始5分で膝を痛めて退場したのが痛かった。本人も無念だったろう。

御所実業は準々決勝でSO矢澤が脳震とうのため欠場したが、1年生SO北村将大を全員でカバーし、北村も安定感あるプレーぶりで大きなミスなくボールを運んだ。「FWががんばってカバーしてくれた。ディフェンスも上出来だったと思います」と竹田寛行監督。決勝に向けて吉川キャプテンは、「自分達のラグビーをやるだけ」とコメントした。

第2試合は尾道が激しく前に出るディフェンスで東福岡を苦しめた。尾道はモールからトライもあげ、前半を12-12で食らいつく。後半に入ると、東福岡がまずFWでがつがつと前に出てからボールを展開するようになり、次第にスペースができはじめる。16分、SO松尾将太郎が小刻みなステップワークで防御を崩し、左タッチライン際をWTB岩佐賢人が駆け抜けて、中央にトライ。19-12とリードし、その後、得点を重ねて突き放した。「さすが尾道高校。こういう展開は想定していましたが、ものすごかった。前半、選手がよく我慢したと思います」と、東福岡の藤田雄一郎監督は相手を称え、自チームの我慢を勝因にあげた。

これで決勝は、Aシードの東福岡とBシードの御所実業という顔合わせとなった。東福岡が優勝した春の選抜大会には御所実業が出場できなかったので対戦はないが、夏の全国7人制大会の決勝戦はこのカードだった。東福岡は初の高校三冠、御所実業は初の日本一を狙う。

■全国高校大会・準決勝結果
御所実業○40-14●京都成章(前半14-0)
尾道●12-40○東福岡(前半12-12)

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トップリーグ2S第6節結果

1月4日、ジャパンラグビー トップリーグ2014-2015セカンドステージ 第6節の6試合が結果により、パナソニック ワイルドナイツが勝点29でグループAで4位以上が確定となり、グループA上位4チームに出場権が与えられるプレーオフトーナメント LIXILCUP 2015への出場が決定した。パナソニックは、8季連続のプレーオフトーナメント進出。

僕は大阪市のヤンマースタジアム長居で、トップリーグ・セカンドステージ第6節の解説をした。第1試合では、グループB5位のNTTドコモレッドハリケーンズが3位のクボタスピアーズを破った。SOリアン・フィルヨーンが得意のロングキックだけでなく、パスとランでもボールを動かし、FWもFLスティーブン・セテファノが何度もゲインラインを突破し、スクラム、ラインアウトも安定していた。何より、一人目のタックラーが相手の動きを止め、2人目がボールに絡んで、クボタのボール出しを遅らせていたのは印象的だった。

クボタ、ドコモともに、日本選手権ワイルドカードトーナメントに進出するグループB4位以内に可能性を残している。最終節が勝負である。

第2試合では、グループAの神戸製鋼コベルコスティーラーズとトヨタ自動車ヴェルブリッツが前半から僅差勝負を繰り広げたが、17-7で迎えた後半23分、SH佐藤貴志の突破からFL前川鐘平がトライし、24-7とし、WTB山下楽平がトライを追加。終盤に突き放した。キック戦略がいまひとつ上手く機能しなかった点について、ギャリー・ゴールドヘッドコーチは、「トヨタは、4人の選手を後ろに下げていた。そういう難しいシチュエーションでのキッキングプレーだったが、悪くなかったと思う。できれば、もう少し相手陣深くでのセットプレーが欲しかったのですが」と、なんとか勝利に結びつけたことを評価していた。

プレーオフトーナメント進出枠のトップ4争いは、パナソニック、神戸製鋼、東芝、ヤマハ発動機、サントリーの5チームに絞られたことになる。

■トップリーグ・セカンドステージ第6節結果
東京・秩父宮ラグビー場
東芝ブレイブルーパス●28-29○ヤマハ発動機ジュビロ(前半7-19)
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス●17-18○サントリーサンゴリアス(前半14-13)
三重・三重交通G スポーツの杜サッカー・ラグビー場
豊田自動織機シャトルズ●17-40○近鉄ライナーズ(前半10-12)
福岡・グローバルスタジアム
宗像サニックスブルース○24-10●コカ・コーラレッドスパークス(前半17-5)
東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場
リコーブラックラムズ○16-3●NECグリーンロケッツ(前半10-3)
パナソニック ワイルドナイツ○38-13●キヤノンイーグルス(前半13-13)
大阪・ヤンマースタジアム長居
NTTドコモレッドハリケーンズ○42-15●クボタスピアーズ(前半20-15)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ○34-7●トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半10-7)

追記◎リコー対NEC戦で谷口かずひとレフリー(日本協会A1級)のトップリーグのリーグ戦でのレフリー担当試合が、トップリーグ史上初となる通算100試合となった。また、西浦達吉選手(コカ・コーラレッドスパークス)、菅藤友選手(宗像サニックスブルース)がリーグ戦100試合出場を達成している。

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花園の準々決勝結果

20150103

1月3日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場では、全国高校ラグビー大会の準々決勝が行われた。京都は市街地でも積雪があったのだが、花園ラグビー場は雪のかけらもなく、快晴の観戦日和だった。

準々決勝の4試合は、第1試合の東海大仰星対東福岡が意外な大差になった以外は、いずれも最後まで勝敗の分からない戦いになった。Aシード同士の激突は、東福岡が先制し、その後も着々とスコアを重ねた。各選手が接点で前に出て、SO松尾将太郎、CTB永冨晨太郎のロングパスでボールを大きく動かしたかと思えば、狭い間隔のパスで角度を変えて走り込むなど東福岡のアタックは多彩。前半で21点をあげ、後半も22点を追加した。残り5分に、東海大仰星も意地を見せたが、終始東福岡が主導権を握る試合だった。

東福岡の藤田雄一郎監督は「東福岡と仰星は特別な関係です。勝っても負けても気持ちのいい相手。戦えることが嬉しい」と、互いに切磋琢磨してきた交流の深さを語った。「キックオフからノーサイドまで。が今年のテーマです。きょうは、布石は打たずトライを獲りに行きました」と先手をとって仕掛けたアタックを説明。フィールドを楽しげに駆け抜け、43-12でベスト4に一番乗りした。

第2試合は、京都成章と報徳学園が白熱の好勝負を繰り広げたが、京都成章がNO8呉季依典の先制トライなど、チャンスを確実にものにして、22-12で競り勝った。第3試合の御所実業と國學院久我山も大接戦。久我山はブレイクダウン、スクラムで圧力をかけ、ディフェンスでもよく粘ったが、御所実業のWTB竹山晃暉の個人技で崩されてしまう。後半9分、久我山がマークしていたSH吉川浩貴の背後から竹山が密集サイドに走り込み、SO矢澤蒼のリターンパスを抜けて19-12とするトライをあげ、16分にも竹山が連続トライ。26-12と突き放した。最終スコアは、31-19。

さらに白熱したのが、尾道対大阪朝高だった。前半は5-0と大阪朝高リードも、尾道は堅実なタックルで対抗し、後半1分、SO山根雄矢のトライで同点とし、19分、WTB堀江秀明のトライで逆転。大阪朝高も終了間際にモールを押し込み、FL申賢志(シン・ヒョンジ)がトライ、ゴールも決まって12-12の同点に。準決勝への出場権は抽選となった。花園では抽選により数々のドラマが生まれたが、この日も印象深いものになった。

抽選を終えて、部屋から出てきた2人のキャプテンには共に涙があった。肩を落としているのが大阪朝高だったため、おそらく準決勝へ進めるのは尾道なのだろうと推測はできたが、尾道のキャプテン山川遼人は、まったく笑わずに仲間の待つローカールームに消えた。普通なら、歓喜の声が聞こえるはずだが、それもない。キャプテンは、仲間に「大阪朝高のぶんまで戦おう」と声をかけたという。その言葉に、チームメイトは誰も雄叫びをあげず、頑張ろう、ナイスゲームをしよう、と静かに喜びをかみしめ涙した。

普段から、梅本監督が勝ってもトライをしても喜ぶことはせず、次の準備に備えるということを徹底しているからこその態度だった。「まだ準決勝もある。相手の気持ちも考えなくてはいけない。それがラグビーだと思う」と梅本監督。監督が何も言わなくても、選手がその態度を実行してくれたことが嬉しそうだった。そして、「初めて準決勝に進出し、このようなラグビー精神を表現できる機会が得られて幸せです」と言葉を続けた。

ちなみに、御所実業の竹田監督が試合後、報道陣に竹山選手の活躍を問われて、「竹山は規格外のプレーヤー、自由に動かしています」と話していた時のこと。「ただ、慶應戦の最後に万歳したトライについては厳しく言いました。竹山もみんなに謝っていました」と付け加えた。ボールを大事に置かなければいけないときのパフォーマンスについては許さなかったそうだ。

ベスト4が出そろったところで、キャプテンによる組み合わせ抽選会が行われ、1月5日の準決勝は次の組み合わせに決まった。

■準決勝・組み合わせ
12:45 御所実業 対 京都成章
14:15 尾道 対 東福岡

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大学選手権・準決勝結果

1月2日は、秩父宮ラグビー場にいた。第1試合の前半は、東海大が固いディフェンスで筑波大の攻撃を封じ、FB野口竜司のドロップゴール、そしてドロップゴールを蹴るモーションからパスに切り替えてのWTB近藤英人のトライで13-0とリードした。後半も野口のドロップゴールで16-3とリードして、後半33分を迎えたのだが、残り7分に劇的な展開が待っていた。筑波大は、NO8山本浩輝のトライで、16-10に迫ると、36分、PR橋本大吾がポスト下にトライ。FB山下一のゴールも決まって、17-16と逆転に成功したのだ。秩父宮は沸きに沸いた。

僕はJSPORTSで2試合目の解説だったため、残り7分の時点で放送席裏に移動を始めた。すると大歓声。「おつ、筑波トライした」。そして、再びの大歓声。「えつ?逆転?マジで」というわけで、2本のトライとも見逃してしまった。あとでニュース見よう。

第2試合は、帝京大に慶應義塾大がチャレンジ。スクラムで圧力をかけ、FL廣川翔也を筆頭に低いタックルで健闘したが、FL木原健裕キャプテンで頭部を打って退場するなど不運もあって、次第に点差を広げられた。帝京大は、スクラムでは劣勢になったが、相手キックをキャッチしてのクイックスローイングなどからチャンスを作り、SO松田力也、WTB尾崎晟也らがボールをつなぎ、トライを重ねた。ハンドリングのミスが多く、満足できる内容ではないはずだが、懐の深さを見せつける勝利だった。

「まずは決勝に出られることを喜びたい。前半は、優しい、怖さのないプレーをしているように感じた」と岩出雅之監督。スクラムを押されたことについては、「PR陣には目を覚ましてもらう、いい経験になった」と余裕のコメントだった。流大(ながれ・ゆたか)キャプテンは、「きょうは慶應に学ばせてもらった。決勝は慶應の分もしっかり戦いたいです」と決勝戦を見据えた。

負傷退場となった木原キャプテンは、医務室から戻って後半を観戦していた。試合後の円陣では涙ながらにチームメイトに感謝の言葉を述べた。「俺は、本当にみんなに助けられてきた。最後まで体を張ってくれてありがとう」

■大学選手権・準決勝結果
筑波大学○17-16●東海大学 (前半0-13)
帝京大学○53-10●慶應義塾大学 (前半26-10)

■決勝カード
1月10日(土)、14:30キックオフ
味の素スタジアム
帝京大学 対 筑波大学

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2015年1月1日の花園

皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も、ラグビーを思う存分に楽しみましょう。

さて、2015年1月1日、僕は例年通り東大阪市の近鉄花園ラグビー場に行っていた。1998年に一度途切れたけれど、その後は、16年間同じパターンを繰り返している。きょうは、3回戦の8試合が行われた。僕はJSPORTSでゲストの大西将太郎選手と2試合解説をさせてもらったのだが、いずれ劣らぬ好試合で、またしても高校生の熱いプレーに感動させられた。

地元大阪桐蔭と國學院久我山(東京)の試合は、互いに重量FWがぶつかりあう僅差勝負となったが、終了間際に久我山WTB佐藤航大が右隅に逆転トライ、17-15で競り勝った。互いに3トライをあげたが、強風下でゴールキックが難しく、1本を決めた久我山の勝利ということになった。涙にくれる大阪桐蔭の選手たち。綾部監督は「選手は力を出しきってくれました。勝てなかったのは私の責任だと思います。ロースコアは予想していたし、粘り切って勝てればと思っていたのですが…」と淡々と語った。

さらに白熱したのは、御所実業(奈良)と慶応義塾(神奈川)の試合だった。ベスト16屈指の好カードと言われていたが、その通り、手に汗握る緊張感ある戦いになった。前半9分、御所実業SH吉川がラックサイドの穴を見逃さずに先制するも、その後は両者一歩も譲らない。互いにゴール前のピンチをしつこいタックルで耐え、ゴールラインを巡る攻防が続く。12-7の御所実業リードで迎えた後半30分、御所実業の反則から慶應義塾がチャンスをつかみ、ラインアウトのモールからトライをあげ、14-12と逆転に成功。しかし、インジュリータイムがほんの数十秒残った。最後のキックオフ。慶應義塾はボールをキープし、時間をつかったところで、タッチに蹴りだそうとしたが、その最中にボールがこぼれる。これを確保した御所実業が最後のアタック。ミスせずボールをつなぎ続け、最後はエースWTB竹山がポスト右に走り込み、劇的逆転トライをあげた。

笑顔の竹山、涙をぐっとこらえる竹田監督の好対照の表情が印象的だった。慶應義塾の稲葉監督は、「長くラグビーをやってきましたけど、こんな試合は経験がありません。竹田監督の執念を感じました。しかし、こういう経験が我々にとっては貴重なのです」と、高校、大学一丸となって強化を続ける慶應ラグビーの歴史にとって、貴重な試合であったと話した。

この他、Aシードの東海大仰星、東福岡らが順当に勝ち上がり、最後は、準々決勝の組み合わせ抽選会。そして、以下のカードが決まった。Aシード同士の横綱対決もある。近畿勢が多数残ったこともあり、1月3日の花園ラグビー場は例年通り、満員になりそうだ。

◎準々決勝組み合わせ
10:30 東海大仰星 対 東福岡
11:55 報徳学園 対 京都成章
13:20 御所実業 対 國學院久我山
14:45 尾道 対 大阪朝高

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