U20日本代表は10位で大会終了
2015年6月21日
ワールドラグビーU20チャンピオンシップ2015に参加しているU20日本代表は、6月20日、U20アルゼンチン代表との9・10位決定戦に臨み、21-38で敗れた。しかし、12チーム10位となり、来年もこの大会で戦えることになった。11・12位決定戦ではイタリアが、20-19という僅差勝利で残留を決め、サモアが降格することになった。
■試合結果
U20日本代表●21-38○U20アルゼンチン代表(前半14-17)
●コメント
中竹竜二ヘッドコーチ
「負けはしたが、選手たちの頑張りに敬意を表したい。前半から強気で、果敢に攻めて、敵陣にいる時は試合をコントロールできたと思う。しかしキックやハンドリングなどで小さなミスやペナルティがいくつかあり、それをそのまま相手の得点に結びつかせてしまったのは非常にもったいなかった。アルゼンチンという強豪に対し、勝つチャンスが十分にあった試合にも関わらず落としてしまったというのは、もっと日本のラグビーのレベルを上げなければいけないという責任を感じた。スキルアップや強化を図る中で良いプレーも多くあったので、それを来年以降、2019 年、2023 年のラグビーワールドカップにつなげていきたい」
堀越康介キャプテン
「アルゼンチンにあと少しで勝てるところだったので、悔しく残念だが、やりきったとも感じている。FW の8人はスクラムに自信を持ち、アルゼンチンがどういうスクラムを組むか分からない中、自分たちのスクラムを組むことができ、そこから(最初の)トライがとれて手応えを感じた。敵陣で戦っている時は自分たちの良いディフェンス、良いアタックができてトライを奪えたが、ふとしたミスやペナルティから自陣に攻め込まれて、トライをとられた。ミスしてはいけない場面でのミスがあった。この大会で変わったところは、今までFW とBKの連携がうまくできていなかったが、ウェールズ戦の後からFW はBK のために、BK はFW のためにとチームとして一つになって戦えるようになったこと。良いプレーが出来てサモアにも勝ち、今日も良い形でトライがいくつもとれた。そこは成長した部分。100%出し切ったと思う」
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コメント
スタッフ、選手一同全てを出し切ったと言うのは、本当に嘘偽りの無い気持ちだとおもいます。来年もこの大会で強化できるのは、日本ラグビーにとって非常に大きなことだと思います。一方で力を出し切ったにも関わらず、トップ8の国々とは、いまだ50点差があることも事実です。また、今回のメンバーがこの先2年間の大学生活の中で、同じ位強い相手と対戦することは、ほぼ皆無だと思います。
この辺りは、関係者は、どのように考えられているのでしょう?
投稿: ハミルトン | 2015年6月22日 21:01
本当によく頑張りました。試合は見れないけど、よく気持ちが折れずに戦い続けたと思います。
これに満足せず、肌で世界を知った人として、2019、2023に向け引き続き頑張ってください。
投稿: シノ | 2015年6月21日 23:14