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2015年6月7日 - 2015年6月13日

ブルズが来る

書くのが遅くなってしまったが、南半球最高峰のプロクラブリーグ「スーパーラグビー」のブルズ(ブルー・ブルズ)が7月に来日すると発表された。7月31日に町田市立陸上競技場でキヤノンイーグルスと対戦する。

後援は、東京都、町田市、南アフリカ共和国大使館、キヤノン株式会社。日本のトップリーグは企業頼りの運営なのだが、自治体と一緒に企画をしていくと今後の広がりにも期待が持てる。2019年のワールドカップをきっかけに、こうした動きが広がってほしいと願う。

今回来日するメンバーは、スーパーラグビーのブルズから、南アフリカ代表メンバーを抜いた編成になりそうだが、代表経験者を含む強力な布陣になることは確か。キヤノンイーグルスには、今季より、南アフリカ代表選手2名が加入するが、その一人フランソワ・ホーハート(SH、WTB)はブルズに所属している。ブルズは、スーパーラグビーで3度(2007、2009、2010)の優勝経験がある強豪。パワフルなFWプレーは必見だ。

キヤノンイーグルスのグラウンドがある町田市は、2020年のオリンピック、2019年のラグビーワールドカップのキャンプ地にも手を挙げるようで、スポーツ振興に力を入れている。試合は、テレビ神奈川で放映予定。

キヤノンイーグルス vs ブルー・ブルズ
2015年7月31日(金)19:05キックオフ(予定)
町田市立陸上競技場
チケット:メインスタンド¥2.000/バックスタンド¥1.000/高校生(バックスタンド)¥500/中学生以下無料

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U20日本代表、ウェールズ戦結果

イタリアで開催されているワールドラグビーU20チャンピオンシップに参加しているU20日本代表は、現地時間の6月10日、ターゲットにしていたU20ウェールズ代表と対戦したが、3-66で敗れた。

立ち上がりは、FB野口のカウンターアタック、好タッチキックで相手陣に入り、野口のPGで先制した日本だが、直後のアタックでBKラインのパスをインターセプトされて攻め込まれると懸命のディフェンスもむなしく、ウェールズの怒涛の攻めにトライを許してしまう。その後もウェールズBKの変幻自在のステップワークでタックルを外され、右に左にパスを散らす素早いつなぎにタックルすらできずに大幅ゲインをされることもしばしば。前半だけで5トライを許した。U20イングランド代表、U20フランス代表にはパワーで崩された感があったが、ウェールズには縦横にスピードで翻弄されていた。

後半、日本はこれまでの2戦に比べるとボールを展開し、連続攻撃も仕掛けられるのだが、ボールをキープしきれずにターンオーバーを許してしまう。苦戦の中にあって、NO8テヴィタ・タタフのターンオーバー能力の高さはこの日も光っていた。45-3と引き離された後の、25分、ウェールズWTBがタッチライン際から内側へ技ありのパントをあげ、それをHOの選手がインゴールで抑えたプレーは余裕さえ感じた。この日のウェールズの選手達の左右への鋭角的なステップワーク、ボールを停滞させることなくパスでつなぐテンポの速さは、個々のスキルの差を見せつけられた感があった。

日本もセットプレーで健闘し、ディフェンスのリアクションも改善され、簡単に独走されてしまうことが少なくなったからこそ見えたウェールズの上手さとも言える。個々のフィジカルの差も大きい。世界のトップ12チームの中にいる厳しさを改めて痛感する戦いだったろう。

この結果、日本は9~12位トーナメントに進むことになり、15日にU20サモアと対戦する。

●コメント
中竹竜二ヘッドコーチ
「一番のターゲットにしていたウェ-ルズを相手に、目標である『ビート・ウェールズ』 という気持ちで戦ったがファーストタックルで外され、相手1人に対して3、4 人でかかってしまい(相手が)常に余った状態で多くのスコアを取られてしまった。なかなか自分たちのボールチャンスが生まれず、数少ないチャンスも自分たちのミスでボールを継続出来ず、一つもトライ出来なかった。半年間ずっと目標としてきたウェールズに対して、これまでで一番悪いゲームをしてしまったことを本当に残念に思う。あと2 試合あるので、今回出来なかったところや今まで積み上げてきたFW の強いプレーやBK のカウンターをもう一回立て直して全力で向かいたい」

堀越康介キャプテン
「ゲーム中にも成長するということをテーマに、『ビート・ウェ-ルズ』、ウェールズに勝つためにやってきたことをすべて出そうと挑んだが、ファーストアタックでゲインを許してからのディフェンスや、相手ボールになった時のディフェンスの甘さで相手にトライされてしまう場面がたくさんあった。ジャパンのアタックができなかったことが反省点。FWの近場を攻めるプレーやBKの継続したアタックなど良いところもあったので、次につなげたい」

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ジャパン宮崎合宿&コーチングセミナーのお知らせ

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9日の火曜日は、宮崎県で行われている日本代表合宿を見てきた。今回の取材は、福岡堅樹、藤田慶和という2選手のインタビューが目的だった。文藝春秋のナンバー誌に掲載されるものだ。その内容は誌面を読んでいただくとして、今回は、9日午後の練習をじっくり見せてもらった。

9日は朝6時半からFWがウェイトトレーニング、7時からBKがウェイトトレーニング、スピード、スキルトレーニング。10時からは再びFWはウェイトトレーニング、11時からラインアウト、BKも二度目のウェイトトレーニング、そして、午後にもウェイトトレーニングをはさんで、17時からグラウンドに出始め、スピードトレーニングなど行った後、全体練習に入った。

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17:20~18:30まで、とにかく練習は切れ目なく進んでいく。選手が「試合の方が楽」という練習である。最後には試合形式でのトレーニングとなったが、ここでは、倒れた選手がすぐに起き上ること、攻守の切り換えなどに重点がおかれていた。日本代表のグラウンドでの練習はテンポがよく、ほとんど歩く時間がない。

練習が終了し、ふらふらになった選手達だが、五郎丸歩選手、立川理道選手、日和佐篤選手他数名が、20mくらい先のカゴにボールを蹴って入れるゲームを始めた。最初に蹴ったのは、廣瀬俊朗選手。見事、一発で決めて拍手喝采を受けた。その廣瀬選手にコメントを聞いてみた。各選手が力を出し切って練習していることについて質問してみる。「(ワールドカップのメンバーに残るため)みんな必死です。選ぶのはエディーさんだから、僕らはベストを尽くすしかない。僕も、どうなるか分からない。でも、切磋琢磨するのはいいことだと思います。この中から選ばれた選手なら、たとえ自分が選ばれなくても全力で応援しますよ」

それぞれが精神的にも肉体的にもギリギリに追い込まれながら戦っている。神妙な気持ちになった。首の手術からリハビリ中の堀江翔太選手も試合形式の練習は一緒にやっていた。「スクラム以外は練習できます」とのこと。順調に回復しているようだ。


お知らせ◎エディー・ジョーンズの「アンサンブル・ラグビー コーチングセミナー」が、7月4日、5日、慶應義塾大学ラグビーグラウンドで開催されます。初日は、朝9時から一週間のトレーニングの組み立て方などの講義あり、午後はディフェンス、ブレイクダウンの講義、実技。2日目は、アタックとS&Cの講義、実技、日本代表のコーチングなどが紹介されます。受講料は事前振込み制。受講申し込みは以下のメールアドレスへ。申し込み書が返送されます。

慶應義塾体躯会蹴球部「アンサンブル・ラグビーCS事務局」
ensemblerugby@gmail.com
045-561-2136

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帝京が早稲田に大勝

スーパーラグビーのレッズ所属のツイ ヘンドリックが6日のチーフス戦で日本代表選手としては6人目となるスーパーラグビーデビューを果たした。後半26分に交代出場し、チーフスのリーチ マイケルと約7分間対決した。

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7日の日曜日は、ツイが卒業した帝京大学と早稲田大学の一戦を取材するため、早大の上井草グラウンドに行ってきた。結果は、73-12で帝京の快勝。立ち上がりは、FWの縦突進を軸にシンプルに攻める帝京に対して早稲田が低いタックルで対抗したが、前半16分、帝京はゴール前のスクラムをプッシュし、NO8ブロディ・マッカランがサイドアタックして易々とトライ。20分にはラインアウトからSH荒井が抜けだし、WTB津岡がインゴールに走り込み、21-0とした。早稲田もWTB門田が1トライを返したが、前半は28-5の帝京リードで折り返した。

後半に入ると、帝京はHO坂手、FLイラウア、亀井らFW陣がスピードをつけて連続的に走り込んで防御を崩し、疲れからかファーストタックルの甘くなった早稲田を翻弄してトライを重ねた。ルーキーのWTB竹山晃暉は前半こそFW中心の攻めにチャンスがなかったが、後半は4トライと相変わらずの決定力を見せつけた。「きょうは4トライを目標に、サポートしてボールをもらうことを心がけていました。後半はうまく修正できました」(竹山)。

「まだチームができていないので、複雑なストラクチャーを使うと混乱するでしょう? きょうはまず体を当ててみたかった」と岩出監督。プレーメイカーのSO松田力也は、「ミスも多く、ディシジョンメーキングもいま一つでした」と課題が多かった試合を振り返った。「SOとして、ゲームのすべての時間をコントロールできるようになりたい」とも話していた。

この日は、竹山晃暉のほか、SH吉川浩貴、CTB矢澤蒼も後半投入され、御所実業の1年生トリオが揃ってプレーした。竹山以外の2人もレギュラー争いに絡んできそうだ。早稲田はスコアでは圧倒されたが、CTB盛田志が再三ディフェンスをずらして突破するなど、帝京の防御を乱す場面も作れていた。ただし、素早いテンポの連続攻撃はできず、ラインディフェンスについても修正すべきところがあるように見えた。

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U20日本代表、第2戦結果

イタリアで開催中の「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2015」に参加中のU20日本代表は、6日、U20フランス代表と対戦し、7-47で敗れた。前半に大量失点したU20イングランド代表戦とは違い、この日の日本は、前半、一人平均9㎏も劣るスクラムでフランスを圧倒。再三押し込んでペナルティトライを奪い、低いタックルを連続的に決めて食い下がった。前半を終えて、7-14は、今年のU20シックスネーションズ準優勝のフランスに一泡吹かせる可能性を感じさせる戦いだった。

しかし、後半に入るとフランスがフロントローの選手を交代させてスクラムを修正し、インパクトプレーヤーを投入して日本の防御を破り始める。日本の3つ目の失トライは、ゴールラインを背負ったピンチにNO8テビタ・タタフがいったんターンオーバーしながら、インゴール内でのパスがつながらず奪われたものだった。

これで7-19とされた後も、日本はサインプレーからWTB尾崎晟也が大幅ゲインするなど果敢に攻めて拮抗した展開に持ち込んだが、後半19分、相手陣22mラインでのマイボールラインアウトをスチールされ、一気に繋がれて突き放された(7-26)。このあたりからファーストタックルが決まらなくなり、結局、7-47という敗北。失点を最小限に抑える戦いもできたかもしれないが、終盤も日本は自陣からボールをつないで攻め続けた。その中でミスを起こしての失点。強いプレッッシャーを受けながら正確にプレーすることができない点は大きな課題だが、攻めたからこそ得られたものもあっただろう。

次は、ターゲットにしてきたU20ウェールズ代表との戦いとなる(6月10日)。

◎コメント
中竹竜二ヘッドコーチ
「今回はU20 イングランド戦の反省を踏まえて、とにかく(試合の)入りをよくして、我慢すること、暑さに負けずにボールを動かすことを意識した。FW の頑張りにより、セットプレーで特にスクラムはフランスを押すことができ、ペナルティトライを得てFW はポジティブに試合運びが出来たが、その後は点につながらなかった。結局7-14 で折り返し、後半は大事なところでタックルミスが目立って突き放されてしまった。今回のテーマだった、とにかくディフェンスをコネクトしながらアタックは素早く、広く展開するというのがまだまだ出来ていないので、次戦のU20 ウェールズ戦に向けて修正したい。前回のU20 イングランド戦同様、一つひとつのプレーは良くなってきているので、スコアにつなげて勝利したい」

堀越康介キャプテン
「今回の試合は自信を持ってやる、ということをテーマに挑んだ。自信を持ってやるということは出来たと思うが、最初の入りの時間帯で相手に波に乗られて、そこから挽回するには厳しい場面もあった。U20 イングランド戦と比べると、良いプレーも増えてきて良い形でアタックを出来た場面もあり、ディフェンスも出来てきている。改善すべきところは、スパーク(攻守切り替え)で、相手にボールが渡った時にしっかり対応していくことと、一人ひとりのタックルの精度を上げる必要がある。スクラムなどセットプレーは通用したと思っているので、そこは変わらず次のU20 ウェ-ルズ戦に向けてもっと頑張りたい」

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