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2015年5月3日 - 2015年5月9日

男女日本代表戦9日の結果

5月9日は、福岡のレベルファイブスタジアムでJSPORTSの解説だった。放送されたのは午後2時からの日本代表対韓国代表戦だが、午前11時からの女子日本代表(サクラフィフティーン)対女子カザフスタン代表戦が、まずは観客席を盛り上げた。

この日のサクラフィフティーンは、ボールを確保しながら連続アタックを仕掛け、SO山本実のキックで地域を進め、ディフェンスでは激しく前に出てプレッシャーをかけた。前半22分、FB田坂藍キャプテンのPGで先制、26分に田坂がPGを追加すると、34分、SH井上愛美のパスを受けたWTB谷口令子がトライするなど前半を16-0とリードした。後半は一時追い上げられたが、WTB本間美月のトライで突き放し、最終的には27-12で競り勝った。

「ゲームプラン通り80分間やってくれた」と有水ヘッドコーチ。田坂キャプテンは、「先輩方が一度も勝てなかったカザフスタンに勝つことができて嬉しい気持ちでいっぱいです。選手一人一人の共通認識が浸透していたのでプラン通りにできたと思います。もっと上に行けるんじゃないかという自信につながりました」と手ごたえをつかんだ様子。女子日本代表が女子カザフスタン代表に勝ったのは史上初めて。2017年の15人制女子ラグビーワールドカップ出場に向けて弾みをつけた。FB田坂キャプテンが、抜け出したカザフスタンの選手を一発のタックルで仕留めたシーンは見事。全体に日本ラグビーが世界に勝つために必要な要素がちりばめられた戦いぶりだった。

午後2時からは、男子の日本代表対韓国代表戦が行われた。4月のアウェイの対戦では、30失点と韓国代表BKに走られた日本代表だが、きょうは立ち上がりからボールをキープして攻め続け、前半1分、CTB田村優のキックパスを受けたWTB福岡堅樹が先制トライ。地元出身選手の活躍で観客席は大いに盛り上がった。11分には、不用意なパスをインターセプトされて韓国にトライを許したが、WTB藤田の突破からSO立川がトライし、24分には、CTBカーン・ヘスケスが3人、4人とタックラーをかわしてトライし、前半を31-7でリード。後半、やや動きが鈍ったが優位に立つスクラムを起点に前進し、最後は福岡がこの日3トライ目をあげ、前後半合わせて10トライをあげて66-10で快勝した。

「前半は良いプレー、良い判断がありました。初キャップのLO宇佐美、FL村田ら若手の動きもよく、福岡の復帰も喜ばしい。ただし、福岡はまだディフェンスについて学ばなくてはいけません」とエディー・ジョーンズヘッドコーチ。「きょうは選手の態度を重視していました。コンディションとしては、これまででもっとも疲労のたまった状態でした。その中ではよく戦ってくれたと思います。リザーブのメンバーもよくペースを上げてくれました」。どの選手に聞いても疲労はピークで、「これまでで一番きつかった試合」とコメントした選手もいたほどだった。日本代表は、22日、アウェイで香港代表とアジアラグビーチャンピオンシップの最終戦を行う。

■アジアラグビーチャンピオンシップ2015

日本代表○66-10●韓国代表(前半31-7)
女子日本代表○27-12●女子カザフスタン代表(前半16-0)

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タッチラグビーW杯

書くのが遅くなってしまったが、4月29日~5月3日まで、タッチラグビーのワールドカップがオーストラリアで開催され、日本も各カテゴリーに参加した。男子50歳代の代表には、元日本代表WTBの長岡法人さん、元神戸製鋼のFB綾城高志さんも参加していた。日本のタッチラグビーはレベルが高く、過去にはメダルも獲得しているのだが、今回はメダルには届かなかった。

その様子が、Youtubeで配信されているので、ぜひご覧ください。

http://www.touchworldcup.com/

女子代表、決勝リーグ進出を決めたスコットランド戦の
ユーチューブ映像はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=gcbCBIClnAU

◎Touch World Cup Austlaria 2015

▼日本代表参加カテゴリー
Men's Open 男子日本代表・・・16ヶ国参加5位、前回大会4位
Women's Open 女子日本代表・・・14ヶ国参加5位 前回大会8位
Mixed Open 男女混合日本代表・・・22ヶ国参加 8位
Men's 30's 男子30歳~34歳代表・・・7ヶ国参加 5位
Men's 35's 男子35歳~39歳代表・・・6ヶ国参加 5位
Men's 40's 男子40代代表・・・9ヶ国参加 7位
Men's 50's 男子50代代表・・・5ヶ国参加 4位

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9日の男女日本代表メンバー&お知らせ(MBS)

5月9日(土)、福岡・レベルファイブスタジアムで開催される韓国代表戦の日本代表メンバーが発表された。首の手術をしてリハビリ中の堀江翔太選手は今後も日本代表に帯同。メンバー外の11選手(有田隆平、大野均、小野晃征、垣永真之介、クレイグ・ウィング、長江有祐、ホラニ龍シオアペラトゥー、堀江翔太、マイケル・ブロードハースト、真壁伸弥、ティム・ベネット)は引き続き宮崎で合宿を行う。

◎日本代表予定メンバー
1平島久照、2木津武士、3畠山健介、4伊藤鐘史、5宇佐美和彦、6アイブスジャスティン、7村田毅、8ホラニ龍コリニアシ、9日和佐篤、10立川理道、11福岡堅樹、12田村優、13カーン・ヘスケス、14藤田慶和、15五郎丸歩/16三上正貴、17湯原祐希、18山下裕史、19トンプソンルーク、20ヘイデン・ホップグッド、21矢富勇毅、22山中亮平、23廣瀬俊朗

■エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ
「韓国代表との2戦目、ラグビーワールドカップイヤーの3戦目に向けて、いつも通りベストの23名を選んだ。若手の2選手、宇佐美と村田はこれまで非常に一生懸命やってきているので、それに報いてワールドカップへのセレクションに名乗りをあげられるようチャンスを与えた。福岡は(昨年6月の)イタリア代表戦以来の久しぶりの出場となるが、スピードを取り戻しつつある。ただ、ラグビーをプレーするのに100%のコンディションとまではなっていないので、ワールドカップを見据えて福岡がどのようなコンディションか確認したい。試合を行う福岡にゆかりのある藤田と福岡を両翼でプレーさせるのも非常に楽しみだ」

日本代表対韓国代表戦に先立って、行われる女子アジアラグビーチャンピオンシップ「女子日本代表(サクラフィフティーン)対女子カザフスタン代表戦」のサクラフィフティーンの試合登録メンバーは以下の通り。

◎女子日本代表予定メンバー
1齊藤聖奈、2鈴木実沙紀、3伊藤真葵、4乾あゆみ、5竹内亜弥、6末結希、7横尾千里、8高野眞希、9井上愛美、10山本実、11本間美月、12冨田真紀子、13加藤慶子、14谷口令子、15田坂藍/16山あずさ、17南早紀、18マテイトンガ ・ボギドゥラウマイナダヴェ、19日向寺亜依、20片岡瑞帆、21野田夢乃、22中村知春、23伊藤絵美

■有水剛志 ヘッドコーチ
「カザフスタン代表に日本代表は過去に勝ったことがなく、今回のメンバーにはこれまでの負けた悔しさを知るメンバーが多くいる。2017年の女子ラグビーワールドカップ出場に向けてカザフスタン戦は重要な一戦で、日本で行われる重要なテストマッチでもある。サクラフィフティーンのボールを繋ぐラグビーでこの壁を打ち破りたい」

お知らせ◎5月10日(日)、25:30~26:30(MBS 関西ローカル)にて、「花園伝説~永遠に熱く~」が放送されます。番組MCは、大畑大介さん、小島瑠璃子さん。4月26日(日)に花園ラグビー場で開催された「関西ラグビー祭り」の模様・試合中継と、高校ラグビーにまつわるドキュメント「大阪工大高対茗溪学園OB戦」や、2019年日本W杯や2020年東京五輪での活躍が期待される選手の企画などを網羅した内容です。「関西学生代表×NZ学生代表」、世界殿堂入り坂田氏の企画を交えた試合中継も。僕も、声だけちょこっと出演します。

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ワールドユース交流大会最終日結果

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5月6日は、サニックスワールドラグビーユース交流大会2015の最終日が行われ、すべての順位が確定した。決勝戦は、ポール・ルース・ジムナジウム(南アフリカ)と、ブリスベン・ボーイズ・カレッジ(オーストラリア)の対戦となり、写真の通り、まずは両国国歌斉唱から。ブリスベンBCは、ロッカールームで雄叫びをあげながら気合十分に登場し、パワフルな選手が揃うポール・ルースGに激しく圧力をかけた。

対するポール・ルースGは、SOダミアン・ヴィレムセのロングキックで地域を稼ぎ、FW周辺でしつこく前に出るなど手堅い試合運びで次第に優位に立ち、CTBクリストフ・ピアードのPGなどで前半を13-0とリードした。後半に入ると、ブリスベンBCのディフェンスがやや甘くなり、ポール・ルースGが右に左にパスをつないでトライを追加し、最終スコアを、35-3として勝利。南アフリカ勢としては、2008年以来の頂点に立った。ヴィレムセは近い将来、スーパーラグビーに登場する気がする。

「我々は優勝を狙ってやってきました。素晴らしいトーナメントで最高の結果を残せて嬉しいです」と、ハイン・クリークヘッドコーチ。キャプテンのヤコブス・スワルト選手は「後半、自分達のペースを取り戻せた。スクラム、ラインアウトが安定していたのも勝因の一つ」と話していた。表彰式の後は、両チームと関係者で写真に収まっていた。

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3位決定戦は、スコッツ・カレッジ(ニュージーランド)がトルロ・カレッジ(イングランド)を下して意地を見せた。日本勢では京都成章がロシアのエニセイSTMを22-20と逆転で下してスタンドを沸かせ、5位に食い込んだ。また、地元の東福岡は、流経大柏に63-22で勝っている。

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写真は京都成章とエニセイSTMの試合後。いつも思うことだが、この大会は世界各国の高校生が寝食をともにして交流し、それぞれの文化を学ぶ貴重な機会。世界のどのコーチからも称賛の声が聞こえた。きっと、この中から2019年、2023年のワールドカップに出場する選手が出てくるだろう。それを共に戦った仲間が応援する。そんなシーンが早く見てみたい。

優勝と準優勝以外にも、宿舎での規律正しい行動をしたチームに「グッドマナー賞」が贈られるのだが、今年は大阪の常翔学園が受賞し、金澤功貴キャプテンが賞状を受けた。

そのほかのトーナメント結果は公式ホームページをご覧ください。

追記◎今週末は福岡のレベルファイブスタジアムで、男子の日本代表対韓国代表が行われるが、それに先立ち、11:00からは、女子のアジアラグビーチャンピオンシップ「女子日本代表(サクラフィフティーン)対女子カザフスタン代表」の試合が行われる。国内でサクラフィフティーンの試合が見られるのは貴重な機会なので、ぜひご観戦を!


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ワールドユース交流大会の様子

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5月5日は、福岡県宗像市のグローバルアリーナで開催されている「サニックスワールドラグビーユース交流大会2015」の取材だった。この様子は、5月21日、18:00~19:00の予定で、JSPORTS 1で放送される。単独高校による世界唯一の国際大会である大会は今年で16回目。4月29日に開幕し、5日、決勝トーナメント準決勝などの注目カード、そして、それぞれの順位決定戦が行われ、本日と明日で参加16チームすべての順位が決まる。

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トップ8トーナメントに残った日本の高校は、御所実業、京都成章、常翔学園の3チーム。残念ながら準々決勝で敗れたが、京都成章が過去2度準優勝の実績があるトルロ・カレッジ(イングランド)に15-20で食らいつく健闘を見せた。5日の第1試合では、京都成章は、御所実業と対戦し、キャプテンのCTB本郷、WTB岡田を軸にBKでディフェンスを崩して前進し最後はモールでトライを奪うパターンで3連続トライをあげるなど、立ち上がりから御所実業を圧倒した。御所実業も後半は盛り返したが、34-24で京都成章が勝利し、明日の5、6位決定戦に進んだ。御所実業は、6日、7、8位決定戦で常翔学園と対戦することに。

準決勝は海外チーム同士の対戦。まずは、南アフリカのボール・ルース・ジムナジウムがトルロ・カレッジを圧倒。SOダミアン・ヴィレムセが、しなやかなランニングで防御を翻弄し、WTBニコ・レナードが何度も大幅ゲインでトライを奪った。この高校は現在の南アフリカで最強と目されるチームで、完全に優勝を狙って参加している。パス、キャッチのスキルも飛び抜けており、明日の決勝戦でも優位なのは間違いない。OBには、神戸製鋼のアンドリース・ベッカーらがいる。

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準決勝第2試合は、ニュージーランドの昨年度の高校王者スコッツ・カレッジと、オーストラリアのブリスベン・ボーイズ・カレッジ。こちらはスコッツ・カレッジ優位の下馬評を覆して、ブリスベンがキックオフ直後から激しい気迫で立ち向かい、ブレイクダウンで圧力をかけ、しつこい組織ディフェンスで、34-8と快勝した。ブリスベンのSHクリス・ベレビスは、まるで同国代表のウィル・ゲニアのよう。170㎝という小柄ながら、何度も密集サイドをすり抜けたほか、タックルも堅実でプレースキックの飛距離も出る。将来、スーパーラグビーは間違いなさそうな選手である。敗れたスコッツ・カレッジの選手の何人かの選手が泣いていた。5年連続でニュージーランドの高校が優勝していたのだが、これで記録は途切れたことになる。

明日の決勝は、南アフリカ対オーストラリア、3位決定戦はイングランド対ニュージーランドということになった。

追記◎試合終了後、JSPORTSの番組内の企画で、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イングランドの各チームのキャプテン、そして、東福岡の服部綾(はっとり・りょう)主将、常翔学園の金澤功貴(かなざわ・こうき)主将の座談会の収録をした。金澤主将は、海外チームの歓迎と感謝の気持ちを伝えるコメントを英語で準備して来て披露していた。服部、金澤両主将が持っているのは、「ラグビーとは?」という質問の答え。金澤君は「生きがい」と書き、「ラグビーで怪我をしてしまったけど、僕を支えてくれるのはラグビーの仲間。2019年のワールドカップに向けて、僕ら高校生もラグビーを盛り上げたいです」と話した。その言葉に感銘を受けた。

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